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戦術とは時に個々の能力や人数を覆す
天下をとるために戦った武将たちも優勝するために仲間と鍛える運動部員も筋力や体力だけでなく戦うための技術を研鑽し勝ちをもぎ取るために日夜鍛錬に励むのだろう
毎日仕事をする社会人だってそうだ、何年もただ上司に叱咤されるだけじゃない
経験を積みある者は昇進を夢に見てまたある者は安寧の生活のために技術を磨き上げる
戦術とは芸術、人の一生の中で命を吹き込む技である
立ち込める黒煙、むせかえる瘴気、無数のモンスターによって蹂躙される人々
その悲鳴、
絶叫、這いづるための腕は容赦なく踏みつぶされる
あるものは怒り、あるものは嘆きまたあるものは声とも言えない声で救われたいと命を乞い願う
「お…かあさん、おと…さん」
そしてまた少女も倒れた人々の骸をかき分けボロボロのクマのぬいぐるみを手に両親の姿を探す
目には大粒の涙、髪の先も焼け焦げ身体には小さな傷跡を無数につけ戦火を彷徨う
だが足はもつれ転げてしまう
それでも顔を上げた先には口角を上げるモンスターが1匹
それを見た人たちは少女の短い命の終止符に顔を手で覆うばかり
なぜこんな時代に生まれてきたのだろう誰もが自分の人生を呪った時、
『斬‼‼‼』(slash)
どこからともなく機械音が鳴り響く
ズズゥ…ン
転んだままの少女が見据える先、少女に手を伸ばし命を奪おうとしていた巨体が真っ二つに割れて大きな音を立てる
「もう大丈夫だよ」
可憐な声が巨大な岩の塊のように崩れた方から聞こえてくる
ポニーテールの髪型をした女性がニッコリと少女に笑いかけていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 16:44:39
17007文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N8330IP
「やっと、愛する家族と暮らせる日が来た。可愛いフランシーヌとパシェルよ、ずいぶんと待たせてしまったね。でももう大丈夫だ。
それとアンネットよ、お前とはここでお別れだな。今日からは我が両親が養父母となる。迷惑をかけるんじゃないぞ」
「さよなら、お義姉様。わたしにお父様を譲ってくれて、ありがとう」
歪な笑顔で話す義妹。
それだけ言えば、もう関心はアンネットから離れ、フランシーヌ達に向うチェント。彼女達がお茶を楽しんでいた応接室から、アンネットと前伯爵夫妻は踵を返した。
「
嫌な思いをさせて済まないな」
「ごめんなさいね、アンネット」
「心配しないで。大丈夫ですわ」
生まれ育った生家に別れを告げた、アンネットと前伯爵夫妻は感慨に浸りながらも歩き出し、その場を後にした。
アンネットは、アイモンドール伯爵家の長女。
フランシーヌは、彼女アンネットの異母妹だった。
チェント・アイモンドール伯爵は、彼女達の父親。
アンネットの母ジャクリーンは既に伯爵家にはおらず、今は平民の愛人であったフランシーヌの母親パシェルが伯爵夫人に収まっている。
ある日、川谷で伯爵家の壊れた馬車が発見さたが、母と馭者の姿は発見されず、失踪届けが出されたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 16:55:55
8604文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「マリー・エトワール! 君との婚約を破棄する」ワルター・アルドールは婚約者であるマリーに婚約の破棄を告げる。傍にはマリーに虐められていた平民のクレアを伴って。「クレアを虐めていたのは君だ!」「私ではありません」マリーは違うと言い張るも、ワルターは取り合わずに婚約破棄を決行する。ホールから退出するマリー。「もう大丈夫だよ、クレア」「ありがとう、ワルター様……」感極まって彼に体を寄せるクレア。ワルターはクレアとのこれからの幸せな日々を思い描くのだった。――これで依頼完了っと。傍に
いる彼女がそんなことを考えているとは知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 21:00:00
168262文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「こんなところで寝るんじゃねえクソガキ!!」
蹴飛ばされたような衝撃と怒鳴り声で目を覚ます。
「え⋯⋯だれ?」
混乱している俺に片手に肉厚の包丁をもったいかつい男が再度怒鳴る。
「とっとと失せろ! ぶっとばすぞテメエ!!」
「す、すみません!」
逆らうような度胸を持ってない俺は、すぐさま逃げた。
「ハアハア。も、もう大丈夫だろ。」
ある程度逃げて落ち着いた俺は疲労感から座り込んだ。
「しっかし恐ろしいおっさんだったなあ。」
さっきのことを思いだして身震いする。
「とゆうかあれ?俺ってこんな声高かったっけ?あれ?手とか足もなんかちっちゃくね?あれ??」
じわじわと嫌な予感がする。
俺はそっと自分の長年連れ添ったむすこを確認する。
気が付くと夕方になっていた。
どうやらショックで放心していたようだ。
俺の息子は毛も生えそろってない新品と化していた。まあ、もとから新品だったのだが⋯⋯
「まあ、なくなってなかっただけましか⋯⋯」
気を取りなおして状況を整理しよう。
水たまりで確認したが、俺は黒髪黒目の少年となっていた。顔は美少年とはいかないがそこそこ整っていて、前の体で容姿に恵まれなかった俺は、息子が新品になったことなど忘れてガッツポーズをした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 16:30:27
507文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
良くない行動を起こしてしまいそうになったので、自分への戒めとしてここに記します。私が今ここに生きているという奇跡を、命の尊厳、大切さ、素晴らしさを忘れてしまわない為に。
最終更新:2022-05-27 12:07:20
3269文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
いえ、貴方の方が大丈夫じゃないし、怖いです。(※重複投稿しています)裸の王子シリーズの作品です。
最終更新:2022-04-08 12:00:00
5163文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
母を幼くして亡くし、継母に虐げられながら成長した男爵令嬢のアメリア。唯一の肉親であった父まで事故で亡くして悲しみに暮れていたところ、偶然継母が遺産を独り占めするためにアメリアを殺す計画を立てていることを知る。
そして、アメリアは親しくしていた商家の息子ローレンスに助けを求めた。しかし、彼の提案で駆け落ち同然で領地を出たのに、「必ず迎えに来るから、君はここで待っていてくれ」とアメリアは置いていかれてしまう。
アメリアは、彼が迎えに来てくれるのをずっと待っていた。母が遺した
魔法道具により、アネモネの花に姿を変えて。
しかし、ひと月経っても、半年経っても彼は迎えにこない。そのうち人の姿へ戻ることもできなくなり、彼を捜しに行くこともできずにいた。
そんなある日、魔獣に襲われそうになっていたアメリアは、破魔の騎士クラウドに救われる。よほど花が好きなのか、クラウドは「怖かっただろう、もう大丈夫だ」と花(アメリア)を家まで持ち帰る。
アメリアは助けられた恩を返そうと、クラウドが留守の間に何かできることはないか……と軽く掃除を始めたのだが。
「君がいてくれるだけで、心が癒される」「君は今日も美しい」
花に語りかけるだけにしてはいやに熱っぽい言葉に、ドキドキが止まらない。
花の姿で持ち帰られてしまった男爵令嬢アメリアと、実はアメリアの本来の姿に一目惚れをした騎士クラウドの、少しズレた恋物語。
【カクヨムでも掲載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 01:22:29
139722文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「俺は…所詮……」
逃げ癖のある主人公、田辺翔吾(たなべしょうご)辛さが限界に達した時、翔吾は心が壊れてしまう……。
「大丈夫、もう大丈夫だよ」
赤髪の魔法使い、シズクの一言で翔吾の人生が変わる。
もう自分を偽るのはやめだ。やりたいようにやってやる!
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16816452218258988915」にも掲載しています。
最終更新:2021-12-31 07:00:00
87972文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
もう大丈夫だよ。私がいつでもあなたのそばにいるからね。
最終更新:2021-09-27 18:39:00
712文字
会話率:95%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「もう二度と、心から笑える日が来るなんて思ってなかった」
「愛し子、もう大丈夫だから」
「もう背負わなくていいんだよ」
「私は、お前に生きてほしいと思う」
「ルーシュは悪くないんだ」
「ルー、泣かないで」
最終更新:2021-05-31 15:00:00
42307文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「もう大丈夫だから。もう、大丈夫だから……」
生死を彷徨い続けた子供のジルは、献身的に看病してくれた姉エリスと、エリクサーを譲ってくれた錬金術師アーニャのおかげで、苦しめられた呪いから解放される。
三年にわたって寝込み続けたジルは、その間に蘇った前世の記憶を夢だと勘違いした。朧げな記憶には、不器用な父親と料理を作った思い出しかないものの、料理と錬金術の作業が似ていることから、恩を返すために錬金術師を目指す。
しかし、錬金術ギルドで試験を受けていると、エリクサーにまつわる
不思議な疑問が浮かび上がってきて……。
これは、『ありがとう』を形にしようと思うジルが、錬金術師アーニャにリードされ、無邪気な心でアイテムを作り始めるハートフルストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 21:00:00
258165文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
小さい頃からずっとヒーローになるのが夢だった。
悪いヤツを倒して、みんなを救って。
「もう大丈夫だよ」
とそっと微笑めば、誰もが笑顔になる、そんなヒーロー。
僕がヒーローになるまでの道筋をここに記そう。
最終更新:2021-01-30 13:09:59
2632文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
優しく誠実で真面目な努力家だった主人公マコトは、ある日死んでしまった。
しかし目が覚めると目の前は火の海―――
逃げ惑う人々と耳を塞ぎたくなってしまうような数多の悲鳴…
―――そして見たこともない異形な生物―――
マコトが呆気に囚われていると目の前で一人の少女が異形なモノに襲われてしまう
「助けないと…!」
反射的に目の前の少女を庇おうとするが自らの脚が瓦礫に挟まっていて…
悔しさ、絶望、恐怖…
様々な感情が高ぶり悲痛な声を出すことしか出来ないマコトだが
一人の
女騎士にその危機を救われる
「もう大丈夫だ」
凛としていて優しい声と少女が騎士に抱えられている姿に
マコトは安堵しその意識を手放した。
次にマコトが目覚めると病院だったが
やはり設備は自分が知っているものとは違っていて…
鏡を見ても前の自分の姿ではなく見知らぬ少年だった。
異世界転生ファンタジー「エルツォート」
これは平凡な努力家の平凡とは言えない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 17:08:35
1278文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:辻谷 奈桜子
ヒューマンドラマ
短編
N2219GC
大学3年生の岩崎真一(いわさきしんいち)は、就活が近づくにつれて生きている意味が見いだせなくなり自殺願望を抱くようになり、適合障害となる。
そんな中、昔適合障害を克服した友人から勧められた精神科に足を運ぶ。
80歳の高齢の女医である切埼貴理子(きりさききりこ)に、頭の中で5歳の頃の自分を想像し、その子に向かって「もう大丈夫だよ」と声をかけるように言われ……。
最終更新:2020-03-17 16:33:46
2464文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ナギ@にわか
ハイファンタジー
連載
N6378FV
目覚めると、のじゃロリな神、神楽の部屋に居た元男――新しい名は、カグヤ。
職業やステータスのあるファンタジー世界に、女の子&九尾として転生することになり、割と嬉しかったりして。
異世界で忠犬――もとい、忠狼のお姉さんやら、歳下の変態少女、その他にも個性的な仲間と出会っていき……みんなとイチャイチャしつつのんびり観光しようとするが、それを邪魔する敵が現れてしまう。
苦難を退けハーレムを形成していくと、いつの間にか世界の命運に関わっていて……?
「――もう大丈夫だよ」
カ
グヤは、今日も少女に救いの手を差し伸べる。
そして、楽しくにゃんにゃん。基本的には戦いたくないけど、美少女の為なら動かざるを得ない肉食系主人公です。
そんなほのぼの&冒険譚、グダグダしながら開幕!
(下ネタが入るので、男性向きかなーと。カグヤは女の子っぽくなるので、一人称は「わたし」です。ガールズラブは一応ですから、TSものは違うだろっていう人はごめんなさい。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 16:00:00
32456文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「私が来たからにはもう大丈夫だ。私がついてる」
その時僕は出会った。誰よりも救世主らしく、どんなヒーローよりも強い人に……
最終更新:2019-09-27 17:44:31
12587文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「君が助けを必要とするならいつでも駆けつける。だからーーーバイバイ」
少女を助けるために次元の彼方へと飛ばされ、数年の時が流れた。少年のいない世界は、仇敵ーー機械獣によって蹂躙され、人間の勢力は衰退の一途をたどる。そんなある時、近年二度目の大進行が発生する。散発的だった機械獣の発生状況は増加し、今回ついに100体に達する大軍勢が彼らの世界を飲み込もうとしていた。大軍勢はついに世界の中枢【オリンポス】の目と鼻の先アカデメイア学園都市にまで迫っていた。そこで暮らす少女ーーアリ
スは幼い頃の記憶をなくし、悩みながらも必死に生きていた。しかし戦乱のさなか都市内部に侵入した機械獣に命を狙われる。少女の危機に、次元を超え、全てを投げ打って駆けつけた少年は少女を助けられるのか。
ーーーーごめんアリス。遅くなったね…でももう大丈夫だから
誓いを胸に駆ける少年と記憶をなくし、かつての自分を模索する少女の運命と記憶が交錯するボーイミーツガール。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 20:21:53
34044文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
彼の命がうばわれた。その瞬間わたしはすべてを思い出す。幾度も繰り返した、彼を失った記憶を。また、ダメだった。そう思った瞬間、わたしの命も消える。そして時を遡る。ーーふたたび同じ時を繰り返すために。「たすけて」おもわず声がこぼれた。今まで望んだこともなかった。わたし自身がどうにかするしかないと思っていた。だけど、もうだめだった。心が壊れてしまいそうな苦しみから解放されたくて、助けを求めた。「たすける」誰かがわたしに寄り添って、そう答えた。それが誰だかはわからない。だけど、もう大
丈夫だと、そう感じた。だからわたしは安心して、記憶を手放す。今度こそ、彼を助けられると信じて……。ーーあれ、いつもの悪夢?だけどいつもと違ったような……。
これは、自身の死をきっかけとしてループを繰り返す乙女ゲームヒロインが、ゲームの内容を知る転生者にそれとなく助けられながら未来を掴みとろうとする物語。
(前に書いた『恋愛するヒマはありません~』のリメイク版です。設定など変更があります。新しい気持ちでご覧になってください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 16:00:00
77423文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:桜毛利 瑠璃
ハイファンタジー
完結済
N9017CG
※この小説は マほうなす 〜マッキーは糸(包帯)で、なんとかする〜 の続きです。
前作を読んでいないと意味が分からないと思います。
http://nk.syosetu.com/n9336cb/
を先に読んでから再訪問して頂ければ幸いです。
アタシ、マッキーアラフォー女史。
元の世界(現代日本)からこの世界(異世界)に記憶だけ来てしまったの。
元の世界で起きていた不可思議現象の原因を無くすことが出来たからもう大丈夫だよ。
代償はアタシが元の世界に戻れないだけ。
この世界は楽し
いから戻る気は無かったから気にしないでね。
(ここまでの話しはマッキーの妄想成分が多分に含まれています。御注意ください)
さぁ冒険の旅に出発だ。
冒険と言っても荷物のお届けだけどね。
とんでも設定の上、御都合主義で送る包帯水着蜘蛛女の冒険の第二部開幕です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-26 08:00:00
288926文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
あいつと出とはずのは高校2年なったばかりの頃
帰り道いつも何一つ変わらない道を私はただ歩いていた。
周りには満開の桜通。私はついうとれながらも歩いていた。しかし、その瞬間よそ見をしていた私は見事に転んでしまった。
膝からは大量の血。焦りながらもカバンから絆創膏を探すが見つからない。不運なことに私は忘れてきたみたいだ。
何もできない私が途方に暮れてると
『なんかあったの?』
『ふぇ!』
と私はびっくりして声を漏らしてしまった
声をかけてきたのは同じ高校の先輩らしい人物で緩い
スラックスの様に制服を着こなしてる一人の男の子だった。
『怪我……したの?』
と男の子が聞いてきたので私はコクりと頷いた
『足見せてごらんよ』
私はためらいつつもその男の子に足を向けた。
男の子は自分のカバンをゴソゴソとあさり何かを見つけたのかニッコリと笑って封の空いていないミネラルウォーターをトクトクかけて絆創膏を貼ってくれた。
『もう大丈夫だよ。』と男の子がにっこり笑いつつ言ってくれたので
『あ、ありがとうございます………』
と私は小声で言って恥ずかしさのあまり逃げさってしまった。
これが私と夏太の出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 19:55:09
212文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:marvelic
ノンジャンル
連載
N8460BZ
血に染まった爪が振り下ろされる刹那、少女は願った。ただ、『助けて』と。
しかし、その祈りにも似た願いを、神が叶える事は無かった。否、神が叶える必要はなかった。
「もう大丈夫だよ。ちょっと待ってて。」
その場に似つかわしくない、明るい調子の声。
少女がそっと目を開け、目にしたものは・・・舞うようにくるりと回りつつ光を瞬かせる、1人の青年だった。
最終更新:2014-03-03 22:24:42
1702文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
検索結果:21 件
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