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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:330 件
作:ダイアのナイン
ハイファンタジー
連載
N2452JA
魔界大陸は多種多様な種族、数十の国家を抱えている。この魔界において、事件や魔物による襲撃、国家間の対立は切っても切り離せない問題であった。
そこで結成されたのが【魔界パトローラー】である。大陸における国家繁栄圏の治安維持、魔物の討伐、魔領の調査などを務め、国際警察とも言える程の数々の功績を果たしてきた。
目まぐるしい動乱の時代をの乗り越えた魔界大陸に平穏な秩序が訪れてから、それが今でも続いているのは、彼ら魔界パトローラーのおかげであることは間違いない事実である。
そんな魔界パトローラーに関するニュースも明るいものばかりではなかった。この一大組織に対しての反抗的な意見が、僅かながら広がりつつあることなど、一体誰が知り得よう―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:17:12
31296文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ここに書いてあることは
あくまでもフィクションとなります
以前に投稿したものを
あらためてこちらにまとめたもの
その後は新しいものも順次投稿予定です
スピリチュアル色の濃いものもありますので
嫌いな方は見ない事をお勧めします
いろんな悪行パターンが出てくると思いますので
その一部がシンクロしても
全てを疑われてしまう可能性がありますので
反応しない事をお勧めします
しばらくは並行して定刻に投稿されますが
不定期となりますので
よろしくお願いします
最終更新:2024-05-18 17:00:00
694641文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
作:さっか_hrg
現実世界[恋愛]
連載
N9849IW
これは、自分の感情に怯え、現在は非常に慎重で誰にも干渉したくない内向的な男の物語です。ただ静かに暮らしたいと思っていますが、人気のある女の子が彼の人生に入り込んで「私は好きです」と言ったとき、すべてが変わります。 」 拒絶された後、彼女は彼と一緒に歩きますが、彼が再び過去のトラウマに陥ると、すべてが変わります。今度は彼はそれにどう反応するでしょうか? 彼は何をするでしょうか? 彼は彼女を許し、再び誰かを信頼しようとするでしょうか?
彼女も何かを隠していて、本当の自分を受け入
れてくれた彼に少し惹かれていましたが、彼女の間違いの後、彼女はどうしますか? 彼女は自分の状況を受け入れるでしょうか、そしてどうすれば再び信頼されるのでしょうか? 今、彼女には彼に目を付けているさらに多くの敵がいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 04:58:02
13170文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「これ以上お前はここにいてはならぬ」
ラスボスよりもさらに強い最強の「魔王」に育てられた人間の少年アーシュは、魔王から「王国」を出て人間社会で修行することを命じられる。
「王国」出身であることは語らぬまま、生まれてはじめて人間たちの間での生活を開始した少年アーシュは、右も左もわからないまま、人間の女性と出会う。そもそも「王国」には女性がいなかったから、免疫ゼロの思春期の少年アーシュは動揺しっぱなし。
「な、なぜだ!? 目が、視界が、勝手に相手の胸部と臀部に固定されて
しまう!!?」
気がつくと女子を見てしまう自分に困惑しつつも、これも修行と、この「デバフ」状態を克服するため少年アーシュは頑張った。「魔王」に教わった特殊な魔術によって人間離れした怪力と戦闘力を持っていたアーシュであってもデバフ克服はままならず、そのうえ、アーシュの出自には秘密があって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:10:48
87153文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:16pt
作:大久 永里子
ハイファンタジー
連載
N0413HS
半獣半人。
と言っても、体の半分が人間で、半分が獣という訳ではない。彼らは時折、人間に姿を変える。そして時折、超常の存在としての姿を現す。
四つ足獣、鳥、魚、虫。その姿は色々だ。人間は自分が知る生き物の中からそれに最も姿の近いものを選んで、「人狼」とか便宜上の呼び名を付けたが、「姿が近い」というだけで、それらが別種の生き物であることは、一見して分かる。しかも獣人は、人の姿でない時はおしなべて巨大だ。
中には人の知るどの生き物にも似ておらず、独自の名前を与えられたものもある。
そして彼らは人間《ひと》の知識では説明のつけられない、超常の力を持っていた。
時々彼らは人間の姿で、人間との間に子供を成した。
だがどういう訳だか、彼らは人間《ひと》との間に生まれた子供は、育てなかった。
それが彼らの習性なのかは分からなかったが、彼らは人間との間に生まれた卵は、人の世界に捨てて行った。
ある日奴隷の少年ナギは、それと知らずに、うっかり竜人の卵をかえしてしまう。
想像もしなかったのだ――――――――――――――――卵が四角いなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:46:55
398906文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:228pt 評価ポイント:148pt
作:タジリユウ
ハイファンタジー
完結済
N5167HX
目が覚めるとそこは異世界だった。
この世界での男女比は1:3と女のほうが多く、生まれついての力や魔力は女のほうが強い。そのため元の世界とは反対に、男がか弱い存在としてモンスターや女盗賊達に狙われてしまう。
そんな中で主人公の適性職業(ジョブ)はこの世界で唯一回復魔法を使える『治療士』の最上位職である『聖男』であった。
『聖男』であることは隠して人々を治療していくのだが、周りが彼をどんどんと持ち上げていき…
※カクヨム様で先行投稿しております。よろしければこちらもよ
ろしくお願いします∩^ω^∩
https://kakuyomu.jp/works/16817330649092334624折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:00:00
369998文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:5522pt 評価ポイント:2930pt
旧題『山野太一の、勘違いと愚痴と、それから……』
個人主催 : 第一回いっくん大賞 キャラクター部門受賞作
ーー毎週月曜12時更新ーー(たまに更新を忘れます許してください)
山野太一は小中を過ごした土地に別れを告げ、とある地方都市の進学校へ入学する。
太一にとって都合の悪いことに、その学校は部活動が強制され、必ず一つの部活に所属することが義務付けられていた。中学生時代のイザコザから、人のいない部活を選び、入部を決める太一。
その部活の名は「発掘部」。
いったい何をする
部活なのかは分からずに、何の気なしに入部届けを出しに部室へ赴くと、そこには気を失うほど綺麗な先輩がいた。
その先輩は部室の下に穴を堀り秘密基地を作り、バニースーツで誘惑してきたり…?
そんな事をして過ごしていると、独り暮らしの家の戸を叩く音。魚眼レンズを除いてみれば、ロリ巨乳の姿がそこにはあった。
明らかに違法な容姿の先輩に、胃袋と通帳と、もしかしたら貞操と、そんなあれこれを握られながら、始まる同棲生活。
まさかの二重苦に見回れた太一。しかし、二度ある、いや、二つあることは三つ目もある。
「俺に出来ることなんて、誰にでも出来る」そう嘯く太一に、迫る魔の手。
その正体は、世界を揺るがす最高峰の頭脳を持った兄だった。
「お前は俺以上の天才だ」
と言う、兄の言葉に耳も貸さず、
「兄さんの尻拭いくらいはする」などと言う太一。
人は、どこまで自分のことを卑下できるのか。真価を発揮し続ける天才は孤高で、しかしいつまでもシリアスはやってこない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 11:26:09
716855文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:324pt 評価ポイント:74pt
――良い魔法使いは、わたしのところには来てくれない。
ソフィは幼い頃に両親を事故で亡くし、父の生家である伯爵家に引き取られた。けれど間もなく祖父母が急死し、叔父が伯爵位を継ぐと、ソフィは伯爵夫人と従姉のベリンダにより、使用人以下の酷い扱いを受けるようになる。
16歳になったソフィは、顔に醜い火傷痕をかかえながら、伯爵家から自由になることだけを夢見て堪え忍んでいる。伯爵家の中で唯一人ソフィに親切な従兄のセオドアから、「僕が必ず助けてあげる」と言われるが、その淡い期待も打ち砕か
れてしまう。
厄介払いされるように王宮の下働きになったソフィ。伯爵家を出ることはできたが、あいかわらず自由はない。下働きの中で最も過酷な仕事をさせられ、顔の火傷痕のために同僚からも遠巻きにされていた。
そんな中、ソフィは王宮で「魔女」と呼ばれる女性と出会う。
「魔女」の助けを得ながら、ソフィは自身の火傷痕を癒やすための化粧品を作り始める。さらに火傷痕を隠すために必死に習得した化粧の技術が認められ、ソフィは平民の身分でありながら王妃の化粧係に抜擢される。
けれど、化粧でどれほど綺麗に火傷痕を隠しても、ソフィに醜い痕があることは王宮中に知られている。従姉であるベリンダが、ことあるごとに言いふらすからだ。
それゆえにソフィは、恋も結婚もすっかり諦めてしまっていた。
そんなある日、王妃の誕生日を祝う夜会に参加するため、隣国である魔法大国から、王弟ジークベルトが来訪する。
ジークベルトは高い身分と麗しい容姿から数々の浮き名を流しながらも、25歳まで独身を貫いている。
そんなジークベルトは、王妃と令嬢達が集う茶会で、「この国で運命の出会いがある」という先読みの魔法の結果を明らかにする。
令嬢や女官達が浮き足立つ中、自分には関係のないことだと、一人だけ冷めた気持ちでいるソフィ。
ところが、ジークベルトが「王妃殿下の化粧を担当したのはどなたですか?」と奇妙なことを言い出したことで、ソフィの運命は変わっていく。
顔に醜い火傷痕を抱えながら一人で懸命に生きてきた少女が、美しい魔法使いである隣国の王弟殿下に見出され、幸せへの第一歩を踏み出すシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 17:27:48
66930文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:554pt 評価ポイント:162pt
異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるというものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの
手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:55:33
613892文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:94pt
大学生の佐京色葉は、初めての親友が出来た。
平日も休日も親友といられれば、それだけで満ち足りていたが、『親友』では足りない感情が薄暗く宿る。
今の関係を壊したくて。
壊したくなくて。芽生えた独占欲に蓋をして行動に移すことはなかった。
複雑な感情を裏側に抱えた中で、色葉は過去に振った女性からストーカーをされたり、弟の恋人と出会ったことで、日常は徐々に変質してく。
停滞を望み感情に諦念するか、親友の終わりを望むか。
どちらを選んだところで――『親友』であることは変わらず。故に、苦
悶する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:04:07
168453文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
こんにちは、突然ですが転生しました。ありそうでない一言から始まるファンタジー物語。
普通そうで普通じゃない人生を生きる大公女、セレネディア。前世の記憶があやふやだが、あることは確からしい。色々な人に囲まれながら成長していく、日常物語。
最終更新:2024-05-12 17:18:53
26726文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
聖女連は聖女達を取りまとめた独立組織だ。シャナは平民であったが、筆頭聖女マリア第三王女によって、聖女連の次席聖女とされていた。しかしシャナは結婚するために、何とかして聖女を辞めたかった。一方、身分も聖女としての実力もないシャナの位階が自分より上であることは、第三席聖女である公爵令嬢イヴォンヌにとって面白くないことだった。シャナはイヴォンヌの気持ちを察し、イヴォンヌが違約金を支払ってくれれば聖女を辞めてもいいと仄めかす。
最終更新:2024-05-10 07:49:05
7322文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:4118pt 評価ポイント:3870pt
それは、災厄と共に現れる。
空を掴み、地を引き裂く。自ら以外を塵芥と断じて疑わぬその傲慢は、神を彷彿とさせ、人々に雷を降らす。
人の身で抗うことは許されず、神ですらその自由を奪うことは敵わない。
しかし、それは不死ではない。不老であっても、不死ではない。死が平等であることは、神とて同じ。遍く死は敵である。
もしも、それに死を与えることができたのならば。
剣を突き立て、槍で突き刺し、斧を振り下ろし、それの命を刈り取ることができたならば。
憧憬と畏怖の念を込めて、こう
呼ばれるだろう。
ドラゴンスレイヤー、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 19:48:45
24987文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:りんご飴ツイン
現実世界[恋愛]
短編
N0636IX
自分こそが全宇宙で最も完璧な存在であることは疑いようがない事実だと、姫宮美琴は胸を張って言える。
頭が良くて、運動神経が抜群で、黒髪黒目という日本人のスタンダードな容姿ながら誰もが振り返る美少女で、どんな分野においても即座に極められる才能の持ち主である自分は世界ランキングなんてものが可視化されれば間違いなく第一位として燦然と輝いているのだから、ほとんど完璧な自分に敵う存在はこの世に存在しない。
そんな風に自己評価が突き抜けている姫宮美琴だが、それでもほとんどと言わざ
るを得なかった。
姫宮美琴は女が好きだ。
致命的に性的嗜好が『大多数』とはズレている以上、それは紛うことなく欠点であり、隠すべきものなのだ。
そう考えているからこそ、彼女の存在は姫宮美琴にとって理解できないものだった。
「へい、姫っち。今日も綺麗だねっ! 大好きだよ!」
そう言える隣の席の彼女、宇佐川雪音のことが完璧なはずの姫宮美琴でも理解できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:11:17
6685文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:92pt
ある夜のこと。その青年は無意識に歩を速め、やがてそれは全力疾走へ移行した。息を荒げ向かう先、彼自身も信じがたい。まさか――
「ゆ、UFO……?」
そうとしか言いようがないその飛翔体が人けのない林の中へ降りて行くところを青年は目にし、そして今、木の陰からその姿をまじまじと見つめるのだった。
……しかし、どうしたのだろうか。UFOが突然、フッと姿を消したではないか。
いや、透明化。光学迷彩というやつだろうか。よくよく目を凝らせばそこにあることはわかる。そして、なにやら
空間に穴があいたかと思えばそこから人が降りてきた。恐らくそこがUFOの扉だったのだろう。さらに目を凝らした青年は思わず声を上げそうになり、慌てて口を押さえる。
が、それは無意味だった。夢中になるあまり亀が首を伸ばすように青年は木の陰から身を乗り出していたのだから。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-24 11:00:00
2967文字
会話率:76%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:DiosNPCKim
ローファンタジー
連載
N4520IT
パート2
私は、タワー/ドメインの清掃員(運命の清掃員)に任命されました
これは芸術家の時代であることは間違いない。 漫画やウェブ小説などの文学作品に接する人が増えている。 これは、あなたが見逃したくない奇妙なコンテストです。
ジャンル:超自然的/ファンタジー、アドベンチャー。 アクション、メカ、イセカイ、ヴァンパイア
これは漫画のように中継された情報を含んでいる。
最終更新:2024-03-31 10:58:47
9730文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある男がいた。彼はその道のプロであり、今いる場所もその仕事に関係する。
しかし、プロと言っても資格や検定もない。それで金を稼ぎ、食えているというだけに腕があることは確かだが運の要素が大きい。
ゆえに、ツキに見放されればそこまで。そして、いつまでもうまくはいかないものである。
「うおい! この!」
「ぐっ、クソッ!」
しまった、と思ったときには腕を捻られ、床に押さえつけられた。頬からフローリングの冷たさと絶望が体全体に染み渡っていく。
「この泥棒がぁ……」
「うぐ……」
そう、彼は泥棒。真夜中、入り易しと見た家に侵入したものの、金目の物を探すのに夢中で後ろから近づかれていたことに気がつかず、このザマであった。
謝ったところで見逃してはくれないだろう。まだ本腰入れて抵抗を試みてはいないが、今にも腕をへし折られかねない気迫を首筋にひしひしと感じる。この家主は武術の心得があるのかもしれない。彼はまだ警察に捕まったことがないだけに、これからのことを思うと体が震えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-30 10:30:00
3250文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ずっと、ずっと君が好きだ、ネリア。君のやりたいことは何でも叶えたいと思う。その準備はしてきたつもりだ。どうか、私と結婚してください」
紅潮した頬で私の前に跪き、青年は透き通るような紫の瞳でまっすぐに私を見つめている。
高級な銀糸のようなきらめく銀色の髪が、風に吹かれてさらりと揺れた。
「ネリアの恋が実って、本当に嬉しい! こんな夢みたいな人が本当にいたのね」
ミサーラさんが感動したように目を潤ませて私達を見ている。
確かに目の前に居る人は、銀髪が美しく、冷た
い目をした美形だ。加えて言うならすらっとした長身で、動物のような筋肉を感じさせる。
サッシュがつけられた白い制服は国の騎士団での高い位置を示し、貴族であることは間違いないだろう。
私が好きだと公言してきた人物と一致する。
でもその人物……架空の人物なんですけど!?
気がついたら(身に覚えのない)恋が実っていたネリアのハッピーエンドの話です。
※他のサイトにものせてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 13:46:39
12899文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:878pt 評価ポイント:736pt
生まれながらの皇帝……それは一見すると、成功が約束された人生なのかもしれない。ここ『東方大陸』において、『皇帝』を名乗れるのはたった一人。生まれながらその至高の座にいる彼は、順風満帆の人生が送れる……はずが、無い。
先代皇帝である祖父、そして本来皇帝を継ぐはずだった父は、貴族によって暗殺されていた。その貴族らにとって都合の良い傀儡、不要になればいつでも消せる御輿。それがブングダルト帝国8代皇帝、カーマインである。
皇帝は満足な教育すら受けられず、帝国は貴族らの政争によ
り崩壊しつつあった。財政は破綻し、周辺国の介入に対応できず、辺境の独立を許した帝国。この大国が風前の灯火であることは、誰の目にも明らかだった。
……人々はまだ知らない。この傀儡が後に、『帝国中興の祖』『大帝』『最も偉大なる皇帝』と呼ばれることを。
――そして彼が、転生者であることも。
これはよくある異世界転生の、絶対に成り上がれない物語。
【※】2020/10/20 あらすじ等改編しました。
2020/1/11 ランキングタグ編集。以降も一部変更される恐れがあります。
同日 ルビについていくつかご指摘があったので全面的に修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 21:00:00
844382文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:144566pt 評価ポイント:73364pt
10年ぶりに再会した2人。お互いに惹かれているものの、はっきりと意思表示ができない。同性であることで複雑な感情を抱き、素直な気持ちになれない。それでもお互いを思いやり、大切な存在であることは過ごす日々の中で確実なものになっていく。
最終更新:2024-03-02 21:33:43
7902文字
会話率:90%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
怠惰イコール大罪。
そんな勤勉至上主義が蔓延るパラレルワールドでのお話。
日常に楽しみを見出すことで幸福を感じる。
そして幸福であることは善である。
そんな常識が成り立っている現実世界からパラレルワールドへと飛ばされた少女は、怠惰が一切許されない世界で、とある勤勉な少年と出会う。
「僕にとっての幸せは、君とこうして『勤勉』から逃げることだ」
怠惰な少女と、勤勉な少年。
そんな二人が織りなす、ささやかながらも人生を賭けた、一世一代の逃亡劇。
最終更新:2024-02-27 23:38:50
18124文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:路葉 かつを
ハイファンタジー
連載
N7934HB
「…ここは…どこだ?」
突然見知らぬ土地に投げ出された男子高校生、尾野通(おのとおる)。情報も持ち物も全くない状況で宛てもなく彷徨っていると、急に現れたモンスターに襲われてしまう。
しかし偶然通り掛かった旅人に助けられ、窮地を脱した主人公は旅人と街まで同行することに。
見覚えのある食べ物や、何処かで聞いたことのある歴史など、自分の知っている世界と何かしらのつながりがあることは間違いないが…
そこは通(とおる)がいた現代とは似ても似つかない、色術(しきじゅつ)という魔
術によって別方向への進化を遂げた日本の、世界の姿だった。
剣と魔法と冒険と、憧れのファンタジックな街の様相に胸躍らせるツウは、|冒険者《リバー》として、この世界で生きていくことを決意する。
しかし、決して平和とはいえない未知の世界で様々な出来事に遭遇するツウが、見て、感じて、行動して…その先にあるものとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 03:01:34
57000文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
ライカード王国魔導部隊所属の魔導散兵である君は迷宮の調査探索中、怪しげなポータルを起動させてしまう。
気付いた時には一切見覚えのない風景が広がっていた。
迷宮であることは間違いないが、壁の質感、床の質感、空気の味なにもかもが違う。
未知の迷宮に飛ばされてしまったということなのだろうか。
君はいぶかしみながらも探索をすすめていく。
やがて出口が見えた。
踏み固められた街道、そよぐ木々、風。
なにより道の先にある都市はライカードのものではなかった。
そこは迷宮都市アヴ
ァロン。
君はそこで冒険者として過ごすこととなる。
祖国ライカードへの帰還を夢見ながら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 20:52:31
115647文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2892pt 評価ポイント:1536pt
片瀬 真。30歳。
自分でも言いたくなるほど容姿も背丈も平凡などこにでもごく普通のサラリーマンだ。
生い立ちも一般的な家庭で育ち、特に何かに秀でることも無く大人になった。
しかし、そんな凡庸な自分でも他人とは大きく異なる点がある。
それは、妻がとても美人ということだ。
誰もが振り返ってしまう程、人並み外れた整った顔立ち。
白磁を連想させる白い肌。腰まで伸ばした黒髪は黒曜石のように透き通った光を放ち、大きく形の良い黒目は吸い込まれるほど綺麗なアーモンドアイであり、モデルも顔負
けのスタイルは究極の美を体現していた。
完成された美しさは妖精のようで、とても同じ人間だとは思えない程だ。
そんな彼女とは大学にて知り合い、5年の交際を経て卒業後に結婚した時、自分は夢の中にいるのではないかと思った。
もうこれからどんな不幸が自身に降りかかってきても仕方ないとさえ、思えた。
それから幾年もの年月を経て、今では3人の子宝に恵まれ順風満帆に穏やかに暮らしている。
冴えない自分には不釣り合いと言えるほど綺麗で素晴らしい女性である妻と結婚できただけでも分相応だったが、愛すべき我が子も出来たのだ。
今が間違いなく幸せの最中であることは疑いようもない、はずだった…。
妻が浮気しているのかもしれない。
そんな疑惑さえ起きなければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 17:18:29
5548文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:176pt
鏡の前に立つ自分を見て思う。鏡の世界が二次元であることは間違いない。しかし、自分は本当に三次元の中で生きているのか。やることなすこと全てが鏡の世界と同じことをやっている。三次元とは存在するのか考えたい。
最終更新:2024-02-10 08:05:33
837文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
近年VRゲームが加速度的に大流行し、世間を賑わせている。
その中でも、ピースキーパーオンラインは特に人気を博している。ピースキーパーオンラインは初代のVRゲームだが、世間では昔からこよなく愛されているゲームである。
対魔物、対人戦しかないこのゲームだが、このゲームをやる理由は人それぞれ違うことだろう。
ある人は己の実力を高めるため、ある人は刺激を求めて。
普段使うことのない武器や魔法を思う存分に使うことができるのだから、そこに普段とは違った刺激があることは間違いないだろう。
そんなピースキーパーオンラインを授業の一環として取り入れている学校がある。
その学校の名はピースキーパー養成学校である。
ピースキーパオンラインが作られた経緯は1000年も昔の神話時代に遡る。
その当時は人類対魔物の全面戦争が繰り広げられていた。
長きに渡る激闘の末、人類の希望であった聖王と賢者が魔物の親玉をついに倒した。
しかし、魔物自体が消えた訳ではなく、また、魔物の親玉も復活することは分かっていた。
聖王と賢者は人類が存続できるようにするには強くなるしかないと考え、人類を育成するために仮想ゲームとしてピースキーパーオンラインを作ったのだった。
そして、1000年後の現在 魔物から人類を守る役割りを担っている者こそがピースーキーパーと呼ばれる者たちであった。
ピースキーパーオンラインを使い新たなピースキーパを養成し、毎年数百人のピースキーパーを輩出している学校こそピースキーパー養成学校である。
主人公たちはピースキーパー養成学校で出会い、ピースキーパーになるために腕を磨いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 20:45:16
23749文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「用水路の様子を見て来い」
全てはこの一言から始まった。
東京の大学に進学して二回目の夏休み。俺は農家をやっている実家に里帰りをしていた。
そんな時、台風の襲来を受け、田んぼの心配をした祖父さんから用水路を見に行くようにと言われた俺は、見事に足を滑らせて用水路の中へとダイブし、異世界へと流れ着いてしまった。
何一つ情報がない世界で、新天地へと向かう途中の、モングールという流浪の民に命を拾われた俺は、帰るあてが無かったこともあり、成り行きで農業を一から教える事となる
。
はたして食料事情が芳しくないこの世界で俺は、現代の農業知識を武器に生き残れるのだろうか?
どう考えても前途多難であることは間違いない。
◆第一章 モングール族の大移動編
◆第二章 新天地開拓編
◆断章 帝都暗躍編
◆第三章 農業編
◆第四章 収穫編
◆第五章 納税編 ←婚活しとるで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:28:06
379012文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:5025pt 評価ポイント:1867pt
VR型対戦ゲーム【MINERVA】は、プレイ人口10億人を超える世界最大規模のゲームである。 その内容は、プレイヤー同士がマッチングをして、5vs5の殺し合いを行うというもの。 チームの合計で一番多くプレイヤーをキルできた方が勝利となる。そんな【MINERVA】の世界大会で一位に輝いたのは、日本代表の新星チーム【VR SYSTEM】だった。 【VR SYSTEM】のエース、高校生の【ねるふぇと】は退屈な学園生活をゲームで晴らしていた。 しかし、世界一位の【ねるふぇと】であるこ
とは家族や友達には秘密。 正体を隠すことを何よりの優先事項としていた。 しかしそんな中、チャンピオンの防衛やら、非人道的なPKを行うダークチームの成敗やら、心情とは裏腹に目立つことばかりをしてしまう【ねるふぇと】。 今日もその正体は隠せるのだろうか? しばらくは毎日0時投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 20:00:00
102279文字
会話率:47%
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総合ポイント:82pt 評価ポイント:26pt
魂は死後、冥界で洗われ現世に戻る。現世と冥界を隔てる三途の川は狭間と呼ばれる空間にあり、冥界を管理する冥人(くろうど)と、魂だけとなって狭間に侵入できる人間とが協力し合い治安を守っていた。
──一体何から守るのか。生物の輪廻を妨げる、人の信仰から産まれた概念体を〝神〟と呼ぶ。その〝神〟が人間を作り替えたものが、〝天使〟だ。神の使いであることは確かだが、実質存在を歪められた人間の魂だ。
冥人(くろうど)、アキヒコと契約した茜も、治安維持を担う特殊刑務官の一人。天使に極刑を
下すため、日々狭間に潜ってパトロールや天使への刑罰を下すワーカーホリックである。
常に口うるさく陽気なアキヒト。諸事情で自身を引き取ってくれた叔父家族に、特殊刑務官の同僚。友人や仲間たちに囲まれて過ごす茜だったが、巨大な天獄の門の調査と破壊のため狭間に潜り込んだところ、出てきたのは天使と化した己の両親だった。
何故父も母も信仰に溺れ、天使に堕ちてしまったのか。戦いの中、茜はその真相に向き合うこととなる。
救いとは与えられるものにあらず。己が手で見つけるものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 21:00:00
97815文字
会話率:47%
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総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
亡国の王子であるテオールは身分を隠し冒険者として静かに生きることにした
自信を命懸けで逃がしてくれた多くの人々のためにいたずらに自分の命を消費してはいけないのだ
幸いにも薬学や武術や魔法には才があり、幼い頃より研鑽してきたため常人より遥かに高い冒険適正がある
あまり目立ちすぎると身分がばれてしまうため冒険者ギルド職員の一人に取引を持ち掛けランクや名声が上がらないように努めているが、自身の才と性格、そして周りの人に恵まれた故に多くの事に巻き込まれしまう
傲慢で誇り高いテオー
ルの冒険はどうなるのか?誰にもわからないことであるが、波乱に満ちたものであることは間違いない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 11:43:57
4236文字
会話率:42%
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総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
太陽はなく、空全体が白く発光しているようであった。
一本の道路。その両脇は頭をもたげるかのように、葉先が反った雑草が地平線の彼方まで続いている。
彼はひとり、そこを走っていた。
ここが夢の中であることは彼も承知だった。息苦しさ。痛み、疲労は現実とそう変わらないほどであったが、それは彼自身の経験がリアリティを持たせたことに他ならない。
それに加え、夢の中特有の淀んだ思考回路なら、ここが現実だと錯覚することもできたであろう。
しかし、時折どこかからする声が、風もないの
に遠くから流れてくるような声が彼に夢を見る事を、現実から目を逸らすことを許さなかったのだ。
――君は練習中に事故に遭ったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 11:00:00
2951文字
会話率:2%
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総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「セシリア、お前の婚約が決まった」
お父様の書斎に呼び出されたかと思うと、突然そう告げられた。
「はい?」
「だから、お前の婚約が……」
「いえ、それは分かりましたが……なぜ急に? 私は自分で言うのもなんですが、殿方からは敬遠されているのでは……」
セシリア・ラグバードはラグバード伯爵家に生まれた、れっきとした伯爵令嬢。伯爵令嬢であることは間違いない。間違いないのだが……。
セシリアは幼い頃から剣術や乗馬を好み、男性を負かす勢いだった。
見た目だけはサラサラの艶やかな
金髪にルビーのような瞳で、それなりに美人だと言われているのだが、令嬢らしからぬセシリアのことを、プライドの高い男性からは受け入れられず敬遠されていた。
そんなセシリアの婚約相手は社交界に一切現れない人見知りで有名な『幽霊公爵』。
彼が社交界に現れないことには理由があった。
その理由をセシリアは受け入れられるのか……。
幽霊公爵とはどんな人物なのか……。
人見知り幽霊公爵からの溺愛が止まらない!?
男勝りな伯爵令嬢セシリアは幽霊公爵を愛せるのか!?
※この作品は作者の世界観で成り立っております。
※貴族設定はゆるゆるです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 15:07:48
18096文字
会話率:39%
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総合ポイント:470pt 評価ポイント:398pt
夜、その建物の中でポタッ、ポタッと水が滴り落ちる音と足音が響く。
外は雨……ではない。何日か前に降った雨が屋上から下へ下へと染みこんでいるのか、それとも配管から漏れているのか、いや、水道は止められているはずだ。
ここは廃墟。彼の仕事はそこの巡回。
なんだってこの俺がこんな仕事を……。
という心の嘆きは足音に表れることなく、ただ体の内部で繰り返し繰り返し木霊し続けている。
この社会が、実力主義であることはわかっていた。受け入れていた。望んでもいた。
……自分
が一番前を走っている時は。だが、今や若い連中に職を、居場所を奪われ……
「ああっ!」
と、彼はとうとう堪えきれず声を上げた。肩に水滴が落ちてきたからだ。
彼は手で払い、そしてその手もまた、ぶんぶん振った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 11:00:00
1621文字
会話率:10%
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総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
相手側の有責で婚約破棄や解消を三度経験した侯爵令嬢ユーフィミア。
二十三という年齢もあり、もはや良縁は望めないと落胆していた彼女のもとに飛び込んできたのは、見目麗しく優秀だと評される伯爵家嫡男との縁談だった。
しかし相手の年齢はなんと十七歳! ユーフィミアの六歳年下であり、伯爵家の領地事情から明らかに持参金目当てであることは明白で――。
※三度の破談で自信喪失した行き遅れ侯爵令嬢が年下のハイスぺ貴公子に激重感情ぶつけられるハッピーエンドです。
最終更新:2023-12-30 22:36:39
9375文字
会話率:43%
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総合ポイント:7790pt 評価ポイント:6882pt
砂漠の帝国の皇子アッシャマールは、花さえ恥じて萎れるほどの美貌の持ち主
体つきは華奢でありながらひとたび戦いの装束を身につけ戦場に出れば
身軽く舞うように敵を殲滅していくという
その姿は人と言うよりもはや戦神
だが実はアッシャマールは皇子でなく、皇女
戦乱の世が落ち着くまでは帝国の跡継ぎが女性であることは秘密
宝剣ラハブに選ばれ愛された彼女は国の平安を求めて
今日も舞うようにラハブを振るう
最終更新:2023-12-24 00:07:22
992文字
会話率:32%
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総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
闇が何かは知らないけれど、それもまた個人の幻想に依存するものであることは覆せない事実である。つまり、もとより世界には光も闇もないものである。
キーワード:
最終更新:2023-12-14 01:54:09
2136文字
会話率:0%
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総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
男装令嬢リーシャ・ジョンストンに転生した私は女性に優しくを胸に学園生活を送っていたが、何故最強騎士様に気に入られたのだろうか。
彼に男装であることは気付かれていないはずなのに、女性のように扱う彼に困り果てていた。
それなのにもう一人厄介な存在が現れるなんて…。
この時は想像もしていなかった。
最終更新:2023-12-11 17:08:11
19293文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:28pt
遅読で悩んでいた主人公・九条ともり。
速読になりたい、と強く思い、最近世間に広まっていた、どんな願いも叶えてくれる魔法使いを召喚した、のだが――
「私を喚んだかしら?」
現れたのは水色のワンピースを身に纏った美少女魔法使い・ステラだった。冬なのに裸足、ベランダから出現。その魔法使いは世間に広まっていたものの、見た人は誰もいなかった。つまり、噂でしかなかった。
「ああ。俺を速読にさせてくれ」
「無理よ」
「はぁ!?」
「私、魔法なんて使えないから」
どうやらこの魔
法使い、魔法が使えない魔法使いだったらしい。けれど、空は飛べるし、冬なのに裸足でいられる。魔法使いであることは間違いなさそうだった。
しかも毒舌でクーデレ。
何故魔法が使えないのにともりの家に現れたのか。分からない。
それからというもの、夜になると必ず彼のベランダに現れるようになった。
※自分の為に書いてます
※基本非日常ラブコメです
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 20:18:32
3082文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:bccbcd
ハイファンタジー
連載
N9266HX
この世界では、魔法、とよばれる攻撃手段が最も強力だと言われている。魔法を伴わない近接攻撃は魔物相手にも人相手にも全く持って役に立たない、精霊魔法や魔術、呪術は相手に嫌がらせをするのに最適な魔法ではあるが実践で使うような馬鹿はいない、この2つは誰もが知っていることでそこらへんにいる子供に魔術に興味はないか?と話しかけると子供にも馬鹿にされてしまう。
魔法こそが至高であり他は屑であることは誰でも知っている一般常識だ。
もちろん最初から魔法が使える人なんていないだろう。使えないのな
ら使えるようにしなければいけないのだが魔法というものは時間をかけて感覚と掴まないといけない。
しかし、貴族であっても平民であっても魔法が使えない人に魔法を使う感覚を掴ませるのはかなり大変な行為だ。ここで自分の子供が早いうちから魔法が使える状態になっている、と言う状態になることをあきらめることができなかった貴族はそこでいい案を思いつき、学校で学習する内容を変更させ、魔法を使う練習をさせた。
その結果、貴族の子共は同年代の貴族の子共と比べて何年も早く魔法が使えるようになった。
それを知った学校運営者は貴族に自分の子供を学校に入学させたい、という思いから正式に学校の授業に魔法を使う練習を入れさせた。
これは少し前の話なのだが今現在であっても学校の授業の中で魔法を使う練習をすることになっている。
魔法が早い段階で使えるようになっているということにデメリットはなくメリットしかなく、魔法が使えるように生徒を多く輩出している学校には貴族が金銭的なサポートに回り、自分の子供が学校から卒業するときには魔法が使えるようになっていたてほしいという貴族も増え、世界中で学校の数はどんどんと増えていった。増え続ける学校だが貴族からの金銭的なサポートを多く受けている学校と一切サポートを受けることができない学校も、ある。
そんな学校のうち、複数の貴族から金銭的なサポートを受けている学校の教室の一室に少年と少女は足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:34:54
140605文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:10pt
作:有沢真尋@10.26「黒騎士」電子書籍
異世界[恋愛]
短編
N3140IM
高熱にうなされ、生死の境をさまよった十五歳の夏、アルテミシアは思い出した。
「現代日本」で過ごした日々、好んで読んだ悪役令嬢物語。
異世界転生を……してる!
だが、おそらく己の立ち位置は悪役令嬢物語における「正ヒロイン」
悪役令嬢ものが好きで、悪役令嬢に感情移入して読み続けてきた前世の自分からして、正ヒロインなどただのお色気アホ女。
他人の婚約者に色目を使うな。
そんなのどう控えめにみてもしょうがなくない、浮気で不倫で略奪だ。
いざその立場になってみれば、正ヒロインに
もまた事情があることはよくわかるのだが、それでも男に頼る前にできることがあるだろう、と思ってしまう。
アルテミシアは、悪役令嬢には触らず、男性には頼らず、真っ当に生きていこうと誓うものの、初っ端から悪役令嬢によるいじめにあってしまい……!?
※いじめに関する表現があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 18:00:00
9205文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10438pt 評価ポイント:9636pt
貴方は夢を持っていますか? 夢があることは幸せです。しかしその夢が重荷になってしまうこともあるものです。当探偵事務所ではその重荷になってしまった夢を取り除くことが出来ます。ぜひご相談ください。
最終更新:2023-10-29 19:14:36
25063文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ちょっと、よく考えてほしい!」
異世界+チートスキル=無限大の可能性……
たしかに、チートスキルという言葉は転生者たちにとって非常であることは間違いない。
例えば、「○○」という激レアスキルをもらう者、「聖剣○○カリバー」・「虹鎧」等の武具をもらう者、反射神経など肉体的に超健康な状態で転生する者、転生後すぐに王族として温かく迎えられるもの等が人気のチートスキルだ。
このお話は天界で生活している俺、「田中将大」が様々な異世界へ向かいチートスキルを回収する物語である。
最終更新:2023-10-09 08:59:42
3819文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
目を覚ますと誰かの背中にいた。
大きな背中だ。汗をかいているのか少し湿っていて、それに熱かった。
しかし、不快ではなく、むしろ心地よかった。
そのことから今、自分を背負っているのは父だとそう思った。
でも、今どこにいるのだろう。やけに暗い。
風に肌を撫でられ、外であることはわかったが
ジワジワと恐怖心が芽を出し始め、私はぶるっと震えた。
最終更新:2023-09-22 10:00:00
750文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
作:喜文家症転(きぶんやしょうてん)
その他
短編
N6115IK
男は列車に乗っていた。
それが大多数にとっての常識で、一般的な最後への生き方だから。
いつからか男は、レールを違えたわけでもないのに他の人とズレてしまった。理由があるのだろがここではそれが重要な事では無い事だけが分かっていた。
男は愚かにも終点の生き方を求めた。
愚かな行いであることは重々承知の上で、それでも求めずにはいられなかった。
ただそれだけの話
最終更新:2023-09-18 20:15:53
781文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ミホは母親が亡くなったことをきっかけに、久しぶりに実家に帰ることにした。
と、言っても少し片づけに来ただけだ。業者を使うとお金がかかるからその節約。
遺産配分は弟が預金。ミホが家と土地。
母親の遺言に倣ってのことなので揉める心配はなさそうだ。
解体費用が掛かるとはいえ、こちらのほうが得であることは間違いない。
だが、ミホは別に「よっしゃっ」と思う気にもなれなかった。
結婚し、子供にも恵まれ運送会社を経営する弟。
それに比べて自分は生涯独身を覚悟した振りをした三十代後
半の女。
多分、母が娘を心配、不憫に思ったのだろう。
弟もそれがわかっているからゴネたりはしなかった。
ただ片付けには参加しない。自分ひとり。
それはまあ仕方がないとミホは納得しているが気が滅入った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:00:00
2729文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
あなたにとって「日常」とはどんなものだろうか?
楽しかったり、面白かったりするだろうか?それとも悲しかったり辛かったりするだろうか?
なんにせよ、人には人それぞれの日常があることは普通のことだ。
稲葉真介にとっての日常とは、「苦しい」という言葉が当てはまる。
どのような時にそう感じるのかと言われてもよくわからない。だってそれが普通の状態なのだから。
でもその苦しさを見せるわけにはいかない。その部分を見せてしまうと他人から「ありがたいお言葉」をいただくことになる
。それを聞いている時は苦しいだけでなく痛みまで現れるから。
だから今日も俺は「夢を追う若者稲葉真介」という仮面をかぶって生きていく。
それが一番周りに気を使わなくて済む生き方だから。
茅野礼音にとっての日常とは、「孤独」という言葉が当てはまる。
小さいころからいつも一人ぼっちだった。友達がいないわけでもないし、家族から見放されていたわけでもない。それでもいつも心は一人ぼっちだった。
唯一心が満たされるのは歌を歌っている時だけ。だから歌い続けた。
そうしたらたくさんの人が寄ってくるようになった。でも、わかる、わかってしまう。
――この人たちにとって私の歌は手段であり価値があるから寄ってきているのだと。
だから私は今日も「ミュージシャンLeon」の仮面をかぶって生きていく。
それが唯一、私が私自身を必要としている理由だから。
これはそんな二人が出会い歩む、長い長い巡礼の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 00:09:58
9854文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:わさび醤油
ハイファンタジー
完結済
N9299IJ
四年前ほどから頭角を現わした冒険者。
達成した依頼は数知れず。曰く、その剣は大滝を裂き、竜の群を一人で屠ったとか。
数多の人を危機から救い、自ら名乗ることもなく、目的を果たせばすぐに去る、その姿はまさに孤高。
そして何よりも。
常に身につけている木彫りの仮面こそ、彼を語る上で外せぬ最大の特徴。
その素顔を見たものはおらず、内に秘める素顔は誰の記憶にすら刻まれたことはない。
絶世の美男子が一番の通説。身分を明かせぬ貴きお方という声もあれば、性を偽った麗しき美女かも
しれない、などと言いたい放題と囁かれるくらい謎に満ちた素性。
故に|仮面の剣士《マスカレイド》。正体不明が故に怪しくも、理不尽なほどに強い冒険者。
その正体が五年ほど前に三栄国が一つにて召喚された異世界人。
剣も魔法も碌に熟せず、何より|面《すがお》が気にくわなかったことから追放された一人の少年であることは、当人以外は知るよしもない話なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 18:16:13
34668文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:52pt
こちらの話は、『悪役令嬢の断罪に女神様が乱入して駄目出ししてきた』の感想欄で「色々ある断罪(聖女や国外追放宣言等)パターンでの女神乱入したらどうなるかを読んでみたいですね。」というコメントを頂いた事から生まれたものです。R15は保険です。
《目次》
1 偽聖女として追放されそうになりましたが、それを知った女神様が激怒したので大変な事になりました《前・中・後編》
2 The Last Brave 〜 勇者召喚を悪戯に頻発し、勇者を使い捨てにした国の顛末
3 二度あること
は三度あると言うが
4 禁術の勇者召喚だと知らずに発動してしまい、女神様に大目玉を喰らった
5 バッドエンドのその先で、冥界の女神に説教される
3話目は早ければ一週間後くらいに投稿出来たらいいなと思っていますが、4〜5話目は出来次第投稿予定なので未定。
1話目と3話目、2話目と4話目は続き物になっています(4話目は断罪成分皆無です)。
5話目は断罪ではないものの、少し特殊な状況のヒドインが出てきます。
面白そうなシチュエーションの『断罪追放系に女神が乱入する話』が降りてきたら追加されるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 00:00:00
13700文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:90pt
エルヴェスタム侯爵令嬢のディオーナは生まれたときからアルベルト王太子と婚約を結ばれ、後の国母として育てられた。ところがアルベルトの真実の愛という名の元に婚約破棄を宣言され断罪されかけた。もちろんこれは冤罪であり、王家はこの出来事とディオーナという後ろ楯を失ったことで失脚する。代わりに王家となったアールグレーン公爵家にはアルベルト元王太子と同じ歳のオリヴェルが存在し後に彼は立太子した。それから10年の歳月が過ぎ、ディオーナは王太子との婚約を打診される。断ることなど出来ずディオー
ナはオリヴェルと婚約し王家へと嫁ぐことになった。
しかし、ディオーナはこの時既に30歳で初婚、オリヴェルは前妻を亡くした為の再婚であり、ディオーナは後妻だ。オリヴェルは愛妻家として有名であったため、政略結婚であることは明らかだったのだが、ディオーナには秘めた想いがあった。オリヴェルは初恋の相手であり、今も尚想いを寄せる相手でもあったのだ。
ディオーナに求められたのは王太子妃という存在であり、オリヴェルの妻でもオリヴェルと前妻との息子ヴィクトル王子の母でもなかった。愛や女性としての幸せは諦め、自分の責務を全うすることを心に決めたディオーナ。愛を知らないディオーナは完璧な国の駒として活躍していく。次第にその真っ直ぐに真面目に生きるディオーナを慕う者たちが増えていく。そんな中距離を感じていたオリヴェルには少しずつ明らかになっていく事実が。果たして、ディオーナが想いを寄せるオリヴェルの想いとは。
このお話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:00:00
37769文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:4270pt 評価ポイント:3402pt
むかしむかし、おばあさんが川で洗濯していると、どんぶらこ、どんぶらこ、と……
人が流れてきた。
うつ伏せで、手足は力なく伸びきり、それが死体であることは明白であった。
おばあさんは洗濯を中断し、両手を合わせ、お経を唱える。
死体はやがて川の流れに呑まれ、見えなくなった。
おばあさんはため息ひとつ。それで気持ちを切り替え、洗濯を再開した。だが……
最終更新:2023-08-26 11:00:00
3606文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:78pt
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