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未知のウイルスによるパンデミックから、数十年後の地球。 チロと彼は荒廃した日本の街中を歩いていた。 ふとペットショップだった室内に置いてある水槽に、真っ赤な金魚が泳いでいるのをチロが見つけるが。 『ネオンサインは瞬かない』のスピンオフ作品ですが、こちらのお話だけでも楽しんでいただけるかと思います。 ※「第5回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。

宙ぶらりんな真心を込めて

『ネオンサインは瞬かない』をモチーフにした短歌になります。 本作のBLタグは保険です。

小さい頃、水に落ちた。――今もまだ、水の底 昔々、人は当たり前に神通力が使えた。 その事実を忘れ去って幾星霜。 ネット隆盛時代に設立された芸能事務所兼デザイン会社、スタジオ・ホフミは、ある日突然神通力を取り戻した人々を支援するという裏の顔を持っていた。 新人アーティスト、千歳もその一人。 神通力＝霊力を持ってはいるものの、ただの一般人でしかない千歳は、ある日社長から、自らが拝受した御神託と関わるようにと命じられる。 ――彼が集めた五人の若者たちと一緒に。 この作品は、2022年3月より「カクヨム」にて連載していたものを一度下げ、2023年7月22日より、同サイトで再度掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ

「ネオンサインは瞬かない」の前日譚です。 孤独な少年チロの回想と愛する人との思い出は、暖かな雨とともに。 「ネオンサインは瞬かない」 https://ncode.syosetu.com/n5364gz/ 「夜明けに少女は夢を見ない」 https://ncode.syosetu.com/n6839ha/ 「二人は渓谷を受け入れない」 https://ncode.syosetu.com/n3947hq/ 「黒猫は狂った世界を見届けない」 https://ncode.syosetu.com/n0432hu/折りたたむ>>続きをよむ

『ネオンサイン』シリーズのスピンオフ作品です。 中性的な見た目の少年チロと、ヘビースモーカーの彼。 ちぐはぐな二人が目にする景色はどこまでも荒廃していて、どこまでも美しい。 ディストピアな世界観のストーリーです。 ※微BL要素を含みます。ご注意ください。 「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。

ある病原菌に侵された世界へと逃げ出した彼。 そこで見たのは変わり果てた街と暴徒と化した人々だった。 「ネオンサイン」シリーズ、四作目です。 こちらの作品だけでもお楽しみいただけるかと思います。 「ネオンサインは瞬かない」 https://ncode.syosetu.com/n5364gz/ 「夜明けに少女は夢を見ない」 https://ncode.syosetu.com/n6839ha/ 「街と渓谷」 https://ncode.syosetu.com/n3947hq/折りたたむ>>続きをよむ

異常に発達した文明を持つ地上の人間とはるか昔に存在し、今は迫害を受けている地下の妖怪のお話。

「ネオンサインは瞬かない」の後日談です。 こちらの作品だけでも楽しんでいただけるかと思います。 今作はBL成分ほぼ無いですが、念のためにタグつけています。

先に投稿した【ネオンサインは瞬かない】の前日譚にあたる物語です。 十五歳で母となった少女ミサはある夜、シェルターの子どもを一人残らず抹殺する計画を聞いてしまい、産まれたばかりのチヒロを連れて脱出しようと決意するが──狂気と絶望の交錯する世界で少女が見たものは。 ※流血シーンが多く含まれていますので苦手な方はご注意下さい。

この作品は、N/S高の同好会『文芸とライトノベル作家の会』で開催した第二回ショートストーリーコンテスト（SSコン）の応募作品です。 第二回SSコンテーマ：段ボール

地球についてよく考えます。 人間として生きている限り、少なからず地球や動植物たちに負荷をかけてしまいます。 一人の人間として、自分に何が出来るのか。 未来は明るい事ばかりではないけれど、ほんの少しの希望があればきっと私たちは大丈夫だと信じています。 ※男娼的な表現があるためBLを選択しています。 また現在流行中の病気を連想させる表現が含まれています。苦手な方はご注意下さい。

他の場所にも掲載する、

企業からドロップアウトした青年は神経衰弱に至る。それを治すために始めたアルバイト先で彼は自分の主張に自分を見る。 星の代わりに見たものとは…。カクヨムと併載です。 これは神戸新聞社コンピュートサインでバイトしていた時のことを書いた物です。

　遠い日に見た虹の美しさを覚えている。 　それに比べて、現実のこの自分の姿はどうだ。ジャクリーンは煩悶した。薄暗い街灯に立つ姿は、虹どころか夜鷹そのものでしかない。 　誰かを喜ばせる虹になろうと思ったのに。 　足下の水たまりにはネオンサインの虹が映り込んでいた。