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検索結果:81 件
作:かなみち のに
ハイファンタジー
連載
N4729HK
羽撃く者達の世界 第一幕
あらすじ
小さな女の子が大きな剣を拾います。
不思議な事に他の者は誰もその剣を持ち上げられません。
少女は一人旅立ち、やがて騎士と魔女を仲間に目的地を目指します。
注意
第一幕、第一章の流れはほぼトールキン「指輪物語 旅の仲間」です。が、
あれほどの重厚感かつ叙情的ではありません。大好きな作品の表面をさっと撫でた程度の駄文です。
従ってその件に関する突っ込みや苦情は「なろう運営」以外からは一切受け付けませんのでご了承ください。
※不定期更新となりま
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 09:28:46
349148文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
ステラフィッサ王国公爵家令嬢ルクレツィア・ガラッシアが、前世の記憶を思い出したのは5歳のとき。
現代ニホンの枯れ果てたアラサーOLから、異世界の高位貴族の令嬢として天使の容貌を持って生まれ変わった自分は、昨今流行りの(?)「乙女ゲーム」の「悪役令嬢」に「転生」したのだと確信したものの、前世であれほどプレイした乙女ゲームのどんな設定にも、今の自分もその環境も、思い当たるものがなにひとつない!
それでもいつか訪れるはずの「破滅」を「回避」するために、前世の記憶を総動員、
乙女ゲームや転生悪役令嬢がざまぁする物語からあらゆる事態を想定し、今世は幸せに生きようと奮闘するお話。
ーーーエンディミオン様、あなたいったい、どこのどなたなんですの?
********
恋愛要素はオマケ程度にストレスフリーに読めるようご都合展開を陽気に突き進んでおりますので予めご了承くださいませ。
☆アルファポリス様にもすな子名義で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 00:05:31
456006文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:764pt 評価ポイント:300pt
あれほどアプリゲームに夢中になっていたのに、自分以上にハマっている人を目の前にしたら気付いた事がある。
最終更新:2024-02-10 20:00:00
1246文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:54pt
グルドニア王国第一王妃ジュエル・グルドニアはかつての学園生活、青春の純愛である推し活を懐かしんでいた。
かつてあれほどにココロを燃やし、ココロを揺さぶられた日々を思い出していた。
この物語はかつて『聖女』と呼ばれた公爵令嬢であるジュエルが、年上の男爵令嬢フラワー・ウェンリーゼへ、乙女の全てを懸けた尊き物語である。
十話以内に終わらせる予定ですので、お気軽に読んで頂ければ幸いです。
最終更新:2024-01-20 22:04:24
72234文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:18pt
正月の一時、学生の杏はこたつに潜りながら直訳・鉄人の映画を見ていた。
彼は本来、あれほど誇り高い人間ではなかったはず……人によって人生は異なるが、あれほどあっぱれだと思えるものはあまりないように思う。
人生にこだわりを持ち、誇りに思えることはすごい。
そんな感じの、少しでも良いと思えるものが好きだ。まるで過去からの手紙を受け取っているようでロマンチックな気分になるから。
世界は未だに変化して、何処に向かっているのか知る者は少ない。だから、私は目の前で開かれた空、これ
から解き放たれる紙飛行機の行方を見てみたいと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 18:24:25
1594文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ゴールディ王国第二王子アルバートの婚約者であったローズ・ブラッド侯爵令嬢が、交易拡大の条件の一つとして隣国に嫁ぐことが決まった。
優秀ではあるが、側妃腹である第一王子との次期王争いのため、第二王子アルバートの婚約者を急いで決めたい生母である王妃の策略により、家格的に見合う未婚女性としてブロン侯爵家の長女シェリーが選ばれる。
シェリーにはイーサンというシルバー伯爵家嫡男という婚約者があり、半年後には結婚する予定だったにも関わらず、王妃の願いにより王命という形で、第二王子との結婚
を押し付けられてしまう。
愛し合うシェリーとイーサンは泣いて抵抗するが、騎士として王宮に勤めていたイーサンに辺境の戦地へ送られてしまった。
シェリーの輿入れ準備が進む中、イーサンが戦闘中に死亡したという情報がもたらされた。
全てを諦めたシェリーは第二王子妃となり、王子妃業務に忙しい毎日を受け入れた。
ある日、隣国皇太子と離婚したローズもいつの間にか戻っており、アルバートと逢瀬を重ねているという。
その後、あれほど愛していたイーサンが生きていることを知ったシェリーは激しく動揺するのだった。
R指定は保険です
他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 17:00:00
189860文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:246pt 評価ポイント:142pt
「あれほど断ったのに寄こすとはな。レディ、きみも災難だったな。こんな怪物公爵に嫁がされて。だが、安心しろ。おれは妻を迎えるつもりはない。迷惑なだけだ。それは、きみも同じだろう? というわけだ。帰ってくれていい」
「怪物公爵」ことローマン・ガイスラーは、薄幸の公爵令嬢ミサ・ブラントミュラーに言い放った。
ミサが姉の身代わりでローマンに嫁ぎにやって来た初対面の場で。
幼い頃から家族に蔑まれ虐げられ虐待され続けてきたミサに行く所はない。なんでもする。どんなことでもするからということ
でお情けで使用人として雇ってもらう。
一生懸命働くミサ。ローマンはそんなミサにしだいに惹かれていく。
ドアマットヒロインがしあわせになる王道の物語。
※ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。ゆるゆる設定ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:25:08
39732文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:1940pt 評価ポイント:1234pt
キャンプ場で、居眠りしながらまったりしていたら、目の前に妖精がいた。本人が妖精だと言うので間違い無いだろう。その後に来たのは、女性の冒険者達だ。なんてこった、どうやら異世界の扉が開かれたらしい。まったく迷惑な話である。
ニート気味の俺っちは、平穏に管理人のバイト期間を過ごしたかっただけなのに、異世界人との交流を不覚にも持ってしまった。それどころか流されるままに、イヤ、半強制的におもてなしをする事になってしまったようだ。
俺っちのおごりで食べる、クッキーやお団子はさぞ
や美味しいだろう。だが、砂糖にコショウ、お約束のマヨネーズがそんなに気に入るなんて分からん世界だ。まるで、話に聞くナーロッーパでは無いか!
マァ、ここまでは良しとしよう。イヤ、妖精やエルフも大概であるが、なぜドラゴンが来るんだ? ドラゴンもドラゴンだ。このおかしな世界で、最強で最高の魔法が使えるのに、妖精と一緒になって俺っちに懐くんじゃない。それとカレーを食べて辛い辛いと言って火を噴くんじゃない。
レッドドラゴンは変わっている。魔法の指輪は、転送陣や変化の魔法を使えて確かに便利だ。だが、本人が望まないのに勝手にチート能力を与えるんじゃない! 俺っちの夢は、世界征服では無いとあれほど言っているのに……orz。
俺っちはおく病ではない。慎重派なのだと言い張る小市民(もはや死語である)的なリョウター。青き深淵の森の大賢者だと、盛大に勘違いした異世界間人々と日本の運命。口下手とニヒルを勘違いした様な主人公はどうなるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 06:00:00
246211文字
会話率:78%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:98pt
そもそも、一次作品がわからないと二次創作にならないって、あれほど…(以下略)
最終更新:2023-05-14 08:13:30
880文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
先生は、大人は、何一つ知らない。
子供特有のドス黒さを、計算高さを。
その場無知さを利用して、大人になったはずなのだ。
けれども――成り下がってしまった。
あれほど見下して居たのに。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
どす黒い、子供の本音。
可愛くない、子供時代。
大人に喧嘩売った、私自身への皮肉を交えた耽美奇譚です。
最終更新:2023-04-17 22:30:36
865文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
親に先立たれ、義理の妹と暮らす冒険者のクラウスは、15歳の時に【自動機能(オートモード)】というユニークスキルを手に入れたが……。
当初は、希少なスキルとして持て囃されたのに、使ってみれば……とんだ外れスキルだと判明し、あれほどクラウスを褒めたたえたギルドや騎士団のスカウトは手のひら返し。
ついには、誰にも見向きもされなくなった。
だが、クラウスは諦めていなかった。
下級冒険者として、細々と活動を続けていたクラウスは、コツコツをスキルを鍛え、数年の活動の結果つ
いにスキルアップを果たす。
それは、当のクラウスですら予想していなかった【オートモード】の真骨頂。
唯一無二のユニークスキルが覚醒した時、クラウスは恐ろしい速度で成長を遂げていくことになる。
日間総合1位1/11
週間総合1位1/16
月間総合1位1/28折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 12:26:51
248868文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:187448pt 評価ポイント:117044pt
その聖女の力は、ある医務官を打ちのめした。
フェーグレーン国に仕える医務官サムエルは、聖女セシーリアが現れるまでずっとこの国で瘴気と戦ってきた。しかしあれほど彼を苦しめた瘴気は、少女の奇跡のような力によって瞬く間に消え去った。
自らの無力を突きつけられたサムエルは、十日間の暇を申し出る。向かった先は、黄鈴草の咲かない乾いた土地。そこでサムエルは、一人の修道女に出会った。
※この小説は、乙原ゆん様(https://mypage.syosetu.com/376384/)の
小説『売られた聖女は異郷の王の愛を得る』(https://ncode.syosetu.com/n9660hn/)の二次創作です。
※エミリ嬢救済短編です。絶対私が幸せにしたるからな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:24:35
5260文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
婚約者が倒れた。
そんな連絡を受け、ティタンは急いで彼女の元へと向かう。
そこで見たのはあれほどまでに美しかった彼女の変わり果てた姿だ。
全身包帯で覆われ、顔も見えない。
所々見える皮膚は赤や黒といった色をしている。
「なぜこのようなことに…」
愛する人のこのような姿にティタンはただただ悲しむばかりだ。
同名キャラで複数の話を書いています。
作品により立場や地位、性格が多少変わっていますので、パラレルワールド的に読んで頂ければありがたいです
。
この作品は少し古く、設定がまだ凝り固まって無い頃のものです。
皆ちょっと性格違いますが、これもこれでいいかなと載せてみます。
短めの話なのですが、重めな愛です。
お楽しみいただければと思います。
※カクヨムさんでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 21:57:58
12162文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:834pt 評価ポイント:686pt
「私はそなたとの婚約を解消したい!」
社交シーズン終わりの、王家主催の晩餐会と舞踏会。
その舞踏会の開始直前に、わたくしの婚約者の王太子殿下がやらかしました。
王太子であり続けるためには、次期国王として即位するためには筆頭公爵家の公女であるわたくしとの婚姻が必要不可欠だと、わたくしも陛下も王妃様もあれほど念押ししたのに、結局こうなるんですのね。
それで?どうせ真実の愛がなどと仰るのでしょう?
そしてわたくしの有責を狙って冤罪でも仕掛けるのでしょう?
「いや、そなたの
責は一切ない!むしろ私の有責でよい!」
えっ?
「この騒動の責任を取り、私は王太子位を返上する!」
えっえっ?
「そして王家にとっても醜聞であるから、私は除籍して頂いて王家にも瑕疵を残さぬようにしたい!」
ええっ!?
そこまでして貫きたい“真実の愛”とは何なのか。
殿下の呼ぶ声に応じて彼の隣に立った人物を見て、誰もが驚愕し騒然となった━━━!
◆またしても思いつきの衝動書き。固有名詞は一切出ません。
そしてまたもやセンシティブなテーマを取り上げちゃいました(爆)。
◆全4話、およそ9000字ちょっと。話の区切りの都合上、各話の文字数がバラバラですのでご了承下さい。
分割して投稿するのは「引き」の効果を狙ってのものです。あと一話あたりの文字数減らすとその分読みやすいので。短編で25000字とか読んでられねえ、って人は是非。
◆これは恋愛。異世界恋愛です。誰が何と言おうとも!
◆例によってアルファポリスでも公開します。同じ話数で、多分同時公開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 19:00:00
8524文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2648pt 評価ポイント:2208pt
2020年春、あれほど姦しかった9月入学制は、今やネットの片隅にも残っていない。いや先月、橋下さんがなにかの折に持ち出したが、一瞬で消えた。
議論する気がないんなら、弄ぶんじゃないよ。
最終更新:2022-09-02 20:18:49
1847文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
全てを奪い研鑽し、逆に奪われる事を良しとしない最低最悪のバンディット一族。
その一族の三男イクノス・バンディットはとある戦場の敵本陣で運命の出会いを果たす。
戦場で見る血の全てが汚く醜いと思っていたイクノスにとって誤って袈裟斬りにしてしまった相手の血は凄まじく綺麗だと見惚れてしまう。
後の調べでその相手とは本家に支援をしてもらわないと破滅一直線になってしまう貧乏領地ヒロイット領の御令嬢、ヨルム・ヒロイットと知る。
イクノスは想う。
あれほど綺麗な血をしているならその
内面もまた美しいに違いないと……
それに比べてバンディット家の血はなんと汚いことか。
自分を含めたバンディット家に嫌気がさしたイクノスはある朝眠りから覚めると天啓の如く閃く。
「そんなに嫌なら家を出て行けば良い」
こうしてイクノスはバンディット家を捨てる決意を固め、その切っ掛けになってくれたヨルム・ヒロイットに会いに行くべく即座に行動に移した。
会って話をしてみたい。
彼女と話せばその綺麗な中身をより深く理解出来るだろうと期待に胸を膨らませてヒロイット領を目指すのだった。
これは悪を悪だと理解しながらもその事に抵抗なく触れる男イクノス・バンディットと善性だけでは人は救えないと知るヨルム・ヒロイットが織りなす恋のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 16:21:32
83283文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:8pt
王都が災厄に見舞われたその年、ノエット家の跡継ぎ息子の僕は家庭問題に心乱されていた。
あれほど母に熱い想いを捧げていた父が、母を裏切らないと約束していた父が、僕と同じ年頃の娘アリシェを父の庶子だと紹介したのだ。
そして、ヒステリーを起こして倒れた母を領地に置き去りにして、父と異母妹は王都へ向かった。王都の学院へ戻る僕と一緒に。
キーワード:
最終更新:2022-08-14 13:23:07
4893文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:126pt
血の繋がらない従姉妹の伯爵令嬢。新たに現れた聖女に寄生先を鞍替えしたようだ。そんな話を本人から聞かされた侯爵令嬢のお話。
きちんと考えていればこんな事にはならないはずです。
設定はゆるゆるです。ざまあありの予定。
最終更新:2022-08-08 00:00:00
1984文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
ちなみにまだ宝くじは当たっていない模様(。>д<)
最終更新:2022-04-29 20:00:00
2584文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中国山地、分水嶺に落ちた一滴の雨水は分かれて、根の谷川に入り太田川へ、瀬戸内海へと続く旅をする。分れた一方の雨水は・・可愛川に入り、江の川に・・日本海へと続く旅をする。どちらが良いとか云うのではなく、出会いとか景色が面白いほど違うと思う。幼い頃の出来事は、人生の大事な要素そして土台になっている。沢山の方に支えて貰っている。やがて我が家は倒産・・。あれほど優しかった人達が、差押えの赤い紙を貼っていた。証文の無い借金、米や味噌を立て替えて貰って倒産・・。何で家(箱?)が要るん?中
身は此処よと言いたい。幼い百合にとって、納得出来なかったのである。転居して、人に出会いお世話になった。亡くなった母の年を超える頃。それは子供達を強く育てる為であったのかと思った。ある噂があったらしい。我が家では全然、知らない事であった。噂を広めるグループ、何の為に広めるのか解らない。帳簿を作って、皆で共有して居るのかも知れない。住居侵入して自らは広めない。変質者でも、摑まりたくないから黙っている筈。ある風習なのかと思った。噂から守って下さる人達があった。沢山の人達に守られて成長した百合なのである。もしも百合に出来る事があるのなら、それは自分を言い表しているだけよ!戦わなくてもいいんよ!と言って上げたい・・。続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 10:00:00
69426文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
彼は霧島圭一、高校二年。
去年の四月、電車の中で一目惚れした女の子を毎朝見るだけの毎日だった。
それでも彼の心は満たされてはいたが、高二の夏休みになって会えない辛さに耐え切れず、いつもの電車へ独り乗っていた。
だが、気付くと辺りは音も無いセピア色の世界。
そこに突然現れた、どことなく祖父に似たおじさん。
そのおじさんに叱られ、ヤバいと思った瞬間、辺りは一変した。
五十年も昔の世界に立っていたのだ。
途方に暮れた圭一だったが、そこにピンク色の髪をし
た少女を見つけた。
彼女によって再度セピア色の世界へ連れて行かれ、間もなく気が遠くなり倒れてしまう。
次に気が付いた時、何故かあれほど恋焦がれていた女の子が腕の中に居た。
女の子と最初に出逢った高一の春に、時が戻っていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 10:20:30
13261文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【15万文字執筆済み】
「生まれも能力も何もかもが劣っている、卑しいクズ加護ポーターめ! 貴様は『追放』だ!!」
ソウマは“再利用魔法”による大魔力生成で伯爵勇者ディオスを補助していたが、魔力を回復する神器“祈りの腕輪”を手に入れた途端、ひどい濡れ衣でパーティを追放されてしまう。
「ボク、すごく感謝してるんだ! だからキミに恩返しできるなら、どんなことだって……!」
借金返済できず絶望するソウマだったが、ゴミ魔法と呼ばれた“鉄魔法”の女勇者アルメアに懐かれて新しいパーティ
を組むことになる。そしてディオスを上回る最強の戦闘力を発揮して、周囲を恐れさせ認められていく。
「なぜだ! なぜこの光の勇者ディオスが失敗する日々を送り! なぜあのクズ加護があれほどの成功をつかんでいるのだ! 不当だろうが! 理不尽だろうが!!」
一方ソウマの補助を失ったディオスは、最弱のゴブリンにすら勝てなくなり、劣っているのは自分のほうだったという現実を突きつけられる。そんなことは認められないとわめき散らし、挽回しようと卑しい手段に手を染めていくのだった。
そんな状況を耳にした国王は、ソウマたちを王都に呼び、ある提案をする……。
これはざまぁと借金返済と成り上がりと、『再利用』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:07:29
159447文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:666pt 評価ポイント:414pt
二人の顔がどんどん見えなくなっていく。
もう俺の顔は半分以上、穴に飲み込まれていた。
二人の言葉は、最後まで聞く事は出来無かった……
マテラの良い匂いも、マテラの泣き続ける顔も、黒い穴に引きずり込まれて何も見えなくなった。
最後に二人はなんて言っていたのだろう?
視界が完全に黒の世界へと閉ざされた。
もう、俺の目には何も映っていない……
もう一度だけ、笑顔が見たかったな……
最後に見えたマテラの顔は、また泣いていた……
あれほど、もう泣かさないと誓
っていたのに。
見飽きる程に何度も見せてもらった笑顔だったが、決して見飽きる事の無かったその笑顔を、最後にもう一度だけ見たかったな……
闇に飲まれ、意識まで遠のいていった……
難解ですが、基本は最強系【異世界】物です。
ちょくちょくスケベな描写が入りますが、ストーリー自体は相当真剣です。
同作品を【他】様で同時配信させてもらっています。
【皆さんにご意見など是非頂きたいです】
批判等、糧にさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
描き続ける為の私の力になりますので、もし少しでも、続きに興味を持って下さるようでしたら、是非とも、応援登録よろしくお願いいたしますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 19:28:11
315138文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:382pt 評価ポイント:214pt
質問者:だから、あれほどハリウッド方面にケンカを売るなと…。
和美:え? だってエピソード5だよ? ハンなソロが「愛してる」って告られたら「知ってたさ」ってアドリブを返しちゃうんだよ?
質問者:どこにハンなソロさんが登場しているんです?
和美:…。こころ。
質問者:は?
和美:心の目で見るんじゃい!
質問者:そんな物はありません。
和美:なんやて?
池田 和美の書く無国籍童話第五話はじまりはじまり
最終更新:2022-01-24 17:47:29
11874文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
20歳になるまでに悪魔に体を乗っ取られる――生まれつきの呪われた運命のせいで、辺境に追いやられた王女シャルロット。18歳の彼女は余命短い残りの人生を、好き勝手生きてやると固く誓っていた。
傍若無人に振舞うシャルロットのもとから、次から次へと使用人たちが去っていく。
そんな中、彼女の新しい執事としてあらわれたのは、容姿端麗な黒髪の青年、クロードだった。
他の者たちと違い、彼はシャルロットに対してまったく遠慮しようとしない。
とにかく寝るのが好きで、睡眠のためならどんな無茶もす
るという変わり者。
シャルロットはどうにかしてクロードをクビにしようと、無理難題をふっかけるのだが、クロードは超人的な能力で彼女の命令を難なくこなしてしまう。
そんな彼とのやり取りを繰り返していくうちに、シャルロットの中で何かが少しずつ変化していく。
親友を作ったり、侍女たちと仲良くしたり――。
そして何よりも、あれほど嫌っていたクロードにほのかな恋心を抱くようになる。
ところがクロードには『死神』と呼ばれた暗い過去があり……。
そして彼女たちの物語は誰も想像しなかった方向へと導かれていくのだった――。
※完結まで執筆済みです
※どんでん返しの要素あり。ハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 19:00:00
144099文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:134pt
作:shinobu
異世界[恋愛]
短編
N0425HG
ニナの働くブーランジェリーには王子のアーサーが度々訪れる。
「アーサーさま。あれほどご来店なさるのはおやめくださいと申し上げたのに」
「ひとりではない。外に護衛騎士がいる」
ニナがアーサーに向かって使用人に買いに来てもらうよう懇願しても、アーサーは自ら足を運ぶ。それには理由があって……。
最終更新:2021-10-04 05:02:15
9218文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:3310pt 評価ポイント:3024pt
あらすじ
アーシャは西の魔王と互角に戦い、見事に西の魔の国と停戦条約を結ぶに至った立役者であり、勇者である。
だがいつも通りに仲間の元に向かうと、あれほど信頼し合っていた仲間たちが、手のひらを返してアーシャなどいらないという。
仲間に剣を向ける事の出来なかったアーシャは、家に戻るさなかに驚くべきことを聞いた。
なんと西の魔王と戦ったのが、アーシャではなく、元仲間たちがべったりしていた、色男だというのだ!
どうやら王国は、アーシャが西の魔王と一騎打ちを行い、見事引き分けになった
事を隠したいらしい。
そしてアーシャを追い出したい連中によって、アーシャが、王国を追い出され、三つ向こうの海洋国家に拠点を構えたのが、だいたい一年と半年前の事である。
ほそぼそと、町の何でも屋を引き受け、時に魔物と戦い、時に人手の足りない漁の手伝いをし、勇者であった実力を隠してすごしていたアーシャだったが、王子様の誕生日パーティの際に、海に落ちた王子様を救助する事になった。
それは当たり前のことを行っただけだったのだが、翌日アーシャは王宮に呼び出され、なんと助けた王子の護衛になる事に。
だがこの王子様、極度の女嫌いであるらしく……
蝶が付くほど女嫌いな王子様と、女に全く見えないちんちくりん女勇者のお話になります。
恋愛目指して迷走します……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 21:13:22
246359文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10956pt 評価ポイント:7560pt
唐辛子にしても、玉蜀黍にしても、あれほど個性のある草木があることと、自分の止まらない嫉妬と、何故かしら、この宇宙があることは、朽ちて、その先に、神様のようになるためかと感じた。それはそれとして。
最終更新:2021-05-30 09:39:22
435文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:42pt
双子の姉妹の瑞葉と瑞希は学校の帰り道で、わき見運転をしていたトラックにはねられてしまう。
激痛で目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。そこで、少しずつ記憶を取り戻す。自分が過去、瑞葉として生きて死んでしまったことを。しかも、あれほど離れたいと思っていた瑞希が、この世界でも妹として同じように転生していたことも。
異世界でソフィアとして転生した瑞葉は、幼馴染であるグレンから瑞希の生まれ変わりであるミアへ婚約を申し込まれた時、初めて自分が転生したにもかかわらず前と何も変わらず
生きてきたことを思い知る。失意のまま、グレンとミアの婚約報告も兼ねた王家主催の夜会で、ソフィアはグレンから王弟殿下であるキースを紹介される。キースはグレンとは正反対のような人で、誰か一人の令嬢を婚約者にすることなく、遊び歩いていることで有名だった。
最初は嫌悪感を示したソフィアだったが、共にいるうちに自分に持っていない強さを持つキースに惹かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 01:33:13
97959文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:1174pt 評価ポイント:802pt
作:くらげmotema
ハイファンタジー
連載
N1754GY
その名もなきゴーレムは長年に渡り、自分を生み出した主人のために尽くしてきた。
時には最強の矛として、時には最強の盾として、ゴーレムは乏しい自我の中、その仕事を誇りに思っていた。
しかし主人は突然に告げる。
「今日でお前は用済みだ。もっとかわいい女形ゴーレムを作るんでな」
こうして廃棄されたゴーレムは、落ちこぼれの冒険者フランシーヌに拾われ、「エメス」の名を与えられる。
拾ってくれたフランのため、なにより自分を捨てた主人――あの野郎に復讐するために、エメスは無敵
のゴーレムボディで冒険者ランクを駆け上がっていく。
人間らしく動けず、剣も魔法も使えないエメスは、初めのうちこそ他の冒険者に嘲笑される。
しかし彼らは知らないのだ。ゴーレムとは【最強の生命体】であることを。
頑丈すぎるボディで殴れば壊れないものは存在しない。
頑丈すぎるボディを壊せる方法もまた存在しない。
ゴーレム無双は止まらない。
一方で元主人は気が付き始める。
捨ててしまったゴーレムは類まれな傑作であったことに。そしてあれほど完璧なゴーレムは二度と作れないということに。
追い詰められた彼は、ついに禁忌に手を出そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 18:10:16
6765文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
時効が成立してから四十六年。
書いても、もうヤバくないのでは?
時効当時、
犯人が名乗り出ると、
あれほど期待されたのに、
何故? 全員が偽物だったのか?
最終更新:2021-04-21 22:13:39
17929文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
だからほどほどにしておけとあれほど!
最終更新:2020-12-24 20:00:00
999文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:108pt
多く有力貴族から執事になって欲しいと切望されていた、国一番の秀才エドモント。しかし彼はそれらの申し出を全て断って、世界中を放浪する旅に出た。そしてその後、いつの間にか、辺境地の借金まみれの辺境伯の執事になっていた! 何故あれほどまでに優秀な彼が、あんな落ちぶれた家の執事になったのか? このショッキングなニュースは、三十年経った今でも、王都の七不思議の一つに数えられていた・・・
最終更新:2020-11-12 22:00:00
4632文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
FPSに登場するモヒカン筋肉雑魚たち。 彼らは食糧難の予想される世紀末世界でなぜあれほどまでに筋肉が発達しているのか。 その謎を解くために我々はアマゾンの奥地へ向かった…
最終更新:2020-10-03 10:12:33
9161文字
会話率:26%
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総合ポイント:316pt 評価ポイント:264pt
異世界転生。
それはこの世界がひたすらに隠しているこの世の秘密だ。
沢山の人々がそれを知っている。
例えばアニメ。例えば小説。例えばゲーム。
多種多様な媒体で繰り広げられる、異世界転生後の人生を紡いだ物語。
それらは決して創作だけではない。
中には真実を描いた伝記であったり、ノンフィクションのものもあるのだ。
信じられない? それはそうだろう。
それらを文字に起こした小説家本人か、あるいは出版社はそれらを世界に真実だと伝えようとはしていないのだから。
“この物語はフィクションです”
ただその一文だけで、視聴者、読者、プレイヤー達は簡単に騙されてしまうのだ。
その真実が、自分の常識とは乖離している…ただそれだけの事で。
しかし、その秘密に気付くものも世の中には少しはいるという事を忘れてはいけない。
俺もその一人だ。あれらの不思議な異世界の物語たちは、確実に真実であると。
たかが人間の空想で、あれほどまでに彩り鮮やかな物語が描けるわけがない。
それこそ、異世界で培った執筆スキルでもあるのなら話は違うかもしれないが、そのスキルこそが異世界があるという証でもある。
つまり、俺が心から愛し、憧れて止まないあの数々の異世界ファンタジー物語たちは真実のストーリーなのである。
そして―
俺もいけるはずなのである。
あの、魅力的な世界に。
異世界はありまぁす!
いかん、嘘くさくなるな…。
心の中で一人ボケツッコミをしながら視線を巡らせる。
さて、頃合いだろう。少し遠くから迫る影を見つけ、俺は一歩踏み出す覚悟を決める。
今、俺の前に―
あの世界へ俺を旅立たせてくれる、スピード違反を犯して走る、理想以上の大きさのトラックが、迎えに来てくれていた。
─作品冒頭部引用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:23:44
73422文字
会話率:43%
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総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
かつてあれほど「連帯」を訴えて「みんな」で団結して「新型コロナ」と戦おうと訴えていた人たちは今何処?
すべてのshadow boxerへ贈る。
勇敢なるPersecutory delusionへ捧げる。
貴方たちInformation paranoiaへの応援歌。
最終更新:2020-07-05 18:30:39
644文字
会話率:0%
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総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
人生最大のイベント、恋を終えた私。
あれから数百万秒経過した今。
平凡で無個性な高校時代を振り返る。
ここに、私の罪を記していこうと思う。
決して誰にも見せることはないし、私自身、それを望まない。
勿論、五体を失って尚私の隣にいる彼も、その例に漏れない。
1つだけ確かなこと。
それは、意思を有した唯一無二の肉塊をあれほど独占したいと願う感情はもう二度と訪れることはない、ということだ。
これは、私の恋の物語である。
最終更新:2020-05-11 20:00:00
2188文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
今は初夏。ここはオフィス街の喫茶店。オーナーの娘で主人公の理名は今日の昼休みどきもビジネスマン客たちの給仕に大忙し。OLたち、威厳ある部長、理名の妹さおりに気がある気の弱い新入社員。理名の給仕にいちいち文句をつける若いエリート課長。しかし理名は待っている、いとしき彼が来店するのを。そしてついに彼が来店すると、なんと夕食のお誘いまで受けた。婚約指輪まで見せられて有頂天の理名。でもオーナーの母親とその兄のおじさんが来れば理名はこってりとしぼられ、イヤミを言われるのだ。
客がひけた
あとに理名はひとり窓辺にたたずみ「ムーンカクテル」をかたむける。すると・・・
ふと気づくと季節はいきなり冬になっている。周囲を見渡せばしゃれたインテリアが自慢の店がいつの間にかうらさびれた居酒屋に成り果てている。時間も夜になっていて理名は混乱するが、それは破滅の序章にすぎない。現れた妹さおりはあばずれに、かつての立派な部長さんは浮浪者で人買いの飲んだくれに、あれほどいばっていたエリート課長はさえない御用聞きに、OLはけばけばしい夜の女に変わっていた。あれからもう十年がたっていると彼らは言うのだ。そこへ現れたのがかつての婚約者。彼だけは相変わらず誠実で清潔なビジネスマン。安心する理名。ところが一番の悪党はこの男だった。何人もの女を渡り歩き搾り取り使い捨てる名うての遊び人。飲んだくれの人買い部長もこいつの相棒だ。そして理名はついに思い出してしまう。十年前のあの夜にだまされて以来、一度はこの男と結婚し、捨てられてすっかりすさんで酒びたりの日々を送る自分の記憶を、この十年を。こういう境遇になって初めて知る母とおじの自分への愛情。エリート街道を断念し自分に尽くすために御用聞きになったエリート課長の自分への恋ごごろ。しかしこのすさんだ十年間はもうやり直せない。
疲れた理名はひとり窓辺にいきカクテルを飲み干す。すると・・・
気づくと季節は暑い初夏。そこはもとの喫茶店。きれいな店内、愛らしい妹、相変わらず憎まれ口をきく母親とおじ、威厳をよそおう部長、そして妙に芝居がかった固い態度で自分に接するあの若いエリート課長。理名にはみんなの本心が手に取るようだった。そこへ現れる彼女の婚約者。誠実の皮をかぶったこの男をモノも言わずにひっぱたく理名。すべては音をたててその本来の正体を容赦なく現し始める・・・
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最終更新:2020-03-28 20:24:00
33670文字
会話率:1%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「何がいけなかったのだろう」
リリムは首を落とされるその時まで何故失敗したのかを考えていた。
男爵令嬢が私利私欲の為に行なったとされる第二王子や周辺諸侯、多勢の民を巻き込んだ反乱は、第一王子率いる王国軍に阻まれ失敗に終わり、歴史に名を残す厄災を撒き散らしたかの悪逆非道な男爵令嬢は、この世の全てを呪いながら断頭台に露と消えた…歴史上は。
彼女が目覚めたとき、そこは見知らぬはずの家、見知らぬはずの土地、見知らぬはずの世界、そして見知らぬはずの自分であった。
嫉妬に狂い、悪役令
嬢と呼ばれたオーレリア公爵令嬢の身体を手に入れたリリムはそれを神からの祝福と判断し、第二の人生を謳歌する。
「この程度で悪役など甘い甘い、たかが婚約者程度に何をムキになっているんだか。あれほど欲しかった地位も権力も財力も既にあるんだから前回の反省を活かして盤石な体制にするだけね。まずは公爵家を手中に収めなきゃ…必要なら当主を殺害して弟を傀儡に置いて、それからそれから…」
…しかし、彼女は気づかなかった。オーレリアとなり替わったその奇跡は祝福のような呪いだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 16:34:51
11392文字
会話率:41%
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総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
スーツアクターの青年『志藤 悠宇(しどう ゆう)』は、とある出来事により目指す道を完全に閉ざされた。
そして、『立場あるモノ達』からの終わりの見えない制裁の日々を送る事で自暴自棄となり、身と心をすり減らしていった結果、あれほど演じたかった『ヒーロー』の役を肉体と精神が拒絶するほどの状態に陥ってしまう。
「なぜ、自分はスーツアクターに、『英雄《ヒーロー》』になりたかったのだろう?」
そんな自問自答を繰り返していたある日、悠宇は突然光の靄に飲み込まれる。
その先にあっ
たのは、数多の世界と概念が混じり合った成れの果てと呼ぶにふさわしい坩堝《るつぼ》の世界。
そんな掃き溜めのような壊れゆく世界で悠宇は『英雄を憎む』銀髪の少女と出会い、自らの運命が加速していく。
その右手に握られた蒼い刃を手にー。
これは、『英雄《ヒーロー》』という概念と意味が薄れ、壊れた世界を舞台に『英雄失格』の烙印を刻まれた者達の足掻きと藻掻きと再生を願う、絶叫の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 22:00:46
15878文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今は夏。そしてボクは柴(しば)咲(ざき)アカリ、もうすぐ十六歳の高校一年生。夜の海岸に倒れていたというボクを江奈邸(あの超有名な名探偵・江奈祐一郎の住む豪邸!)に運び込んでくれたのがアヤメ・ムクゲ・マクラの美少女三人組だ。でもって彼女たちも高一で、おまけに女子の憧れ、あのアルガディア東京歌劇団付属高校の演劇少女だけど残念なことに全員みんな吸血鬼なんだ。
いや、この子たちだけじゃない。ボクを窮状から救ってくれて今では一緒に暮らして世話になっている江奈のおじさんも、江奈おじさ
んの親友で警視総監の里見さんも、ロボット霊学研究所所長のゆかいな大道寺博士もみんなみんな吸血鬼。どうやらこの世界では人間はボクひとりだけ。しかも彼らは自分たちが吸血鬼だという自覚がまったくない。ボクがいくら吸血鬼というものを説明してみてもみんなは首をかしげるばかり。そのくせ朝にはたっぷりと新鮮な血を飲み干すくせに(ただしコンビニなんかで買ってくるパック入りの血なんだけど)。
事の起こりは三年前、富士山樹海の風穴から、全身氷づけになっているボクが発見された事件。ボクの記憶と計算ではたった「三か月」そこで眠っていただけのはずなのに解凍されてみると地球はいつの間にか吸血鬼の天下になっていて。ああもうボクどうしたら…
おや? いきなり警察の人がボクをたずねてやって来たぞ。なんだろう。
「失礼。本日正午ごろ、銀座の真ん中で発見された全身血を抜かれてミイラ化した三人の殺害容疑ならびに同日午後の中田元総理襲撃テロ事件の現行犯としてこの少年の身柄を確保いたします!」
ええ? なんでだよ! 覚えないよ、そんなの! ほんとにボクがやったの?
「アカリくんのことはPR―Xの件がすむまで待ってください」
江奈のおじさんがこう言ってまたもやボクを助けてくれた。PR―Xとはもうすぐ墜落するとかいって世間の話題をさらっているあの人工衛星のことだ。しかも極秘情報ではその衛星には人類最後の生き残りが乗っているという。なんとボクの仲間は宇宙空間で生きのびていたのだ!やっと希望が見えてきたぞ。しかしここでショックなことを知ってしまったんだ。
それはあれほど信用していた江奈おじさんがボクに隠していた計画のことだ。何年も前にテロで死んだ奥さんに『復活の儀式』を試みるという。それもボクの体を犠牲にして! 誰か助けて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 20:26:43
287011文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
『改修版』豊穣で美の女神の奥様は、とても、優しくて、アマアマだったよ!
主人公小津悟は、豊穣と美の女神でもあるフレイヤ様の主人の生まれ変わりらしいので御座います。
まあ、そんな女神様、捨てられた主人の事が忘れられず。遠い遠い昔の神話の時代から、ストーカーの如く探していたようで御座いますが。
すると、たまたま、通りに寄った東の果ての島国で、夫の生まれ変わりを見つけたので御座います……
でもやっと見つけた死に分かの主人は、JKの女子《おなご》を数人連れて、それもとても嬉しそ
うに歩いているではないですか。
と、なると、あれほど自分自身に一途であった筈の主人が、女垂らしの遊び人風情に変わっているではないですか?
もうこうなると女神フレイヤを止めれる者などは、少々はいませんから。
「えぃ~」と、いつた感じで神技使用して小津を人間ではない者に変えてしまいました。
まあ、その後は憤怒する小津では御座いますが、女神フレイヤを探す者達から、取り敢えずは、自分の元妻? 今妻? を守ろうと決意をして、色々な事に巻き込まれていくお話で御座います。
取り敢えずは、北欧神話の神々などが出てきますが、オリジナル話しで御座います。
お時間あればお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 19:00:00
196761文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:22pt
作:小鳥遊ななせ
ヒューマンドラマ
連載
N6659FX
あれほど恐怖を抱いた「死」の向こう側はどうしようもないやつらしかいなかった!
天使の皮をかぶったハーフと純血日本人が織りなすボケと突っ込み、時々シリアスな友情ストーリーが
いまはじまる!!
最終更新:2019-12-17 21:26:29
4440文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:世紀王ウルガモスサン
ヒューマンドラマ
短編
N1473FT
[哀歌]
わたしをあなたは 置いていきました
わたしはあなたに あれほど尽くして
愛を確かめ合ったというのに
嗚呼、何故あなたは何も言わずに
風も 波も 届かない場所に
わたしの届かない場所に 行ったのですか
最終更新:2019-09-12 18:00:00
2005文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
煮付けは嫌だと、あれほど言ったのに。
最終更新:2019-09-09 21:00:00
419文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:白波ハクア
ハイファンタジー
完結済
N1341FP
その世界はたった一柱の創造神『ララティエル』によって創られた。
【錬金術を語り継げなさい。さすればこの世界は、永久に発展し続けるでしょう】
原初の民にそう言い残し、創造神ララティエルは世界を創った疲れを癒すため、深い眠りについた。
それから数千年後──まだ眠いと寝返りを打ったララティエルは、うっかり体を滑らせて下界へと落ちてしまう。
何度帰ろうとしても、天界に回路が繋がらない。
部下と連絡を取ろうとしても、誰とも連絡がつかない。
というか最高神である創造神ララテ
ィエルが落ちたのに、誰も迎えに来ない。
帰りたいのに帰れない?
よろしい、ならばスローライフだ。
潔く諦めたララティエルは、創造神という地位を隠し、ただの村娘『ティア』として下界で静かに暮らすことを決意する。
しかし、ティアが創った世界では、彼女も予想していなかった問題が生じていた。
「魔物って何! なんで魔族敵対しているの! どうして錬金術師滅んでるのぉおおおおおおおお!?」
世界を放って寝ていたら、知らない生物が誕生していた。世界が栄えるために必要な種族が、全種族から敵視されていた。あれほど広めろと言った錬金の技術が、完全に廃れていた。
「いいよもう! だったら私自ら錬金術を広めてやる!」
冒険者ギルド専属の錬金術師として働くララティエルの元には、召使いとして召喚した悪魔公、町で仲良くなったハーフエルフ、王国の姫、勇者パーティーの元メンバー、様々な仲間が集うようになっていた。更には魔王まで訪ねて来て!?
「え、待って。私のスローライフは何処……?」
──これはうっかり者の創造神が、田舎でスローライフを堪能しながら、人類が必要ないと切り捨てた錬金術の素晴らしさを世界に広めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 00:00:00
126989文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1355pt 評価ポイント:645pt
夜明け前に見る夢は、夜と昼のどちらにも属さぬからあれほど寂しいのかも知れません。
最終更新:2019-04-30 02:03:14
1680文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
2000年~2003年に書いた掌編および短編のオムニバス。
当時のわたしは小説も漫画も映画もTVも宇宙・サイエンス系にしか興味を示さない
典型的なSF狂だった。
超ド文系人のくせに科学書や物理書を買いあさり読みまくり
「よくわからんけど、なんか凄い!」と吠えていた。
「宇宙飛行士の嫁になり、新婚旅行先はもちろんNASA」が夢だった日々(バカ)。
今でもSFは大好きだけど、あれほどの情熱と興奮にられた時代はもう遠い。
20年余を経た今となっては、
創作のみならず雑誌『SFマガ
ジン』に応募までしていた根気と意欲は過去のもの。
そんな当時の作品たちを《思い出語り》の意味も込め、恥を忍んで発表する。
《恥》というのは
《科学・物理知識は皆無ゆえ、本格SFからはかけ離れてますよ》という意。あしからず。
※右記サイトにも掲載中 http://novelist.jp/42094.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 18:00:00
54266文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ヒト科 ショタ族 オトコノコ
ハイファンタジー
連載
N7088EE
憎いほどでもないのに毎日が息苦しく、どんよりとしたモヤがかかった家族。そこからから逃げ出した先は交通事故と魔法の異世界だった。
新しい自分には、あれほどに欲しかった才能も容姿も何もかもが手に入ったように見えて何かが足りなかった。何もかもが中途半端な僕は、いつか自分に恥じない物語を歩みたいと願った。
最終更新:2018-12-29 22:04:24
17808文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:87pt 評価ポイント:43pt
彼は耳掃除にはまっていた。それも母親の膝枕によってされるものについてだ。
彼女の耳掃除は非常に気持ちよく、眠気を誘発するほど。月に二回は、母親に甘えている彼だった。
しかし、ある時、聴力検査で異常が見られるという診断を彼は受ける。
あれほど掃除をしてもらったのに、なぜ? 侮辱と受け取った彼の、行動が始まる。
最終更新:2018-09-03 20:30:10
3528文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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