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検索結果:111 件
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマ
ケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:00:00
187527文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:22050pt 評価ポイント:11160pt
作:たつき めいこ
異世界[恋愛]
連載
N9852FM
『月の妖精』と称される公爵令嬢マルティナはとても可憐で儚げな美少女。
でもそれは偽りの姿。本当の姿を知るのは彼女の身近にいる極僅かな人のみ。
そんなある日マルティナは婚約者である王太子と、その恋人と噂される子爵令嬢の逢瀬の場に偶々居合わせ、自分を陥れようとしていることを知った。
「ここまで虚仮にされるなんて、やってらんないわ!冤罪なんて更にごめんよ!」
そしてマルティナは白昼堂々忽然と姿を消した。
最終更新:2024-04-27 00:28:35
552345文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:62558pt 評価ポイント:22888pt
転生したけど、改心なんてしないわ!
私は私の正義をもって、生き残ってみせる!
最終更新:2024-04-20 19:18:57
1294文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魅惑の一粒を口にしたとき、私は全てを思い出した。
前世の記憶と、やりたかった事…スイーツを堪能するということを!
でも、今世の私は乙女ゲームの悪役令嬢。ゲームの結末がハッピーだろうと、バットだろうと、エンドを迎えたら私の人生も終了…そんなのってないわ!今度こそ私は後悔なんてしない。老後までスイーツを楽しむのよ!
これは私の美味しくて(物理的に)あま~い、運命に抗う物語。
最終更新:2024-04-17 21:28:12
18840文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
短編
N8875IT
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいな
ことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:9104pt 評価ポイント:8354pt
魔法が尊ばれる国アーベル王国の五大魔導爵家に生まれたエリザベートは、その魔力の多さから王太子の婚約者に選ばれる。横暴で自分勝手な王太子フランツに冷遇されながらも、憧れの天才魔術師ジュール・ポワティエに近づきたいと日々魔法の訓練を重ねることがエリザベートの楽しみだった。
しかしエリザベートの人生は、ある一人の少女の登場によって大きく変わっていく。
「私が世界を滅ぼす邪悪な魔女だなんて、冗談じゃないわ!こんな国、今すぐ出て行ってやる!!」
王太子フランツから魔女の疑いを
かけられて投獄されそうになったエリザベートは、神出鬼没の魔術師ジュール・ポワティエの足跡を辿る旅に出ることを決意。そんなエリザベートには、西暦2000年代初頭の日本から聖女として召喚された前世の記憶があった。
「僕の気持ちを知っているくせに……悪い女だね、君は」
「……僕は、思ったより君のことが気に入ったみたいだ。もう一度キスしたいんだけど……いい?」
自由気ままな一人旅になるはずが、同じく王太子に命を狙われて一緒に旅をする年下の第二王子、そして何故か行く先々で出会う謎多き魔術師ジュールからも迫られて、エリザベートの旅は前途多難……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 19:32:42
67890文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:464pt 評価ポイント:238pt
馬鹿みたいな理由で婚約破棄されたルシルは嫌われ悪女として『呪われ辺境伯』の元へ押し付けられることになる。
「予知夢で見たわ?私は愛されず、婚約者様にはもうすぐ運命のヒロインが現れて私は悪役になっちゃうのよね!」
それでもルシルは動じない。生きているだけで価値がある、愛され猫として生きてきた前世の記憶を思い出したから!
呪われ辺境伯は素敵だし、運命のヒロインが現れるまでは暫定婚約者を満喫します!
しかし無自覚チートで周りを惹きつけ振り回し、いつのまにか誰もがルシルを愛するよ
うに。
呪われ辺境伯もそんなルシルに次第に興味津々になっていき……?
「ところで、運命のヒロインが解いてくれるはずのその呪い、嫌われ悪女の私が先に解いちゃダメですか?」
自己肯定感つよつよ主人公ルシルと、予知夢と初対面時の態度のせいで全然ルシルに意識してもらえない残念呪われヒーロー。
「俺は君のような心の醜い愚かな女が一番嫌いだ」
「私を嫌いでも問題ないわ!だって、こんなに猫ちゃんが可愛くても犬派が存在する世界ですもの。好みってあるわよね」
そんなラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 22:54:03
314429文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:124092pt 評価ポイント:70142pt
前世の自分が大好きだった小説の悪役令嬢・ジェナに転生した私は、小説の世界を壊さないために悪役令嬢を演じきって処刑された。
そして次に目を覚ましたら、今度は全く知らない世界の聖女・アイヴィに転生していた!?
処刑時に首をはねられたのがトラウマになった私は、今回の人生は穏やかに生きたいと願っていた。
だから問題を起こさず、人とトラブルを起こさずにいたいのに──。
「いきなり聖女だとか言われても訳わかんないのよ! 冗談じゃないわ! そんな面倒に巻き込まれるくらいなら、聖女なん
て辞めてやるわ!」
「私は一切聖女としての役目は果たさないわ。あなた達が私のことを尊重出来ないのならね」
自分の意思とは裏腹に、ジェナを演じすぎて染み付いた悪態が止まらない!
このままじゃまた処刑されてしまう──!
悪役令嬢の性格を引き継いだ聖女の運命やいかに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 16:10:32
133680文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:1962pt 評価ポイント:1420pt
『サクラ』
それが私のもう一つの名前。
貴族の娘として生まれた女は、親の決めた相手に嫁ぎ、跡継ぎを成して家の繁栄のために我が身を捧げる。
それこそが親のためであり、家のためでもあるのだと、父に教えられた。
だから私セクスティリアは、おしとやかに、慎ましく。なるべく名門貴族や大富豪の目に留まるよう、淑女であれ、と。
だけど私に親友は言ったの。
「お前の身分には、お前が家の所有物たる意味しかない」
って。しかも女らしさの価値観は父の独りよがりで、振り回されるのは馬鹿だって、言
い切った。
だけど私はこの生き方しか知らないわ!
そんな風に、淑女たるよう教育され、生きてきた私が、奴隷や娼婦と同等に忌避される剣闘士をめざすことになる。これはそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 20:44:57
78677文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:50pt
紫電のチュウニーが実際に使用した、比較的近年のガジェットやウェアラブルについて。
主に有名な企業の商品の使用を活字でお届けするものです。
個人的主幹ですので、商品の売り込みなどではありません。
あくまで感想です。実際のものとは異なる可能性だって当然あるので、これを見て買ったけど
俺のほしいのじゃないわ! っていうのはなしでお願いします。
本当に欲しいものはやっぱり、自分で実際触ってみないと、わからないしね!
へぇーこんなのあるんだってくらいの感じで見ても
らえれば幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 22:38:14
16030文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少女漫画『貴族学校カンパネラ』の世界に転生した。
しかも転生先は、悪役令嬢のローゼリア・バーネット。
ローゼリアは作中、当て馬として大怪我を負い、惨めな末路を辿る。
――少女漫画とは絶対関わらないわ!
そう決めたローゼリアはフラグを粉砕して少女漫画と絶縁に成功。
貴族生活を謳歌するはずが…訳アリ執事を中心に波乱へ巻き込まれていく。
最終更新:2023-12-01 06:12:18
18074文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「テル!貴方なんか話にならないわ!今すぐ出ていって!」と婚約破棄された貧乏男爵令息のテルは、怪我をきっかけに元財閥令嬢の幼馴染、アドレーヌに出逢う。そこからアドレーヌとテルの恋は進んでいき...。
(この作品は描写や位などを見直した再掲です。)
最終更新:2023-11-24 21:06:34
7266文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:288pt 評価ポイント:262pt
「大丈夫だよ。今週末の夜会でシンシアには婚約破棄を突きつけるつもりだ。大勢の前で宣言してやる。俺が愛しているのはルイーザだけだって……」
何ですって!?
夜会で婚約破棄されるなんて、私のプライドが許さないわ!
深窓の令嬢だと思われている伯爵令嬢のシンシアは、偶然婚約者が婚約破棄を計画していることを知ってしまう。
猫をかぶっているだけで、実は見栄っ張りなシンシアには、人前でみっともなくフラれるなんて許せなかった。
そこで、幼馴染みのレナードに婚約破棄を宣言されたタイミング
で自分に嘘の告白をして欲しいと頼み込む。
「幼馴染みとの真実の愛」を周囲にアピールし、惨めな印象を打ち消してもらう計画だった。
上書きさえ出来ればすぐに破局したことにすればいいと考えていたシンシアだったが、年下で弟のように思っていたレナードは、実はシンシアより上手で?
短絡的にその場しのぎの告白を依頼したら、いつの間にか腹黒の幼馴染みに囲い込まれて逃げられなくなっていた間抜けな令嬢のお話。
アルファポリス様に投稿していたものを少し修正しています。
サラッと読める短編なので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 21:46:39
12775文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:5348pt 評価ポイント:4770pt
私、アイリス・ノマド男爵令嬢は、幼い頃から家族のイタズラ癖に悩まされ、少しでも早く自立しようと考えていた。
婚約者のロバート・デヴァイスと、家族と共に出席した夜会で、ロバートから突然、婚約破棄を宣言された上に、私の妹と一緒になりたいと言われてしまう。
ショックで会場を出ようとすると引き止められ、さっきの発言はいつものイタズラだと言われる。
イタズラにも程があると会場を飛び出した私の前に現れたのは、パーティーの主催者であるリアム・マオニール公爵だった。
一部始終を見ていた彼は、
お飾りの妻を探しているといい、家族から逃げ出したかった私は彼の元へと嫁ぐ事になった。
屋敷の人もとても優しくて、こんなに幸せでいいの?
幸せを感じていたのも束の間、両親や妹、そして元婚約者が私に戻ってこいと言い出しはじめて――。
今更、後悔されても知らないわ!
※アルファポリスさんで先行で公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 19:18:53
108451文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:12916pt 評価ポイント:9120pt
作:くまの ほたり
ヒューマンドラマ
短編
N4852IK
「お姉さま、ずるい!
わたくしの方がそのドレスは似合うのに!」
「でもね、ルティア、あなたには少し大きすぎるから」
「そんなことはないわ!
あ、お父さま!お姉さまが意地悪なことを言うの!」
妹のルティアは青い目をうるませながら、父の元に駆け寄った。
いつものこと。
もうため息も出ない。
だって、お父さまの答えが、分かるから。
最終更新:2023-09-15 20:10:30
4990文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:7626pt 評価ポイント:6994pt
作:迫る騎士シカマル
現実世界[恋愛]
連載
N7123IJ
この展開は、さすがにご都合主義過ぎるだろ!
ヒロインみたいな女の子なんていないし、主人公みたいなやれやれ系だけど実は……なんて奴はよりいないわ!
なろうの恋愛小説を見てきた私が率直に感じた感想は上記の通りである。
では、できるだけ現実的に恋愛について考えてみようではないか。
そのような結論に至った私は、自分の人生を振り返っていくつかの思想を見出すことにした。
これは、現実の恋愛なんてクソだ、でも、恋愛をしたいという男と過去の自分を正当化するために綴った恋愛論である。
最終更新:2023-08-30 18:00:00
14981文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あなたとはもう恋愛したくない。きっと違う幸せもあるからと何度説得しても首を縦に振らない彼。だったら強硬手段にでるわ!マスターにお願いしたら、条件をつけられた。
「彼に振られるか、諦めてもらいなさい」と。
執着濃いめの彼に振られるためと、新しい恋をするために頑張る!
私なりの幸せな失恋をしてみせる。
最終更新:2023-07-13 15:31:32
26942文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:76pt
作:前森コウセイ
ハイファンタジー
連載
N0301IF
公爵令嬢シャルロッテ・キーンバリーは、十四歳になったある日、王国の至宝である神器に適合し、聖女に認定される。
だが、聖女の証であるはずの神器とは――ビキニアーマーだった!
常人ならざる力を得た反面、その露出の多さに羞恥心がゴリゴリ削られるシャルロッテ。
けれど、尊敬するお姉様――第一王女からの頼まれ事は断れない!
押し寄せる無理難題。
――私の身体に恥じる処なんてないわ!
そう自分に言い聞かせ、シャルロッテは今日も王国の安寧の為に戦う。
夜な夜な
羞恥に枕を濡らしながら。
――これは覇王聖女と呼ばれた少女の真実の記録。
――人々の為、葛藤し、羞恥心と戦い続けた、ひとりの乙女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 19:04:25
104281文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
「ありえないわ! 一体今まで何の為に育ててきたと思ってるの……!?」
前例のない、スキルを無しと告げられた13歳の少女、ユリ。
実家から追い出されてしまう。
それに対し……。
「あなたのスキルは……おお! こ、これは……! 凄いです! 【剣聖】です!」
スキル【剣聖】を取得する16歳の少女、名はコスモ。
そんなコスモは、スキル無しの少女、ユリをパーティに誘う。
その理由とは……?
「一言で答えるならば……ユリ、あなたがとんでもない素質を秘めた人物だから!
私の予想だけどね!」
コスモとユリは、魔王を倒す為に奮闘する。
だけど、実はもうこの世界は色々と手遅れかもしれない……?
剣と魔法そして、少し不思議な庶民派ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 18:20:15
140466文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
聖女の私は悪役令嬢???のアイリーンと仲良くなった。
悪役令嬢の割に、あなためちゃくちゃいい人じゃない。
意味が分からないけど、破滅エンドになんかさせないわ!
最終更新:2023-05-06 00:06:10
11360文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
作:こはるんるん(『竜王に拾われて魔法を極めた少年』2/15発売)
ハイファンタジー
短編
N5890IC
魔王を倒して帰った勇者ロイドは、突然、国王を殺そうとした反逆者として捕えられる。
国王が、愛娘の想い人であるロイドに嫉妬し罠に嵌めたのだ。
ロイドの婚約者である聖女アリシアは、国王に寝盗られロイドを裏切った。
「ロイド、貴方みたいな何も持たない貧乏人はもう必要ないわ! 婚約破棄よ! やっぱり男は、金と権力よね!」
「クハハハハッ、勇者ロイドよ。残念じゃったな。おぬしの幼馴染の聖女アリシアは、ワシが寝取ってしまったぞ! うん? 悔しいか? 悔しかろう? ……じゃが、ワシの味
わってきた屈辱はこんなモノではないぞ!」
そんな彼を救ったのは、国王の愛娘であるレナ王女だった。
「ああっ! ロイド様! 愛しいお方、わたくしはロイド様のためなら、なんでもいたしますわ! 国を……お父様を裏切ることだって、いといません!」
勇者ロイドは王女と手を組んで、王国への反逆と聖女への復讐を決意する。
「俺が国王を殺す様を見て、それでも、レナ王女の気持ちが変わらなかったら……その時は、結婚しましょう」
ロイドは国王を倒して王女を娶り、新たな国王となって王女と幸せに暮らすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 12:01:18
6806文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:1034pt 評価ポイント:906pt
私の婚約者と妹が上手くいったようだ。
私?悲しくなんてありませんよ!だって大好きな妹が幸せを掴んだんですもの!彼はいい人だって10年以上婚約者だった私が言うのだから間違いないわ!
さぁ!結婚式はいつなの!?
すれ違いしか起きてない恋物語です。
最終更新:2023-02-05 09:10:42
9554文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:922pt 評価ポイント:716pt
作:もずのみいか
ハイファンタジー
完結済
N5464IA
《推しの幸せ、邪魔する奴は許さない!》
死んで異世界に転生したら、琥珀色の子狐だったーー。
琥珀狐のレフと、相棒の魔力チート公爵令嬢カーラ。
二人が出会う人々(時々人外)のドタバタな日々。
なんやかんや10年の時を乗り越えて(シリーズ1参照)
やっと想いを通わせたカーラとコラン王子。
次なる邪魔者は……?!
誰が相手だろうと関係ないわ!
ふたりの邪魔をする者は、このレフさんが許さない!
最終更新:2023-02-01 09:19:52
74048文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:44pt
「ただいま」
家に急いで帰ってきた。
久しぶりの我が家。
夫のライに会うのはひと月ぶり。
わたしは女騎士として遠征に出ていた。
「お、おかえり」
ライが慌ててベッドから起き上がった。
「うん、何か膨らみが横にあるわ」
わたしが毛布を剥ぐとそこには裸の女性が寝ていた。
わたしは二人を裸のまま玄関から追い出してやった。
玄関の外には行き交う人たちがいる。
ついでに服も投げ捨てた。
もう家には入れないわ!
そんないい加減な夫とのお話です。
初めてのシ
ョートショート。
そして少しエロがはいっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 09:22:45
6947文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:1346pt 評価ポイント:1208pt
ケイティことキャサリン・ピジョン伯爵令嬢。
王子の婚約者だった前世は、自分の好きな事など何ひとつ出来ない人生だったので、今世では自由な人生を送りたい!
私の夢は、前々世の日本人のあの子のように、世界中を旅して回る事!
―――なのに、今世でも王命で王子の婚約者になってしまった。
でも、落ち込んでいたって夢は掴み取れないわ!
自由がほしいなら、自らの持ち物を武器に変えて、婚約破棄を勝ち取りにいけばいい。
婚約破棄のために立ち塞がる問題は、全て破壊してしまえばいいのよ!
でも、婚
約破棄は円満に!そのためにも大切なのは、計画ね!
そしてケイティは、円満な婚約破棄のためにあらゆる外堀を埋め続ける。
八年後、ついに念願の王子との婚約破棄を達成!
これで晴れて自由の身!!!
―――と思ったら、実は陰でこっそり婚約破棄計画をフォローしてくれていた幼なじみの彼に、外堀を埋められていました…。
貴族の身分からも解放され、自由な一人旅に出るはずが、私をロックオンした幼なじみを連れた二人旅に。
えぇ、言っておきますけれど、これは駆け落ち結婚なんかじゃありませんよ!!!
前向きで頑丈、突破力のあるヒロインと、
ハイスペックさをヒロインのためにしか使わない残念ヒーローの、
どたばた系ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 15:24:06
47143文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
貧乏子爵家長女のメンテは事故で額に傷を負い、令嬢としての結婚も絶望的。でも家族のためにも稼ぎが欲しいと15歳で就活した結果、なんとクロロス侯爵家で幼い弟のお世話係を募集している…年齢身分を一切問わない!?これは飛びつくっきゃないわ!そうして手にしたお世話係は、うまい話には裏がある、とても大変な話―――ではなかった。
実は真実を見抜く目を持っているメンテ、呪われた異形の姿、可愛い坊ちゃんにしか見えません。
呪われた男の子と真実の目を持つ女の子のお話。
最終更新:2023-01-15 00:14:37
20645文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:27656pt 評価ポイント:22764pt
まさかこんなことになるなんて……
これはタイムリープするしかないわ!
最終更新:2022-12-25 21:45:05
3087文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私、アウロラは友人エディットの家から早めに帰宅すると夫の浮気現場に遭遇!ハレンチな場面に出くわしてしまったの。子供もいるのに、こんな屈辱ってないわ!私はその日のうちに家を飛び出して、ホテル住まいとなったのだけど、夫の浮気を受け入れるまでに十日も要してしまったの。エディットがわざわざ心配して声をかけてくれたのだけど、彼女が呼び出した先には浮気相手の女がいて、離婚誓約書を差し出されることになってしまったの。友人の裏切りで息子まで取り上げられてしまった私は絶体絶命!
浮気された上に
、夫も子供も奪い取られた私はどうなってしまうの!!!
絶対に許さない、関わった人間全員にざまあを食らわせる、痛快離婚復讐劇! カクヨムにも掲載しています。
短めで終了します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 20:00:00
68733文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:26814pt 評価ポイント:21590pt
『これでいい』
貴方が良くても私は良くないわ!
伯爵家の娘ベアトリーチェは冷遇の上、恋人まで作った公爵家嫡男な婚約者、ルディカーティスとの婚約を破棄したいと日々考えていた。
そんな時に舞い降りたチャンスに飛びついたはずが、、、
すれ違い系ラブファンタジー予定です。
最終更新:2022-12-01 12:00:00
102678文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:174pt
作:宮前葵(葵建)
異世界[恋愛]
短編
N7266HX
婚約破棄してやる!
皇太子殿下の婚約者であるリシュリーは、冷たい婚約者の態度に怒っていた。これはあれね。きっと私を悪役令嬢に仕立てて婚約破棄をするつもりね!そうはいかないわ!
その前に私から婚約破棄を殿下に突き付けてやるんだから!
思い込みの激しい貴族令嬢の勘違い婚約破棄騒動記。
最終更新:2022-11-08 06:10:00
12465文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:9026pt 評価ポイント:8182pt
「テレーゼ様、お覚悟はよろしいですか」
「……はい」
死刑執行人のアルバンさんが、女性かと見紛うほどのお美しい顔で私を見下ろしている。
後ろ手に縛られている私は、アルバンさんにそっと首を差し出した。
大丈夫、全然怖くない。
この人なら、痛みを感じる間もなく私の命を絶ってくれると知っているから。
「では、参ります」
アルバンさんが聖剣ニャッポリートを、天高く掲げる。
「――あなた様に、魂の救済があらんことを」
ヒュンという風を斬る音と共に、私の意識は途絶え
た。
「テレーゼ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
目を開けるとそこは華やかな夜会の最中。
私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるヨーゼフ様が、ドヤ顔で私に指を差しながらそう宣言した。
……ああ、また戻ってきちゃったか。
これでもう何回目かしら。
10回を超えたあたりからは、数えるのも億劫になっちゃった。
――何故か私は死ぬたびに、この場面まで時間が戻ってしまう。
何とかこの状況を打開しようと、あの手この手を尽くしてるんだけど、不思議と結果は毎回断罪エンド……。
一応私なりに頑張ってるつもりなんだけどなぁ……。
まあ、落ち込んでても始まらないわ!
今回こそは、断罪エンドを回避してみせるわよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 21:15:25
4690文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:3606pt 評価ポイント:3352pt
煌びやかな社交会の中でも高嶺の花と言われたマリア。誰もが振り返る美貌と幼い頃からの英才教育で培った教養と淑女としての嗜み。
世界有数の企業の御曹司であるアレンとの婚約が決まっており、何もかもがうまくいっており幸せの絶頂であった。
ーーのはずなのに、気がついたら魔法学園が舞台の乙女ゲームの世界?これが異世界転生というやつなんですの??
しかも、転生先が農家の娘だなんてきいてないわ!
前世では土なんて触ったことないし、虫を見た日には気絶する私が農民だなんてありえません!
魔
法学校ではぼっちでスクールカーストの底辺だし、貴族の娘達からは嫌がらせをうけるし、やってられないですわ!
何としてでもゲームクリアつまりは玉の輿をねらーーってバッドエンドが100以上用意されたクソゲーの世界ですって!?
しかもゲームプレイをしたことある他の転生者もいて戦況は劣勢!?
何をしてもバッドエンドフラグが立つ中、相棒の猫、モルペウスと共にハッピーエンドを目指しますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 10:00:00
15137文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:モリチカナガ
異世界[恋愛]
完結済
N5394HU
ある日前世を思い出した私、オリビア・フォードヒル侯爵家の令嬢。ラングトン王国と言う世界に転生し、流行りの乙女ゲームなのか小説なのか全くわからないが、持ち前の明るさとバイタリティで楽しく生きようじゃないか。ゲームや小説なら役割があるはず?そんなの知らないわ!
初投稿です。ご都合主義な世界で間違いもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2022-08-23 22:00:00
37870文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:1996pt 評価ポイント:1662pt
〜これは“今”からおよそ300年前、アウストリー公国で王朝が代替わりした際の出来事である〜
「貴様との婚約なんぞ破棄だ破棄!」
そう喚き散らすのはこのアウストリー公国の公太子で、辺境伯令嬢ヴィクトーリアの不肖の婚約者のクラウスだ。
そしてその傍らには、不安げにクラウスとヴィクトーリアを交互に見渡す子爵家令嬢タマラの姿。
「貴様のような粗暴な女との結婚など冗談ではないわ!貴様との婚約を破棄し、この愛らしいタマラを新たに婚約者とする!先祖の決めた盟約など知ったこと
か!」
あろうことか彼は次期公王たる公太子の地位にありながら、自らの祖先とヴィクトーリアの祖先である東方辺境伯とが取り決めた“血の盟約”に従って結ばれているヴィクトーリアとの婚約を破棄すると宣言した。
それもヴィクトーリアが男勝りの女騎士で「ちっとも女らしくない」という、まことに身勝手な理由で。
「ほう。我らが祖先の決めた盟約など守る必要がないと?」
「そんな古臭い盟約になんの意味がある!なんなら貴様ら辺境伯家も攻め滅ぼしてくれるわ!」
クラウスのその言葉は、代々国境を守ってきた辺境伯家の令嬢としてのヴィクトーリアの矜持を大いに傷つけた。
彼女はだから、右手にはめていた白手袋を脱いで投げつけた。
「よかろう。では決闘だ」
「えっ、………あたし!?」
そう、ヴィクトーリアが手袋を投げた相手はタマラ。彼女に公太子の婚約者の座をかけて決闘を申し込んだのだ。
だがさすがに「普通の令嬢」であるタマラをいたぶる趣味はヴィクトーリアにはない。ゆえに代理人を立てることに同意した。
だが決闘当日、クラウスとタマラが連れてきたのは、なんと公国最強の騎士ジークムントだった!
◆王族の婚約は政略であり、それを破棄すると極端な話こうなるよ、ってだけの話だったのに……………どうしてこうなった?解せぬ。
◆思いついたので書き始めた見切り発車作品。短めなので多分止まらずに書き上げられます。
ヘイトキャラとかざまあとか書くの苦手な作者が(多分)珍しくちゃんと書けたざまあ話。多分。基本的にはタイトルでネタバレしてます。
◆戦闘、流血、瀕死描写があるためR15で。
恋愛要素は比較的強いけれど題材的にハイファンタジーで投稿します。
◆この話はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 20:00:00
57964文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:2868pt 評価ポイント:2266pt
作:茄子@物書きメイド
異世界[恋愛]
完結済
N8885HQ
婚約が決まったといわれた瞬間、頭の中に流れる物語。
ちょっとまって、私って当て馬の当て馬じゃない!それもほとんど出番のない割には苦労を押し付けられる役!?
冗談じゃないわ!そんな役お断りですわ。
でもちょっとまって、こんな話聞いてない!
※他サイトでも投稿しています
最終更新:2022-05-30 21:44:04
136857文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:1404pt 評価ポイント:960pt
人魚姫に転生したサーナはちゃんと物語を覚えていた。私は海の泡にならないわ!そう決めて奮闘するけど、結局はダメそう……?
※Twitterで開催された、あまもり様・櫻屋かんな様・藤の蜜様の『2022GW覆面企画』に参加した作品を改稿したものです。
最終更新:2022-05-07 06:00:00
9458文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:388pt 評価ポイント:330pt
作:ヘルメスるな
ハイファンタジー
短編
N9423HN
【1行あらすじ】
ハズレスキルと見なされ難易度SSSSSのダンジョンに追放されたけど実は世界の理から外れた最強スキルだった《モード切り替え》で最速でレベルアップしてざまぁする話。
【ちょっと長めのあらすじ】
この世界では15歳になると誰もがスキルを授けられる。
《モード切り替え》を授かったラグスは戦闘面に何も役に立たないハズレスキルとみなされてしまう。
代々最上級スキルを授かり地位を伸ばしてきたアスゼント家にハズレスキル持ちのクズは要らないと難易度SSSSS級を誇
るダンジョンに追放という名目で捨てられてしまう。
しかし魔物と対峙した時スキルが覚醒しーーー
低級の魔物は息を吹くだけで倒してしまい、各階層のチートボスも余裕で圧倒し仲間にしてしまう。
さぁラスボス戦だ!と思ったがどうやら様子がおかしくーー
「お主みたいなバケモンと戦いたくなんかないわ! そ、そのなんじゃ仲間になってやるから殺さないでくれ」
戦わずして【ディーナ】を制覇したラグスは父ランドと弟リアンに復讐を決める。
地獄の底から這い上がってきた少年の無双譚が幕を開けるーーー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 21:48:11
4991文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:138pt
几帳面で潔癖症の彼氏と付き合うと? 私の頭がおかしくなるわ!
最終更新:2022-03-22 03:00:00
1780文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
魔力の高さに目をつけられて養女にされる。ここまでは主人公と同じ設定なのに、どうしてこうも歴然とスペックが違うのかしら?乙女ゲーム?シナリオ?そんなの関係ないわ。だって私が一番に彼を好きなんだもの。絶対に当て馬なんかに甘んじないわ!どんなに平凡でも、大好きな婚約者をなんとしても振り向かせるんだから!
※アルファポリスでも連載登録しております。
最終更新:2022-03-10 00:00:00
33000文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:16pt
「私など、朱雀さまがわざわざ会いに来るような者ではありません」
「いいや、きっと会いにくる。約束しよう」
そう言って、名残り惜しそうにその美しい男は去っていった。
その後ろ姿を見送りながら、私は思う。
約束なんていらない。……だって、もう二度と会いたくないのだから!
前世でプレイしていた和風乙女ゲームの悪女に転生してしまった鈴(すず)
ヒロインと攻略対象の仲を邪魔するつもりは一切ないし、なんなら出会いたくなかったくらいなのに、気づいたら攻略対象に気に入られてしまってい
た。
こうなったら仕方ない。ヒロインに「私はあなたの婚約者を誑かしたいわけじゃないんです」って説明して分かってもらうしかないわ!
気が強く若干向こう見ずな主人公と、そんな主人公と一生連れ添う気でいる世話役(攻略対象)が破滅回避のために頑張る話
※和風なだけで、時代考証などは全くしておりません。あくまで和風なだけの異世界だと思ってください
※花街も詳しくないので、いろいろ間違っていると思いますが、雰囲気で読んでください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 13:48:35
60569文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:488pt 評価ポイント:376pt
公爵家に産まれたレトラ・ルーンシルク
この国マルテルス王国では、15歳の成人の儀にてスキルを授かる。
そんな中レトラ・ルーンシルクに与えられたものは【S:合成王】であった。
Sスキル自体、世界で見ても珍しいものであったがレトラは公爵家を勘当されてしまう。
「わが家門は騎士の家門!職人スキルなどいらんわ!!しかもコストが10だと!!これでは戦闘スキルを何も覚えれんではないか!しかもあの【合成王】!【A:合成師】と何ら変化のないゴミスキルではないか!!よくも、ぬけぬけと顔を出せた
な!もう見たくもないわ!出ていけ!!!」
そんな無一文の中、外に放り出され、どう生きていけばいいのか分からなかった。
そんな折孤児院に厄介になり、気力を取り戻していく。
「ここから見返してやる!絶対に!」
厄介になった孤児院のため、何より自分自身のために力を振り絞る決意を固め、成り上がる男の成長の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 01:00:00
2209文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
容姿平凡、頭脳平凡、な平凡尽くしの平民リノアには2つ、普通と違うところがある。
一つは、とても腕の立つ空術師だということ。
そして、もう一つは――極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵(イケメン)にリノアの空術師の力を遺すために嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ! だって、旦那様ってば顔がいいもの!!」
朝食をたまに一緒に取るだけで満足だ。寝室別(これは政略結婚的にどうなの、と思うけれど)でも、他の女の香水の香りがしても、全然平気!
……なーんて思っていたら、旦那様の様子が何だかおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ旦那様ってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか??
それを私につける??
じょ、冗談ですよね―!?!?
※アルファポリス様に掲載していて放置していたものを内容を少しかえて、連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 00:08:06
4744文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:928pt 評価ポイント:412pt
風紀委員長、水星ヒミコは、大親友を傷つけた生徒会長のオトコに果たし状を突きつけた。自分が勝てば、生徒会長の座を奪い取る。奴が勝てば、自分を好きにしてもよい。「女子とは完璧な生き物じゃ! 粗暴なだけのオトコなどに負けるわけがないわ!w」秋風の吹きすさぶ校庭で、全校生徒に囲まれながら、2人は対峙し、必殺技を繰り出し合うのだった。
最終更新:2021-11-20 16:23:44
3155文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:90pt
王太子から婚約破棄され国外追放されたリコット・フレーア公爵令嬢は歓喜した。これで大手を振って復讐の旅に出られるわ、と。実は、彼女の前世は勇者に倒された魔王。自分を殺した憎き勇者への復讐を誓っていたものの、妃教育や舞姫という役職に縛られてずっと自由に動くことが出来ずにいた。そんな折に王太子が冤罪とはいえ断罪してくれたので、枷から解き放たれたリコットは喜々として国外へ脱出したのである。
向かったのは、勇者の祖国・飛竜大国。かつて幼さを残す皇子だった勇者・朱雀は、今や一国の皇帝
として立派に玉座に君臨していた。これならば復讐しがいがあると思ったのもつかの間、なぜか朱雀は無気力な皇帝に成り下がり、臣下からも侮られて良いように扱われている始末。しかも、自分を殺そうとするリコットに対し「殺してくれて構わない」などと言ってくる。
……今の情けないあなたには復讐するに相応しい価値はないわ! 魔王を殺したのは最強の勇者でなくてはならないし、私が復讐を果たす相手も最強の勇者でなくてはならないのよ!!
リコットは皇帝の後宮に「杏花妃」として入宮し、風変わりな妃たちやテレパシーで喋りかけてくる聖剣(前世の自分を殺した凶器)などと協力して彼を最強の皇帝へと持ち上げていくことに。全ては、いずれ最高の形で彼を殺して前世の無念を晴らすため……! と思っているのだけれど、何で溺愛されているのかしらね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 22:12:03
14114文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
作:桂木 おいも
ハイファンタジー
完結済
N9339HF
私は悪魔将軍。とーっても強い悪魔なのよ。
なのに、勇者ったらまた私を召喚したのよ。
「ねえ、リリム、あなたの趣味は何なの?」
だって。
そんなことで悪魔将軍を呼ぶ?
腹が立ってしょうがないわ!
最終更新:2021-09-30 21:15:57
5001文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
【最終話まで執筆済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪
飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
最終話まで執筆済み、推敲済みです。完結保証。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:31:08
14572文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:37384pt 評価ポイント:30722pt
突然、異世界に転移する事になった奏。一体どうなるのか!奏の運命は、いかに!!
って、そんな事ないわ!普通?のほのぼのした話になるはずや。そんな、生死を分ける戦いとか無い、はずや。タブン((ボソッ…
作者的にも見切り発車の為そんな難しい事は、しないはずです。タブン
最終更新:2021-07-15 00:00:00
10010文字
会話率:83%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺の幼馴染でもある従姉の裕子姉ちゃんは、美人でスタイルもいいけど、彼氏いない歴年齢で、イケメン男性キャラを攻略する恋愛シミュレーションゲームが大好きな、ちょっと残念な人だ。
高校一年の夏休み、すでに大学推薦が決まっている彼女から勉強を教わっていた俺は、彼女からとある女性向け恋愛シミュレーションゲームについての話を聞く。
だが、別のクソゲーと評判のRPGが好きな俺は、それを適当に聞き流したけど。
そして翌日、目を覚ました俺は西洋ファンタジー風な世界の子供になっていた。
しかも、
その名前はアーノルド。
「裕子姉ちゃんの好きなゲームに出てくる、好感度判定キャラじゃねえ?」
さらに……。
「レベル? ステータス? 特技? これって……」
なぜか俺がこよなく愛ているRPG『シャドウクエスト』の世界も混じっているようで、その知識を生かして第二の世界で生き始めてから数年後。
「弘樹、私、悪役令嬢のローザになっているんだけど……人生詰んだかも……て! 冗談じゃないわ! 私の没落を防ぐのよ! 弘樹は協力しなさい!」
「……」
腐れ縁である従姉を見捨てられない俺は、この二つのゲームの設定が混じったよくわからない世界で、明るい未来を目指して奮闘するのであった。
はたしてどうなるのかは……俺も知らん!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 19:00:00
412616文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:51942pt 評価ポイント:27714pt
花山院レイカには前世の記憶がある。自分の婚約者に近づく女をいじめぬき、断罪され処刑されたという記憶が——
処刑され、生まれ変わった現代日本でレイカは気づく。
「もしかしてわたくしの前世って、乙女ゲームに出てくる『悪役令嬢』だったのでは!?」
そう気づいたレイカは、前世の運命を受け入れ今世こそは人生を満喫しようと心に決める。
だが、そんなレイカの前に現れたのはなんと元婚約者の生まれ変わり!? というか、まわりにいるのも(元)攻略対象たちではなくて!?
これって、まさか、も
しかして——
「もしかしてわたくしってば……今世でも『悪役令嬢ポジション』なの!?」
せっかく生まれ変わったのに、また『悪役令嬢』として生きるなんて冗談じゃないわ!
断罪回避のため、今世では彼らから全力で距離を置こうとするレイカだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:30:08
9887文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:550pt 評価ポイント:494pt
「悪女である」という噂を真に受けた婚約者に婚約破棄された帝都有数の商家の娘、白羽鏡花は2回目の婚約も失敗してしまったようだった。
新しい婚約者、碧澄玲はいわゆる宝石オタクというやつで、この上なく馬鹿正直かつ宝石のことばかり考えている男だった。
......この際、とことん利用させてもらいましょう。
宝石の知識をごっそりいただいて、目指せ婚約破棄!
......案外いいビジネスパートナーかも、だなんて認めないわ!
■やり手お嬢さま×美形宝石オタク×ドタバタラブコメディ■
最終更新:2021-05-06 20:19:35
58846文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:80pt
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