-ダイトウア国物語- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

大阪府に住む一ノ瀬　翔(イチノセ　カケル)は、受験が終わり進学先も決まって、友人の天野　大智(アマノ　ダイチ)とともに近場の温泉に行って帰って来ている時に、突如辺り一帯が暗転し、訳もわからず先はと進むと、草木は枯れ果て、空は煙に包まれた酷い景色の広がる世界へと迷い込む事となるーー

かつて、世界の番人と呼ばれるものによって創造されたとされる偉大なる国『ダイトウア』 この国には、もの話す獣やセントール、ドワーフなど様々な生き物が暮らしていた。 だがこのダイトウアは突如として現れた『ドミナタール』と呼ばれる炎の魔人によって支配されてしまった。 この国は黒煙という影に覆われ、今も長い夜が続いている。 だが、ダイトウアに住むダイトウア人には一つの小さな希望があった。 それは、『天と地の狭間からいでし使徒ペルソナが聖火を灯す時、炎の魔人の支配は終わり、ダイトウアに夜明けが訪れるー』という一つの予言であった。折りたたむ>>続きをよむ