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検索結果:59 件
十六歳の少年、狼頭人身の獣人種アゼルナンのグレオヌス・アーフは星間管理局本部のある惑星メルケーシンの高等学校オフィサーズスクールに留学してくる。
通称『ザザの狼』と呼ばれる有名パイロット、ブレアリウスを父に持つグレオヌスは公務官資格を得るべく門戸を叩いたのだが、そこで運命的な出会いをする。
赤い髪に赤い瞳の美少女ミュウとの出会いが彼の高校生活を劇的に変えていくのだった。
リアルロボットSFストーリー、新展開の第十一弾。
最終更新:2024-05-02 12:00:00
216489文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:38pt
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマ
ケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:00:00
187527文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:22050pt 評価ポイント:11160pt
俺は乙女ゲー『恋愛魔法学院』、通称『恋学』の攻略対象の1人アリウスに転生した。だけど乙女ゲーなんて興味ないんだよな。だから『恋学』がオーソドックス過ぎて売れなかったRPGのシステムを引き継いでいることを知っていた俺は、攻略対象の癖に無駄にスペックが高いアリウスを鍛えて最強を目指すことにした。恋愛要素なんてガン無視して。悪役令嬢は実は良い奴だったから、『恋学』のストーリーを無視して助けるけど。
最終更新:2024-04-29 17:13:02
1007310文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4628pt 評価ポイント:1786pt
自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。
そこに、ひとりの冒険者がいた。来る日も来る日も神殿から依頼される薬草採取を続けて18年、いつしか彼は“薬草殺し”と揶揄され馬鹿にされる存在になっていた。
彼はそれに甘んじつつ、ただ人々のために恩ある神殿のために薬草採取に精を出す日々を送っていたが、ある時それを快く思わない者たちの襲撃を受ける。絶対絶命の彼のピンチを救ったのは、うら若き美少女勇者であった━━。
この物語は、そんな運命の出会いを果たした“薬草殺し”と勇者が、仲間と
ともに世界を滅ぼす魔王を封印するための旅をする物語。道中で巻き込まれる様々な試練、日々変わりゆく彼らの関係、魔王との戦い、そして最後に彼らを待ち受ける結末とは━━。
断罪なし、ざまぁなし、転生なし、チートは少々。何の変哲もない冒険物語です。若干コメディ、うっすら恋愛要素。転生者設定はあれどこちらの本編には影響しません。同一世界の物語がいくつもあるので、評価を頂けましたら順次投稿します。
どこか地球に似て非なる『アリウステラ』のラティアース世界の物語。毎話4000〜6000字程度で程々に読み応えありつつもサクサク読める話を目指します。興味がありましたらブックマークや評価を頂ければ有り難いです。面白いと思って頂けるよう執筆・更新を頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:00:00
745221文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:3868pt 評価ポイント:1798pt
公爵令嬢リリアンナは婚約者である王太子アリウスに婚約破棄を告げられた。その帰り道、謎の獣に襲われ死んでしまう。その時に既に4度同じ人生を繰り返していることを思い出した。
もう2度と同じ人生を送りたくないーー
そう思ったが目が覚めると6度目が始まっている。
リリアンナは思った。さすがに6度も生きたんだからそろそろ幸せになってもいいのでは?
人生5回繰り返した女の子が幸せを掴むために奮闘する話
最終更新:2024-04-27 21:00:00
64090文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:26pt
神様も眠る世界、ユーラン・イルミラージュ
そこでは、様々な種族が共存していた。
ある戦いで傷ついた騎士の青年、アリウス・ヴィスターは戦場で一匹のドラゴンに連れられ、竜の庭と呼ばれる場所へたどり着く。
そこでは、太古に竜の血を飲み、その力の恩恵を得た種族「ドラグニティ」の少女、コノハ・レミティと出会った。
彼女の夢である、「人間と竜が楽しく暮らせる場所」を叶えるために、アリウスはコノハと共に奔走する。
農耕、牧畜、狩猟を通して、青年と少女が成長していくファン
タジーライフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 18:52:34
574341文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:377pt 評価ポイント:85pt
重複投稿である:カクヨムにも投稿してます。
地球から遠く離れた火明星(ほあかりぼし)。電気ではなく魔導製品が発達した星。魔導のインターネットすら整備されている。
ここのヴァーレンス王国と呼ばれる海に囲まれた島の遺跡地区から
俺は最強だ、とか俺は最強なのに追放されてこんな所に流された。とか何もない所でステータス! と叫んだりやたら女をトロフィーのように彼女らの人格を端から見ると尊重してる風なく侍らせたがる訳の分からない人型の生き物が大量に確認されている。
それを聞いたミハ
エルは
「おいおいそれルシファーにムーンショットされてんじゃないの」
「仮想世界とかわたしの星で展開しやがったらアーーイ!!! しまくるからなー!」
と一抹の不安を胸に友人のフレッド、アリウス、地球出身で後天的な半竜神――水鏡冬華と、彼女の友達の妖怪桜雪さゆとホワイトライガーの因子を持ったサリサと共に遺跡のある地域に足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:12:14
170679文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
万能の天才と知られるアリウスだが彼は10代の頃、軍人となることを夢見ていた。
しかしその夢は叶わなかった。
あろうことは彼は士官学校の筆記試験に落ちたのである。
歴史に名を残す天才を落第させた「勇気ある選択」と呼ばれる論述問題とは?
最終更新:2024-03-05 07:51:19
1446文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:218pt
「君は、辞退しようという気にはならないのか」
今日も今日とて、彼を侮る高位貴族の子弟が学園内で子爵家の次男を呼び止める。誰だか知らないが、知らなくても誰かは分かる。その用事も。
「子爵家の次男ごときが、本当に自分が彼女の夫として相応しいとでも思っているのか?」
「あ、その件でしたら公爵家の方へ直接お願いしますね」
「なに……?」
「そもそも婚約者を公募なさったのは公爵家ですし、公募自体も公女さまご自身のご意向だと伺っております。私をお選びになったのも公女さまご自身だと、当
の本人から伺っておりますので」
「くっ、それは」
「ですのでご不満がお有りなら公爵家に、そして公女さまに直接申し上げてくださいませ。では」
そこまで言い捨てて一礼し、子爵家の次男は踵を返す。まさか反論されると思っていなかったようで驚きに顔色を染めていたが、知ったことではない。
やれやれ、自分だって釣書を送って、その上で落選したんでしょうに。相手がしがない子爵家だからって、思い通りにしようとか傲慢ですよ先輩?
筆頭公爵家には女児がひとりしか生まれなかった。将来的に男児の誕生を期待したものの生まれずに、唯一の娘である公女は正式に跡継ぎとなった。
そんな公女の婚約者を、なんと広く公募して決めると公爵家が表明したのだ。たちまち彼女の元には応募の釣書が殺到した。
そんな公女に悲劇が訪れる。学園の放課後に友人たちと街遊びに行って、ひとり公女だけが誘拐され乱暴されたのだ。
純潔を失ったことで、公女の婚約者への立候補者たちはみな辞退していった。そうして中々決まらなかった彼女の婚約者は、公募開始から2年を経てようやく決まった。
なんと、しがない貧乏子爵家の次男だったのだ。しかも決まったというのにふたりの仲はどう見ても険悪で、だから一旦は辞退した高位貴族の子息たちも色めき立った。
そういうわけで、今日も子爵家次男の元には婚約者を辞退するよう迫る子息たちがやって来る。公女とその婚約者が何を画策しているか知らぬままに。
そんな中、王国の第三王子が声高に宣言したのだ。公女の誘拐暴行事件の犯人が、他でもない子爵家次男だと⸺!
◆例によって設定なし、主役のふたり以外に名前はありません。全11話、1話あたり約1500字ですっきりハッピーエンド。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
17786文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2774pt 評価ポイント:2242pt
「ただでさえ“魔力なし”の役立たずのくせに、パーティの資金まで横領していたお前をリーダーとして許すことはできない!よってレイク、お前を“雷竜の咆哮”から追放する!」
探索者として“雷竜の咆哮”に所属するレイクは、“魔力なし”であることを理由に冤罪までかけられて、リーダーの戦士ソティンの宣言によりパーティを追われることになってしまった。
森羅万象の全てが構成元素としての“魔力”で成り立つ世界、ラティアース。当然そこに生まれる人類も、必ずその身に魔力を宿して生まれてくる。
だ
がエルフ、ドワーフや人間といった“人類”の中で、唯一人間にだけは、その身を構成する最低限の魔力しか持たず、魔術を行使する魔力的な余力のない者が一定数存在する。それを“魔力なし”と俗に称するが、探索者のレイクはそうした魔力なしのひとりだった。
魔力なしは十人にひとり程度いるもので、特に差別や迫害の対象にはならない。それでもソティンのように、高い魔力を鼻にかけ魔力なしを蔑むような連中はどこにでもいるものだ。
「ああ、そうかよ」
ニヤつくソティンの顔を見て、もうこれは何を言っても無駄だと悟ったレイク。
だったらもう、言われたとおりに出ていってやろう。
「じゃ、今まで世話になった。あとは達者で頑張れよ。じゃあな!」
そうしてレイクはソティンが何か言う前にあらかじめまとめてあった荷物を手に、とっととパーティの根城を後にしたのだった。
そしてこれをきっかけに、レイクとソティンの運命は正反対の結末を辿ることになる⸺!
◆たまにはなろう風の説明調長文タイトルを……とか思ってつけたけど、なんかあんま上手くないですスイマセン。
◆テンプレのパーティ追放物。世界観は作者のいつものアリウステラ/ラティアースです。初見の人もおられるかと思って、ちょっと説明文多めですゴメンナサイ。
◆まだ書き上がってないけど、多分四万字に満たない中編です。現在約三万字まで執筆済み。
◆同一作者の連載中ハイファンタジー長編『落第冒険者は人の縁で成り上がる』のスピンオフというか、微妙に伏線を含んだ繋がりのある内容です。どちらも単体でお楽しみ頂けますが、両方読めばそれはそれでニマニマできます。多分。
◆この作品はなろうのほか、アルファポリスとカクヨムでも同時公開します。3サイト同時は多分初。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:00:00
33941文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:1832pt 評価ポイント:1354pt
遥か昔、大陸は戦火に覆われ幾多の国が滅びた長き戦いに人々は疲弊しきっていた。
そんな長き戦いの時代に終止符を打つものが現れた。聖剣を作りだし、それを振るい大陸の争いを納めやがてその者達は一つの国を作り王として即位した。
その者達を人々は祝福と感謝の意を込めてこう呼んだ。聖剣に愛されし王、即ち「聖王」。そして聖剣を創りし王妃「聖妃」と。
そうして戦乱の時代は終わり大陸に平和が訪れて1000年の月日が流れる。
1000年の長き時の中で人々の中にも古の「聖王」と同じように聖剣を扱え
るもの、「聖妃」と同じように聖剣を創る者達が現れた。
アリウス王国はその現象を「聖王」と「聖妃」の加護であるしその者達に力の扱いを学ばせるために「聖剣学院」を創設しその者達を「聖剣使い」、「聖剣錬成師」と呼んだ。
そして、そんな学院に王位継承権を持つ王女が居たが、王女は学院の生徒たちにこう呼ばれていた。「魔剣しか創れない落ちこぼれの王女」即ち‶魔女〟と。だが、ある日そんな彼女に一人の編入生が声を掛けた。
「俺に、魔剣を創ってくれないか?」
これは、聖剣が使えない少年と魔剣しか創れない王女の共に往く二人の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 14:00:00
15004文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
ルードス大陸には昔より、聖女と竜がつがいになるという習わしが存在していた。
代々聖女を輩出する家に生まれながら、聖女としての才覚を有していないルカ・キウス・アリウスは義母と義妹シェリルから虐げられ、使用人にも劣るような生活を強いられていた。
そんなある時、妹のシェリルが竜の王である竜帝に嫁ぐという話が持ち上がる。
しかし当代の竜帝は、竜族の中でも最も忌み嫌われる存在だった。
もし機嫌を損なえば竜帝に殺されてもおかしくない。
しかし義母や義妹と地獄のような生活よりはマシと割り切
ったルカは自分に聖女の力がないことを隠し、竜帝に嫁ぐことを決めた。
※R15ではありますが、念のための設定です。
※カクヨムでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 06:00:00
88936文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:1476pt 評価ポイント:696pt
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯える幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族
に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2814pt 評価ポイント:1496pt
今我々が生きているこの現実世界。
そんなこの世界の裏側にある、現実世界にそっくりなもう一つの世界を知っているだろうか。
この世界には人の負の感情から生まれる化け物『』が無数にうろついている。
そして、それを討伐する先鋭部隊『討伐者』が存在している。
その世界の名は『アリウスディメンシオン』
この世界は現実の世界と表裏一体の関係だが、決してお互いの世界へ侵入し干渉することはで出来ないとされている。
だが、その世界の理を破って現実世界からこちらの世界へ足を踏み入れた一人の青年いた
。
これは、そんな彼がこの世界で様々な仲間と出会い、幾多の困難や挫折を乗り越えて成長する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 22:52:28
1558文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
迷宮都市カイネの冒険者、アリウスは自身の属するパーティを身に覚えのありすぎる横領の咎で追放される。
自他ともに認める人格破綻者であり、懐に余裕のあるアリウスは暫く冒険活動を休んで遊び惚けていようと考えたが、道を尋ねたスノーエルフの少女を冒険者ギルドに連れていったところから人生の進路に迷うことになる。
『魔神を殺したい』そう言う少女と冒険をすることになった追放されたクズのお話。
ところでなんかいいタイトルない? 全然思いつかないんですよね。
最終更新:2023-06-01 21:01:24
72641文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:58pt
その男は、ただ“ローグ”と呼ばれていた。
スラムで生まれ育ち、盗み、脅し、殺しを繰り返して恐怖と暴虐でスラムを牛耳る、恐るべき支配者だった。
ある夜男は、スラムと下町の間を流れるドブ川に沿った路上で、ひとりの美女を見つけた。誰に声をかけられる事もなく、ただそこに佇んでいた女に興味を引かれて、声をかけた。
「見ねえ顔だな」
「貴方は……私が視えるのですか?」
「そんなとこに立ってりゃァ、誰だって見えらあ」
「そうですか……。ではわたくしを、貴方様の妻にして下さいませ」
そ
うして女は、男に従いその妻となった。見たこともないような美女が攫うまでもなく進んで自分のものとなったことに、男は有頂天になった。
男は常に女を従えてスラムを闊歩し、女はすぐに「スラムに絶世の美女がいる」と評判になった。女は言葉巧みに男を誘導し、そのおかげで男は盗みも殺しもしなくなり、スラムの秩序は劇的に改善された。
そんな彼女の噂は、ついに領主のもとにまで届いた。そしてある日、男と女の棲家は騎士団に取り囲まれ、女は奪われ領主の元へ連れ去られた。
◆たまにはちょっと毛色の変わった異世界ならではの恋愛を。ハッピーエンドではなく、切ないメリーバッドエンドです。全6話、約20000字程度です。
◆暴力的シーン、人が死ぬ描写及び、匂わせ程度ですが若干の性的描写があります。R15指定です。ご注意下さい。
◆独自の世界観と設定が多分に含まれています。可能な限り本文中にて解説を入れますが、分かりにくかったらスミマセン。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:00:00
17740文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:398pt 評価ポイント:314pt
「この場をもって、婚約を破棄する!」
王宮主催の夜会の会場で声を張り上げるのはわが婚約者さま。
ダンスも誘わずに、何をやってらっしゃるのかしらね?まあ、誘われないだろうとは思っていましたけれど。
というか、なぜ貴方は妹の腰を抱いてらっしゃるのかしら?
「私はこの可憐で公爵家に相応しい彼女に公爵位を継いでもらい、その夫となることにしたのだよ!もうこの件は公爵閣下もご諒承済みだ!」
……ん?わたくし、諒承なんてしておりませんけれど?
というか「公爵閣下」って、もしやあの入婿
の、当主である母が亡くなってからわたくしが公爵位を継ぐまでの「代理」のことですか?
アレには公爵家の血は一滴も流れておりませんし、アレとその愛人の子であるその娘も同様です。公爵家を継げるはずなどありませんが?
そう教えて差し上げると、彼は驚いた様子で妹を見やります。
ははあ、さてはこの子から嘘を教えられて鵜呑みにしましたわね?
「ど、どういうことだ?君は姉さえ排除すればそれで終わりだと、確かにそう言ったではないか!」
狼狽えて声を荒らげる彼に、妹は満面の笑みを浮かべたままで言い放ったのです。
「わたし、そんな事言いましたっけぇ?」
◆ありがちなテンプレ展開から予想外のラストへ飛び去る全6話。だいたい1万5千字程度です。
4月公開予定で書いてましたが、書き上がっちゃったので。毎日投稿します。
◆途中、具体的には第2話が超胸糞展開ですのでご注意下さい。ただし最終的には甘々幸せハッピーエンド確約です。
◆例によって設定を作り込まない書き捨てのお話なので固有名詞がありません。悪しからずご了承下さい。
なおタイトルも仮題です。変更するかも知れません。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。カクヨムはまだちょっと未定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:00:00
13875文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:13542pt 評価ポイント:11564pt
ハンブルトン伯爵令嬢アデラインは、長年の婚約者であったリッチモンド侯爵家の嫡子デイモンから非情にも婚約を破棄されてしまう。
ハンブルトン伯爵家が、リッチモンド侯爵家の求める農業収穫高を達成出来ないから、というのがその理由だ。だが婚約期間の5年程度では達成できるわけがないとアデラインは知っている。
しかもハンブルトン伯爵が不慮の事故で亡くなってしまったこともあり、リッチモンド侯爵家は農業提携の継続は不可能と判断したのだ。
父を失い、婚約者にも捨てられる事になって絶望しかないア
デラインに、デイモンはさらなる非情な仕打ちを言い渡した。
「まあそう不安がるなよ。君の次の婚約者はライデール伯爵にお願いすることにしたんだから、何も心配は要らないさ!」
なんと彼はまだ17歳のアデラインに、30歳以上も歳上の、今まで一度も結婚できずに悪い噂ばかり聞こえてくる、あの“偏屈伯爵”に嫁げと、そう言ったのだ。
侯爵家の脚竜車に半ば無理やり乗せられ、ライデール伯爵領まで連行されたアデラインは、もはやヤケクソだった。
彼女は出迎えたライデール伯爵ブライアンに対して涙目で叫ぶ。「お嫁に来ました!」と。
だがブライアンは噂と違ってとても穏やかな、領民にも慕われる立派な領主だった。アデラインのことも主のいなくなったハンブルトン領のことも気遣ってくれて、いつかリッチモンド侯爵家に仕返ししようとまで言ってくれた。
感激したアデラインは、父よりも歳上の新たな婚約者に対して、少しずつ心を開いてゆく。⸺そして、その過程で気付いてしまった。
「…………あら?この方、もしや誰かがお世話しないとダメなのでは?」
◆理不尽でしかも覆せない婚約破棄から始まる、実に31歳差の凸凹カップルが幸せを掴むまでのドタバタラブコメディ。と言いつつも実はダイジェスト版だから糖分は控え目。
作者史上最大歳の差記録更新です(いらん)。多分なろう史上でも最大では?(亜人や人外系除く)
◆タグに不穏なものがありますが、まあお気になさらず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:00:00
11125文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:618pt 評価ポイント:534pt
「リュクレース!そなたとの婚約、今ここで破棄してくれる!」
社交シーズン最後の、王宮主催の大夜会。ここでもまた、ひとつの婚約破棄劇が繰り広げられようとしていた。
婚約者に指を突きつけ、婚約破棄を声高に宣言する王太子。相対する婚約者はせめて穏便に収めようと婚約“解消”を了承するも、王太子自身に破棄だと訂正されてしまう。
さらに王太子は婚約者の令嬢が罪を犯したのだと詰り、今認めるならば実家の公爵家の連座は見逃してやる、とまで言い放つ。
その言葉に居並ぶ貴族たちが激しく動揺し
た。この国に三家しかない公爵家のひとつを、婚約者が罪を認めなければ取り潰すと言ったも同然なのだから無理もない。
だがもっとも動揺したのは、まだ成人したばかりと思われるひとりの青年貴族だった。
「畏れながら、発言してもよろしいでしょうか」
会場の隅から上がったその声に注目が集まる。
居並ぶ招待客、貴族当主たちの視線を一身に浴びながら、青年貴族は王太子に問うた。
「王太子殿下にお尋ね致します。殿下はなにゆえ、このような場所で公女様を罪にお問いなさるのか」
その問いかけが、彼の意図するところが、国の根幹を揺るがしかねない事態に陥る嚆矢になると、この時はまだ彼以外の誰も気付いていなかった⸺!
◆衆人環視の婚約破棄ってなんでわざわざ罪状(冤罪含む)をいちいち挙げて断罪するんでしょうね?そんな事をすればとんでもない事態を招くのにねえ?っていう話。
全4話、およそ12000字です。
◆拙作『王子妃教育1日無料体験実施中!』の作中で言及された、ガリオン王国の過去の出来事の一幕です。具体的には「変わらない想いと意外な縁」でチラッと出ています。
ただ、そちらを読んでいなくてもこの作品は楽しめます。もちろん読めばさらに面白い、かも?
◆あらゆる意味でバッドエンドです。楽しい話にはならないので苦手な方はご注意を。ただし胸糞成分は薄め。モヤっとする終わり方……という表現が正しいかも。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。後々カクヨムでも公開するかも知れません。
カクヨム公開は決定すれば追記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 19:00:00
11607文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:5064pt 評価ポイント:4228pt
「ぼっ僕は、そっそなたとのこここ婚約を、はっはっ破棄しゅるっ!」
「そんなビビリ上がってどもりまくった野郎が何言ったって通りゃしねぇッつんだよ!」
「ひぃっ!?ごごごごめんなさいぃ!」
今日も今日とて皇太子アウレーリオが婚約者のコスタンツァに婚約破棄を仕掛け、そして敢えなく撃退されている。
皇太子はこの、口もガラも悪い婚約者が怖くて仕方ない。政略のためだと分かってはいても、怖いものは怖いのだ。
だが怖くて逆らえないせいで、睨まれ凄まれてしまうとすぐにヘタレて謝ってしま
うのだ。
「これで、皇太子殿下の113連敗ですね」
「勝てないのになぜか人気になったどこぞの馬みたいですな」
それを見守る皇太子の護衛騎士と婚約者の専属侍女も呆れ気味。離れているのをいいことに、ボソボソと小声で“勝てない競走馬”に例えたりなんかしていた。
だがそんなある日、皇太子がついに婚約破棄を完遂するための“最終奥義”を伴って現れた!
皇太子の秘策とは?
その時婚約者の取った行動とは?
それによってもたらされた、意外すぎる結末とは?
実況の護衛騎士トゥーリオさんと解説の専属侍女エコーさんは、その全てを見ていた⸺!
◆久々にきちんと設定のある短編連載をお送りします。とはいえ2月に書き始めて一旦ボツにしていたもので、完成まで約9ヶ月かかった難産作品(爆)。一応形にはしましたが、ちょっと詰め込み過ぎな気もします(笑)。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆全5話、約18000字。毎日1話ずつ更新します。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 19:00:00
16588文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:1068pt 評価ポイント:800pt
無実の罪を着せられ、親、幼馴染、学校に見放された主人公アリウス。
住む場所を失ったアリウスは故郷を離れ冒険者として生活していく。
そこで生活できるようになったのもつかの間、森で凶暴なモンスターと遭遇し瀕死の事態に、生きることをあきらめたアリウスだが、突如として現れた元S級冒険者に助けられる事となる
強くなりたいと願ったアリウスはその冒険者に教えを乞うのだった。
最終更新:2022-10-13 19:46:58
17618文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:68pt
突然始まった学園の卒業記念パーティーでの婚約破棄と断罪劇。
責めるのはおつむが足りないと評判の王太子、責められるのはその婚約者で筆頭公爵家の公女さま。どっちも卒業生で、俺のひとつ歳上だ。
なんでも、下級生の男爵家令嬢に公女さまがずっと嫌がらせしてたんだと。
ホントかね?
公女さまは否定していたけれど、証拠や証言を積み上げられて公爵家の責任まで問われかねない事態になって、とうとう涙声で罪を認めて謝罪するところまで追い込まれた。
だというのに王太子殿下は許そうとせず、あろ
うことか独断で国外追放まで言い渡した。
ちょっとこれはやりすぎじゃねえかなあ。公爵家が黙ってるとも思えんし、将来の王太子妃として知性も教養も礼儀作法も完璧で、いつでも凛々しく一流の淑女だった公女さまを国外追放するとか、国家の損失だろこれ。
だけど陛下ご夫妻は外遊中で、バカ王太子を止められる者などこの場にはいない。
しょうがねえな、と俺は一緒に学園に通ってる幼馴染の使用人に指示をひとつ出した。
うまく行けば、公爵家に恩を売れるかも。その時はそんな程度しか考えていなかった。
それがまさか、とんでもない展開になるなんて━━━!?
◆衝動的に一晩で書き上げたありきたりのテンプレ婚約破棄です。例によって設定は何も作ってない(一部流用した)ので固有名詞はほぼ出てきません。どこの国かもきちんと決めてないです(爆)。
ただ視点がちょっとひと捻りしてあります。
◆全5話、およそ8500字程度でサラッと読めます。お気軽にどうぞ。
◆感想欄は常に開放しています。ご意見ご感想ツッコミやダメ出しなど、何でもお待ちしています。ぶっちゃけ感想もらえるだけでも嬉しいので。
◆この物語も例によってアルファポリスでも公開します。あちらも同じく全5話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 20:00:00
18776文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:26820pt 評価ポイント:22514pt
「血を分けた実の妹に陰でこのような仕打ちをするような者など、私の皇妃として、将来の皇后として相応しいとは言えぬ!よって、今この場においてそなたとの婚約を破棄する!」
先ほどまで楽しげに談笑していたはずの婚約者は、わたくしを睨みつけてそう宣言なさいました。
私は妹を虐めてなどいません。けれど彼女の腕には確かに鞭の跡が。
わたくしではないとするならば、信じたくはありませんがお兄様しかおりません。
であれば、わたくしが罪を被らねば。将来公爵家を継ぐお兄様に瑕疵をつけるわけに
は参りませんもの。
ええ、そう。わたくしが耐えれば済む話なのです。
ですが悔しさのあまり、涙がこぼれます。
なぜわたくしが、このような目に遭わなければならないのか。
婚約者であるルートヴィヒ皇子はわたくしとの婚約を破棄し、代わって妹と婚約すると宣言なさいました。それを陛下もお認めになって。
ああ、わたくしの人生もここまでですわね。
ですがわたくしへの罰として殿下が宣言なさったのは、辺境伯領へ流罪とし、国の守りたる辺境伯アードルフ様に嫁ぐこと。
えっ、待って?
本当によろしいのですか?
それってわたくし的には、むしろご褒美なんですが━━━!?
この時、冤罪により断罪されたシャルロッテは知らなかった。
この婚約破棄の裏側で多くの“陰謀”が蠢いていたことを。
それは彼女には予想もつかない、壮大なまでのスケールに発展していて━━━!?
◆拙作『物語は始まらずに終わる』に登場したハインリヒ皇子の弟のルートヴィヒ皇子とその婚約者の物語。『物語は〜』から約3年後の話になります。
ちなみにこのふたりの弟が『わたくしの望みはただひとつ!』の皇弟マインラートです。
◆テンプレに則った「妹に冤罪をかけられて婚約破棄される物語」ですが、ざまあなしのみんなが幸せになるハッピーエンドの物語です。
◆書けない病で『熊男爵の押しかけ幼妻』の執筆が滞っているので、リハビリがてらプロットだけ作って放置していた話を仕上げてみました。
書き上がってはいませんが約20話以内くらいの中編になります。
◆この物語はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 19:00:00
73137文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2188pt 評価ポイント:1508pt
〜これは“今”からおよそ300年前、アウストリー公国で王朝が代替わりした際の出来事である〜
「貴様との婚約なんぞ破棄だ破棄!」
そう喚き散らすのはこのアウストリー公国の公太子で、辺境伯令嬢ヴィクトーリアの不肖の婚約者のクラウスだ。
そしてその傍らには、不安げにクラウスとヴィクトーリアを交互に見渡す子爵家令嬢タマラの姿。
「貴様のような粗暴な女との結婚など冗談ではないわ!貴様との婚約を破棄し、この愛らしいタマラを新たに婚約者とする!先祖の決めた盟約など知ったこと
か!」
あろうことか彼は次期公王たる公太子の地位にありながら、自らの祖先とヴィクトーリアの祖先である東方辺境伯とが取り決めた“血の盟約”に従って結ばれているヴィクトーリアとの婚約を破棄すると宣言した。
それもヴィクトーリアが男勝りの女騎士で「ちっとも女らしくない」という、まことに身勝手な理由で。
「ほう。我らが祖先の決めた盟約など守る必要がないと?」
「そんな古臭い盟約になんの意味がある!なんなら貴様ら辺境伯家も攻め滅ぼしてくれるわ!」
クラウスのその言葉は、代々国境を守ってきた辺境伯家の令嬢としてのヴィクトーリアの矜持を大いに傷つけた。
彼女はだから、右手にはめていた白手袋を脱いで投げつけた。
「よかろう。では決闘だ」
「えっ、………あたし!?」
そう、ヴィクトーリアが手袋を投げた相手はタマラ。彼女に公太子の婚約者の座をかけて決闘を申し込んだのだ。
だがさすがに「普通の令嬢」であるタマラをいたぶる趣味はヴィクトーリアにはない。ゆえに代理人を立てることに同意した。
だが決闘当日、クラウスとタマラが連れてきたのは、なんと公国最強の騎士ジークムントだった!
◆王族の婚約は政略であり、それを破棄すると極端な話こうなるよ、ってだけの話だったのに……………どうしてこうなった?解せぬ。
◆思いついたので書き始めた見切り発車作品。短めなので多分止まらずに書き上げられます。
ヘイトキャラとかざまあとか書くの苦手な作者が(多分)珍しくちゃんと書けたざまあ話。多分。基本的にはタイトルでネタバレしてます。
◆戦闘、流血、瀕死描写があるためR15で。
恋愛要素は比較的強いけれど題材的にハイファンタジーで投稿します。
◆この話はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 20:00:00
57964文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2868pt 評価ポイント:2266pt
「あの女は公爵家の嫁として相応しくありません!よって婚約を破棄し、新たに彼女の妹と婚約を結び直します!」
自信満々で、男は父にそう告げた。
「そうか、分かった」
父はそれだけを息子に告げた。
息子は気付かなかった。
それが取り返しのつかない過ちだったことに━━━。
◆設定作ってないので固有名詞はほぼありません。例によって思いつきでサラッと書きました。
テンプレ婚約破棄の末路なので頭カラッポで読めます。
設定なしと言いながら作者独自のアリウステラ世界の世
界観で書いています。シリーズにも追加します。
◆恋愛要素薄めですが異世界恋愛ジャンルで。愚かな恋の末路なのでジャンル変更はありません。
婚約破棄ものですが破棄される令嬢は(名前以外)出ません(笑)。
◆読むにあたって覚えることはひとつだけ。
白金貨=約100万円、これだけです。
◆アルファポリスで先行公開。全5話。
8000字に満たない短編ですが、ちょっと実験的にアルファポリスと同じ話数で投稿します。各話およそ1500字ほど。最後だけ少し短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 19:00:00
6945文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:18290pt 評価ポイント:15638pt
第一皇子への接触を試みる男爵家令嬢は、自分の今いる世界が転生前に日本でハマっていた乙女ゲームの舞台だと信じていた。
そして、自分はそのヒロインとして生まれ変わったのだ、とも。
彼女は皇子とお近づきになるべく行動を開始する。
そして皇子の待つ生徒会執務室の扉を開けようとしたところで、何者かによって昏倒させられ連れ去られた。
以後、彼女の姿を見た者はいない。
彼女はどこへ消えてしまったのか。何故連れ去られたのか。
その疑問に答える者は、誰もいなかった。
◆乙女ゲー
ムのヒロインがいとも簡単に皇子(王子)に近付けるのって基本的にはあり得ないよね。というところから書いてみました。
サックリと頭カラッポで読めます。乙女ゲームは始まりませんでした。
◆恋愛要素が薄めなのでヒューマンドラマで。
◆この物語はアルファポリスでも公開します。
◆例によって惑星アリウステラの、ラティアース西方世界の物語ですが単品でお楽しみ頂けます。他作品とは特に絡みませんが、のちのち上げる作品には絡むかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 20:00:00
4911文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:8778pt 評価ポイント:7938pt
◆2022年2月に投稿した同名作品の改訂版です。大筋は変わりませんが、話の区切りを見直して全10話構成とし、より読みやすく話に入りやすくしています。
そのため、見覚えのある方もおられるかと思いますが、ご寛恕くだされば幸いです。本来は以前の作品を削除して上げ直すべきかと思いますが、元作品にも多数の評価や感想を頂いているので、敢えて残して別に上げさせて頂きます。ご了承ください。
◆伯爵家令嬢のアンジェリーナは冒険者『アンジェラ』として自由気ままに生きている。彼女は前世の日本で
、周りに気を使い人に合わせるばかりで自分のことを何ひとつ望みどおりに叶えられないまま、心を病んで自殺してしまった。それを思い出したことで、今生こそは自分の思うままに生きようと固く心に決めていたのだ。
だがそんな彼女に縁談が持ち込まれる。相手は格上の侯爵家、しかも評判最悪の○○野郎だ。当然逃げようとする彼女だが、先手を打たれて実家から拉致されてしまう。しかしそこに助けに来てくれたのが冒険者仲間の『マイン』だった。
なぜ助けてくれたのか。そう問う彼女にマインは顔を背けながらポツリと呟く。「お前が、誰かのものになるのが嫌だ」と。えっ、それってまさか、もしかして!?
訳もわからないままにマインの地元に連れて行かれ、そこで彼女は彼の意外な正体を知ることになる。あれよあれよという間に甘やかされ蕩かされて、気づけば彼の婚約者として夜会でお披露目される流れになっていた━━!?
◆アルファポリスで改訂版として全10話で投稿した作品になります。あちらで累計30万pt、HOTランキング最高8位の評価を頂いています。
◆この物語は拙作『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』『王子妃教育1日無料体験実施中!』をはじめとする、“アリウステラ”のラティアース西方世界の物語です。登場人物は特に被りませんがチラホラとそこかしこに見え隠れします。
それぞれ単品でも充分楽しめますが、他作品も併せてお読みになれば世界観の理解が一層深まるかと思いますので、ぜひよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 19:00:00
57845文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:1252pt 評価ポイント:914pt
「このような事件が明るみになった以上は私の婚約者のままにしておくことはできぬ!そなたと私の婚約は破棄されると思え!」
ルテティア国立学園の卒業記念パーティーで、第二王子シャルルから唐突に飛び出したその一言で、シャルルの婚約者である公爵家令嬢ブランディーヌは一気に窮地に立たされることになる。
シャルルによれば、学園で下級生に対する陰湿ないじめが繰り返され、その首謀者がブランディーヌだというのだ。
だが彼女には身に覚えがない。
ブランディーヌは周囲を見渡す。その視線を避けて顔
を背ける姿が何人もある。
シャルルの隣にはいじめられているとされる下級生の男爵家令嬢コリンヌの姿が。そのコリンヌが、ブランディーヌと目が合った瞬間、確かに勝ち誇った笑みを浮かべたのが分かった。
ああ、さすがに下位貴族までは盲点でしたわね。
ブランディーヌは敗けを認めるしかない。
だが、彼女は次のシャルルの言葉にさらなる衝撃を受けることになる。
「そして私の婚約は、新たにこのコリンヌと結ぶことになる!」
正式な場でもなく、おそらく父王の承諾さえも得ていないであろう段階で、独断で勝手なことを言い出すシャルル。それも大概だが、本当に男爵家の、下位貴族の娘に王子妃が務まると思っているのか。
これでもブランディーヌは彼の婚約者として10年費やしてきた。その彼の信頼を得られなかったのならば甘んじて婚約破棄も受け入れよう。
だがしかし、シャルルの王子としての立場は守らねばならない。男爵家の娘が立派に務めを果たせるならばいいが、もしも果たせなければ、回り回って婚約者の地位を守れなかったブランディーヌの責任さえも問われかねないのだ。
だから彼女はついコリンヌに問うていた。
「貴女、王子妃となる覚悟はお有りなのよね?
では、一度お試しで受けてみられますか?“王子妃教育”を」
そしてコリンヌは、なぜそう問われたのか、その真意を思い知ることになる━━!
◆拙作『今日も姫様がグイグイ来る』と同じ国の同じ時代の物語です。直接の繋がりはありませんが登場人物の一部が被ります。
基本的にはコメディ調なのでざまぁなどは無い、もしくは控えめです。ご了承下さい。
◆全四話(予定)。アルファポリスさんでも投稿します。
◆異世界恋愛ジャンルで投稿しますが恋愛要素はきっと薄め。もし違和感あればご指摘下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 21:00:00
111820文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:27146pt 評価ポイント:21390pt
ヴェセンテル王国の辺境に領地をもつアリウス男爵家の娘リリア・ディ・アリウス。
王都にある王立ヴェセント学園に入学した彼女だが、入学式前日に王位継承権争いから刺客に襲われたヴェセンテル王国第一王子レオンツィオ・デラ・ヴェセンティーニを助け、妙に好意を持たれてしまう。
「私は弟に爵位継いでもらって、その下でアリウス家騎士隊の隊長したいんだけど」
そう言いながらも、王子の危機を放っておけなくて何度も救ってしまう(そして、王子の好感度が上がっていく)リリア。
さらには彼女の回復魔法に目をつけた聖堂教会からは聖女に祭り上げられそうになったり。
無難に学生生活を送るつもりだったリリアの明日はどうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 08:32:10
8136文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
東には緑豊かな山が広がり、西には美しい緑が広がる『グリーンアクア王国』という国がある。その王国の騎士団長である『アリウス・カーヴァンク』には目に入れても痛くない程可愛がっている娘がいた――。
彼女の名前は『カナリア・カーヴァンク』と言い、今年で六歳になるのだが……母親を亡くして以降、父と兄に甘やかされて育った。しかし、そのせいで「自分は何をしても許される」と思ってしまい、傲慢でワガママな令嬢になってしまう。
だが、そんなある日。彼女に『ある転機』が訪れる――。
最終更新:2022-05-09 09:00:00
113258文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2242pt 評価ポイント:1464pt
「お姉様!わたしに頂戴!」
今日も妹はわたくしの私物を強請って持ち去ります。
「この空色のドレス素敵!ねえわたしに頂戴!」
それは今月末のわたくしの誕生日パーティーのためにお祖父様が仕立てて下さったドレスなのだけど?
「いいじゃないか、妹のお願いくらい聞いてあげなさい」
とお父様。
「誕生日のドレスくらいなんですか。また仕立てればいいでしょう?」
とお義母様。
「ワガママを言って、『妹を虐めている』と噂になって困るのはお嬢様ですよ?」
と専属侍女。
この邸に
はわたくしの味方などひとりもおりません。
挙げ句の果てに。
「お姉様!貴女の素敵な婚約者さまが欲しいの!頂戴!」
妹はそう言って、わたくしの婚約者までも奪いさりました。
そうですか。
欲しいのならば、あげましょう。
ですがもう、こちらも遠慮しませんよ?
◆例によって設定ほぼ無しなので固有名詞はほとんど出ません。
「欲しがる」妹に「あげる」だけの単純な話。
一発ネタですが後悔はありません。
テンプレ詰め合わせですがよろしければ。
◆この話はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
8131文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6778pt 評価ポイント:5956pt
「ただいま戻りましたっ!」
帰ってきた。
帰ってきてしまった。姫様が。
「今度こそ、婚約致しましょう!」
真っ直ぐ一途な想いはそのままに、3年前よりもずっとずっと美しく魅力的になって。
そう。とうとう帰ってきてしまったのだ。
「わたくしは、あの日からずっと!貴方様をお慕い申し上げておりますの!どうか妻にして下さいまし!」
やめてくれ!こちとら爵位もないただの騎士なんだよ!
公爵家のお姫様なんて、嫁にもらえるわけないだろ!!
それなのに、今日も姫様がグイグイ来
る。
どうやらもう、逃げられないかも知れない………!
◆お姫様が片思いの騎士様にグイグイ迫るだけの単純なお話。
そのうち長編化する予定(構想)があります。
◆この話は拙作『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』『わたくしの望みはただひとつ!』『そして、誰もいなくなった』などと同一の世界の違う国の物語です。単品でお楽しみ頂けますが併せてお読みになると世界観の理解に役立ちます。
◆アルファポリスでも公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 18:00:00
7900文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2478pt 評価ポイント:2136pt
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」
愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げられ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。
「触るな!」
だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。
「突き飛ばしたぞ」
「彼が手を上
げた」
「誰か衛兵を呼べ!」
騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。
そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。
そして誰もいなくなった。
彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。
これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。
◆全5回(予定)。3月中の完結を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 18:00:00
36689文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:11410pt 評価ポイント:9692pt
作:天池希(あまいけのぞむ)
ハイファンタジー
完結済
N8480HK
「キミは今日をもってギルドをクビだ! 外れジョブ持ちの低能クン♪」
女神からジョブという異能の力を授かる世界。
主人公アリウスが手に入れたのは「名前を付けることができる」という能力を持つ意味不明のジョブだった。
アリウスは授かったジョブが戦闘の役に立たないとして王都随一のA級ギルド「黒影の賢狼」を解雇されてしまう。
病弱な妹を救うため稼ぐ手段を得なければならないアリウスだったが、どこのギルドを巡っても門前払いの状況が続く。
そんな中、雨をしのぐために立ち寄った遺跡でア
リウスは少女リアと出会い驚愕する。
その少女の背中からは純白の翼が生えていて、この世界に伝えられる女神と瓜二つだったのだ。
「アリウス様のジョブ【称号士】は人の強さを変えられる最強性能なんですよぉ」
自分は女神だと名乗るリアが放ったのはそんな言葉だった。
実際に使ってみると今までとは桁違いの魔法が使えるなど、明らかな異常性能だと気付くアリウス。
女神リアによれば、この力は自分だけでなく他人にも影響を及ぼせるとのこと。
どうやらリアがこの世界に現れたのは、今年の暮れに出没するという災厄の魔物を撃退するためらしい。
称号士の能力を使えば、仲間の能力も覚醒して最強のギルドが作れると豪語するリア。
「さあ、私と一緒に最強のギルドを立ち上げましょう!」
女神が放った言葉は光に満ち溢れていた――。
※この作品はカクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 16:30:05
147868文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:4866pt 評価ポイント:2972pt
西の国の王女テセイアは、将来女王になる予定なものの、その減らず口と自由な振る舞いの為に臣下に好かれていなかった。一方で、彼女の弟の王子アリウスは大人しく周りに逆らえない性分で、次の王にと望まれていた。
あるときテセイアは腕の良い靴屋の若者レプラと出会う。段々と友好を深める二人だったが、王女のことを快く思わない大臣が、彼女の排除を企み始めた。
最終更新:2021-12-09 18:16:21
7334文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:150pt
誰もが生まれながらにして魔法を使える世界で唯一魔法の使えない少年リューヤ・アリウス。
それが原因で5歳の頃両親に捨てられ孤児院で育てられた、そんなリューヤは16歳になり魔法学園に入学し卒業することを決意した。
魔法を使えないことを隠してリューヤは無事に卒業することができるのだろうか。
最終更新:2021-11-06 20:44:27
43517文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ここはとある国。この国の12代目の国王である『オスカー・セアリウス』。彼は若くして国を治める暴君である。気に食わない者がいたら直ぐに殺してしまうような、救いようのない国王であった。
__ある時、彼は城下町で、青みがかったグレーの髪を持つ、彼と同い年くらいの少女に出会う。
『1ヶ月後にお前を殺す』
普通なら怯えて、命乞いをするはずが、少女は全く動じなかったからか、彼は少女に興味を持った。
__これはとある少女と青年の、たった1ヶ月の記録。
最終更新:2021-10-26 07:01:55
8822文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:136pt
「国王よ! お前が私欲を満たすために無意味な戦争を行い、度重なる徴兵や増税をするせいでこの国は疲弊している。お前の圧政のせいで神がどんな生活を強いられているのかわかっているのか!」
今、私は断頭台にいる。国王である私の圧政が原因でクーデターが起こり、あっさりと捕まってしまったのだ。
断頭台で私の横にいる革命軍のリーダー、アリウスは明らかに頼りない。今も『民』と『神』を言い間違えた事に気がついていない。どうしてこんな奴がリーダーなのか理解できない。
革命軍リーダーの『民』と
『神』の言い間違い。まさかこれが国を滅ぼすきっかけになるとは、私は思いもしなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 09:19:26
4479文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:1476pt 評価ポイント:1382pt
ただ今、病気療養中にて不定期連載。
でも絶対完結させるからねっ。心ある人よ、見捨てないで。
山の民……リネ、聖地の薬師。
砂漠の民……カダル、ヤーウェのイスマイール次期部族長。
海の民……アリウス、ゴッドラム皇子。
ギリギリで均衡は保たれ、国は栄えていた。
しかし一滴がコップの水をあふれさせる。
リネ、カダル、アリウスの三人が「国(村)」の破壊と再生に関わる、陰謀系・恋愛物です。
最終更新:2020-06-25 23:36:56
212394文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:148pt
『アリウスの乙女』を巡る或る王国の滅亡までのお話。
最終更新:2018-12-17 06:00:00
8281文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:794pt 評価ポイント:544pt
獣人もいれば魔族もいる、エルフやドワーフ、言語を解す"知恵あるケモノ"もいる世界、アリウス。
魔法都市"ファースト"で作られた機械人形、セインは、伝説とされる旧世界の情報と、そこに眠る古代魔法を求めて、アリウスを冒険する。
土日(のどちらか)に次話投稿
最終更新:2018-08-08 11:00:13
12806文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
――これは失敗だらけの失敗作の、たった一つの成功である。
この世には二種類の人間がいる。
一つは神から能力と武器を授かり、異世界より転生した転生者。そしてもう一つはそれ以外の人間である。
だがその中間に位置する人間がいた。
それが失敗作。
精神の植え付けに失敗し、欠陥を抱えた能力を持ち、その能力を恐れた転生者たちに監禁されている。
運よく脱出した失敗作の少年アリウス・ベールは同じく失敗作であり幼馴染のメルリア・アビゲイルを守るために世界に抗い続けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-04 22:37:27
105108文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:49pt 評価ポイント:27pt
ごく普通の制服フェチな高校生だった主人公はある日突然、自称女神様によって名前も聞いたことのないアリウスという異世界に勇者として召喚されてしまった。
勇者として召喚されたのはいいものの、倒せと言われた魔王は未だに復活すらしていなかった。
しかも召喚時のショックと言う名の自称女神様の召喚失敗により名前をすっぽり忘れてしまう。
多少なりとも罪悪感を覚えた自称女神様に不思議な三つの力を貰ったのはいいが、詳細どころか大雑把な内容すら教えてもらえずに異世界に落とされる。
魔王が復活するま
での間、一人魔物の巣内で彷徨っていた彼を助けた恩人が経営する大都ローカデアスにあるカフェでとある事情から店長として働くととなった。
そこで彼は従業員に自作の制服を着せながら魔王復活の時を待つことにしたのだった。
そして半年後・・・ついに魔王の復活の時がやってくる・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 17:44:46
3574文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「お迎えに上がりました。イザベル・ヴァランティーヌ・フォン・アリウス殿下」
女優になることが夢だった平民イザベルは、ある日突然この国の王女なのだと告げられる。
何もかもが未知の世界で生きていかねばならなくなったイザベルは、怜悧な美貌を持つお世話係、エドガーに次第に惹かれていって……。
四章で完結の予定で、只今第一章が終わったところです。第二章を執筆中。
最終更新:2017-04-10 18:14:19
89936文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:10pt
アリウス王国の大貴族であるゲラアリウス家の次男チートは、雷に打たれて日本人男性であった前世の記憶を得た。
前世の記憶のお陰で考える事が出来るようになったチートは、この世界について学び始める。
後に勇者と呼ばれるチートが、怒涛の快足で王国中を走り抜けていく。
最終更新:2017-02-17 16:31:06
201302文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:26pt
魔導法王フロース・トレイア・アリウスは、数多の戦で名乗りを上げ世界最強の魔道師として崇められた。魔界を堕とし、聖域を守り、滅ぼした国の数は定かではない。万の時を生き、今彼は学園生活を送っている。
世界最強の魔導師が送る世界を救うよりも難しい日常ラブコメが始まる。
最終更新:2017-01-04 00:34:53
5874文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
楠恭弥は優秀な兄の凍夜、お転婆だが体が弱い妹の沙耶、寡黙な父の利徳と何気ない日常を送ってきたが、兄の婚約者であり幼馴染の倖月朱花に裏切られ、兄は失踪し、父は心労で急死する。
妹の沙耶と共にひっそり暮そうとするが、倖月朱花の父、竜弦の戯れである条件を飲まされる。それは竜弦が理事長を務める高校で卒業までに首席をとること。
倖月家は世界でも有数の財閥であり、日本では圧倒的な権勢を誇る。沙耶の将来の件まで仄めかされれば断ることなどできようもない。
こうして学園生活が始まるが日
常的に生徒、教師から過激ないびりにあう。
ついに《体術》の実習の参加の拒否を宣告され途方に暮れていたところ、自宅の地下にある門を発見する。その門は異世界アリウスと地球とをつなぐ門だった。
恭弥はこの異世界アリウスで鍛錬することを決意し冒険の門をくぐる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 20:21:46
64815文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:36140pt 評価ポイント:11702pt
【あらすじ】
魔力が息づく世界。
舞台は中央の国グリオール。
少年と少女は戦う。
大切なものを守るために。
【主要人物】
⚫アリウス=ド=ヴィルギリアス
→ロードの青年。18歳。両親は幼少期に他界、従者に育てられる。
⚫フリード=ヴァル=クレイ
→ロードの青年。アリウスと同い年であり親友。名門クレイ家の次男。
⚫イヴ(イヴ=サン=ドール)
→年齢不詳の少女。アリウス達より幼い容姿であり、かつて殺害されたロゼッタ=サン=ドールなる少女に生き写し。
⚫ビアンカ=アル=ゴメ
ス
→ロードの女性。18歳。母親は元女優。父親は故人だが有名な格闘家。
⚫ミヅ=リ=ルーカス
→ロードの女性。18歳。引っ込み思案で寡黙。ビアンカと仲が良い。
放電体質という珍しい体質を持つ。
⚫レオン=ダートランド
→ロードの青年。20歳。アリウス達の同期。体が丈夫でない為に病棟にいることが多い。
⚫ビオラ=レム=リーシュ
→元ロードの女性。20歳。以前アリウス達と共に闘っていたが、怪我により前線から退いた。
⚫クラウス
→グリオットの最高責任者であり、最年長のロード。
⚫ミルダ
→クラウスの部下。グリオットの運営を担う。
⚫アレックス
→クラウスの部下。ロードの管理、訓練を行う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-06 21:38:15
10153文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いまはむかし竹とりのおきなといふもの有けり――――。
最終更新:2015-12-30 23:00:24
1472文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※個人サイト『暁のアクアリウス』にて公開されている
作品に手直しを加えた重複投稿となっています。
※この作品は全年齢対象、恋愛描写の無い作品となっていますが、
『関連する作品がBLや百合』ですので、警告タグにチェックが
入っています。
星の調和と統制を司る六大精霊の加護を得るために、天上の星セレスティルを旅する巡礼者の物語。一人称短編。
最終更新:2015-10-03 21:48:55
12645文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
検索結果:59 件