この世界、「プレーロマ」で生活する人類は二種類だ。
自然に存在する力を自在に操る事が可能な”能力者”と極々普通の”無能力者”。
無能力者では、能力者には勝てない。それが、この世界の常識だった。
4国あるうちの3国のトップが能力者であるし、もっとも低いランク(C)の能力者といえども無能力者相手ならば数十人程度を相手取れるのが、常識。
高ランク能力者(S)ともなれば、もはや戦略級であった。
数々の国が高ランク能力者の育成を行い、そしていくつかの成功を収めていた。
そんな中で起こっ
たのは、唯一”無能力者”が治める国”メッシーナ”と能力者絶対主義のプレローマ最強とまで言われる大国”シュクレンティア”による、戦争だった。
そんな中、無能力者”ユウ・アカサキ”は一兵士として戦場にて能力者と対峙。
それをきっかけにただの一兵士だった彼は、メッシーナに唯一存在する”能力者によってのみ構成される特殊部隊”へと編入されるのだった…。
無能力者による、能力者への反撃が、今ハジマル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-12 19:43:36
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