セキトウ地方の外れにある山合いの小さな町リマジハに住んでいる主人公・セイは、家族でしがない治療院を開いている以外特徴がない、自他共に認める平凡な人間だった。
そんなセイには、ちょっと変わった幼馴染み・ユーリがいた。
5年前に高熱を出して倒れて以来【前世】や【チート】などと理解できない言葉を口にし『将来、勇者になる男』と宣言していたユーリ。
町の人々は想像力豊かな陽気な男の子だと、すんなり受け入れ穏やかに過ごしていた。
ある日、王都から従者が現れて、ユーリを世界を救う
【勇者】として任命した!!
セイは驚きながらも勇者となったユーリを傍観している・・・はずだったが、なぜかユーリに『一緒に旅に出よう!』と誘われてしまい!?
勇者(転生者)の隣にいる一般人?から見る、ちょっぴりズレた異世界冒険譚!
『想像力豊かで(暴走気味な)幼馴染みを制御できるのは、俺しかいないよな…(察し』
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※誤字脱字等には、あたたかい気持ちでお願いします。
※区切り重視なのでページごとに文字数が変動します。
※以前、公開していた断片集「隣りの勇者が…」を元に長編として投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 01:20:08
40414文字
会話率:44%
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