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検索結果:11 件
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俺には付き合って10年になる、人気女優の彼女がいる。修学旅行中に彼女がスカウトされ、なぜか俺を指差して「彼氏がいてもいいなら」ーあれ?俺たち付き合ってませんよね?なんか、あれから10年経って、一人暮らしの俺の部屋に大人気女優になった彼女がいるけど。あれ?なんか電話と違うんだけど?えっ?2年ぶりに会ったのに帰りたくない?えっ?じゃあ、俺はどうしたらいいの?だって、彼女はこの10年ずーっと他の男とキスしてたんだぞ?演技だけど。今日も俺は下唇を前歯で噛んで、彼女にバレないようにコッ
ソリ滲んだ血を舌でなめて、言いたい言葉を飲み込んでバカな話をする。ー彼女が笑ってくれるなら。
基本的に彼氏ーは彼氏目線。彼女ーは彼女目線になります。
以前載せていた分の第二章です。
カクヨムにて4/13オールアップです。
ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:13:02
1294385文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:1558pt 評価ポイント:660pt
これは女性騎士と皆に愛される王女が幸せな未来のために奮闘する物語――
「帝国が、フローリラにちょっかいをかけ始めるそうだ」
「よろしい、ならば全面戦争だ」
訂正しよう。
姫と最強の保護者(モンペ)たちの奮闘記である。
◇◇◇
妖精と魔術の国に生を受けたルナセリアはとある事件をきっかけに生涯の主となるフローリラに出会う。
その十年後、誰もが認める騎士に成長したルナセリアだったが、隣国からフローリラが狙われていることが判明し、騎士として主を守るためにさらなる成長を求
められる。
◇◇◇
「これは、この傷は―――名誉の負傷と自分への戒めとして残します」
言葉の意味を全く理解できない、といった表情でフローリラはぎこちなく眉根を寄せた。国王も不思議そうにルナセリアに真意を確かめる。
「思うところでもあるのか?」
「…はい。この怪我は自分の甘さと未熟さ、油断が招いたものでもあります。それと同時にフローリラ様を救えた証でもあります…私はこの傷を見る度にそのことを思い出すことができる」
自分の油断で危うくフローリラを失いかけた。二度とそんな思いは御免だと、ルナセリアはこの傷にその思いを刻むことにした。
「私の我儘です。お許しください」
そう言って頭を下げたルナセリアに下唇を突き出しながら渋々といった表情でフローリラは頷いた。
その光景は近衛の正装に身を包み、フローリラに忠誠を誓うルナセリアの姿をその場にいる者に想像させた。何年後になるかはまだ分からないが、きっとそう遠くもない近い将来にはその光景を見ることになるだろうと直感的に感じた国王と双子たちは、彼女たちの行く末を見守り、力になることを密かに決意した。
(フローリラ様、待っていてください。必ずやお傍に)
ルナセリアは心配そうに自分の左腕を擦る幼い王女に向かって心の中で誓った。必ずや強くなり、フローリラを護れる騎士になる――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 20:00:00
86364文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
風船をしぼませる空より、風船をふくらませる唇が好き。
最終更新:2023-09-08 07:00:00
242文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:110pt
あたしってば、意外なことに反省じょうずだったりする。
最終更新:2023-07-27 07:00:00
517文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:126pt
月の向こうのお話です。蒼雀玉(あおじゃくだま)大学で教鞭をとる、猫又ジキル博士は、毎年の春の時期に入学してくる生徒達に、自己紹介代わりのお話をします。
それは未だ、唯の家猫として住んでいた月の表側の世界での、ジキル博士の見聞きした出来事でした。
里親である奥様と、その夫である下唇のしゃくれた物書き殿、彼等と共に生きていた頃の事と、外猫であった親方、雷桜殿との交流。そして死に際の雷桜殿が残した言葉の意味。
そんな事を語っている間に、お昼の時間が来ました。
猫又ジキル博士の講義は
きっちり90分で終わり、新入生達は空っぽのお腹を抱えて学生食堂に向かうのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 21:05:01
8621文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:本町かまくら
現実世界[恋愛]
短編
N7446HJ
文化祭にて。俺はミスコン一位を取った真白さんにステージ上で公開告白をした。ゴクリと唾を飲みこみ、真白さんの言葉を待つ。
「わ、私は……」
瑞々しい唇から言葉がかすかに漏れ、思わず下唇を噛んだその時。
「――ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
響く声。
きっと俺の告白にたまらず、真白さんのファンが参入してきたに違いな……え? 引き留められてるの、俺ですか?
最終更新:2021-12-23 19:11:27
3100文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:3650pt 評価ポイント:3198pt
「……ッ、グ、ゴフッ……!」
仰向けに倒れる男は薄れゆく意識の中、自分にしがみつきながら泣きじゃくる子供の頭をつむじから優しくなでる。
「泣くなよなぁ……ハル。ほんと、お前は泣き虫だから困るぜ、まったくよぉ……」
倒れる男の横腹は大きく抉れ、そこから内臓が飛び出てしとどに赤黒い血が流れ続ける。
傍から見れば、そんな状態で言葉を発していること自体が不思議なくらいだった。
だが、男は不死身などではない。
男の顔は見る見るうちに青白く変色し、生気を失ってゆく。
しかし
、それに反して男の顔は酷く穏やかな表情をしている。
「なぁ……ハル、聞け……」
男は泣きじゃくる子供に向けてわずかに口角を上げて見せる。
本人は満面の笑みをしたつもりだったが、これが男にできる最大限の笑みだった。
子供は男の言葉を聞いて、何とか泣きじゃくるのを止める。
子供はまだ幼い齢ではあるが、もう男の命がもたないことを察し、何とか男の最後の言葉を聞き入れようと、奥歯を強く食いしばりながら、嗚咽を必死に噛み殺す。
「お前は……これから一人になるかもしれない……。でもそれは、お前を縛るものがもう何もないってことだ……。自由に生きろ。友達作って……彼女作って……、社長でも……プロ野球選手でもなんでも目指せ……。案外、人生って面白いからよ……」
子供は両目から大粒の涙をこぼしながら、悔しそうに男の衣服を掴む。
何かを言いたげだったが、今は何かを言葉にできる程感情の整理がままならなかった。
男はそんな子供の頭を愛おしそうに撫で、そして最後の力を振り絞って、一言、こう発する。
「……ハル、愛される……人生を送れ……よ……」
男はそう言うと、子供の頭に置かれた彼の手はだらりと地面に打ち付けられる。
子供は下唇を噛み締め、噛み切ったところからジワリと血の味が子供の口の中に広がっていく。
そして、雲一つない数々の星明りが照らす夜空を仰いで、少年は声が枯れるまで泣き続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 22:32:09
60693文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
タイトル通り、オオアリクイが海苔の佃煮を備蓄したいと願う様子を描写した小説です。
最終更新:2021-04-21 19:39:29
563文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ー 食べることは異物を身体に取り込むこと。
毎日の三度三度の食事に何を食べるかは意識しても、なんで食べるかまで立ち止まって考えることは普通はありません。脇を甘くしてそんな哲学に縛られる呪文にかかったら、もう金輪際お肉を食べたくなくなるかもしれません。
自分の身体を異物に感じたら、異物が自分に近しく感じたら、青い血を持つタコが近づいた証拠です。
最終更新:2021-03-31 12:44:13
2777文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
人間、エルフ、ドワーフ。
殺しあってきた三者は手を組んで悪を倒す、
でもその前にやることはたくさんある。
互いに理解し、互いのために戦う意味を作る場所、それがファルシファル学園である。
最終更新:2019-04-10 22:51:18
1890文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
暗く澱んだギョロ目・下唇だけがやけに厚ぼったい大口・吹き出物まみれの団子鼻・肌は月面のように荒れ果て・髪や眉はボサボサ。
他ではまず見られないような、特殊な容姿をした男である「池 照吉」は、その顔によって周囲からは他と違った扱いを受けてきた。
だが、ある日彼は突如として地球とよく似た……しかし、美醜の価値観のみが逆転した世界に迷い込んでしまう。
これまで、顔だけで周囲から隔絶した扱いを受けてきた照吉。彼が美醜逆転世界で得るものは何なのだろうか。
全3話予定
最終更新:2015-07-22 22:01:24
34997文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:520pt 評価ポイント:332pt
検索結果:11 件
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