-この世界は美しい- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

【BL作品】 「この世界は下らなくなんかない。この世界は美しい。ただ、その美しさの中に俺は要らない。それだけだ……」 草壁鞍馬（くさかべ・くらま）は、湖畔にある小さな村の役場に勤める若い職員。本来の業務の傍ら村のなんでも屋である「ゆうあい課」としての仕事もこなす彼は、ある春先の寒い夜に湖に入って自殺しようとしたよそ者の男、彬（あきら）と出会う。一度役場に連れ帰ったものの、またいつ衝動的に命を絶とうとするかわからない彼の心を変えるために、鞍馬は彬を自宅で保護しようと決意するのだが。 依存させたい男×依存したい男のこじらせ系BL。 以前ムーンライトノベルズで掲載していた「(Happy)Dependence Day」を改題し、こちらで掲載できるように手を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ

1日4万字くらいノンストップで書いてしまう真正の物書きのエッセイ集。 特に意図もなく。思ったことをつらつらと。 ブログ持ってるんだけど、書き始めると軽く小説2，3本分になるからだったらそれっぽいのはこっちでいいんじゃないかと公開に相成りました。 内容は、物書きとして思うこと、人として思うこと、ほぼ持論保管所。 ユーザーさんは書き手さん多いから、あるあるかもしれない、そうじゃないかもしれない。 みんな違って、みんないい。 おおらかに眺めてみてください。

この世界に飽きていた少年がある日1通の手紙が届く その相手は神からのメールだった！！ 『この世界は楽しいか？この世界は美しいと思うか？それとも醜いと思うか？』 そこから彼の新たな人生の冒険が始まる

ねぇ、この世界は美しいと思うかい？ もちろん、だって私たちが管理してきた世界だもん。 そっか、じゃあ、確かめてみるかい？ うん、人の世界になったこの世界はどうなっているのか気になるよ。 そして僕らは旅に出た

私はいらない子。惰性で生きている。死ぬのが痛いから死なないだけ。 特別不幸ではない。ただどこにでもいる不幸な子。この世界は美しい。青々と生い茂る緑や清く流れる水は綺麗だが、今日もどこかで殺人は行われているし、一秒に五人餓死している子どもがいるという。しかし誰もが他人の不幸は知ったこっちゃないという感じ。それを見て自分はマシだと幸せを感じる者もいる。私だ。

　嗚呼、この世界は美しい。故に、二人は引き裂かれる—— 　悠久の時を生きる大悪魔は、ある日迷い込んできたスラム街の少年に出会う。それは決して必然ではなく、最悪の選択だったのかもしれない。 　けれど二人は幸せで、今はまだ悲しみを知らず。ただひとえに愛を語るその様は、天命を知らない薔薇色の君の如く。 　だから二人はここにいる。愛故に二人は壊れゆく。 　——さぁ、刮目するといい。愚者どもの愛の果てに、一体何があるのかを。