-ジョージ・オーウェル- 小説家になろう 更新情報検索
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検索結果:5 件
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作:尾久出麒次郎
文学
ヒューマンドラマ
完結済
N3182FY
東京オリンピック後の二○二X年、地球に接近する恒星間天体ジェネシス彗星が8月31日の夜、地球に衝突するギリギリの距離を通過する天体ショー! 一度切りの特別な夏休みを、思いっ切り笑って! 泣いて! 叫んで! そして奇跡を起こせ!!
夏休みを一年で一番特別な時期だという思い入れを持つ少年、朝霧光(あさぎりひかる)は六月のある晴れた日に元吹奏楽部でフルート奏者だった風間夏海(かざまなつみ)が偶然屋上で叫んでいる姿を見てしまう。
偶然彼女の日記帳を拾った光は一緒に彗星を見る約
束をした友達の如月望(きさらぎのぞむ)と彼の幼馴染みの雪水冬花(ゆきみずとうか)と共に彼女を見つけ出す過程で元テニス部の桜木春菜(さくらぎはるな)とも出会い、一緒に「夏休みをちゃんと夏休みしよう」と二人を誘い、更に春菜のライバルである花崎千秋(はなさきちあき)も加わる。
部活を辞めた春菜と千秋、そして夏海はかつての仲間や顧問の先生から復帰を求められ、思い悩みながらも「夏休みをちゃんと夏休みする」ために火の国まつり、湘南旅行を計画するうちに光は夏海に恋心を抱く。
夏休みの熊本(途中で旅行に行きますが)を舞台にした作品です。
こんな夏休みを送りたかった。
こんな青春を送りたかった。
こんな友達が欲しかった。
こんな彼女が欲しかった。
爽やかで甘酸っぱい夏休みに奇跡を起こす物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 20:48:37
122390文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:40pt
作:枢密院勅令
SF
宇宙[SF]
短編
N1149FE
七つの大海に紅茶と民主主義を不法投棄した迷惑な国、イギリス。
大英帝国という大層な名前で呼ぶ者は今は無く、ユニオンジャック職人の失業も近い。
ジョージ・オーウェルは言った。「ルール・ブリタニアを歌う者はもういない」と。
だが、思ったよりも神は人類を嫌っているらしく、全世界、それどころか全宇宙が彼らイギリス人の手に堕ちてしまった!
時は西暦二二四五年。月に行くのさえ億劫になっていた二十一世紀序盤からは想像できない程に人類の活動領域が拡大し、太陽系を除いた七つの星系を支配下に
置いた未来。
“天翔ける大迷惑”となった彼らはどのような歴史を紡ぐのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 22:25:39
9641文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:21pt
作: 尾久出麒次郎
文学
ヒューマンドラマ
完結済
N2300EB
これは僕、真島翔(ましましょう)の思い出話しであり、エーデルワイス団の最初の物語である。
二〇〇三年春、真島翔は一年にも及ぶ受験戦争は敗戦に終わって遠くの学校で寮に入るか、歪で偏った校則の地元の私立高校に入るか選択を迫られていた。
翔は悩んだ末に地元にある私立細川学院高校ーー通称:細高に入り、堅苦しい生活になるとうんざりするが、中学時代からの知人で変人な柴谷太一(しばたにたいち)、同じく一緒の中学で無愛想で無配慮な中沢舞(なかざわまい)、そして読書好きの天然和風美少女
の神代彩(かみしろあや)と出会う。
ふとしたことがきっかけで楽しい日々を送るが、同時に先生や大人たちに目をつけられてしまう。太一の提案で翔たちは彼らを出し抜くための活動を開始する。
「最後の夏のエーデルワイス」「遠い夏の夜空のエーデルワイス」に続くエーデルワイス団シリーズ第三弾です。
今回はゼロ年代前半を舞台にした物語ですが、どれから読んでも楽しめるようにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 15:06:19
105846文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:48pt
作:桜井あんじ
SF
空想科学[SF]
短編
N3904DZ
西暦1965年。世界は三つの全体主義国家によって支配されていた。嘘と欺瞞で固められた社会に嫌気が差した僕は、自由な世界を夢見て、コールドスリープでの長い眠りにつく。90年後に目覚めた時、僕は一人の少女と出会った――。
最終更新:2017-05-14 20:21:45
11133文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:27pt
作:気狂いピエロ
恋愛
ノンジャンル
連載
N4659BB
拳銃使い、魔女、将軍、博士。
役割に支配された生き方しかできない連中が、ゆっくりと世界に染みこんでいく。そんな役割を与えられた生を『我々』は世界レンズを経由して観測する。
王国は革命で倒れ、共和国は大衆に焼かれる。
拳銃使いと、無愛想な魔女はそんな世の中のカスの一片として拳銃をぶっ放し、魔法を使い、人を殺し、たまに助けて、飯を食う。音楽に耳を傾け、書物に心躍らせ、それでもやはり人を殺す。
将軍と感情的な魔女は、『塔』からあふれ出す怪物どもの相手をしながら、淡々と政治
に明け暮れる。戦いにおいて優秀、政策において鋭敏な二人は、徐々に人の枠を離れ、自らが規格外の怪物に近似していく。
頭のおかしい博士は、世界のあり方を問い直すことを諦めて、ただ全てを肯定し続けて、なにもかもを楽しむ。それは方法論的虚無主義ではあるものの、それでいてロマンチズム。
冒険者ギルド、暗殺者ギルド、騎士団は各個に組織としての意思を持ち始め、それを構成する人々を歯車たる器官へと置き換えてゆく。
共和国、王国、都市国家連合、諸部族会議は『塔』に目を向けながら、互いに剣と銃を突きつけあう。
新人類と旧人類は相互に断絶し、播種船は飛んでくるわ、第一異星人と接触するわで話は混迷を極め、ますます分けがわからなくなる。
ドゥルーズだのフーコーだのがそれぞれに役にも立たない持論をまくし立てはじめ、科学は方法論となり強い人間原理が機能し始める。それでいて役割を与えられただけの『キャラクター』たちは、うやむやな物語に対して反旗を翻す。
わけもわからず能力バトルが始まり、挙句の果てにはSFもどきになり、重力の虹を論じ、百年の孤独に打ちひしがれ、緑の家にたどり着こうとする。ジョージ・オーウェルがそんなサマをあざ笑いながら嘘つきだけが現実を見ることができることを強弁する。
―そして、世界システムという怪物が、誕生する。
その世界システムに対して、並行世界のエヴェレット多世界解釈上の存在である女子高生が世界征服というカウンターアタックを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 11:08:41
7460文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:70pt
検索結果:5 件
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