一九八五年三月、虎ノ門の零細旅行会社に勤める菊地彰は銀座のクラブで、少年時代に因縁のあるハーフの美貌のホステス(当時は少女。今はもちろん成人女性)、並河久美子と遭遇する。久美子と妹の静絵は米国人軍属の老父と暮らしていたが、生活に困窮して彰の家でたびたび食事を提供される。それに対して中学三年生の彰は、病弱な父のいる自分の家庭が他人の世話をできるのかと母に抗議し叱られる。数日後、二人の少女と老父は別れの挨拶に訪れる。顔を見せる勇気がない彰は去っていく三人を物陰から見送る。以来、彰
の負い目となる。久美子の同僚ホステスの秀美の計らいで、菊地兄弟と並河姉妹は再会を果たす。
※この作品は「https://sisterbrother.exblog.jp/」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 16:23:58
130001文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:88pt
ブスでデブな俺 (男)、南雲スバルは聖女として召喚されてしまった。
召喚されたのは俺を含めて7人。
3人は美少女、1人は美少年、1人はハゲ散らかしたおっさん (元イケメン)、1匹はメス猫。
なぜか皆聖女ということになった。本当になんで?
で、いきなり始まったシスター&ブラザー選考会。
自分の姉妹、兄弟にしたい者を自ら名乗り出て指名し、各宮殿に迎えるのだ。
赤薔薇、白薔薇、青薔薇、黄薔薇、緑薔薇、紫薔薇、黒薔薇の7つの宮殿。
各宮殿で過ごし、聖女としての素質を開花させていく。
そんな中、メス猫やはげ親父までに遅れをとった俺は、最低最悪と悪評高い「黒薔薇」宮に選ばれる。
ちっこいお姉ちゃんと暮らしながら、料理スキルLV80のチートを活かして生活していく。
そして決めた。
しょうがない、こうなったら最高の聖女になってやると。
■1/23:週1更新予定 【月曜:23時に更新です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 23:00:00
90432文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:20pt