コミュ障ぼっち少年が自分の書いたファンタジー小説の中に異世界召喚!
孤独な男子高校生、早良義一の趣味はファンタジー小説を書くことだった。その小説では人々は空を飛ぶ巨大な竜(竜都)の上に暮らし、魔法を当たり前のように使っていた。そして、その物語の主人公はワッフドゥイヒという名の、義一とはまるで正反対の万能美青年だった。
義一はその小説を誰にも見せずにいたが、ある日、級友の少女、山岸かなえが彼の小説と全く同じ設定と物語で漫画を描いているのを発見する。驚き問いただす義一だったが
、あらぬ誤解により山岸に平手打ちされてしまう。そして、その瞬間、二人はそれぞれが小説と漫画で描いていた世界、ラーファス学園竜都へと召喚される。
突然の異世界召喚に戸惑う二人だったが、山岸が義一のほおをつねることにより、彼らは再び元の世界に戻ってくる。召喚と帰還のやり方に気付いた彼らは、やがて物語に手を加え、「異世界デビュー」に成功する。彼らはワッフドゥイヒと同じ学校、エリサ魔術学園の生徒として、異世界の生活を楽しむことになる・・・が、果たしてそれはうまくいくのだろうか? ※26回電撃大賞三次落ち。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 20:09:48
134899文字
会話率:52%
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