ダンジョン――それは生と死、光と闇、歓喜と絶望が交錯する空間――
……だったのは昔の話。今や世界は大エンターテイメント時代を迎えていた。
35年ローンでダンジョンを購入した魔王の元には「剣も魔法もダメなダークエルフ」「肉体強化魔法をまとった少女」「ドジっ子ダークエルフの長」「明るいスケルトンと寡黙なスケルトン」など、個性豊かなメンバーが集まって、ワイワイ賑やかに今日も元気にダンジョン運営をしていく。
「よく来たな、冒険者諸君! 我こそは混沌の権化にして恐怖の魔王『バルバ
――」
「バルバトスさまー、お塩取って下さいー」
「あたしはソース!」
「――解せぬ!」
これは新米魔王が奮闘する、成長系箱庭型ダンジョン創生ストーリーである……多分。
※2020年1月16日:作品タイトルを変更しました。
旧タイトル『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する』
※当作品は既存の『きみとぼくのダンジョン再建記』を一から書き直したものになります。
小説家になろう版:https://ncode.syosetu.com/n3716fg/
カクヨム版 :https://kakuyomu.jp/works/1177354054886591576
※登場人物などは一部を除き共通していますが、ふたつの物語には一切の関連性はありません。
※前作をお読みになってない方はそのままお読み下さい。前作をお付き合い頂いた方は、キレイサッパリお忘れになってお読み頂けると幸いです!
※即興気味につくって参りますので、改稿する可能性があります。ご了承下さいませ。
※1/26以降の投稿ペースは「最低日曜日に一話」となります。詳しくは活動報告に記載しています。
※感想・評価・誤字脱字など、気になることがあればお教え頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 22:55:01
156663文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:69pt
【角川スニーカー文庫様より書籍版好評発売中!】
【電撃大王様より、コミカライズ版連載開始!】
「――このダンジョンは、駄目だ!」
ある日、いちモンスターのナルゴアは、勇者の本拠地から最も近い最初のダンジョン“しじまの洞窟”の中ボスとして任命される。
そこには意識の低い従業員(モンスター)ばかり、これでは駄目だとダンジョンの大改革を始めたナルゴアだったが、奮闘の甲斐あり、着任から一年でしじまの洞窟は中堅勇者パーティですら退ける大迷宮へと変貌した!
だが、そこへやって来たのはす
でに魔王を倒した伝説級の勇者たち、ナルゴアは愛すべき従業員たちを守るため単身勇者たちに挑み敗れ、そして――どういうわけか100年後の世界に転生してしまう!
100年後の世界で、伝説の大迷宮と化したしじまの洞窟の従業員たちとともに繰り広げられる痛快中ボスファンタジー! ここに開幕!
※第二章、完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 15:32:58
284544文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:62pt
ダンジョンが「血沸き肉踊る地」から「ワクワクドキドキのエンターテイメント施設」になって早数年。外資系ダンジョンなどの進出もあり、老舗の地場ダンジョンは苦境に立たされていた。
魔王の運営するダンジョンも、その例外ではない。立地の良さという好条件で、なんとか耐えていたが、それも今や風前の灯火。
そんなとき。ひとりの少女がダンジョンを訪れる。そして運命の輪が回り始める……はずだったのだが。
苦労が絶えない魔王と、それを取り囲む仲間との、ダンジョン再建記!
※本作は
「カクヨム」に投稿した同名の小説の改稿版になります。
カクヨム版は以下のURLになります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886591576
1章完結までは、ほぼ毎日投稿(19時台位)の予定です。
※2月13日より終盤調整のため、少しだけ毎日投稿をお休みさせて頂きます。
再会は2月16日(土)の予定です。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 20:53:26
116146文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt