-ぼけ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:564 件
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマ
ケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:00:00
182957文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:22102pt 評価ポイント:11156pt
パソコンを見ているとメールが突然届く。
そのメールを寝ぼけてそのメールを開いてしまい異世界転移をしてしまった少年、蒼也。
人の家の中に転移したしまい、目が覚めたのは牢屋の中。
記憶喪失の振りをして牢屋から出た先で一人の少女に出会う。
最終更新:2024-04-27 19:30:00
882024文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:86pt
高校生になったばかりの加茂大吉は学校の寮での一人暮らしを始めることになる。
そして新生活の安全祈願を古ぼけたボロい祠で行ったのだが、そこに祀られていた神様にとりつかれてしまうことになる。
その神は子宝を授ける人間名:神子恵と言う美少女神だったのだ。
それ以来、大吉はなぜか望まぬ女難の日々が過ごすことになるのであった……。
最終更新:2024-04-27 18:00:00
350305文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:26pt
ベッドから起き上がったら、なぜか最近ハマっている乙女ゲーム、【レマニピュラド】の攻略人物の一人、レニオーブ・クゼルが傍で看病をしてくれていた。寝ぼけているのか。そうか、まだ夢の中なんだね。夢でも会うなんて、目が覚めたら彼のルートもフレイしてみよう。まだ推しのルートしかフレイしていないし。それにしても――
「あなたに心配してもらえるなんて幸せだな」「恋人が倒れたんだから、心配せずにはいられないよ」
ふええ‼⁉ 恋人!? それってどういう、どういう状況なんだこれは!!
どうやらこ
の世界は私=ヒロイン、ミネシャ・ルメンが魔力制御補佐担当を選ぶ分岐点で彼を選んだという設定らしい。そして私は自分の膨大な魔力を抑えきれず、魔力テストで爆発を起こして倒れたそうだ。起き上がるまで待っていてくれて、こんなに私のためにやきもきしてくれるなんて、彼が本物の彼氏だったらきっと毎日が楽しくて、幸せに満ち溢れるだろう。持ち前の世界一の魔力量のせいで狙われたり、人気者の彼と仲がいいことで妬まれたり、大変ではあるはずだが彼とならうまく乗り越えられるだろう。仮初なんだろうが、あなたが私の心を温めてくれたから、私も全力で返していくよ。最後まであなたが笑っていられるようにするからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:00:03
27899文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:三毛猫 未異美♪
ハイファンタジー
連載
N9490IH
エル・ラルギエは十八歳の誕生日の日、サリドデの町へ買い物にきた。買い物を終えると【古魔製品店】そう書かれた見慣れない店をみつけ中に入ってみる。
店に入ると中は、古ぼけた本や魔導書など色々な物が至る所に飾ってあった。色々みていると、一冊の魔導書の前で立ちどまる。エルは、その魔導書が気になり触ろうとした。
だが店主であるハーフエルフのカルネア・ハーブルに、触らない方がいいと止められる。そうそれは【グリモエステルス】と言い、人を選ぶ魔導書だ。
それを聞いたエルは、後ろ髪を引かれる
も諦めた。その後、カルネアから【探求者】について話を聞く。そして話を終えると店を出て村に戻る。
そして村に戻ったエルは、悲惨な光景を目の当たりにした。
そう村は荒らされて、数ヶ所から火の手が上がっていたのだ。
それをみたエルは、急ぎ家に向かう。
だがたった一人の家族である母親は、何者かに殺され息絶えていた。エルは誰がこんなことをしたのかと思う。その時、ふと自分が村から出て行く時に、すれ違った見慣れない冒険者たちのことを思い出した。
その後エルは、ある決心をする。そして、再びサリドデの町の【古魔製品店】に向かうのだった。
そして、エルの冒険……探求者としての旅が始まる。
★★★★★
一応、残酷な描写ありにしておきます。
★★★★★
・この作品は不定期投稿になります。書け次第、投稿します。
・最後まで書けるか分かりません。
・とある公募ように書いていた作品ですがなかなか進まず。とりあえず小説家になろうのみに投稿しておこうと思いました。公募の方もサイトに投稿してあっても大丈夫みたいなので。ですが、記載が大変なのでここだけの連載とします。
・予定では十二万文字以上の完結で考えてますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 14:08:23
86833文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:30pt
Episode2とは書いていますが、これが最初の1作目です。冒頭から情景描写や細かな描写が多すぎるかもしれません……。物は試しでⅠ巻の第肆章まで読んで頂ければ幸いです!
ノスタルジックで地道な王道ファンタジー。
青年が古ぼけた小さな町でありふれた日常の大切さを知る物語。
時は近代、古き良き時代と技術革新が交差した世にある青年ランディ・マタンが残した物語。
青年ランディは、世の荒波に揉まれつつも真っ直ぐ前だけを見て進み続けた。守りたい物、人の意志、全て背負って戦った。そ
んな青年が最後に行き着いた結末は如何に。
感想、物語評価、文章評価、ブックマーク、励みになります!
楽しんで頂ければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 01:10:07
1303467文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:17pt
時は世紀末、地球は宇宙人の侵略を受け
壊滅状態となった。
地球外からもたらされたのは破壊のみならず、
ゾンビウイルスが 蔓延した。
1人のおとぼけハク青年は、それでも
のんびり性格は変わらない、疲れようが
疲れまいが、のほほん生活
いつか貴方の生きるバイブルになるかも
知れない貴重なサバイバル術!
最終更新:2024-04-21 10:00:00
896000文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:936pt 評価ポイント:326pt
つっこみのように詩を詠むあたしは、張扇ポエマー!
最終更新:2024-04-16 07:00:00
287文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:66pt
底辺作家・真野魚尾がAIに「自作」と「作者」について質問してみた、ある日の記録です。本文には適宜、空白・改行を入れています。AIの解答内容は事実と異なる場合があります。
使用ツール:Microsoft Bing
解答日時:2023/11/07
※本稿は「カクヨム」様にも掲載しております。
最終更新:2024-04-14 00:11:03
12784文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
寝ぼけることの恐ろしさよ…。
最終更新:2024-04-02 20:00:00
844文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ある日。プライドを捨て去ったとある世界の神々の計略により、実家の山奥から異世界へと迷い込んだ32歳のおっさん、花村天。
彼は史上最強の格闘王である。彼は史上最強の人型である。
二つの世界で史上最強のヒト科となった人間(?)は、頼りない主神たちに代わって、今日もくたびれたTシャツと古ぼけたジーンズの普段着で邪神軍と戦うのだ。
「さあ、殲滅開始だ」
この物語は、地味顔の理不尽(人)類がクールでゴキゲンでおまけに美形な仲間たちと共に魔法文明が発達した日本とそっくりな異世界を
股にかける、その日々の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 19:00:00
574413文字
会話率:53%
IN:138pt OUT:159pt
総合ポイント:6086pt 評価ポイント:2684pt
作:アップルパイが食べたい
異世界[恋愛]
完結済
N2967IU
グレートブリテン島にあるバララドという国に住んでいるローザは、とある日、姉の婚約が決まったことを聞かされた。姉と姉の婚約者は仲良く付き合いを開始しはじめた。
だが、スクールの夏休み明けのある日、突然姉から婚約者との文通を姉になり変わって代筆しろというお願いが下されてからローザの運命が激変する。
これは、とぼけた性格のローザが女性としての成長と異性との愛情を掴み取る物語だ。
※バララド、オセニアという国は存在しません。ゼンダ城の虜的な架空の国です。2か国作ったんで異
世界でいいですよね…。
※宗教と第一次世界大戦は意図的に消しました。
※口調は軽く読んでもらうため、軽い口調にしてあります。
※ゆるふわ設定ですので、歴史に深く突っ込んでもいいことありません。
※魔法や精霊など不思議現象は一切ありません。
※途中、どシリアスになりますが、最後はハッピーエンドです。ざまぁはありません。
※貴族の呼びかけ方は難しくて考えるのを放棄しました。ロードとかレディとか各自心の中で付け足してください。登場人物の名前は適当です。
※主人公の成長×年の差カップル×姉の婚約者の分捕(多分)×家族仲良い×最後はハッピーエンド
※この物語はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係ありません。
※全て書き終えてからの投稿なので完結します。
仲の悪い姉妹の婚約者を分捕る話は腐るほどあると思うので、仲の良い姉妹からの分捕(多分)を書いてみたくて書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 19:48:29
194511文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:36pt
孤児のレントは、河神への生贄として荒れ狂う川に落とされた。
死にたくないともがくレントは濁流の中にひとつの光を見つける。
『契約合意《アオンタ》! さぁ、名前をつけて、僕を捕まえてごらん』
死にかけていたレントを救ったのは、水棲馬ケルピーのイシュカ。幻種の国《ティル・ナヌグ》を飛び出した変わり者で、「外の世界を見に行こう!」とレントを小さな村から連れ出した。
旅を始めた二人の珍道中。世間知らずの二人は気が合うようで、喧嘩をしながらも楽しく旅をしていたけれど……荒廃
していく幻種の国《ティル・ナヌグ》から逃げ出してきた幻獣たちの巻き起こす大災害に巻き込まれて――!?
不遇な少年✕おとぼけケルピーの大河冒険ファンタジー。
バルリービ―の深淵にいざゆかん!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 07:00:00
94035文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
「恐怖の部屋」
異様な寒気が背中を這う。
人は思わず足を止め、室内を見渡す。
部屋には何もないはずなのに、床に広がる大きな影が不気味なまでに重く、そこには何かが潜んでいるような錯覚に襲われる。
彼は心の底から、その部屋に入ることを躊躇した。だが、好奇心と直感が彼をそこに導いた。
中に入ると、古ぼけた机や椅子、そしてほこりっぽさが何十年も経ったことを物語るインテリアが不気味な空気を一層増幅させる。壁には何やら書かれた言葉が…
最終更新:2024-03-18 11:40:56
1079文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:田丸 彬禰
ローファンタジー
完結済
N1554IR
東京都区部某所。
高層建物が立ち並ぶ中を走る片道三車線のその道路は車の往来も激しく、その両脇にある広い歩道も人通りが多い。
だが、その通りにはある秘密がある。
外見はまったく同じであるものの、住んでいる者はまったく違う世界、一種のパラレルワールへ行けるのだ。
それだけはない。
さらに時代と時空を超えた奥深い場所にも。
そして、その世界に辿りつく方法。
それは高層ビル群に押しつぶされそうになりながらひっそりと営業する一軒の古ぼけた喫茶店。
そこである菓子を手に入れること。
これ
は偶然か必然かわからぬものの、その世界を堪能出来ることになったある少女の物語。
その三章目。
タイトルはジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」を「My Sweet Road」と勘違いしていた中学生時代の苦い思い出から。
Episode 1
https://ncode.syosetu.com/n2787iq/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 10:55:01
6722文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:E’zSHOW
ハイファンタジー
連載
N3034IR
俺、◯◯◯◯は名城中学に通う中学3年生。
今日は卒業式だから朝早くに家を出たんだけど、寝ぼけたトラック運転者にドーンと肩をぶつけられて難癖を付けられて怖くて失神。
そのまま異世界転生してしまった。
いや、身体はあるから異世界転移というやつなのかもしれない。
俺の来た異世界はスケールが違う。
何せ顔面偏差値が高いから平均ちょい上のつもりだった俺の顔がブサイク扱いされる。
黒髪のブサイク呼ばわりされるがちゃんと傷付くからやめてほしい。
この世界においては黒髪が珍しいらしく、それ
で声をかけてくる人が居るんだけど、どうやら目的はそれだけではないらしい。
「あら、そこの黒髪のブサイクな人ちょっと待って」
「面と向かってブサイクとかやめてくれない?」
「丁度良かった。あの時の礼がしたくてさ」
潮騒香る海岸沿いに今居るのだが、近くに柑橘系の果樹園が有り、そこから山のようにデコポンを渡された。
「あるんだ……普通にデコポン」
この世界特有の生き物とかを期待してなかったとは言えないので少しガッカリした。
「ほら、これ全部持っていきな」
両手に抱えきれないほどのデコポン。
服の裾を持ってそこに乗っけて貰う形で持っているが、めちゃくちゃ重い。
「あの時のアンタが『名乗るほどの者ではありません』なんて言うから恩返ししたくても探しようも無いしさ……そうだ、ウチに寄って行きなさいよ」
「そ、それは助かるけど、まずこのデコポンをなんとかしたいかな!」
こぼれてる!
炉端にポロポロとこぼれてるから!
「ほーら、ウチの主人村長だったの覚えてない?鬼に取り憑かれて大変だったんだから」
「へ、へぇ、やっぱり居るんだそういうの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:58:05
1428文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ちょっぴり異世界、ちょっぴり現実世界。
ある日、森の中、竜さんに出会った♪
森の中で竜の赤ちゃんを拾ったことから始まる能天気でおっちょこちょいな少年とのほほん弱虫ドラゴンのおとぼけ(ときどきシリアスな)冒険物語です。世界最弱コンビの冒険は果たして始まるのか、始まらないのか。
氷の美貌を持つ女王と優しくて強い片目の騎士との恋の行方も気になります。
最終更新:2024-03-11 00:00:00
186090文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
古ぼけた2階建ての建物。
その1階にある喫茶店「トワイライト」
そこで繰り広げられる日常の物語。
最終更新:2024-03-10 22:40:18
3583文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「あんた、私服警官だろ?」
「えっ」
とある夜道。目の前を歩いていた男が突然振り返り、彼にそう言った。
急に近づかれた彼はたじろぐとともに一歩、後ろに下がる。しかし男はずいとまた一歩、身を寄せた。
「んー、まあ、とぼけるよな。はは、はははっ。でもバレバレ。まず、ラーメン屋で一緒だったよね」
「あ、はい」
事実であった。この夜、早めに仕事を終え帰宅した彼は軽くシャワーを浴びるとラーメン屋に向かった。
そして、確かにこの男もそこにいた。店に入ったタイミングは知ら
ないが、出るタイミングはほとんど同じ。彼は男の後ろを歩く運びとなったのだ。
「で、そのあとコンビニに入ったよね? おれの後ろに続いてさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 11:00:00
1355文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
孤児院育ちのアリスは、幼い頃からずっと名家の子息リゲルに恋心を抱いていた。
でも分別のあるアリスは、恋を叶えようとは思わない。
いくら親しくしていても、二人の間には「身分」という超えられない壁がある。幼なじみとして気安い関係でいられること自体が、すでにとても恵まれていることだとわかっていた。
ところがある日、リゲルが自宅から古ぼけたベルを持ち出したことで二人の関係が……。
リゲルが鳴らせなかった魔法のベル。「奇跡の恋を叶えてくれる」という魔法のベルをアリスが天高く掲げ
てみたら――。
☆ハッピーエンド。必ず完結します。
☆タイトルとあらすじが苦手なので、タイトルとあらすじは変えるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 12:00:00
38778文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
貴族学園のとある放課後の教室。
各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
「……どういうことでしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私があまりそういった冗談が好きではないことは、殿下もよくご存知ですよね?」
「フン、もちろん冗談などではないさ! こんなこと冗談で言えるものか! 僕は君のことを、つくづく見損なった!
まさかキャシーに対して、あんな陰湿な嫌がらせをしていたとはな!」
「ダリル様、あまりジュリア様を責めないであげてください! わ、私は本当に……、気にはしていませんから……」
「キャシー、無理をするんじゃない! 辛い時は素直にそう言っていいんだぞ!」
「ダリル様……」
ダリル殿下が、男爵令嬢であるキャシー嬢の肩に両手を置きながら、慈愛に満ちた瞳を向ける。
クラスメイトたちも、何事かと遠巻きにざわついている。
「話が見えないのですが? 私はキャシー嬢に対して、嫌がらせなどした覚えはございませんよ?」
「フン、そうやって白を切るというなら、こちらにも考えがある! ついて来い!」
そう言うなりキャシー嬢の肩を抱きながら、さっさと教室から出て行ってしまう殿下。
私はフウと一つ溜め息を吐いてから、野次馬のクラスメイトたちと共に、殿下の後を追った。
「これがその証拠だ!」
ドヤ顔で殿下が指差したのは、校舎裏にある壁の一角。
そこには夥しい数の、ありとあらゆる落書きがされていた。
この壁は、通称『匿名掲示板』。
最初は誰かがほんの悪戯で悪口を書き始めたのだが、それに対して他の人間がどんどん便乗していった結果、今では虚実入り交じった、まさしく匿名掲示板と言えるものにまで発展してしまったのである。
「これがいったい何だというのでしょうか?」
「よく見てみろ、ここを!」
殿下が指差した箇所に目を向けると、そこには『男爵令嬢のキャシーは本当に生意気』と書かれていた。
「それが何か?」
「まだとぼけるのか! これを書いたのは、君だと言っているんだよ僕は!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 21:03:47
4007文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:田丸 彬禰
ローファンタジー
完結済
N7164IQ
東京都区部某所。
高層建物が立ち並ぶ中を走る片道三車線のその道路は車の往来も激しく、その両脇にある広い歩道も人通りが多い。
だが、その通りにはある秘密がある。
外見はまったく同じであるものの、住んでいる者はまったく違う世界、一種のパラレルワールへ行けるのだ。
それだけはない。
さらに時代と時空を超えた奥深い場所にも。
そして、その世界に辿りつく方法。
それは高層ビル群に押しつぶされそうになりながらひっそりと営業する一軒の古ぼけた喫茶店。
そこである菓子を手に入れること。
これ
は偶然か必然かわからぬものの、その世界を堪能出来ることになったある少女の物語。
その二章目。
タイトルはジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」を「My Sweet Road」と勘違いしていた中学生時代の苦い思い出から。
Episode 1
https://ncode.syosetu.com/n2787iq/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 10:29:42
13059文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
高校二年生の筒井彰子(つついしょうこ)はバレンタインデーに幼馴染の中井悟(なかいさとる)に告白しようとしますが、もう一歩踏ん切りがつかないでいます。
そんな彰子が見つけたのは真新しいお社。
この際、神頼みもと参拝した彰子の前に現れたのは自称縁結びの神様白兎神(はくとしん)。
これ幸いと悟と両想いになれるようお願いする彰子ですが、白兎神は情報収集にこそ協力するものの最後は自分で告白をと促します。
勇気をもって告白した彰子。そして、その結果は?
藤乃澄乃様主催の「バレンタイン恋
彩2」企画参加作品です。
自信が持てない女子高生ととぼけた縁結びの神様の掛け合いをお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 21:29:44
8384文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:マーキ・ヘイト
ローファンタジー
連載
N4797HX
世界屈指の貿易都市であるラフス王国。その城下町には薬草採集からモンスター討伐まで、依頼されれば何でもこなす事で有名な冒険者ギルドが存在していた。そんな冒険者ギルドに所属する奇妙な男がいた。
本名不明。身長は約2m。しかし常時猫背である為、正確な身長は不明。裾がボロボロな古ぼけた黒いローブを羽織っており、顔は愚か歳さえも分からない。最大の特徴として剣を引きずりながら歩いている。また、剣自体も特殊で刀身に切っ先が無く、突く為の機能が存在しない。
そして、常に剣を引きずり
ながら歩いている為、街の至る所に傷後が残っている。しかし誰一人として文句を述べたりはしない。
それは過去に、男の行動を邪魔した者達は全員漏れ無く、その首を一太刀で斬り飛ばされてしまったからだ。
切っ先の無い剣に、首を意図も簡単に斬り飛ばす実力から、いつしか街の人々は恐怖と畏敬の念を込めて、エクスキューショナー(死刑執行人)。その名を略して“エクス”と呼ぶ様になり、彼となるべく関わらず巻き込まれない為の決まり“エクスルール”を作られ、地元国民達にとっての暗黙の了解と化した。
そんな彼の下に、ラフス王国第二王女“ガミーヌ・フォン・ロイヤリティー・ラフス”が突然現れ、冒険者になったからパーティーを組んで欲しいと頼み込んで来た。
最初は完全無視をしていたエクスだったが、紆余曲折あり無事にガミーヌとパーティーを組む事となった。
しかし、彼女は知らなかった。エクスの本当の目的がガミーヌを利用して、ラフス王国の王族や貴族を皆殺しにする事だと……。
これは復讐の物語。全てが謎に包まれた死刑執行人と、ちょっとお転婆なお姫様が送る“新感覚ダークファンタジー”の幕開けである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:27:04
173832文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:48pt
『──封印されし聖剣が解き放たれし時。共に眠りしバスト120cmの女神は目覚め、選ばれし勇者に祝福をもたらすであろう』
王国に伝わる伝承を頼りに王子はとある寒村に辿りつく……そこには古来より伝説の聖剣が眠る古ぼけた教会があるのであった。
「お待ちしておりました王子」
伝説の聖剣を手にし長らく続く魔族との戦争に終止符を打つため、王子は伝説の聖剣による使い手の選定へと挑戦するのであった。
最終更新:2024-01-18 23:00:00
6595文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
受験生の日々を過ごしながら・・・。
最終更新:2024-01-12 21:39:40
363文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
五年一組のクラスで目立たず、勉強の中で得意科目がなく、友だちもいるわけではない男子のすみとは休み時間にぼうっとしていた。すみとは、クラスメートで頭の良いひゆうと、運動が出来て友だちも多いみあきみたいになりたいと考え、二人の絵をノートに描いていた。すみとは絵を描くことが好きで得意な方だった。次の授業が始まると、すみとの視界がだんだんぼやけ、視界がやっとまともになるとテストの用紙が目の前にあった。すみとはテストの問題を解くとき、何とすらすら解けてしまった。急に勉強が出来るようにな
ったすみとはクラスメートたちにチヤホヤされていた。しかし、どこかもやっとまた、みあきのように友だちが多く出来、運動も急に出来るようになったすみとだったが、あまり満足をしていなかった。ひゆうとみあきが絵を見せ合いながらやりとりをしているところを見たすみとは、自分の描いた絵を二人に見せた。しかし、すみとの絵は酷く下手になっており、すみと自身嘆いていた。ひゆうとみあきみたいになれなくていいと叫んだあと、担任の楪先生の声で気が付いたすみとは、これまでのことは全て夢だったことが分かった。まだすみとは寝ぼけていたためか、ひゆうとみあきの絵が描いてあるノートのページを開いてしまい、たまたま本人たちに見られてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 14:47:14
3362文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
導かれるようにある、古ぼけた本屋に入った主人公は、ある本と出会う。
そして、家に帰った主人公がその本の中を見ると、そこにはある伝承が書かれていた。
引き込まれるように本を読み漁った主人公、そして―――。
最後の言葉に、戦慄する
最終更新:2024-01-07 21:38:27
2964文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:柊 あると
ローファンタジー
完結済
N3981IO
天人である「かぐや姫」が、遡ること3年前の皆既月食の夜、天界からいなくなった。 天帝は彼女を捜し出せる能力を持つ兎を二羽、人間界へと放った。彼らは人間の中に入り込んでいた。
天帝は下部である「天帝の兎」に、かぐや姫を捜すよう命じた。「兎」が入り込んだ人間のうち一人は佐野みちる。17歳。もう一人は彼女の家庭教師、世良拓郎。20歳だった。兎が入り込んだため、みちるの光彩は真っ赤な色に変わり「うさぎ」と呼ばれて差別されていた。拓郎は生の人参が好きな、生きることに全く興味がないすっ
とぼけ野郎だった。
彼らは「天帝の兎」とともに、ゴミ箱から「バルドゥ・ロータリー」へ落っこち、そこを発着駅にして、五つの世界へ向かうことになった。そんな彼らを三人の追跡者が追いかけかぐや姫を奪おうとしていた。
見つけたかぐや姫は、透明な玉の欠片だった。「天帝の兎」に泣きつかれて、他の欠片も探すことになった。拓郎が、この異世界旅行は六道「天・人間・修羅・餓鬼・畜生・地獄」の内の五道だと気がついた。
拓郎は地獄で、みちるは修羅で、自分達の生き様を知ることになった。
最後の欠片は阿修羅王が持っていた。追跡者達は阿修羅により力尽きて人間界へ帰された。彼らもまた、生きたいがためにかぐや姫を求めていたのだった。
なぜ五道に散ったのかを問われたかぐや姫は、天界よりも生き易い世界を探そうとしたと告白した。
阿修羅は、六道に住む者は最後には必ず「死」という苦しみがある。修羅に生まれた自分の生き様は、戦うことと、やがて訪れる死を認めることだと。「私はそれを『然(しか)り』と言うぞ」
阿修羅は再び戦いの場所へと向かった。
阿修羅の言葉を心に刻みつけて、二人とかぐや姫・天帝の兎は人間界へ戻ってきた。かぐや姫と天帝の兎、二人の中に入り込んでいた「兎」たちは月へと帰り、みちるの光彩が黒色に戻った。
「この娑婆は生きにくく去りがたし。人間って、わがままね」とみちるは拓郎に向かって笑った。拓郎は、阿修羅のように、この生きざまを「然り」と言いながら生きる。ドイツ語の「Ja(ヤア)!だ。かけ声みたいでいいだろう?」彼の言葉にみちるはうなずいた。歩く速度を速めていった二人は、思いっきりジャンプしながら叫んだ。
「Ja!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 11:42:50
107798文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕の気持ちに気づいてほしくて。
最終更新:2024-01-03 17:07:54
297文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕はこどもの悲しい夢を食べるゆめ使い。
今夜もこどもたちのもとへむかいます。
最終更新:2024-01-01 13:46:54
485文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
初めて一人で年を越す大晦日は、いつもと違って・・・。
キーワード:
最終更新:2023-12-31 18:29:06
299文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
夜空に浮かぶ三日月がまるで私のようで・・・。
最終更新:2023-12-29 22:12:00
989文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
クリスマスのある日・・・。
最終更新:2023-12-24 20:45:29
343文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
塾のテストでいい点が取りたい受験生に【添い寝屋】の広告が付いたしおりが落ちてきてきました。すると黒と茶色のサビ猫がやってきて、受験生の勉強を邪魔し始めて……。ちょっととぼけたサビ猫と勉強を頑張る受験生の添い寝物語。
最終更新:2023-12-23 05:55:18
1295文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
【魔法少女×ロボット。おとぼけダークな異世界ファンタジー、開幕!!】
それは神秘のエトワール。
ウィッチでエッチなウィザードリィ。
魔法仕掛けのマギアギア。
魔法少女マギアギア・エリス、完成―――だぜ☆
ある日、少年・真崎春賀(まさき はるか)が目を覚ますと、そこは『ネイバース世界』と呼ばれる、いわゆる異世界だった。
彼を召喚した魔法使いの少女、フィアーナから悪の魔法使いの組織〝ボルヘイム〟から王国を救世主として救ってほしいと依頼され、ファンタジー世界に
なぜか存在するロボット、〝未完成の魔女マギアギア・エリス〟の搭乗することになる。
この物語は、チートスキルはおろか、弱虫毛虫意気地なし、男らしさの欠片もないガチで駄目な部類に入る少年、真崎春賀の〝終わった後の世界〟で繰り広げられる、ちょっぴりダークな異世界ロボットファンタジー。
いや―――
〝魔法少女〟の軌跡である。
※この作品は〝カクヨム 様〟にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 18:00:00
54905文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
認知症か厨二病か。40年前異世界で勇者だったと主張する父親が、古ぼけたたまごのぬいぐるみを竜のたまごだと言う。手っ取り早く解決したがる姉は、真相を解明するとしてそのぬいぐるみを引き裂いた。中から出てきたのは砂と一片の紙切れ。姉の暴走を予感した弟は、姉の元夫に連絡する。
弟から見た姉のこと。竜のたまごをめぐる家族の話。
最終更新:2023-12-19 17:35:42
974文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
レンガ作りの古ぼけた暖炉は、その家に住む夫婦の営みをずっと見守り続けてきた。春には春の情景があり、夏には夏の、秋には秋の情景があった。そして冬には、その季節ならではの情景を見ることができた。
今年も冬がやってきた。そして今年も、暖炉の前で二人は愛を確かめ合うのだった。
全995文字の掌編小説です。
最終更新:2023-12-10 19:09:48
931文字
会話率:95%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
灰村貴人[はいむらたかと]は、幼少期から学校に通わず日夜修行を積んだ変態だ。なんなら人知れず世界の命運を救っていた。遂に辿り着いたのは誰にも到達できない究極の武の極地。裏社会ランキング1位の世界最強[グランド・ディザスター]の称号を持つ。彼は修行しすぎて忘れていたのだ。自分に社会的信用がない事を。金もない事を。彼は社会的信用を得るため平凡な学校に通う決意をする事になる。なんやかんやあって入った学校。そこには異能を持つ少女【魔女】が居た。普通に生きたい、普通になりたい少女と、
ズレた世界最強が織りなす学園生活。そんな話。
ローファンタジーかコメディーなのか。それはわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 23:02:40
6056文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:保志見 祐花
異世界[恋愛]
完結済
N2506IM
【キャッチコピー】
欲しいのは、ひとりだけ。
【紹介文(30行)】
鍾乳石が宿り石の『地味石ミリー』『洞穴王女』のミリアは追放された王女である。
理不尽な仕打ちにぷんすこ怒りまくって王国を出たのも束の間、案の定行き倒れてしまう。森の青年『エリック』に掘り起こされ一命を取り留めるが「国には戻れない」。
森の青年エリックに交渉し、回復するまで小屋においてもらうことにしたミリアがある日、童話を読んでコロコロしてると、城の兵士が押し寄せる。
「お前の罪をみとめなさああ
あいっ!」
「……罪ってなに? なんの話?」
「……とぼけるな小娘がッ!!」
「──悪いけど。人の家で騒がないでくれないか。迷惑だ」
「……おにーさん……!」
降りかかった魔防壁崩壊の疑惑を力技で突破。なんとか難を逃れた先で、彼女はエリックにこう告げられた。
「取引をしないか?」
✴︎いしが かえる✴︎
❇︎フォーチューン❇︎ファンタジー❇︎
注:
同作者「礎の絆」の別ルート。別サイトで連載中「副業盟主とコメディ女」のカップルで物語進行したら別の作品になった件
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 21:00:00
59880文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「博人、今日から高校二年生ね」
「は? 母さん、僕は今年から高校三年生だろう?」
「まぁ、何を寝ぼけているのよ!! 今年から二年生でしょう」
僕の名前は薄井博人(うすいひろと)。
何処にでもいる高校生。趣味は読書でライトノベルを読むのが好きである。――いや、何処にでもいる高校生だったというべきだろうか。
高校三年生に上がるはずであったのだが、気づけばどういうわけなのか、僕は高校二年生にあがっていた。
新学期早々行方不明になっていたクラスメイトが当たり前にいたり、その周りには明
らかに場違いな人が佇んでいたり、色々突っ込みどころは多いが、僕は気づかないふりをすることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 19:00:00
244468文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
カップルで動画配信をしていたアユムとひな。
ある日、ひなは動画の企画として彼氏のアユムが隠し事をしていないか確認するべく、突然「ねぇ、覚えてる?」と聞くことに。
仕事から帰ってきたアユムは心当たりがないのかとぼけた様子を見せる。
動画の企画としては失敗? に思われたが、動画外でアユムの口から「ねぇ、ひな1ヶ月前のあれ覚えてる?」という言葉が飛び出す。
1ヶ月前にひなは何をしていたのか?
和やかな日常が突如としてホラーと化す。
最終更新:2023-11-10 20:55:47
3457文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
夢で見た風景を寝ぼけたままメモした小品です。
最終更新:2023-11-07 09:02:01
256文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
朝食の用意ができたので旦那様を呼びに行くと寝ぼけて抱きしめられた上、夜伽の下命を受けました。
勿論断ることもできるんだけど、私、どうすればいい??
最終更新:2023-11-07 06:00:00
19264文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:272pt
風景画は難しいもんでさ
最終更新:2023-10-31 03:35:57
456文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:綾雅(りょうが)
ハイファンタジー
完結済
N4116IK
強大な魔法を操り、人族の領地を奪おうと戦いを挑んだ魔族。彼らの戦いは数十年に及び、ついに人族は聖剣の力を引き出せる勇者を生み出した。人族は決戦兵器として、魔王退治のために勇者を送り込む。勇者は仲間と共に巨大な銀竜を倒すが……彼は魔王ではなかった。
人族と魔族の争いに関わらなかった、圧倒的強者である竜族の王の首を落としてしまったのだ。目覚めたばかりで寝ぼけていた竜王は、配下に復活の予言を残して事切れる。
――これは魔王を退治にしに来た勇者が、間違えて竜王を退治した人違いから始ま
る物語である。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
※2023/09/13――連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 22:35:08
65581文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
寝ぼけているなら、いったん落ち着こう。
最終更新:2023-10-30 05:04:42
771文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ぱんなこった
異世界[恋愛]
完結済
N0642IL
勇者は毎日二百文字の日記を書いていた。勇者がこの世を去ってかなりの時間が経つころに古ぼけた日記帳は開かれる。
最終更新:2023-10-25 22:53:58
5376文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
戯作作家・瓢箪先生が酒を飲んで寝ぼけている間に、蕎麦屋とその客が強請にあったという。蕎麦を奪ったやつは何者か。
最終更新:2023-10-20 00:00:00
6952文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「【鑑定】しか使えない王子などいらぬ。貴様は森の中で惨めに死ね」
鑑定。
それは物の名前が見ることのできるだけの平凡な能力。
王族にふさわしくないその能力を手に入れた王子リックは父親から絶縁を言い渡され、猛獣がはびこる大森林の中に捨てられてしまった。
モンスターから逃げ惑い、【鑑定】で食べる物を探しなんとか生き延びようとするリック。
このまま死ぬしかないのかと思ったその時、彼の瞳は覚醒し【神の目】の力を発揮する。
「この道が安全だっていうのか……!?」
瞳に導かれるま
ま辿り着いたのは一軒のボロ屋。なんとそこには伝説級の素材と古ぼけた武器が転がっていた。
【神の目】の力で過去を視て、武器の直し方を知ったリックは、その後も瞳の力でどんどん強くなっていく!
――過去、現在、そして未来。
全てを見通す力を得た少年の痛快無双ファンタジーが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 11:39:22
149944文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:51498pt 評価ポイント:28860pt
検索結果:564 件