-あげるなんて- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

10回も世界を救った名もなき勇者様は、もう勇者の仕事に飽きて、神様に「魔王になりたい」と願った。 しかしなぜか転生され、魔族の赤ん坊から魔王の座まで自力で登りあげるなんて！ 魔王不在の世界に転生した元勇者、最後は魔王になれたでしょうか？ そして表すこの世界の勇者様、またしてどうなるか？ 勇者様の魔王修業の道、まだまだ続く！

好きになっちゃったんだから、仕方ないでしょ。 私は、お兄ちゃんが誰かと結ばれて、それを影から見守って、結婚式でお嫁さんを祝福してあげるなんて絶対に出来ない。 隣に立つのは、私だ。ドレスを着て、お兄ちゃんと笑うのは私なんだ。 というか、好きにさせたんだからちゃんと責任取ってよね。 ……なんて。 開き直ってやっつけられる男なら、もっと楽だったのにね。

めんどくさい母親と、その対応をする娘と、板挟みになる父親。 のお話。

「ホントにまったく手の掛かる……」 　最早そんな言葉が口癖になるくらいには、私はエレノアに振り回されてる。 　ほらまた今回も。 「えぇっ？！　殿下とローラ様って、ご婚約されていたんですか？！」 　私の親友ったら今正に婚約破棄をしようとしている二人を前に、そんな素っ頓狂な事を言うんだ。 ＊＊＊ 　突然目の前で勃発した、王太子による婚約破棄。 　それを見ている私は別に、破棄される側の令嬢でもなければ彼の愛を手に入れたシンデレラでもない。 　だから本来ならばただの傍観者でいられた筈――だったのだが、友人令嬢が素っ頓狂な事を言ったせいで関わらざるを得なくなった。 　私の親友は手が掛かる。 　急に素っ頓狂な事を言う。 　だけどね？ 　彼女は決して根拠のない『素っ頓狂』はやらかさないのよ。 　ただちょっと言語化が苦手なだけで。 　まぁだから私が居るの。 　彼女がいつも何かに気付いて、私が彼女の根拠を引き出す。 　 　……え？ 　「わざわざフォローしてあげるなんて面倒見が良いですね」って？ 　そんな事は無いんですよ？ 折りたたむ>>続きをよむ

初めてのチョコ選び！ もちろん、これまで親だったら友達にはあげたことはある。でも今回はちょっと力が入っちゃう！ 初めてのチョコ選び......。 今まで誰かに何かをあげるなんてしたことのない不器用な僕は迷ってしまう。 でも、明日が楽しみだ。

有名な進学校に通っている、紺野大将。しかし高校２年生になった彼に待っていたものは、親との無常な勝負だった。『学年末の成績順位を去年より２０位あげろ。出来なかったら、アメリカの学校で医師の勉強をしてもらう』どうしても医師になりたくない、ここから離れたくない、だけど、この学校で正当な方法を使い２０位以上成績をあげるなんて無理だと思っている、彼がとった行動とは…？初、シリアス的内容に挑戦。…読者様に質問です。彼、大将の名前を貴方は間違えずに読めますか？『たいしょう』と読んだ貴方は不正解です。折りたたむ>>続きをよむ