ある日、魔法という未知の力を使えるようになった人類の前に突如、幻獣と呼ばれる未知の生命体が世界各地に出現した。そして人類は幻獣との存亡をかけた戦いに身を落としていったのだ。そして、その戦いは苛烈を極めた。何故なら、銃やミサイルといった、現代兵器では傷1つ付かないからである。
しかし、現代兵器の効かない幻獣に対抗出来るものがあった。魔法である。
時は経ち西暦は終わりを告げ、西暦490年、人類は幻獣との戦いの中で、健やかな日々を送っていた。そんなある日、再び名門紅井家の次男、
紅井剣真は子供ながら才能を認められず、家から見捨てられ、挙げ句の果てに殺されかけた。
それから約8年後、同じく名門の黒崎家に引き取られた彼、黒崎剣慎は村雲学園の高等部で自らの存在価値と圧倒的な力を示すのであった。
「俺は最強の魔法使いになる」
剣慎の真の戦いは始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 22:00:00
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