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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:49 件
1
作:立川みどり
ハイファンタジー
完結済
N0625IB
災いの神エデシュに捧げる花嫁候補として、七人の美少女が選ばれ……。大昔つくった立川の個人誌第一冊目に収録していた異世界ファンタジーです。「パブ―」に有料設定でUPしていましたが、このたび、「パブ―」を無料設定に変更して、自分のサイト(otherword22.g2.xrea.com/)でも、「なろう」でも、3ページに分けて全文掲載することにしました。
最終更新:2023-01-28 18:01:46
22211文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
ポーカーテーブルを舞台にした萌え4コマ原作を想定したシナリオ連作。
実際のマンガ化映像化は目的としていない読みものとしてのコントです。
15本でひとまとまり。変な方向に転がってもご容赦を……。
ポーカーテーブルを囲む6人の女子高生と1人の教師が、丁々発止orグダグダと、放課後に繰り広げる大騒ぎ。
ちなみに登場人物紹介の内容は毎回変わります。
人種設定における「ワイルドカード」とは、読者の想像にお任せする意味です。
※姉妹編「6-Max Gamblers」もあります。
※
「カクヨム」「pixiv」と重複投稿しています。個人誌として発刊済みです。
※「ギャンブラーズ/ハイスクール」のいずれかを、月1程度の頻度で更新していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 16:00:00
49611文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
続・続原発震災日誌
夢を見た
権力者、為政者に、世界が絶望状況なのに、国体、国益、利権獲得などと、絶望の前には全てが無に帰すことは解っているのに、虚しさはないのかと、見納めの世界を、一期一会の時を、喜びのうちに送りたくはないのかと、夢で私は叫んでいた、私はイスラムの一員となって、戦に参加していた、が、ふとその戦の明け暮れに嫌気が差して止めた、するとそこへビンラデンもやって来て、俺も止めたと、核で汚染された土地を盗りあっていても詰まらないからと、
世界が絶望に目覚めること
が、すべての鍵に思う、透谷の人生の秘鑰とは、現代にあっては、この絶望の認識にあるのだと、絶望のシンプルさ、無条件さ、絶対さ、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 14:09:30
202977文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
過去に文化祭の個人誌として配布していたものです。
キーワード:
最終更新:2019-07-07 15:46:03
7246文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
ファンタジー短編オムニバス作品。
「僕」とちび黒猫トントンが、てくてく旅ゆく先々で、ふしぎななにかと出会い、ふしぎな事件が起こります。ささやかに織り成す優しい物語。
※自サイトで公開済みの作品です。また、個人誌として発刊済みですが頒布終了しています。
最終更新:2019-02-07 16:00:00
84806文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
現代もの短編。
巫女(神社の娘)が、〝現実に〟式神を召喚するひと顛末。
現在書いている新作に、本作の主人公が成長して再登場(かなり性格は尖るけど)するので、
会話ほぼナシの古い作品ですが、アーカイブしておきます。ご笑覧下さい。
※重複投稿はありません。発刊済み個人誌(短編集)「僕にワイザツなすべてを」に収録しています。
最終更新:2019-01-31 16:00:00
4722文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
現代SF(?)・シリアスな変身少女戦隊もの。
異星から来た「精神体」によって戦闘兵器に作り替えられ、人権も未来もなく物体として扱われる、少女たちの「死体」。
50年後に滅びる地球を巡り争う「精神体」たちの尖兵として、彼女らは戦いに巻き込まれていく……。
あなたは、ほんとうに生きていますか?
※2000-2004年にかけて執筆した作品(長編)です。時事ネタが若干含まれています。
※「カクヨム」と重複投稿しています。個人誌として発刊済みです。
最終更新:2019-01-24 16:00:00
385015文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:28pt
ポーカーテーブルを舞台にした1幕1場の会話劇シットコムシナリオ連作。
上演や映像化は目的としていない読みものとしてのコントです。
変な方向に転がってもご容赦を……。
ポーカーテーブルを囲む6人のバクチ打ちと1人のディーラーが、丁々発止orグダグダと、夜毎興じて繰り広げる大騒ぎ。
ちなみに登場人物紹介の内容は毎回変わります。
人種設定における「ワイルドカード」とは、読者の想像にお任せする意味です。
ポーカーのルールは説明しません。姉妹編「6-Max HighSchool」の
第1話○16~○30をご参照ください。
※姉妹編「6-Max HighSchool」もあります。
※月に1度の更新予定。
※「カクヨム」「pixiv」と重複投稿しています。個人誌として発刊済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-02 16:00:00
49387文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
続 原発震災日誌
続 原発震災日誌①
Tさんへの手紙
手紙しなければと思いながら、日毎、その手紙に何を、どのように書いたらよいのかと、いやTさんと言う人の、その人のもつ世界と、絵についてを、私が見た、私が感じた、その画家の見ている、表わそうとしている、存在と世界のことを、
最終更新:2017-04-24 11:00:02
262888文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
原発震災日誌
原発震災とは、私対原発、私対戦争、私対地震、私対人間、私対死、と、私と世界との関係、私が世界をどう見、どう対していくかという関係、私は原発に対して、住みなれた地を離れないと、住み続けるチェルノブイリの老人のように、私も住むだろうということ、私の死は自明、速いか遅いかだけの問題、癌に対しても、無治療を選ぶだろう、戦争に対して、私は殺すより、殺される方をとり、戦わないだろう、地震に対し、地震だけが災害ではないと淡々と向き合うだろう、私は人に対し、ウイルスとなんら変
らぬDNAを持った有機体、生物の一員として対するだろう、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 03:01:13
27137文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「夢」
夢を見た。どうしてか私はまた病院のベッドに寝ていた。二度と入院はしたくないと思っていたのに、どうしてまた入院することになってしまったのか。事態がまだ呑み込めていなかった。そこが病院とは思ったが、まるでテレビによく出てくる避難所のようだった。広い体育館のような室内には、ベッドが何十と並び、患者達はその間を点滴台を押したりしながら、のんびりと歩いていた。大部屋と言ってもこれは甚だしい。患者達はそれに少しも不満な様子もなく、挨拶を交わしたりしながら談笑している、よく見ると
昔の病院とは違って、ベッドが持ち込みなのか、まるでショールームで見るような豪華なベッドが競って並べられ、それぞれのベッドの横には、また贅を凝らした立派なサイドテーブルが置かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 02:43:30
15752文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ブンと暮らして
ブンの育児日記
血統書
柴 紅竜号
JS―11629/93
牡
赤
福原秀夫(福原ガーデン)
八王子市
1993 12 31 牡2 牝2
00629―00632/93(一胎児登録№)
193 2 5 登録
1993年
2月13日 40日(一歳) 1000g
猪又犬舎より 8万で購入 誕生日は1月4日の計算
名前はブン、万年文学青年のブン。
ジュン「弱弱しそうだなー」エミ「顔が熊みたいね」ヨシキ「18歳でやっと念願かなった」私「これからはブン
と長生きの競争だ」と各々感想を言う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 03:09:14
12980文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「お父さんになってという感情」について
私が最初に「お父さんになってという感情」に出会ったのは、小学四年生の夏休み、養護施設から妙心寺へ合宿に行った時、花園大学の学生達が演じた、「エゲンさん」という芝居の中でのことであった。
まだ私は養護施設に来たばかりで、慣れなくて、自分の境遇を嘆いてばかりいた。そんな私に、エゲンさんが呼びかけたのだった。
どういう生い立ちの人であったかはわからない。何かを求め、諸国を巡り歩くうち年老い、その村に居つくことになった。家も家族も持たず
、ぼろを着て、ただその日の食い扶持を求めて托鉢する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 02:38:27
21142文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「ある死刑囚との対話」
罪も無い者を殺した、殺されたものは帰って来ない、無念、殺しても殺し足りないと、残された者は言い、一人で行った殺人、一人で背負わなければならない罪、絶たれた絆、疎外された生命、かつて文学において、どれだけ殺人のモチーフが描かれたことか、そこにある人の懊悩、人の意味、作家は殺人を犯すことなく、ただ考察で描くばかり、いま私においても、貴方を考えることで、辿るばかり、私は自分の父が獄死したこと、嘗て癌の宣告を受けたこと、これら二つの体験があって、世界を
見ようとしている、一体これらは何だろうと考えるばかり、歴史に、戦争が絶えることは無い、人は戦争という罪を、死刑囚のようには考えない、罪を個人では背負わない、実存とは、不条理の理解ではなく、不条理を知ったその後の行為であるとカミュは言っていたが、その行為の後の人の心と言うもの、全ての実存に通じているように思える、それこそが実存の出発点、入口のようにも思える、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 02:52:02
22776文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「繋がりの時を求めて」
悲しさ、不幸、淋しさ、いつ来ても良いように、待ち構えているのだが、今に何かがと、平穏な今日という時が、いつまでも続くものではない、自分、家族の不幸は、たちまちにしてこの今日という日常を打ち砕くだろう、が、今しばらく、待って欲しいと、まだ充分には癒えてはいないのだから、
病気以来、私は平穏というものが、長くは続かないもの、穏やかな時というものは、心して味わおう、または、朝に生まれ夕べに死す心で、今を生きよう、また、人に会うときは、一期一会で
、再びは会えないものとして会おうと、予感するその時へ、
始め妹の家に不幸があった。次に田舎で兄嫁が倒れた。続いて先生、Yが亡くなった。姪の悲しみ、Sの失踪と、次々と知る友人、知人の不幸。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 04:09:15
17670文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「生身ということ」
実存とは存在の人間的理解のこと、人間というフィルターを通さなければ、それはただ在るだけ、実存化したいのは生命の行為、生命の神秘、生命の探究、私というものの意味付け、私というものの確認、実存の確認とは私に接続されたものとして見られるとき発生し、私の身体との関連において初めて成立するもの、全て実存を確認することの根底には自己が宇宙に結ばれていることの何らかの経験かあってのことであり、形而上学としての魂の問題である、人の受肉とは形而上学の核心となる所
与である、死という事実は見い出されてはいるが、理解されてはいない、説明も全く出来ない、私は私の死を言い表す事が出来ない、何故なら私が居ないのだから、私という無が何事をも判断出来ないという論理、従ってどこから来て何処へ行くのかも、私は判断出来ないこととなる、コギトの前と後ろの地点、それは事実ではあり、現象ではあるが、生命、意味、本質は何も解らないことに属している、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 03:07:43
17876文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「私対世界 Ⅱ」
きっとこれで生きて行く
石が存在だとは知っていた
が、世界が存在だとは知らなかつた
世界といえど石と何ら変わらない
私に対する存在でしかなかったとは
世界に人が在り私に対する私の意味であった
この世界が石と同じであったとは
世界の無関心、喜ぶものでも、悲しむものでもなかった
無関心が本質であるということだけ
最終更新:2017-03-25 01:24:25
9096文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「私対世界 Ⅰ」
私対世界の構築はやはり書き継ぐ必要がある、あと何年になるか、きっとこれで生きて行くと思えるから、益々世界は私というものを圧迫してくるだろう、人における私という記憶はさらに希薄となっていくだろうから、私対世界の中の私こそが問題となる、私、私、私、私対世界としての私、進歩と発展の社会は疲れる、世界が鈍行列車のようであるのなら、途中下車し、少しは考えられるのに、そして私対世界の意味も、人に自明なものとなり、人は独立し、世界の親として、見守り、慈愛を
持つ存在に、世話をするだけではなく、育むという考えが私対世界、私が常に世界の主体と成って、この世へ私は何をしにやってきたのかと、別に意味や目的を考えてではない、意味や目的は社会が私に感じ求めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 01:25:40
18094文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「存在と意味」
私は誰知られることもなく、目をもち、耳をもち、今を存在している、一つの時間、一つの空間を映し、在るこの私は、も早それだけで世界、銀河のこの地球の片隅で、存在者の意識をもって存在する、私という者の存在、この私の存在とは、意味を問うようなものではなく、人に考えられる永遠と同じように、存在の器、私の存在とは、その永遠の時空間のこと、魂といえど、私の意識に存在していくものは、全て存在し、時空間と同じように永遠で、私の目、耳、心、私と宇宙を繋いでいる
所の、感じられ、考えられる、存在と永遠と、何ら変らない、私という者の存在、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 00:30:59
21655文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
「自殺の考察」
街を歩いていて、人の存在を考えないで、自らの存在だけを考えている時。世界、社会が、何かいびつな、卑小なものに思えてくる。あの鉄工所の鉄の匂い、あのビルの料理屋の匂い、看板屋のシンナーの匂いと、それらの人々がいない時、匂いだけがクローズアップされたような、不自然な世界の匂が立ち上ってくる。人々はそこへ朝になるとまるで自分の家のように出掛けて行くのだが、そして人々がそこに集まると匂いも消え、活況を呈するのだったが、
病院もそう、どれだけの人間がそ
こを通り過ぎて行ったか知れないが、繰り返される時と場所、私は人を考えに入れないで、人と連帯しないで、私と世界の関係だけで、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 02:21:03
23913文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「いつ死んでもいいかなあ」の感情の考察
人を励まさなければ。人に共感を与えなければ。いいものを書かなければ。書くことで生き抜いていかなければ。そして使命を完うしなければ。今何が一番問題か、何をやらねばならないか。あそこで、ここで不幸が、また不幸ではなくとも、輝いていない人が。人の輝いた姿を。この日本で、この世界で、状況に支配された人間ではなく、普遍的輝きをもった人間の姿を示さなければ。個人の死を類の死へ、存在の意味を個から類へ、人類、生命共同体の意識へ向かって。そこでの個
の存在、意味を明らかにしなければ―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 00:55:21
20302文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「共感の探究」
今、私はこの一年間考え続けてきたことを、書くことで深めてみようとしている。それは一つの結論や、作品世界を提出する試みではなく、過ぎ去った体験を、体験した私において考えてみるという形において。いづれ書くだろう小説の可能性と説明において、書き表せなかったことにおいて意味を持つ、私のテーマにおいて。
Sさんとの共感、Sさんについての私の発見を縦軸にして、共感の論理を横軸にして、オースターの「孤独の発明」のように。
最終更新:2017-03-19 04:13:59
18257文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
<創作メモ>
● 風―――夏にあって、一陣の風に秋を感じた。
● 水たまり―――カッパ、魔者、不思議、吸い込まれる感じ、太古、中世人の意識。
● 一点透視法の世界―――ポプラ並木の風景、ベランダからの風景、
● ニセアカシヤのトンネル―――木々に包まれる感じ(頭上に木の意識)
● 広場の紅葉した草―――あの朱色、太古の太陽の色。
● 朝のスズメ―――昼間とは違う懸命に生きる姿、虫を追っている、住み分けている。
● 猫をからかうオナガ―――笑い声のような叫びで、猫を
木の上からからかっていた。
● エスニック―――CDの原始の人の感情の記憶、
● 目、耳、皮膚、あらゆる感覚を小説のためにではなく、一日へ、印象へかたむけ、異化体験をさぐること、惑星ソラリスのように。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 03:35:16
17587文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「彼との対話」
ほんとにひどいなあ---テレビに映し出された歴史の事実に、呟くような声---吸い寄せられていた目がしゃべったみたい---こういうの見るの嫌、怖くなってくる---明るみにされる歴史、現実の数々の惨劇、毎日のように襲っているのに---恐怖と嫌悪の顔---こうして見てくると、人間にとって正義や理想というものほど怖いものはない---ほんと、正義の名のもとに行われる犯罪ほど---国家なんて、権力者のなわばりのようなものなのに---
最終更新:2017-03-17 01:23:23
15090文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「エミリー.ディキンスンとの対話」
貴女と巡り合ったのは偶然でした。いつも行く古本屋で、色褪せた三百円の定価のついた貴女の詩集でした。数ページ立ち読みして、探していた友人に出会えたという気がしました。家に帰る前に、喫茶店で夢中になって読みました。「死」と「孤独」とをこれほどのいとおしさで描いた人を私は今まで知りませんでした。
最終更新:2017-03-16 00:47:55
14269文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「私への呼びかけ」
自分のために生きる中にある真の喜びの証明
自分への関心と不思議さの探究
日々変化する感情のおもしろさ
ありふれた日常の中の掛けがえのなさの発見
人生はどんな虚構よりも幻想的
最終更新:2017-03-14 02:31:28
12962文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
「存在のノート」
「沈黙Ⅰ」
四F北ロビーの老女。動かず、語らず、薄板のような背中を見せて、明滅する都心の夜景を見るともなく見ている。失われた、はるかな時間を背中にしょって、あと数百時間で永遠へと旅立とうとしている。誰もがその状況を認めている。早や、意味や関係を考えようとはしない、その老婆の頭の中の、時間、記憶を人々は理解出来ている。
最終更新:2017-03-11 12:44:06
8053文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「折々の記」
「現在の過去」
地球の自転を感じる日がある。戸棚のガラスに映った太陽が、寝場所を替えてまもなくまた私の顔の上に差してくる。戸棚のガラスには、黄ばんではきたがまだしっかり枝に付いている山桜の葉が映り、その背景には流れる雲がある。その濃淡のある景色を見て過ごす時へ、太陽が突然進入しガラス戸の世界を掻き消す。五分もしないで太陽はそこから出て行くのだか、一瞬にして掻き消された世界のことを思う。
最終更新:2017-03-09 01:57:53
12629文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「癌体験」
一月二六日
十一月初旬、頭痛と目まいが心配で病院を訪ねた。成人病検査を受け、ついでに胃の透視もたのんだ。とりあえずは疲労でしょうとのこと、数日後検査。
検査結果一カ月経っても来ないので℡。翌日には届いたが、さしたる異常はなし。胃の結果はついでの時にでも来て下さいとのこと。
最終更新:2017-03-07 18:07:56
18072文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「死者の物」
在ることの中に在ったを見る時、在ることがたまらなく不思議なものに思える。公園に微かに秋の気配が漂う真夜中のことだった。
青白い水銀灯の光がそこまでは届かない片隅のベンチに座って、私は見るともなく静まりかえった公園を見ていたのだった。
最終更新:2017-03-06 04:18:38
11476文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あの時」
日が照ったり、雨が降ったりの変な日が暮れて、夜散歩に出たら、街には強い南風が吹いていた。生あたたかな、顔や身体にまとわり付いてくるような、人なつこい風。いつか浅虫の海岸を歩いていたときの風を思い出した。黄色い山肌と変に明るい空。人一人通らない海岸添いの道。あてもなく歩いている僕を、包むようにその風は吹いていた。
ふと君に手紙を書いてみたくなった。とあるファミリーレストランに入り君に想いを寄せる。
最終更新:2017-03-04 16:12:32
14370文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「木の男」
夜が怖い、死を受け入れたように病室が眠りに就く。昼間確かに隣りも、その隣りも、今では関係のなくなってしまった窓の外の景色に不安を漂わせていた彼等なのに、鼾さえかいて夜を眠っている。特別室のこの彼等が眠りを受け入れるからこそ怖い、彼等があのようにして死を受け入れると予想させることが怖い。私は私の死を未だ受け入れる方法を知らないのだから。
最終更新:2017-03-02 20:37:55
8014文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ファンタジー・学園もの長編。
平凡な少年友納秋緒が出会った奇妙な同級生飛鳥さくらは、異世界に召喚されては悪の限りを尽くす魔王だった!
殺せば殺すほど、人知れず現実が改変される「世界のしくみ」。そこで繰り広げられる魔王の戦いに、秋緒は巻き込まれていく……。
「魔王」飛鳥さくらの、他に類を見ないヒロインらしからぬキャラ造形をお楽しみください。
※「カクヨム」と重複投稿しています。作品全体を、個人誌として発刊済みです。
最終更新:2016-12-22 16:00:00
192118文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:12pt
昨年文化祭個人誌にて発行された問題作。とうとうデジタル化いたしました。
最終更新:2015-04-24 16:46:54
52312文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少し気弱でひどい喘息を患っているカメラマンが社長にすすめられて個人誌を出すために遠くへ行くことに
喘息のせいで飛行機に乗れないので飛行機に乗る間眠って過ごそうと睡眠薬を飲んだが、目覚めるとそこはわけのわからない部屋で。
部活で製作している部誌に載せた作品です。
最終更新:2015-01-02 21:28:00
5737文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ファンタジー短編。
どこかの異世界の田舎の村で信仰される、幼い女神リトゥリー様について、子供たち向けにわかりやすく語られる宗教説話。……の陰で、実際に神界では、えげつないあれやこれやが起きていたりするのです。
※重複投稿はありません。発刊済み個人誌(短編集)「はたらくお姫さま(旧版・頒布終了済み)」に収録しています。
※書籍上では、「童話」部分とその他でフォントに差異をつけています。
最終更新:2014-07-21 16:00:00
3611文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
現代ものオカルト風味コメディ中編。霊感がない語り部視点で、霊能バトル。
健全な青少年にして霊など信じていない大学生・塚堂洋介。インチキ霊能力者の叔父・塚堂祐斎の助手として働く彼のもとへ、おかっぱ髪の美少女中学生・沢野瀬紫子が訪れた。彼女は本物の霊能力者だといい、祐斎のインチキを暴き始めるのだが……。
※2007年頃執筆したものです。携帯電話周りの表現に、若干古い部分があります。
※「カクヨム」と重複投稿しています。また、発刊済み個人誌(短編集)「Level17」に収録して
います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-18 16:00:00
23671文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
現代もの短編。
台所の流しの下の戸棚に住んでいる女の子の話。あなたは見たことがありますか?
※自サイトで公開済みの作品です。また、発刊済み個人誌(短編集)「トーヨコふぁんたじあん」に収録しています。
最終更新:2014-07-08 16:00:00
3204文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
現代ものファンタジー風短編。
東横線最終電車がたどり着いたふしぎな駅で、主人公が見たものは……。
人生に疲れているあなたに捧ぐ、けれどたぶん救わない掌編です。
※渋谷駅がまだ地上にあった頃に執筆した作品ですが、現状に準拠するよう加筆修正しています。
※複数サイトに重複投稿しています。発刊済み個人誌(短編集、頒布終了済み)「トーヨコふぁんたじあん」に収録しています。
最終更新:2014-06-20 22:00:00
3116文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:42pt
ファンタジー短編(ショートショート)。
溺れて海底に沈んだ「僕」が出会う不思議な少女。彼女は「海が卵から生まれるのを手伝うのが仕事」だと言う……。
※自サイトで公開済みの作品です。また、発刊済み個人誌(短編集)「Level17」に収録しています。
最終更新:2014-06-19 18:00:00
4723文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ファンタジー短編。
「精霊」が、使い古された人工物から、年に一度だけ現れるお祭りの夜。貧乏人の持っていたたった一枚のビタ銭から現れた、無邪気な精霊少女ビタが巻き起こす、不思議で優しい物語。
※複数サイトで公開済みの作品です。また、発刊済み個人誌(短編集)「はたらくお姫さま(旧版・頒布終了済み)」に収録しています。
最終更新:2014-06-17 16:00:00
11057文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
ファンタジー短編。
荒れ果てた岩石砂漠の街。他の土地から移住してきた女性が、用心棒を雇って酒場を開店する。が、突然始まる、嫌がらせめいた、奇妙な客の闖入。それは嫌がらせではなく実は……?
※自サイトで公開済みの作品です。また、発刊済み個人誌(短編集)「はたらくお姫さま Reverse(頒布終了済み)」および「BBB!」に収録しています。
最終更新:2014-06-14 16:00:00
9989文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
学園もの短編、野球部もの。
高校最後の夏、一回戦で強豪校と当たった弱小校、善戦むなしく敗れる直前。本気でやってきたわけじゃない、それでも悔しい、そんな彼らに最後に起きた、確かなワンプレー。
※重複投稿はありません。発刊済み個人誌(短編集、頒布終了済み)「トーヨコふぁんたじあん」に収録しています。
最終更新:2014-06-10 16:00:00
4151文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
みなさまどうぞお気をつけください、もしかするとあなたにも、日本海から恐るべき侵略の魔の手が伸びているかも知れないのです。この物語は、そんな恐怖の一端をあますことなく伝えるものなのです……。
※重複投稿はありません。発刊済み個人誌(短編集)「僕にワイザツなすべてを」に収録しています。
最終更新:2014-06-07 12:00:00
3033文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
ファンタジー短編。
必要な「魔石」が枯渇し、魔法が衰退しつつある世界。魔石鉱山だったさびれた砂漠の街で、舌先三寸で他愛ない嘘を並べ立てる若者レジェンが、どういうわけか、口にした言葉すべてを真実に変えてしまう貴重な魔石・「真実の石」を入手した。彼のつく嘘は次々真実になっていく───そして始まる争奪戦、勝つのは真実を求める者たちか、嘘つきか?
※「カクヨム」と重複投稿しています。自サイトでも公開済みの作品です。
また、個人誌として発刊済みですが頒布終了しています。
最終更新:2014-06-05 16:00:00
35457文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ファンタジー短編。
魔物が跳梁跋扈し、冒険者と呼ばれる者たちが討伐する世界で、「冒険者の宿」のおかみが戦う物語。夫が追っているはずの魔物〝餓える堕天使〟が町に出現した───子供たちを守るため、彼女は包丁を手にして立ち向かう!
※「カクヨム」と重複投稿しています。発刊済み個人誌(短編集)「僕にワイザツなすべてを」に収録しています。
最終更新:2014-06-03 21:42:55
10876文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ファンタジー短編。読み味はほのぼの、内容はシリアス、混然とした一品。
天才と○○は紙一重? 山間の学校に突然転校してきた美少女アーイーは、給食は食べない、掃除はしない、そして屋根の上で「鳴く」変人だった。クラス委員の少年ガソは、しかたなく彼女と接するうち、彼女の正体を知ることになる……。
拙作長編「勇者のいない世界で」の、原形ともいえる作品。
※複数のサイトで重複投稿をしています。個人誌として発刊済みですが頒布終了しています。
最終更新:2014-06-03 20:53:49
28037文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
現代ホラー風コメディ。100年ぶりに目を覚ました紀伊國坂のムジナ。だが世の中は何もかも変わってしまっていて――。■初出/個人誌『百年目ののっぺらぼう』(1982.12.31)加筆修正/1998.12.12
最終更新:2013-04-22 03:32:24
1754文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
『口裂け女の瞳』(現在は削除)のちょいエロバージョンです。
初の個人誌において『彼女の最後の一枚』と改題、加筆修正しましたが、この作品はそのまま(修正前状態にて)残しておきます。
2018/9/8 なろうさんの仕様変更によりジャンルが長らく未指定になっていたのを対応。
最終更新:2012-04-08 16:23:18
4527文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
検索結果:49 件
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