野崎彩香里は少しのことでもパニックになってしまう中一女子。暑い夏にドラマやアニメでよくあるような展開で、彩香里は恐怖から救われる。
彩香里を助けたのは中三男子、でも彼は名を名乗らない。二人は、次第に保健室で話す仲になる。彼は自分をあのってのはどうと聞くと、彩香里はあのさんと呼ぶようになった。彩香里とあのさんはそれぞれが抱えるものを周りを巻き込みながらも支えていく。
これは彩香里とあのさんの青春で苦しみながらも生きてきた物語。
最終更新:2021-10-16 15:25:29
108223文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:96pt