-ホームドア- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

私（ヤマシタ）は通勤中、京急蒲田駅で各停を待っていたところで後ろから線路へと突き落とされた。――正確には違う。ホームから溢れてしまったのだ。ホームドアが設置される直前の出来事だった。電車にめきめきぐちゃぐちゃと巻き込まれる感覚を死ぬまでのあいだ体験し、それはひじょうに有意義でまた尊い出来事だったのだけれど（嘘）、ああ、そうだ、むかし、ジュヴナイル小説で読んだような異世界へと、私は転移した。

皆様には霊感があるでしょうか。 自分は長いこと通勤で総武線各停を利用していますが、一時期やたら人身事故が発生する駅がありました。 それは、総武線快速の新小岩駅でした。 ２０１０年（平成２２年）以降の鉄道自殺数ランキングでもトップ５には入っています。 人間は人生の中で究極まで心身が追い込まれ、頭がおかしくなると自殺をしようと考え、死に場所を求めて彷徨うのですが、いろいろと条件が揃っていた新小岩駅からの投身自殺が相次ぎました。 新小岩駅は乗降客が多く、駅前は栄えています。 ただ、新小岩駅での彷徨える霊魂が、霊感のある者がどう見えたのかをこれから書いていきます。 新小岩駅での、ホームドア設置前と設置後に分けてお話を進めていこうと思います。 ※登場人物は全て仮名です。 それでは、本編へどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ

会議のための早出勤。 乗換駅で待っている途中、僕はそれに出会ったんだ。

夫殺しを疑った寿子には、完璧なアリバイがあった。 ※これは、ホームドアが設置される以前の物語である。

　通勤経路にある、誰も使わない駅。無人のホームに電車が止まり、俺はスマートフォンの画面に逃げ込む。 夏のホラー2020参加作品

　あたしが通学に利用しているＳ駅は、東尋坊駅などとネットで呼ばれている飛び込み自殺の名所だった。そんなＳ駅にもホームドアが設置され、これで自殺もなくなると思っていたあたしが遭遇した恐怖の体験。

社会人３年目の俺は今日も陰鬱な通勤電車に乗り込む。 リアルからの逃避を何度思い浮かべたものだろう。 今日も駅にホームドアが開くことでリアルとの闘いがいざ始まる！！ と思ったら、世界消滅！？異世界転移！？ 会社の呪縛から放たれて、願ったり叶ったりの状況だと思ったのは束の間。 彼を待ち受けていた世界はゲームのような甘い世界ではなかった。魔素というエネルギーが支配するこの世界で、主人公は残酷なゼロサムゲームを繰り広げることになる。 社会に嫌気がさした主人公が、今度は異世界で社会と戦うソーシャルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ

スマホばっかり見てて気づいていない可能性も