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検索結果:35 件
1
元治元年(1864)十一月二十日、「天狗の今弁慶」と呼ばれた不動院全海という修験僧が、天狗党の京都上洛の途上、高島藩、松本藩との戦で戦死する。
死の間際、傍に生えていた桑の影が、全海が過去に出会ってきた人々の姿となり、次々とこう問いかける。
「志は遂げたのか」
幕末乱世の時代を生き抜いてそして死んでいった修験僧、不動院全海を主人公とする歴史短編小説。
注:史実をベースとしたフィクションです。
最終更新:2024-01-20 18:00:00
9181文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
電子の海に、魂はあるのか
最終更新:2024-01-07 07:50:06
39619文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
南無阿弥陀仏、大目立ち……怪僧崇春の怪仏退治!
地蔵の姿をした謎の『怪仏(かいぶつ)』に襲われた少女、かすみ。
彼女を助けたのは僧の格好をした転校生、崇春(すしゅん)だった。
人の業(ごう)が具現化した危険な存在、『怪仏』……崇春はそれを封じるためにやってきたらしいのだが。
「南無阿弥陀仏、大目立ち……六根清浄かなり目立ち!」
目立ちたがり屋の崇春がいちいち騒ぎを巻き起こす!
「崇春……君は馬鹿かっ! 六根清浄は修験道由来の言葉だろう!」
崇春と共に転校して
きた、理知的な(ように見える)少年、百見がさらにかき回し。
「そういう問題じゃありませんからー!!」
かすみの突っ込みがうなりを上げる!
「いや、突っ込みとかより怪仏退治は!?」
――そうして、ともかく。
――高校を舞台に、仏と人の業をめぐる冒険が今始まる。
※この作品は「カクヨム、ノベルアッププラス、アルファポリス、ピクシブ、ハーメルン」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 00:44:42
397017文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:32pt
脳梗塞は概ね再発するらしく。リハビリに努めたもののいずれくたばるのは避けようがなく、気が狂って全てを忘れてしまう前に、覚えていることを記しておく。
取り敢えず参拝して回った神社の話から。
最終更新:2023-07-14 20:28:48
30506文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
木彫りの仏像で有名な円空さんの一生を、ざっと見て、それらの作品の背景にある、思想的なものを考えてみたいと思います。
そんなに簡単に出来るはずがない? それは、分かっています。
それでも、なおかつ、やってみたいのです。ハチのムサシみたいなものです。……………
、
最終更新:2022-10-04 21:50:50
3809文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
平成11年秋、斉田一郎{60歳}は四国徳島県の脇町にいた。その数週間前名古屋の古書店で〝天皇家の大秘密政策”と言う本を購入。読んでみて斉田は天皇家と言うよりも空海の四国八十八札所巡りの解説の方が面白いし説得力があると思った。
天皇家発祥という問題の場所は徳島県吉野川中流の北岸にある貞光町という所だ。好奇心に駆られて斉田は常滑から車でやってきたが特別な史跡はない。
問題の貞光町は空海の定めた八十八札所から見えないようになっている。厳密には〝この聖地”は貞光町から少し離れた
鍵掛山の麓の部落だと言う。貞光町は天皇家の先祖が最初に天下った所だと言う。
貞光町の近くの脇町に来たものの斉田の気を引くものは何も無い。遠路はるばるやってきたので鍵掛山部落まで足を延ばすことになる。
部落に着いた時、待っていたかのように20歳位の女が斉田を自宅に招き入れる。
彼女は言う。この部落は日本という国が出来る前からある。自分とあなたは夫婦鳴る運命だと言う。
そして神社の聖なる場所で、200名の部落民に祝福される。その時斉田の肉体が若返る。
奇蹟は2人が夫婦になって常滑に帰ってえも起こる。
当時常滑は中部国際空港の建設の最中であった。斉田が経営する斉田不動産の社員が全て入れ替わる。斉田が経営する借家、アパートの住民が居れ変わる。彼らは皆鍵掛山部落の域のかかった者達である。
そして不動産を通じて、斉田の理解を超えた方法で20億という大金が斉田不動産に転がり込む。
鍵掛山部落の住民は古代から連綿と続く闇の組織だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 11:21:19
30495文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
関東の雄 北条に、宿敵上杉が迫る。
八王子城での熾烈な攻城戦。
戦うのは人間だけではなかった。
二匹の大蛇が、死闘を繰り広げる。
直江兼続と閻魔大王の逸話も盛り込んだ本作は、
デビュー作「慶長カマキリ奇譚」に続く
“時代小説・巨大生物シリーズ”の第2弾。
最終更新:2022-01-08 16:12:12
44416文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
大阪難波にある新聞社Mの本社ビル一階のカフェで佐竹亮はひとりの老人と向き合って話をしていた。老人の名前は――猪子部銀造と言った。
老人が来社したのは佐竹が勤めるM社が全国紙で募集した「東京オリンピックにまつわるエピソード」についてだった。老人は大阪泉南のある土地にある七灯篭が照らす『馬蹄橋』、そして今では消えてしまった奥深い山間の温泉街にあった『東夜楼蘭』について語り出す。しかしそれらは東京オリンピック開催前年に起きたある若者三人にまつわる事件であり、またある警察官の自殺
にも繋がった『悲劇』であった。
果たしてその事件とは何なのか。
そして時は2020年、それが半世紀も過ぎた今、何故、佐竹の前で明らかにされたのか。
老人は去り際に佐竹に言う。
――「長年秘密にしていた事件をわしに語らせたのはあの変な頭の若者のせいだよ」
老人が語ったその若者とは一体誰なのか?
本作『馬蹄橋の七灯篭』は大阪泉南の地の修験道山地を舞台にしたミステリ作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 16:26:44
109043文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
『鬼』
英訳すれば『Demon』。
この世に伝わる『怪異』の総称である。
脈々と受け継がれた修験道『役行者』の魂は、その腹心たる『前鬼▪後鬼』共々転生を繰り返し、その時々の『鬼』と向き合ってきた。
人界と鬼界を渡り歩き、『魂の安寧』を護ってきた。
そして現代。
現在の役行者の末裔『役乃小角』(役乃一将)の元に、新しい後鬼が現れた。
それは、陰陽道をも駆使する武道十五段の猛者だった。
役乃小角を中心に怪異を取り締まる『修験者と鬼』の物語が始まる。
最終更新:2021-08-17 14:56:25
32274文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
明治期、日本の行く末を憂う華族の男がいた。その深刻ぶりをそばで眺めていた夫人は、見るに見かねて夫には伝えずに評判のいい修験者の男に日本の行く末を占わせることにした。
彼が出した条件は、夫婦の幼い娘を憑人として差し出すことだった。
夫人は、これを承諾した。
最終更新:2021-07-11 00:39:22
1450文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:tns1994
ローファンタジー
連載
N2482GO
※スクラップアンドビルドによる新作開始に伴い、非公開に移行。内容は全く異なるので削除はしません。将来的な更新再開はあり得ます。
異種の人類が共生する島に、魂を継ぐ異能力者が出現して三千年。身寄りのない青年はなぜか「ミコト」と呼ばれ、否応なしに世界の深層に巻き込まれていく。
熊のような大男ロッチ、汚い毛皮を被る美女ナギ、そして敵か味方か不明の女キョウと、向かうは神々の棲む山。果たしてその目的は…。
徹底的に和風です。某神話を知っていると楽しめるかもしれません。
最終更新:2020-12-29 15:41:28
48712文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
家庭に問題を抱えている平凡な中学二年生の大森恵祐。
ストレス三昧で疲れた心の隙間に、悪霊が取り憑き、戦場ヶ原樹海に迷い込む。
生死の狭間で現れた幻想的な白髪の女性。
そこでの出会いは恵祐にとって生涯忘れえぬものとなる。
青春心霊ダークファンタジーとやや盛り設定でやっていきます。
暗くなりすぎず救いがある読後感を残せるように頑張りますので、
よろしければ評価をお待ちしております。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありま
せん。また、ストーリーに出てくる霊障はほぼ創作物です。
ジャンルをローファンタジーからヒューマンドラマに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 23:24:54
237704文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:7pt
室町時代から伝わる剣術の流派の宗家に生まれた主人公・昌晴は、祖父の教えにしたがって人を殺す。しかし、そのことは昌晴に想像以上の混乱をもたらし、修験道の魔術的な世界観のなかで意識がもうろうとし、ふときづくと異世界に迷い込んでいた。現地の言葉が分からず、浮浪者のごとき生活を長く送ったあと、とある男との出会いを切欠に、生きる道を見つけてゆく。帝国騎士マキシム・ヴォイドの誕生である。……
最終更新:2020-09-08 19:47:36
60299文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:60pt
大学を中退し、バイトもせず仕送りのみのニート生活を送っていた佐藤達也。
今日も目にも止まらぬスピードで変幻自在に右手を操り、修羅道を歩んでいた。
長年に及ぶ修行により彼の精神はまるで、生命の息吹が完全に絶えた砂漠の如く荒廃していた。
しかしそんな修験者の彼もまた人であった。
「彼女がほしい」
彼は立ち上がった。全裸で。
最終更新:2020-05-30 22:52:02
785文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
謎多き、歴史に残る天才武将・源九郎義経。
其の異母兄・源頼朝。此の二人を中心に須佐が運命の如く、絡んで行く。「鞍馬の牛若?須佐の才があると云うのか?」武角は幼少の牛若(後の九郎義経)に興味が湧く。義経は鎌倉に出で、平家に連戦連勝。平家を滅ぼす。此の英雄に兄が下した結論は?「殺せ…」だった。なぜ?彼は兄に殺されなければならなかったのか?義経は白河の地で死んだのか?須佐は何処まで噛んだのか?生存して逃げ果せたのか?
天狗に剣を教わり、蝦夷、修験者など…そして志能備たちと絡んだ闇の
歴史が展開される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 21:00:00
83982文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
平安の世。都が大火となり城の鬼門が焼失し、妖が侵入し帝に呪詛を掛け世を汚す混乱の中。陰陽師の八田笙明は妖隊として修験僧の龍牙、天狗の弟子の少年篠と共に東山道を進み妖退治の旅に出る。天満宮の四男坊の笙明は日没しか能力を発揮できず、龍牙は妖の匂いがわかるだけで篠は剣術使いのみの異端児三人組は、鷺娘の澪を仲間にし謎めいた妖退治の快進撃を続けていく。
本作品は『エブリスタ』にて同時公開中です。
最終更新:2020-05-13 11:55:35
41266文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
……山と修験者の物語
最終更新:2020-02-08 03:15:24
4582文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
何故巡礼への道を選んだのか
最終更新:2020-01-13 01:00:00
1504文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:稔~minoru
ヒューマンドラマ
連載
N3920FS
高校生のススムと、マヤ。クラブ活動の行事で、修験者修行の有名な山にハイキングに行きました。
マヤの麦わら帽子が、風で飛ばされて、ススムが帽子を取りに降りていきます。
その時、ロープが解けて、掴んだマヤと、穴の中に落ちました。
出口を求めてさまようふたり。
そこで見たものは、大渦巻き。ふたりは、地球から木星に来ていたのです。
巨大宇宙戦艦。
5000万年に及ぶひとりの時間。コンピュータは自我に目覚め、孤独に絶えかねて自身を殺したいと憎んでいます。
ススムとマヤは、船を助けたいと
、まず、名前をつけました。
アンドロメダ。
神話のアンドロメダ姫の名前を。
アンドロメダがふたりに与えたものは、アンドロメダの所有権。
ふたりで、アンドロメダを破壊する事も出来る権利。
高校生には、あまりにも大きな力。
ススムとマヤは、地球に日本に帰りました。
(神隠し)からの生還(神戻り)
そこには、大人の野望、国の思惑、企業の利権がふたりに襲いかかります。
世界を地球を巻き込んでの戦いに発展して…。
その中、ススムとマヤの選んだ答は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 01:46:33
82237文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:17pt
化粧師と大天狗妖狐の物語第二話。
一話から少し戻って、彼らが出会うことになった物語。(この話は、Twitterに連載したものを加筆修正しました。)
化粧師であり、妖封じの力を持つ九三郎は、ある宿場町で人が喰い殺される怪異の噂を聞く。大天狗が山に住まい、それが悪さをしているという噂だった。それを祓うという怪しげな修験者が現れた。
山の奥に向かうと、そこに居たのは、大天狗だけではなかった。人を食らう化け物は、土蜘蛛、という妖だった。
最終更新:2019-06-15 08:07:45
12168文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:つぶらやこーら
ヒューマンドラマ
短編
N4716FB
涙を流す。それは情の現れ。
しかし、涙が出てこない時だってある。
その年は、雨の多かった昨年に比べ、明らかに雨が少なかった。
このままでは、皆が干上がってしまう。
神職と修験者たちは雨を招くため、「空を泣かせる」支度を始めた。
最終更新:2018-10-16 19:17:38
3902文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「 紀文」青春伝
あらすじ
江戸時代の豪商(紀文)若き頃の物語である。
寛文九年(一六六九年)有田郡湯浅別所で、山本文旦の次男と生まれ幼名は文吉だった。
四歳に祖父武兵衛に、連れられ広八幡神社に修業の為行った。
関口流柔術を習う為だが、其処で修験者の林長五郎に会い、忍術と合気術習うが会得成らず。
ある日に剣の打ち込みで小猿が落下。治療し小猿と仲良くなり猿飛びの術や、合気技を会得する。
武兵衛が迎えに来た。名前は文兵衛と改めた、途中船頭になる為の教育
を受ける。
延宝五年八月、文兵衛九歳の時祖父武兵衛(明心丸)が沈んだ。
熊野屋に丁稚奉公に出された其処のお嬢さんとの仲を疑われ、北山村に行き筏流しをする。騙されと知り湯浅に帰る支度をする。
船違え大地に着く、鯨取り本を読み漁に出て銛の実技を積む。
帰り湯浅過ぎ和歌浦で降りる。
頼る者無く歩き玉津島神社で喉潤す、神主に呼び止められ、事情を話すと馬小屋の隣り部屋を紹介され、馬の世話して家賃が無料に。
和歌浦で魚の小売り仕事を見つけ、町中を桶担ぎ売り歩く。
魚市場突然閉鎖される。下津にホオジロ鮫現れて漁が止まる。
藩より鮫退治の命が下り見事鮫を退治、褒美に武士の名を許されて、紀伊国屋文左衛門と名乗る。
下津で、外国の難破船を見つけ修理改造し、凡天丸と名付ける。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱える。
紀文が立ち上がる。蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功。
江戸で蜜柑売り魚を買いこむ。
帰り海賊に襲われるが、花火を横打ちにし撃退する。
摂津では魚売り大儲け。忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。
紀伊国屋文左衛門、晴れて無事紀州和歌浦に帰る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 12:48:53
53631文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:11pt 評価ポイント:7pt
作:紀伊国屋虎辰
ローファンタジー
連載
N3749DE
第二次世界大戦の敗戦で幕府が滅びすっかり様変わりしたニッポン。
様々な伝統的なものが滅びる中、日本の地方都市の片隅にひっそりと生き延びる都市型修験者。
そんな彼と彼を取り巻く一癖も二癖もある人物たちが繰り広げる。
ブッディステック伝奇ファンタジー。開幕です!
最終更新:2018-09-01 01:04:25
24071文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
六所神社は徳川家初代松平親氏こと徳阿弥が陸奥の国塩竃神社から勧請している。そして塩竃神社は京都の賀茂神社と縁が深い。
加茂(賀茂、鴨)は川沿の低湿地帯に生えるアシやカヤ、スキなどの根に生成される褐鉄鉱を求めて移動する集団でもあった。三河でも鉄を求めて移動して勢力を有していた。
徳阿弥もこれら鴨氏集団の一員であった可能性が高い。徳阿弥は最初三河の幡豆郡の酒井氏に身を置いて以後矢作川そ遡り、松平郷に達して勢力を伸ばしている。
家康は徳川の姓を名乗る事で鴨氏とのつながりを強
調したのだった。
賀茂氏は秦氏の中の秦氏であった。秦氏は全国に根を張る技術集団、忍者、修験僧達との強い繋がりで結ばれている。
徳川家康が本能寺の変後、伊賀越を敢行したがこれは服部半蔵の進言に寄っている。しかも家康を先導したのが天正伊賀の乱のとき、率先して伊賀国に侵入した多羅尾光俊だった。
本当ならば多羅尾光俊は信長亡きあと、伊賀国人(伊賀忍者)に報復されてもおかしくはなかった。しかしそのような事実はなく、むしろ後年多羅尾家は徳川幕府執政下で勢力を伸ばしている。
この謎に対して間瀬澄子は推理を働かせる。そして多羅尾光俊の子孫多羅尾次郎からその謎を聴かされる。
平成21年8月中旬、澄子は神社年鑑から行者ヶ森の牛尾観音の管理責任者が望月源之助である事をしる。そして多羅尾次郎の証言から、織田信長は本能寺の変の時拉致されて牛尾観音の地下洞窟に監禁された事実を突き止める。そして間瀬耕一もこの事実を知り、望月源之助に迫って、殺されたと知るのだった。
後日、澄子と内田は京都府警の宅名刑事と共に牛尾観音に向かう。そこで待っていたのは矢口春雄と冨島潤一であった。その数日前望月源之助が自殺している。
冨島は澄子達に信長は牛尾観音の地下深くで眠っている。この事は公表しないでほしいと頼む。もし公表すると間瀬耕一と同じ目に会うだろうと警告する。
澄子達は冨島の言葉に釈然としないものを感じるのだったが、それ以上追求する事は出来なかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-08 16:13:55
45286文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
京の都に魔界帝国を復活させようとしていた降魔大元帥を滅ぼし、この世に平和を取り戻した稀代の陰陽師・安倍晴明は…その後西園寺飛鳥と結ばれ一人の男の子を設けたが、そんなある日の事…再び京の都に新たな強敵の出現により、晴明は単身事の真相を確かめるべく魔封塚を訪れた。
するとそこに現れた謎の幻術使い・狗毘羅の登場により、事態は思わぬ展開を迎えるのだったが…果たして幻術使い・狗毘羅とはいったい何者なのか。
今回の旅で、晴明をはじめ…かつての好敵手(ライバル)である朧影烈堂、修験者の於呂
血、陰陽寮の修練生である西堀涼汰、そして新たに剣術の達人である伊賀崎隼人が加わり…身分を隠す為に薬種問屋の蓬莱屋一行として町人姿に身を変え、幻術使い・狗毘羅を追いかけながら諸国を巡る旅が始まろうとしていた…。
今ここに、魔界陰陽幻想傳の新たな物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 17:52:45
10490文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
○コンセプト
「学園モノ×部活モノ×オカルトモノ」なラブコメディ。
部活あり、恋愛あり、憧れのセンパイあり、キュンキュンあり、萌えあり、「若さゆえの認めたくない」過ちあり。でも、オカルト要素はけっこう専門的(ちょっと詳しくなれます)☆
そして、なによりラノベのラノベたる所以であるキャラクター小説!
青春グラフィティ&ラブコメであるとともに、ホラーであってミステリでもある。
「学校の怪談」なんかも出てきたりして、大人の皆さまにはあの頃に戻ったつもりでノスタルジーを感じてい
ただき、現役学生の皆様にはリアルタイムで共感していただける、そんないろいろと詰まった「ラノベ要素の宝箱やあ~」的内容となっております。
○あらすじ
この春より神奈備(かんなび)高校へ入学する宮本真奈(みやもとまな)(通称まーな)は、これから始まる新生活への期待に胸を躍らせていた。
ところが、親友の桜井朋絵(さくらいともえ)とともに美術部への入部届けを出しに行った彼女は、ひょんなこと…というか、アホウな勘違いから一人だけ美術部ではなく呪(・)術部へ入部するはめに!
その呪術部(通称呪(しゅ)クラ)の部員達はといえば、才色兼備だが性格に難のある部長・神埼梨莉花(かんざきりりか)をはじめ、修験の道を志す山ボーイ・飯綱登(いいづなのぼる)、パンクな密教僧・金剛寺相浄(こんごうじそうじょう)、ロリロりな台湾人風水師・李梅香(リメイシャン)、インテリジェンスな陰陽家・三善清彦(みよしきよひこ)と奇人変人ばかり。
おまけに梨莉花のライバル・天野瑠璃果(あまのるりか)率いる御国(みくに)学園高等部の魔術部なんていうのまで現れて、真奈のありえない高校生活が始まる。
他方、神奈備高校内では七不思議にまつわる怪事件が……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-26 09:00:00
138417文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
一条守は平凡な高校生の筈だった。だが、ある日、彼は枝垂れ柳に結び付けられた鈴の音に誘われ、夢と現が曖昧な異世界『ムゲン』へと迷い込んでしまう。荒廃した町中で一条は”修験落ち”と鵺に襲われる。絶体絶命のピンチを救ったのは大陰陽師、安倍晴明の長男吉平と吉晶だった。ふたりの邂逅によって一条は自分が平安時代にタイムスリップしたことに気付く。安倍家に保護されてからも一条は帰り道を探し始めるが、容易に出口は見つからない。繰り返される”修験落ち”の襲撃、そして突如相見える『天竺』の妖怪たち
。次々に現れる呪術師や妖怪たちとの出会いによって、一条は世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 18:20:43
682861文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:はなぶさ 源ちゃん
コメディー
完結済
N0674CY
普通の高校生の水守巧人は異世界へ勇者として召喚された。
だが、そこはサムライや忍者、修験者や虚無僧が道端を往来する
時代劇風の不思議な世界であった。
巧人は他の二人の「異世界勇者」とともに
恐るべき敵から将軍家の姫を守りきり、無事に元の世界に
帰還できるであろうか!?
『 ゴメラ VS モンスターバスター 』スピンオフ作品ですが、
本編を読んだことがなくても十分楽しめます。
本編はこちらです。
http://ncode.syosetu.com/n3829cs/
本編も
かなり『おばか』ですが、そのさらに斜め上をいく『おばか小説』に仕上がっていると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 00:30:58
172210文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
ひょんなことから修験者であるご先祖様に召喚され、戦国時代にタイムスリップしてしまった吉良星幸人。そこで待ち受けていたのは、精霊を名乗る女の子と妖怪退治という任務だった。長引く戦乱の中、人々の負の感情を糧に急速に力を蓄える妖怪たち。民の間に広がる怨嗟の声を沈めるため、そして元の時代に帰るため、吉良星幸人と精霊達は今日も妖怪退治に奔走する。
最終更新:2016-05-16 19:06:53
37409文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
強力な魍魎相手の助っ人・祓い屋である私は今日も各地の寺や神社に呼ばれ、アルバイトで悪霊を退治する。その私の本来の職業とは・・・。
この小説もブログ等に併載します。
最終更新:2013-11-14 19:29:37
1441文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
――遙か昔、世にあやかしが溢れ、様々な物の怪が人を襲い、社会を混乱に陥れた。あやかしに対抗すべく、政府は瑞垣(みずがき)というあやかし退治の専門組織を結成する。現代でもその役割は秘密裏に脈々と受け継がれていた――
これは、そんな瑞垣の運命を背負ったひとりの少年の物語。
あやかしに対抗するため、愛する少女の命を天秤にかけた少年の選択は……
やや和風なファンタジーライトノベル。
(ここから先は途中までのネタバレを含みます)
瑞垣の子であった不寺晴人は遷宮にまつわる最初の
神事で、幼なじみの一条院葉月を神子にした。神子とはあやかしに対抗する秘儀であり、命を犠牲にしてあやかしを退治する人柱だった。晴人は葉月を神子にしたものの、様々な想いから七年経っても犠牲にすることができない。かたや晴人の異母兄弟である威彦は、神子を消耗品として扱い、二人は神子に対する考え方でたびたび衝突しあった。
遷御を前に葉月を神子にした元凶である怨霊が再び晴人の前に姿を現す。その圧倒的な強さに葉月が死亡し、晴人も瀕死の重傷を負う。威彦の母である艶姫は晴人の体を呪術で支配し、式神として威彦に与えた。晴人の心は不寺家に伝わる神器であり、過去にイザナギが子のヒノカグツチを斬ったとされる十束剣に封じ込められた。
とき同じくして末社の宮司の娘である葛切笑美は、窃盗団に盗まれた神社の神器を取り戻そうとしていた。捜索の末に神器を盗んだと思われる売買組織を突き止めるが、接触を計るには交渉材料として新たな神器が必要となった。笑美はやむなく不寺の神器を狙うが、神器の十束剣は式神となった晴人の手に渡ってしまう。
十束剣を手にした晴人は己の心を取り戻し、同じく十束剣に霊魂を宿していたヒノカグツチの案内で葉月に会うため黄泉を訪れる。
晴人、葉月、威彦、笑美、それぞれの思いを乗せて、遷御のときは刻一刻と迫ってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-10 22:41:12
97885文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
冬の京都の町に、はるばる群馬県の高崎からある依頼を受けて盲目の巫女『布施美夜子』がやってきた。その依頼とは「伏見の稲荷社をお護りすること」。
明治の廃仏毀釈運動によって伏見稲荷から取り払われた『愛染寺』。それは職能集団の手によって上野の国高崎まで運ばれて、再び立て直されていた。美夜子はそこから派遣された『祓い巫女』であった。
同じ頃、武蔵国国立にはもうじき高校を卒業する『等々力観名』がいた。実家の事情で、高校を卒業すると祖父の神社に巫女として就くことが決まっているのだ
。なので、観名はすでに人生が詰んだような諦めの気持ちで残り少ない高校生活を送っていた。
伏見の稲荷社、京の民衆の信頼と欲望に支えられて1300年が経つ。その間何度となく焼失しているが、民と巫女と修験者と、それに神霊の働きで再びよみがえってきた。
しかしそこには多くの因縁と怨念がからみつき、1000年の時を経て強大な怨霊となって21世紀の伏見稲荷に今襲いかかった。
奇妙な事情で京都までお使いに出された観名は、美夜子と出会って巨大な『野狐祓い』の神事に巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-03 13:12:14
189457文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:11pt
-昔のお話―-飲んべぇの庄吉(しょうきち)の村に不思議な法力を吹聴する修験者がやって来て、村人達は信者になってしまいますが―-。
最終更新:2012-04-29 20:40:03
5214文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:21pt
修験道の一派で瑾斂宗(きんれんしゅう)の総本山、鵬願寺(ほうがんじ)に所属し、お役目の職に付いている神崎百合は16歳。
彼女の両親は化物との大戦で戦死した。その大戦の中心にある、全ての生き物を滅ぼす滅火。
滅火を巡り、再び大戦の兆候が現れ、百合もそれに巻き込まれて行く。
最終更新:2011-08-15 19:12:51
212106文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:55pt 評価ポイント:43pt
山伏<<やまぶし>>とは、山の中をひたすら歩き、修行をする修験道の行者。「修験者」<<しゅげんじゃ>>とも言う。
白装束を着て入峰し、断食、滝打ち、火渡り、座禅、忍苦の行など、厳しい艱難苦行を行なう。
キーワード:
最終更新:2010-10-23 16:04:19
500文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
検索結果:35 件
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