ある夜、上司である大隊長の護衛をしていた騎士ピペタは、三人組の殺し屋に襲われる。息のあった連携攻撃に苦しめられるが、そんなピペタを救ったのは、姿を見せない謎の人物。ただしピペタは、その『謎の人物』に心当たりがあった。
ピペタが思い浮かべたのは、裏稼業の仲間である女芸人モノク。まだピペタは知らなかったが、実は彼女は、その日の昼に、同じく仲間である女占い師ゲルエイのところへ裏の話を持ち込んでいた。その標的は、ピペタの上司であり……。
翌日、もう一人の仲間である少年ケンを『地
球』という異世界から召喚して、彼らは密会。互いの情報を持ち寄ったのだが、そこから事件は、思わぬ展開を見せるのだった。
剣と魔法のファンタジー世界において「強者に踏みにじられた弱者の恨みを晴らす」という理念のもと、人には言えない裏稼業に携わる四人。異世界裏稼業シリーズ第四弾。
(シリーズ四作目ですが、それぞれ独立した事件を扱っており、前作までは未読でも、この作品単独で楽しんでいただけるように書いています。よろしくお願いします)
(この作品は「カクヨム」「ノベリズム」でも掲載しています)
(9月26日午前6時より10月1日午後6時まで、全23話を6時間おきに投稿していきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 18:00:00
82549文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:72pt
高校生の少年ケンが、都会の真ん中で見かけた不思議な少女。それをきっかけにして、ふと彼は、異世界に思いを馳せる。以前からケンは、異世界召喚という特別な経験を、何度も重ねていたのだ。
同じ頃、その異世界にて。一人の巫女が、女占い師ゲルエイのもとを訪れる。ゲルエイの裏仕事の仲間である騎士ピペタも、偶然、その現場を目撃したのだが……。
また、同じく裏仕事の仲間である殺し屋モノクは、街で巫女とすれ違った際に、異様な気配を感じ取る。
全ては、新たな悲劇の幕開けに過ぎなかった。教会
神教から独立して広まった勇者教、その寺院の一つを舞台にして……。
剣と魔法のファンタジー世界において「強者に踏みにじられた弱者の恨みを晴らす」という理念のもと、人には言えない裏稼業に携わる四人。異世界裏稼業シリーズ第三弾。
(シリーズ三作目ですが、それぞれ独立した事件を扱っており、前作までは未読でも、この作品単独で楽しんでいただけるように書いています。よろしくお願いします)
(この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています)
(9月14日午前4時より9月25日午前4時まで、全34話を8時間おきに投稿していきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 04:00:00
127171文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:55pt
宴の月(十月)に起きた「桃色の髪の少女」事件が終わってから約三週間が経過し、すでに霜の月(十一月)となった、ある日のこと。占い屋を営むゲルエイは、同じ露天商の一人から「息子の様子が最近おかしい」と相談を受けていた。同じ頃、ゲルエイの裏稼業の仲間である騎士ピペタも、同僚の騎士から、息子に関するトラブルの話を聞く。それらは、どちらも「季節はずれの肝試し」に端を発する物語だった。
一方「桃色の髪の少女」事件でピペタたちと共に復讐屋として働いた殺し屋モノクは、ナイフ投げの芸人とい
うオモテの仕事の関連で、ニュース屋(新聞記者)の女に絡まれていた。その女が、ネタ探しの過程で「季節はずれの肝試し」の話に辿り着いた結果、事件は思わぬ展開を見せることとなる‥‥‥。
騎士ピペタ、女占い師ゲルエイ、殺し屋モノク、そして『地球』という異世界から呼び出される少年ケン。剣と魔法のファンタジー世界において「強者に踏みにじられた弱者の恨みを晴らす」という理念のもと、四人は、人には言えない裏稼業に携わる。異世界裏稼業シリーズ第二弾。
(タイトルに「第2エピソード」と含まれていますが、この作品からシリーズを読み始める読者がおられることも想定しています。以前のエピソードを読まずとも楽しんでいただけるように、それぞれ独立した物語として書いています)
(投稿開始の3月20日より、完結する4月12日まで、全二十四話を毎日更新する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 00:33:56
192789文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:72pt