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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:66 件
「ねぇ、知ってる?空の色が青いのは、王様が間違って青いペンキを溢したからなんだって」
かつて人間の心は、色が宿っていた。
その心の色を塗り替えることで、人の心を変えるペイントと言う力を持つ者達がいた。
例えば、喜ならば黄色、怒ならば赤、哀ならば青、楽ならば緑と言った具合に。
主人公、ブラン・ホワイトは自分の白い力に自信を持てないでいた。
ブラン達、ペイントには一週間後、自分達の実力を見極める為の試験が待っていた。
これは、ブランを筆頭にしたペイント達の旅
の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 21:08:17
43965文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
実際にあったビジネスの話です。
ペンキ屋(塗装業)である小規模企業が頑張ってたらDXに成功していた話。
ある日、ペンキ屋のおっさん社長フクは、倉庫を綺麗にしようと思い立つ。
何せペンキ屋の倉庫は凄くきた・・・、雑然としている。
どこに何があるかも分からず、使い切れない塗料の毎年の廃棄額はなんと200万円超。
この倉庫を綺麗にすることから端を発し、色々な人に相談し、話を聞きながら、改善している内に、小規模企業なのにDXの最先端を走っていたという実話を元にしました。
全10話で
完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 22:00:00
14438文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
赤ペンキをぶちまけたような夕暮れのなかを、一人の男がフラフラと歩いていた。すると突然、後ろから『パン』と拍手のような音が聞こえてきて――
「青リンゴ、青リンゴです。青リンゴ。道に……ホラ。青リンゴが落ちていました」
男は、どこにでもある普通の青リンゴに、異常なこだわりをみせた。彼は狂っているのか、それとも夢を見ているのか、あるいは何かに憑りつかれているのか、それは誰にも分からない。ただ一つ確かなのは、その行動がだんだんとエスカレートしていくことだけ――
「青リンゴです。ア、
オ、リ、ン、ゴ。青リンゴです」「……あなたは夜道に気をつけたほうがいい」「早く早く! ――早く埋めてください!」
――そしていつしか、世界までもがオカシクなっていく――
「――なんなんだオマエラッ放せエエッ!」「うるさい! 大声を出すな!」「ありがとうございます」「ぅ、アアーッ!! ヤメローーッ!!」
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 12:52:38
8751文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
普通になるために
周りの見よう見まねで心にペンキを塗る
同じ色になるために
最終更新:2023-01-20 23:55:06
1159文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
その世界は夢か現実か。
または誰かの幻覚か、あの世の姿か。
今日もその世界は滅び新たに構築され住人を狂わせていく。
塗りたてのペンキのように輝くピンク色でその看板は塗られていた。
「ようこそ!夢見夜街へ!」
これは、その世界に住む住人の一人の話である。
作者のTwitter
https://twitter.com/toracan_umineco
他の作品もよろしくお願いします。
残酷な表現が含まれます。
一応頑張って、控えめにはしますが……よろしくお願いします。
最終更新:2022-09-14 09:30:09
6308文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お月様に色を塗りに来たペンキ塗り。しかし新人の少年は「お月様色」ではなく「お天道様色」をお月様に塗ってしまい…
最終更新:2022-05-29 17:36:51
3733文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『虹色の頭蓋骨』
俺の頭蓋骨を、俺が死んだら、ペンキで虹色に塗ってくれ、そんな言葉を残す、現在の自己の行く先。すると、脳内が虹色に変容し、自己に話し掛けだした。こんな不可思議な世界に、自己が居るという、連作の小説。
最終更新:2021-11-29 03:10:07
7602文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お菓子作りで有名な街、シュガータウン。その中にミツバチ5兄弟が働くペンキ屋があります。ペンキ屋と言っても普通のペンキ屋ではなく、お菓子にハチミツを塗るのがお仕事です。ある時、ハチミツを集めている菜の花畑が枯れてしまい、ハチミツが採れなくなってしまいました。5兄弟は困ってしまい、仕方なく山向こうの花畑へハチミツを採りに出掛けることに。しかし、行く手には様々な困難が待ち受けていて……。
キーワード:
最終更新:2021-05-21 19:38:26
5214文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
落書きさん。白夢ちゃんの笑顔。それが過去の記憶全て注がれたペンキバケツの輪郭にそんな心の色姿に馴染むなら。それを好きになるのは。。。この世の三千個の虹色の景色よりも好きになる事。何故かって。それは白夢ちゃんの瞳の仕組みを作る過去の記憶の柄そんな俺好みの透明な仕組みをした瞳を通してその奥にいる白夢ちゃんが大好きだから。全ての色が命宿す時一番好きな命ある色は白夢ちゃんだっ!!。
最終更新:2021-04-18 17:41:39
1121文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「せんぱ~い!今度はこのペンキについて、ひとつお願いします!」
ヴィダル王の威光も眩しいこのピジニリシュ国立研究所に再び証拠品が届けられたのは、陽も落ちてからの話であった。
「またあ?もう、とりあえずそこのテーブルにでも置いておいてよ。」
華美なドレスと釣り合わない口調でそう言って振り返ったのは、豊かなプラチナブロンドをがしがしと掻き毟る
侯爵家の令嬢、エミリー・トーロフ。彼女の手には異臭を放つビーカーが握られていた。
最終更新:2021-04-18 14:07:24
757文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
パレードがやってくる。あなたの大切なものは何ですか? 見つけられたら家にお帰りなさい。でも、見つけられなかったら――。サーカスがやってくる。ペンキの剥げたカルーセル。どこか懐かしいあの移動遊園地のサーカスがどこからともなくやってきて、いずこかへと移動していく。さあ、次の街へ行きましょう。
最終更新:2021-01-27 23:24:04
8480文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:90pt
作:すきづきん
ヒューマンドラマ
完結済
N0985GQ
航空運輸業を継いだ青年ジョージは、私的依頼で輸送した時に事故で鉄鋼を落としてしまう。コストカットのために無許可で公有地を通過したことがバレるため、紛失届けがだせないまま2か月が過ぎる。付き合っているリサと買い物中に「謎のモノリス、今世紀最大の発見!?」というニュースを見てジョージは硬直する。モノリス研究チームが調査を続ける中、製造番号と擦れたペンキの一部が発見され、メディアが落とし主に懸賞にかけて探しはじめる。SNSから色々特定されて逃げられなくなったジョージは、彼女のために
嫌われるよう振る舞う。喧嘩別れの翌日、ジョージはMUTUBEの生放送をしながら警察に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 19:00:00
8379文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
僕が僕のためだけに書いた、最高の恋物語
最終更新:2020-10-27 23:07:06
920文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神崎拓眞は平凡な若者だ。ごく普通の学生生活を過ごし、ごく普通の友人関係を築き、ごく普通の労働を行い、ごく普通の毎日を繰り返してきた。
特技は物覚えが良いことぐらいで、趣味はゲームとカラオケ、真面目というには無計画で不真面目と言うにはシッカリしている。
その日は、仕事を終え沈む夕陽を電車の窓から眺めているだけだった。
特筆するような事は何もなく、雲のかかった夕暮れに魅了されることも、列車事故の気配も無かった。ただ、仕事の疲れに少し目を揉んだだけの、そのわずかな瞬間に、
バケツペンキをぶち撒けたような赤い空と地面の不気味な世界が目に飛び込んできた。
“そういう”話の存在は知っていても、詳しい訳でも、然して興味がある訳でもない。訳のわからぬまに、彼は一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 14:35:12
1074文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は看板だ。
乾いた大地に一本だけ刺さっている。
ボロボロの木の杭にペンキのはがれた三つの矢印が錆びたくぎで打ち付けられていて、三つの道を示している。
もうずっと、地平線まで続く道を見ている。
私が示す矢印が、いったいどこを指しているのか
私はそれを、通る人々に聞いてみることにした。
※不定期投稿で短期完結にするつもりです。台詞が主体なので苦手な人は控えてください。
・作品に関しては各々の解釈を得てください。
最終更新:2020-05-16 17:10:00
1850文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本における自殺者の数が右肩上がりであった20✕✕年。日本政府は、世界にこう発信したのであった。
日本人の自殺者”0”とー。
世界中に衝撃が走ったその発表により、各国より問い合わせが殺到する。連日テレビでも取り上げられ、マスコミもこぞって裏を取ろうと必死である。
そんな中、東京のとある裏路地にいる若者がスマートフォンで、その記事を見ながら、チッと舌打ちをする。
??「嘘つきだらけか、この国のやつらは」
そう吐き捨てると、裏路地の扉へと入っていく。扉にはペンキ文字で書
かれている。
welcom to LIAR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 17:19:07
5813文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
場所は横浜。
明治時代からある西洋建築。
それらの外壁補修工事に、田舎から上京してきた主人公、立野絵理が携わる。
最終更新:2019-06-30 02:48:00
21164文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
はじめての ペンキ塗り
最終更新:2018-02-10 12:03:20
547文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
家を良く塗り替えるおばさんがいた。
最終更新:2017-10-03 16:10:35
2036文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
サッカーの強豪校に進学した電(いなずま)佐内(さない)。サッカーの実力がありながらも勉学を選んだ親友長門(ながと)和彦(かずひこ)。感情が揺れ動く明石(あかし)ほむら。この三人を中心としたサッカー青春物語である。
最終更新:2016-09-06 00:47:35
3365文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
殺人事件が起きた。
いつも通り平穏な埼玉県入間市で見つかった白色のペンキが掛かった、とても奇妙な死体。 次第に『彩』となり、殺人事件は明らかになっていく。
そして、ぼくらは幸せとなる。
最終更新:2016-07-21 01:52:52
1029文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
老人の家の前には横断歩道があった。長年の風雨にさらされた横断歩道は古びていた。老人は長年の感謝の気持ちを込めて新しいペンキで横断歩道を塗った。それから間もなく老人は亡くなった。気付くと老人は闇の中にいた。そこは天国への狭間の道であった。しかし闇を払うには生者の祈りが必要であったが、天涯孤独の老人には生者の知り合いはいなかったのだが……
最終更新:2015-12-23 22:01:49
1751文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:籠り虚院蝉
ローファンタジー
完結済
N0019CZ
数十年ぶりの帰郷。新幹線と在来線を乗り継いで地元の駅に着き、閑散としたホームへ降りると、久しく忘れていた東北の寒さ。ふと線路を挟んだ向こう側の改札へと渡る階段へ目を向ければ、その手前に、眩しいほど白いペンキ塗りの扉が空間に切り取られたようにぽつねんと佇んでいた。そして思い出の生家を辿り、不思議な守人との出会いを経て返された。“かつて、わたしは――”。
※約4万字。
※全8話自サイト「虚-URO-」にて完結済。
※サイトよりそのままコピペしているので、ルビが飛び出ています。
修正はめんどくさいのでしていません。
※感想・レビューお待ちしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 17:00:00
42244文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
KAIM
伊座凪由貴の過去がここに。
最終更新:2015-11-18 00:05:38
5356文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
真新しくペンキの塗られた洋風のお店。
貯金を全額叩いて完成させた我がお城。
今日から此所が私のお店になる。
どれだけ夢見ただろうか、自分のお店を持つ事に。
どれだけ夢見ただろうか、自分の珈琲をお客様に出せる事を。
「…さあ、今日が門出ですよ我がお城。」
扉に掛けられた木製のプレート、綺麗な文字で書かれた手描きの文字を【本日より開店】へとくるりと反転させ扉を開ける。
木製独特の匂い鼻付く店内を見渡しふと忘れていたように口に出す。
「ああ、そういえば…名前…看板を忘
れてましたね。」
足を店内へ進める中で思考をゆっくり巡らせ自分のお店の名前を考える。忘れていたのは仕方ない。
「……そうだ、この店の名前は…。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-23 19:57:06
201文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
KAIMとは
Killing
Ace
Integral
Member
それらの頭文字をとり、カイムと呼ばれる存在がいた。
彼らは文字通り、完璧な殺害のプロだ。
もとはただの殺し屋であったが、いつしかその能力から そう 呼ばれるようになった。
だが、ある時期を境に彼らは殺し屋家業から、護衛から暗殺までなんでも請け負う何でも屋になり、ある時国から認められ、それは組織になっていた。
カイムが組織と呼ばれるようになってから30年がたった…。
これは、KAIMの中の部隊のひとつ、ユニッ
ト8リーダー、伊座凪由貴という青年の、復讐と、信念と、愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-25 00:25:29
15458文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
二十歳になった彼は、いったいどういう運命に遊ばれるのか
最終更新:2015-07-06 00:28:57
9448文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「──をください」
そう言って男は突然キスをしてきた。夏風蛍(なつかぜ ほたる)が人生で一番恐怖を感じた出来事。
それは二年前のこと。できればもう思い出したくない。
しかし、待ちに待った入学式でトラウマの原因の男に出会い、トラウマを思い出してしまう。
「愛がなければとけて乾いてしまう」
「愛をもらう方法はキスしかない」等と男はわけのわからないことを言い出したが、蛍は信じることを決め、キス以外で愛をもらう方法を探すと約束する。
愛のもらい方を愉快な友人達と探す、少し不思議
な学園生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 23:56:04
4148文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
高校二年生の佐倉健一は、バイト先であるコンビニで黒いペンキで塗り潰されたような、謎の落書きを見つける。自分以外には見えないそれを気にしないようにする佐倉だが、ある日、バイト先にクラスメイトで変わり者として知られている朝妻結子がやってくる。そして彼女は「雨が降っても傘は指さない方がいい」と言い残し去っていった。
その日から佐倉は、たくさんの不可解な現象に合うことになる――。
最終更新:2015-01-05 21:36:38
42644文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
非モテの道は修羅の道。
それすなわち、我が宿命
ってことになってる感じの男子高校生が主人公の物語
最終更新:2014-06-22 00:28:51
9932文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
夜中にお絵描きと言うのも、なかなか。
最終更新:2014-04-01 22:36:38
4635文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
彼女は部屋を白いペンキで部屋を染める。
ただ、それだけ……。
最終更新:2014-03-13 21:26:18
2812文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
シスターが赴任してくる教会。その塀を綺麗にしようと僕はがんばるのだが……。※聖女シリーズ二作目ですが、以前の作品を読まなくても大丈夫なように書いてあります。
最終更新:2014-01-23 23:00:00
6643文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
革命は失敗した。今日の朝、元同士だった者から「君のアジトが警察に踏み込まれたみたいだぞ」という連絡が入った。私は急いで朝食を飲み下し、吐き気を感じながらも現場へ急いだ。
私が通う高校のすぐ裏手にある山の境内、見捨てられた社が我々のアジトだった。鍵が開いていたので勝手に拝借し、来るべき日の為の武器(ペンキだとか、スプレー缶だとか)を隠してあったのだ。
私は登校する生徒に交じりながら裏山を観察したが、そこには警察もいなければ何かが起こっている様子もなかった。私は草むらの蔭に荷物を
隠して社へ向かった。大きな階段を登るときが一番怖かった。
社には厳重に鍵がかけられていた。横のガラス窓から中を覗いた。そこにはただ板張りの空間が広がっているだけで何一つなかった。しかしまだ何か自分の中には燻ぶるものがあって、その煙が私の思考を鈍くした。納得がいかなかった。何故だ、何故だと問いかける声がエコーのように響いていた。学校に着いて、教師が、裏の山でシンナー遊びをしている者がいたようなので気をつけるように、と言った時すべてを理解した。無関心で、善良な市民の一人が今日の朝、ひとつの未来を、わずかばかりの可能性を打ち崩した。ただそれだけのことだった。どこにでもある光景だと思うことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 17:28:22
31711文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
お母さんに手紙を届けるという話
最終更新:2012-12-03 01:14:23
1007文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世間からはエリートなどと呼ばれる家族・・・兄弟・・・学校・・・。
そんな中で全てが嫌になった少年は、何を思い、どこに光を見出すのか。
黒色の青春も、白いペンキがあれば塗りなおせるのかもしれません。
最終更新:2012-10-20 21:33:07
5361文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
数百年前に地上に落ちたとされる魔法のかけら「ラストレター」。実物を見たものはなく、どこにあるかを知る者もいない。ただ比類なき力を秘めているという『噂』があるのみ。そのラストレターを求めて、奇妙な6人組が旅をしていた。手がかりなし、秘策なし、具体的なプランもなし。遵法意識もあんまりなし。やる気……はあるのかわからない。そんな彼らにも、共通する心配があった。今夜の宿と飯をどうするかだ。
最終更新:2012-04-15 04:19:34
6105文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
地方公務員だった父が遺したささやかな書斎。家の裏通りを大型車が通ると、その書棚から一冊の本が床に落ちる。
最終更新:2011-04-14 00:16:34
3515文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
フィクションをかくひとについての……。
最終更新:2010-09-18 23:30:07
1512文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:61pt 評価ポイント:61pt
別に怖くはない、ちょっと怪談ちっくなおハナシ。
最終更新:2010-07-24 19:40:07
1965文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
平成22年元旦。東京は向島に住む『私』は、年が変わってすぐに川向こうの浅草寺へと赴く。初詣ではない。ただ群集の気配に中(あた)りにいくのだ。
最終更新:2010-01-02 00:40:51
2283文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
ある地方に転勤してきた私は、列車の窓から見かけた「すもう」の看板に興味を持った。短くてからっぽなお話。
最終更新:2009-10-25 00:47:37
1165文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:44pt
21世紀初頭に発見された新資源ユーフォニウム。大国アメリカは優れた工業力と高いUFO飛来率を背景に、この新資源の独占的供給体制を組み上げる。だが、米政権に近い企業がユーフォニウムの化学的合成に成功すると、捕UFO大国は一転して反捕UFOに立場を変えた。ようやく黎明期を迎えた中後進国の捕UFO漁業は、ここに苦難の時代を迎えるのだった。
最終更新:2009-10-03 23:58:43
49581文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:52pt
都会の一隅で小さなラーメン店を営む私。ほとんど客はやってこないが、不思議と何とかなっている。しかしこの店の近所には、どうやらもっと流行っている店があるらしい。
最終更新:2009-08-10 22:25:13
4078文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
西暦1612年、もとい、2612年。とある宇宙の片隅で、二人の武芸者がまさに雌雄を決せんとしていた。マフィアの看板・佐々木小次郎、スピカの風神・宮本武蔵。相棒のナガミツ、ヤスツナを駆って、漆黒の宇宙に火花を散らす。さて勝負の行方やいかに!
最終更新:2009-02-16 02:03:07
30182文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
夏休みのはじめに新しいケータイを手に入れた少年は、不意にかかってきた不思議なコールで、知らないうちに異世界の姫を助けてしまう。姫は少年を勇者と見なし、魔法の力で彼女の国へと連れていく。そこでは激しい階級闘争が繰り広げられていた。だが少年は、勇者として姫のもとに留まることを拒否した。ある夜、姫の力が衰弱した隙に、敵が彼女に襲いかかる。少年はそれを察知し、姫を助けに駆けつける。
最終更新:2009-01-18 23:08:06
11310文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:15pt
時計たちの住む天上の島に、突然現れたパジャマ姿の娘。どこから来たかも自分が何者であるかも知らないこの娘に、親切な目覚まし時計が声をかけた。やがて二人は結婚する。だが、二人の生活は長くは続かなかった。たった三日で、新郎は自らの命を絶ったのだ……。
最終更新:2008-12-29 00:21:28
11698文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
どの町にも郷土史があります。どの郷土史編纂事業でもインタビューが行われます。かつて録音された無数の肉声のうち、文字に起こされたものって一体何割くらいなんでしょうね。こぼれた声は媒体の劣化とともに、自然とこの世から消えてゆきます。そんな声を題(ノイズ)た、ちょっと短いお(ノイズ)で(ノイズ)。
最終更新:2008-10-04 03:32:46
3490文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
きみとぼくのふれあいは、いつもやわらかくて、ココチよくて、ちょっとだけ、はずかしかった。でも、そんなきみも、もう、いない。詩かも。詩じゃないかも。詩ってなんだろう。たぶん詩じゃない。
最終更新:2008-09-25 00:33:46
684文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
K府K市に住む大学院生の俺は、N県の研究所へ異動する教授にくっついて、一緒にN県にいくことになってしまった。はじめはよくあることと思っていた俺も、そこで教授が行っている研究をみて、まずいことに首を突っ込んでしまったことに気づく。それはN県の主導で進められた、殺戮型人造人間『せいんとくん』を作りあげる研究だった。N県はこれを使ってK府、およびT都を滅ぼし、千二百年前に失われた都の栄華を取り戻すつもりなのだ……。
最終更新:2008-09-20 23:38:25
20191文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:47pt 評価ポイント:43pt
検索結果:66 件