-人生は勉強- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

一周まわって、不思議な話です。 コンビニ店員の経験です。

「──王よ、長きに渡りお世話になりました」 滅亡寸前の小国をたったの十年で大陸の覇者に伸し上げた天才軍師エドガー。長年国に仕え続け、その責務に追われ精神をすり減らした彼は、主であり戦友でもある国王ジョージに別れを告げアルバート王国を去ることに決めた。 国を捨て、過去を捨て、身分を隠し向かった先は遠国マーシア。そこで平穏な第二の人生を望んだエドガーであったが、運命の悪戯によりその旅路の途中、一人の少女と出会う。迷える少女メアリーの出自を知ったエドガーは、彼女が一人で生きていけるようになるまでの間、彼女の面倒を見ることにしたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ

　俺は幼い頃から、親に決められた道（レール）の上を歩き続けていた。 　娯楽というもの殆ど知らず、送ってきた人生は勉強勉強勉強の日々だった。 　そんなある日、偶然マンガを読む機会があり、親に隠れてこっそりと読むと、とても面白く一瞬でハマってしまった。 　その日以降も親に隠れてマンガを読むという日が続き、気付けば大人になっていた。 　目指していた会社に落ちはしたが、それなりにいい会社に入社をするも、数年経てばそこは理不尽な上司にグチグチ言われ、大量の仕事を押し付けられるブラック企業だった。 　嫌になり、会社を辞めると、親から『家に無職はいらない』と追い出された。 　ボゥーっと公園のベンチに座っていると、幼い子どもが車に轢かれそうになり、それを庇って俺は人生を終えた。 　――かと思ったが、女神から二つの人生（みち）を与えられた。 　今とは違う幸せな家庭に転生するか、何にも縛られない自由な異世界に転生するか――俺はマンガを読み漁り、ずっと憧れていた異世界に転生した。 　異世界特典として、スキルを二つを貰うが、それがまたチート過ぎた。 　聞けば大抵何でも教えてくれるスキルに、一度見たスキルはコピーし獲得できるスキル。 　この二つのスキルを駆使し、誰にも何にも縛られない自由で豊かなスローライフを謳歌する！！折りたたむ>>続きをよむ