-何言ってんだお前- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　いじめ、嫌がらせでもないのに、ある日から話しかけられる事がなくなった男子高校生、麻月春。 　明らかにそこにいるはずなのに、いる事に気づいてくれない周囲。 　そんな中、彼を見つけ、話しかけることができた女子高生、柳楽 深優。 　「それが君の能力だよ」 　「は？何言ってんだお前？」 　これは、もともと普通とは言い難い少年の人生が、いろいろな事に巻き込まれてしまうお話。

悩んでいる主人公の話。思い付きショートショート。

　平凡な男子高校生の俺は、とあるクラスメイトの事が気になっている。 　その子は決して美人ではない。優等生でもない。 　どんな子かと聞かれると、一言でいえば地味な子だ。 　静かに教室の隅で黙々と本を読んでいるどこにでもいそうな至って普通の女子高生だ。 　だが俺は彼女を見ていると俺は……異様にムラムラするのだ。 　なので、俺は決心した。 「俺彼女のストーカーになるわ。」 「何言ってんだお前。」 　そんな奇妙なきっかけから始まる二人の男女の奇妙な関係のお話。

「私と穏やかな破滅を迎えませんか」 「何言ってんだお前」 一時限分だけ空いた講義の時間、柔和に笑う変な男に声をかけられた。 割とズバズバ言う系女子と物腰は柔らかいけど変な男子のゆるいラブコメ。

「……いや、榎本。俺を誘惑してみてくれないか」 　何言ってんだお前。死ぬのか？ 「死なねえよ？！　てかそんな心底嫌そうな顔するなよ！」 　心底嫌なんだからしょうがないだろう。 　私は自分に素直に生きてるんだ。