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検索結果:1077 件
アスカーシャ王国第四王女メアリは予言の神アスカーシャの加護も由来する巫女の才能もなく、国から半ば追放される形で国際学園都市ヘプタコルムに在籍していた。しかし他の王侯貴族出身の生徒たちはもれなく神の加護を持っており、馬鹿にされる日々が続く。そんなとき、恩師ベイリンのもとにステュクス王国からの使者である一人の男がやってくる。婚約者であるマルシュアス王国第二王子ユージンの心無い言葉に泣くメアリを、彼は「仕返しをするなら手を貸そう」と悪魔のように焚きつけた——やってやる、とメアリは決
心する。
※この作品は拙作「神託のせいで修道女やめて嫁ぐことになりました〜聡明なる王子様は実のところ超溺愛してくるお方です〜」https://ncode.syosetu.com/n9518hu/と同じ世界観です。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 13:25:05
18387文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:13302pt 評価ポイント:11942pt
「俺が君を愛することはない。離縁したいなら、いつでもかなえてやる」
伯爵であるヴィンセントのもとに嫁いだエリカが最初に聞いたのは、そんな言葉だった。この結婚は政略結婚で、ヴィンセントにはあまりいい噂がない。エリカはそれらのことを了承した上で、ヴィンセントのもとに嫁ぐことを受け入れていた。
しかしそれでも、いきなり拒絶されてしまっては辛い。エリカはどうにかしてヴィンセントに近づこうと頑張るが、全て空振りに終わってしまう。
すっかりしょげてしまった彼女は、とぼとぼと屋敷の近
くの森に足を踏み入れた。そこで出会ったのは、幻獣と呼ばれる珍しくて不思議な生き物だった。そうして、彼女は気づいた。なぜか自分が、幻獣と話ができるのだということに。
彼女は幻獣たちと心を通わせ、悩みを相談するようになる。幻獣たちは、エリカとヴィンセントの関係を何とかしようと、大張り切りで首を突っ込んできた。
これは、ちょっと気弱で懸命な令嬢と、とても不器用で誠実な青年と、二人を見守るふわふわの生き物たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:18:12
135839文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:3136pt 評価ポイント:2102pt
「ナオ・バトーニ公爵令嬢、おまえを王妃候補から外す。聖女としてもレディとしても役立たずのおまえは、姉に代わって隣国の竜帝に嫁ぐんだ。捧げものとしてな」
アロイージ王国の聖女ナオ・バトーニは、新国王アデルモ・ベルターニからそう宣言され、強国バリオーニ帝国の竜帝に捧げられることになった。
冷酷非情で醜悪と噂される竜帝は、捧げられたその場でナオを「不要だ」と宣言する。それでも、ナオはついて行かざるを得ない。聖女として加護を与えてきたアロイージ王国を追放されるようにしてバリオーニ帝国
へと赴く。
そこで、彼女はあらためて竜帝に謁見する。
が、そこには美しくてやさしい竜帝がいた。他社には偽りの仮面をかぶった竜帝は、ナオの前では素顔で接し、彼女を大切に扱い始める。
役立たずと虐げられ必要とされず、愛を知らずどこにも居場所のなかったナオ。そして、不器用な竜帝。
ナオは竜帝と出会ったことであらゆる人から必要とされ、愛されるようになる。
居場所を得たナオと竜帝は、すこしずつ歩み寄り愛を育んでゆく。
※全四十一話。捨てられた主人公がヒーローに愛される典型的なストーリーです。ハッピーエンド確約です。微ざまぁあり。ゆるゆる設定、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 21:03:29
60415文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:3466pt 評価ポイント:2160pt
「本当の家族になりたかっただけなのに……」
18歳のクロエは家族から売られるように公爵家に嫁ぐことととなった。しかし相手はなんと56歳の紳士。
夫から自分の死後公爵家を任せられるよう、2年の間公爵夫人としての教育が施される。
彼の死後、公爵家の臨時の当主となったクロエだが、夫の連れ子との関係は冷え切り、社交界では自身の悪評が飛び交い精神的にも追い詰められる。
遂に限界まで追い詰められたクロエはすべてを投げ出し家に引きこもってしまう。
そして叔父の策略により死刑と言い渡された
クロエ。
自身の死後、クロエは今までの人生で間違いばかりだった自身の行動を悔い、神に過去に戻りたいと祈る。
その願いが聞き入れられたのか、気づくと夫の葬式の時間まで時間が戻っていた。
次は夫との約束を守れるように、子供たちを守れるように。そして可能であれば子供たちから母と認められたい。
家族を知らない少女が本当の家族を知る物語。
※恋愛要素もあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 02:00:10
17475文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:26pt
農作物しか取り柄のないテッド村に、美しい女性が嫁いできた。
彼女の名は、アンジェリカ。王子の婚約者である公爵令嬢だったが、実家が没落し婚約解消したことで、この村にやってきたのだった。
アンジェリカと結婚することになった純朴な村人・ダンだが、元令嬢の妻は村での生活を楽しんでおりしかも自分に存分にベタ惚れの様子で、戸惑いつつも幸せを感じていた。
だが、この妻の正体は――
※全5話
※細かいことは気にせず勢いで読んでください
最終更新:2023-01-24 20:00:00
21574文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:44006pt 評価ポイント:37488pt
天才植物学者のノアベルトは妻と三人の子供がいる。
第6王子というしょっぱい地位に生まれたせあおかのんびりとした性格で、女公爵であるエスメラルダとその子供たちとほのぼの暮らしていた。
ある日竜人に見初められ、エスメラルダと離婚し、竜人の元に嫁ぐことになった。
けれど来る日も来る日もベッドの上でぐっちょんぐちょんのドロドロにされ、研究もさせてもらえず、ノアベルトはとうとう寝室からの家出を決意する。
最終更新:2023-01-24 18:00:27
9792文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:54pt
「メイナード様を、あなたにあげるわ」
フィリアは、聖女である姉のアンジェリカから突然そう告げられた。メイナードは、平民出身ながらも一際優れた魔力で王国魔術師団を率いて英雄と呼ばれていた、アンジェリカの婚約者だった。けれど、アンジェリカの言葉によれば、彼は魔物との戦いで瀕死の重傷を負い、再び魔物と戦うことはできない身体になってしまったらしい。
美しい聖女の姉とは対照的に、珍しいオッドアイを持ち、しかも弱い魔力しか認められなかったフィリアは、家でも空気のように扱われていた。そ
んなフィリアにも優しかったメイナードを心密かに慕っていた彼女は、姉に代わって、初恋の人でもある彼に嫁ぐことになった。
想像以上に酷い身体になっていたメイナードに心を痛めながらも、フィリアは彼のことを献身的に支えていく。力を失った自分に絶望しかけていたメイナードは、フィリアによって次第に変わっていき、メイナードと心を通わせたフィリアも、秘めていた真価を発揮し始めて……?
ハッピーエンドのラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 12:00:00
97667文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:117pt
総合ポイント:95970pt 評価ポイント:63116pt
カレスティア王国の侯爵令嬢エレナ・ディアスは、クルス王太子の婚約者候補を選ぶ夜会に参加していた。
美しく誰からも愛される双子の姉リアナといつも比べられ『じゃない方令嬢』と呼ばれて蔑まれているエレナ。ところがその晩、クルス王太子は一番にエレナにダンスを申し込んだ。夢のような心地のエレナ。
しかし、遅れて現れたリアナにクルスの心は奪われてしまう。リアナはその日のうちに婚約者に決まり、一方エレナは辺境の老男爵へ嫁ぐことを父から命じられる。
誰からも顧みられないエレナは、せめ
て辺境では嫌われないことだけを願って旅立った。
しかしその道中、エレナは命を狙われる。助けてくれたのは美しい黒髪の青年でーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 08:25:06
61805文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:340pt 評価ポイント:194pt
「ねえ、ニルナ、私、辺境に嫁ぐのなんて嫌なの。あなたちょっと潜入して辺境伯様の弱みでも握って来てくれない?」姉に婚約者を奪われた伯爵令嬢ニルナは突然、辺境伯領の茶畑で働きに出ることになった。茶師の仕事が大好きで、祖父からその技術を受け継いだニルナ。正体を隠しつつも、辺境伯領でもその力を発揮し、あっという間に辺境伯であるキースとお近づきになる。
冷酷な騎士と噂されるキースは大人で優しい人だった。そんなキースに惹かれつつあるニルナだったが、ある日、正体がバレてしまう。
でもキース
はニルナとの結婚を望んでいた。そんなとき、ニルナの実家、オーガンス領の茶畑では事件が起きていて……?
※作者がただ茶畑の話を書きたかったお話なので、細かいことはご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 12:10:53
7136文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:830pt 評価ポイント:710pt
婚約を視野に入れた、お茶会の席。
貴族の娘たる者、いつか私の意志は関係なく婚約して嫁ぐこときなるのは分かっておりました。
そう、頭では分かっていても、心が付いてきませんの――――
私、思い切ってみようと思いますわ。
「お聞きしても宜しいでしょうか?」
最終更新:2023-01-14 12:34:07
2108文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2420pt 評価ポイント:2240pt
「死を願っていたの。世界の終焉、ただそれだけを願っていたの」
少女の前に開かれた世界は、欲望と憎悪で塗り固められていた――。
〝鬼の花嫁〟の刻印を持つ少女は、十六歳の誕生日の夜、すべての元凶となる冷酷な鬼のもとへ嫁ぐ。
小説サイト『小部屋の小窓』に2004年から連載された作品を改稿して掲載しています。
イースト・プレス(レガロシリーズ)から出た書籍版や、講談社から出た文庫版の元となる作品です。
※当作品は、乙女ゲームや映画、舞台、ドラマCD化しています
最終更新:2023-01-14 12:03:55
116130文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:1986pt 評価ポイント:616pt
花売りとして働く元令嬢のシャロンは、伯爵であるアイザックに求婚される。一目惚れと言うわりに、彼が恋心を抱いている様子はない。
愛されることのない結婚だと理解していたシャロンだったが、それでも求婚を受け入れる。実は彼女は呪いのせいで婚約を破棄されたあげく、家族との縁を切っていて、このままでは孤独死を待つよりほかになかったのだ。
幸せな終わりを迎えるため伯爵と暮らし始めたものの、新婚生活は思ったよりも心地良いものだった。
自分の死で伯爵が傷つくことを心配したシャロンは、離婚
届を残して家を出ていくのだが……。
諦めと思い切りが良すぎるヒロインと、人間不信気味のヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 20:06:46
8003文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:11972pt 評価ポイント:10648pt
〝茨では生ぬるい。その冷々とした感情の無さはまるで毒〟
毒花ベラドンナと綴りが似ている事から〝毒花の王女〟と囁かれる王女ベルティーナは生後間もなく魔に墜ちる呪いを受け、人目を憚るように庭園に幽閉されていた。
育ての親の賢女は五年前に他界。孤独な生活は彼女の性格を捻じ曲げる。
しかし十七歳になれば和平の為、魔性の者の住まう世界──翳りの国に嫁ぐ運命だ。
そこへ行き、いずれ魔に墜ちれば尋常な存在になり、きっと孤独では無くなるだろうと彼女は密やかに期待をしていたが…?
恨み辛み・
憎悪は餌。復讐こそ生き様……〝凶悪なお姫様〟に幸せは?
ファンタジー×耽美ロマンス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 23:00:00
129314文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:110pt
「今度こそ神の花嫁になる!」と意気込んだ大聖女ティア。
実は彼女は、十二回目の人生の人生を送っている。
毎回、聖女として鍛錬をつみ、 神の花嫁として嫁ぐのだが、神に花嫁として認められず、15歳に戻るのだ。
しかし、十二回目の人生で初めて「神の花嫁」は方便だったと知る。
実際は孤児だったために、戦争の終息を願う生贄として、捨て駒にされたのだ。
――血の滲む努力をして、大聖女になったって捨てられるんだ。
だからもう、いい! 聖女のいない隣国で普通の人として生きよう!
―――
ティアは決意し十三回目のループを経て、15歳へとまき戻る。
戦争の原因となったドラゴンを救ったことで、ドラゴンと主従契約を結ぶことになったティア。
孤児院を追い出されそうになったとき、人を愛せない呪いをかけられた冷徹竜騎士に助けられ竜の谷で暮らすことになる。
のんびり生活を満喫するため、ループの知識を使って竜の谷を住みよくしようと奮闘をはじめる。
するとなぜか、人を愛せないはずの竜騎士に偏愛されるようになっていた!?
しかも、もとの国の司祭まで「戻ってこい」と言い出して……。
お人好し大聖女が自称悪女として幸せを目指す、やり直し奮闘記。
9月までに完結したいと思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 09:05:56
104804文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:23588pt 評価ポイント:16416pt
作:瀬戸 美桜莉
異世界[恋愛]
完結済
N4592HT
南北に広がる大国・クラウディア国には、およそ百年に一度、人ならざる特別な力を持って生まれてくる者がいる。その者は「聖女」と呼ばれていた。
聖女がいる国は神から多大な加護を受け、おおいに栄えるという言い伝えがあるが、現在ではそれも廃れつつある。
王家とも繋がりの深い名門ブラン公爵家の長女・レティシアは、幼い頃からクラウディア国の第一王子・シャルルの婚約者として妃教育を受けて育ってきた。そして適齢期となり、正式に婚約が成立。だが、シャルルから一方的に婚約破棄されてしまう。
しか
も、国の北方に位置するリバレイ領を統治する大公・エルキュール・リバレイの元へ嫁ぐようにと言われ──。
特殊な環境で育った甘えることを知らない公爵令嬢が、氷の国で本領発揮!
*********************
エブリスタにも掲載しています。(九条睦月名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:58:20
155338文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1850pt 評価ポイント:1074pt
コーラルは伯爵家の後継として厳しい教育と、その後は父の代わりに執務に追われる日々を送っていた。政略結婚の両親は不仲でどちらも家に寄り付かず、その母も事故で亡くなった。17歳になった頃、父が継母と後継になるという弟を連れ帰った。これまでの努力と苦労は全て無駄になったのだ。淡い思いを抱いていた幼馴染には実は疎まれていたのだと知り、不要になったコーラルは辺境領の竜騎士の元に嫁ぐことになった。支度金という名の大金と引き換えに……。
夫となる相手は顔に大きな傷をもつ、黒髪に翡翠の瞳
の美丈夫だった。初対面でコーラルを選んだ理由は「条件が合ったから」だと言う。これまで身に付けてきた自分の知識を使って辺境領をどんどん豊かにしていくコーラルと、愛さないと誓ったはずの妻に惹かれていくジェイド。不器用な2人が徐々にお互いを知り、そしてかけがえのない存在になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:54:46
102469文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:23720pt 評価ポイント:17762pt
「恨まないでよね、これは仕事なんだから」
アシェント伯爵の娘フリージアの身代わりとして連れて来られた少女、リディはそう笑った。
フリージアには幼い頃に決められた婚約者グレイがいた。
しかしフリージアがとある力を持っていることが発覚し、悪用を恐れた義兄に家に閉じ込められ、会わせてもらえなくなってしまった。
それでもいつか会えるようになると信じていたフリージアだが、リディが『フリージア』として嫁ぐと聞かされる。
このままではグレイをとられてしまう。
それでも窓辺か
ら談笑する二人を見ているしかないフリージアだったが、何故かグレイの視線が時折こちらを向いていることに気づき――
============
三章からは明るい展開になります。
アルファポリス様に掲載していたものを構成を見直し、改稿しています。
※無断転載・複写はお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:31:20
130993文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2762pt 評価ポイント:1810pt
アンジェリカは、ネーブ国の第一王女だった。母親は身分が低すぎて妃になれず、王宮の片隅の小さな離宮で慎ましく暮らしてきた。母を亡くし、喪が明けた十二歳の時に、アンジェリカは正妃と側妃の迫害を逃れるようにドゥッチ侯爵家へ降嫁する。しかし、他に愛する女性がいたカルロは「あなたを愛することはない」とアンジェリカを拒絶し、結婚初日に屋敷を出て行ってしまった。その三年後、白い結婚を理由に離婚を言い渡されてしまう。王宮に出戻ったアンジェリカは、王命によりトエ帝国に嫁ぐことになった。皇帝のジ
スランは既に七人の妻を持つ三十歳以上も年の離れたオジサンである。意気消沈するアンジェリカだったが、母方の血筋である星見の一族の能力を開花させ、『祓い清めの神』であるシンナを召喚する。祖父のガイオから託されたシキガミのユッカも仲間に加わり、差し向けられる刺客を躱して、王妃たちを改心させることに成功した。トエ帝国へ向かう途中、野盗に襲われるアクシデントに遭いながらも護衛アルバーノとボルツィ辺境伯の助けを借りて無事に帝都へたどり着く。しかし、正当な手続きで取り決められたはずの縁談に影が差し始めて…………。そんな時、二年に一度の剣技大会が開催されることを知る。優勝者には皇帝から望む褒美が与えられると聞き、アンジェリカは自由になるために優勝を目指すことにするのだった。
シキガミ使いの能力を持つ不遇のお姫様が、幸せになるために頑張るお話です。
テーマが「白い結婚」なので、『閨事』『初夜』などのワードはありますが、性的描写も残酷シーンもございません。
冒険もののような壮大な物語でもありません。のんびりと気楽に読んでいただけたらと思います。
※全45話で完結します。その後、番外編を書く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 07:23:58
137957文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:110pt
総合ポイント:5134pt 評価ポイント:3836pt
男爵令嬢であるセシリーはある日、王太子の提案(実質命令)により隣国のミュレル公爵のもとに嫁ぐことになった。
ミュレル公爵の正体は、子どもの頃に一緒に過ごしたジョシュアだった。久々の再会だがジョシュアはセシリーに対して冷たく、素っ気ない言葉を吐いてくる。
だがセシリーにはそんな夫の胸元に、『ツンデレ意訳』という言葉が見え……?
「……ふん。おまえは昔から本当に、気ばかりが強くて可愛げのない女だ」
『ツンデレ意訳:おまえは昔から元気いっぱいなのが愛らしかったから、おまえが笑って
いてくれるだけで俺は十分だ』
……やだ。私の夫、もしかしてすごく可愛いのかも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:00:00
17164文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:49404pt 評価ポイント:42620pt
普通のOLだった前世の記憶をもつ家族令嬢ラズ・ラングレーは家族に疎まれ、屋敷を追い出されるように嫁ぐことになった。婚姻の相手は、母の身分が低く期間限定の東宮と噂される「かりそめ皇太子」。フランス人形のようなフワフワの金髪と青い瞳が美しさの基準とされる国で、ラズの闇色の絹髪と切長の瞳、肉感的な厚い唇は女として見られないと罵られるほど。しかし過去のある出来事から、ラズはこの皇太子ならば自分を認めてくれるのではないかと期待していた。希望を抱いて婚姻の日を迎えたラズを待っていたのは、
あまりにも残酷な言葉。「俺が望んだのは、お前ではなく妹の方だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 05:42:43
1091文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「アリシア、次期聖女の地位を妹に譲りなさい」
私――アリシア・ハーパーは、華やかで愛らしい妹のノエルと違い、十歳から次期聖女として勉学に励んだのに、両親に愛されることがなかった。昔から両親はなんでもノエルの望むままに私からむしり取り、妹に与えた。そして今回は聖女としての地位と、ユリアン第一王子との婚約さえ私からむしり取った。
これ以上話しても無駄だと悟った私は、聖女の地位を妹に譲ることにした。妹を送り出す際、私は妹のノエルとユリアン第一王子に裏切られていたことを知る。人間
不信になり、晴れて傷物になった私はどこか領地内で隠棲することを考えていたが、私の農業の知識に目をつけた辺境伯ロラン・ハノーヴァー令息に求婚され、遠くハノーヴァー家へと嫁ぐことが決まった。
だがノエルが聖女兼王太子妃として就任した直後、王国には徐々に大飢饉の徴候が出始める。元聖女候補として私がハノーヴァー領の救済に奔走する一方、その任をこなすことができない聖女ノエルは徐々に追い詰められていく――。
以前、短編として出してそこそこの人気を博したヤツの連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 12:10:07
517810文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:76834pt 評価ポイント:43630pt
カナン王国の才女、淑女の鏡と呼ばれる公爵令嬢リーリエ・アシュレイは、戦争回避のため隣国アルカナ王国へ人質として嫁ぐ。
リーリエは結婚した日、結婚相手である『死神王子』と揶揄されるテオドールから、
『俺と馴れ合おうとするな、あとは好きにしろ』
と冷たくあしらわれる。
だが、リーリエは微笑むのだ。
『では、そのようにいたします』
淑女の仮面を脱ぎ捨てた転生令嬢は、"破滅"を回避するために今日も"好きにしろ"を拡大解釈しまくり無双する。
『だって、せっかく推しに会えたん
だもの。全力で愛でるしかないでしょう!』
他サイトエブリスタ、Berry’s cafeで連載中
エブリスタでの実績。
2022.8.12〜連載開始
2022.9.24現在、
トレンドランキングファンタジー部門2位
人気ランキングファンタジー部門最高8位
65000PV超え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:28:46
369152文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:6680pt 評価ポイント:3924pt
ローゼが現れてから、シェリルの人生はおかしくなった。
姉が婚約破棄され自殺、父は殺され、膨大な借金で伯爵家は没落した。シェリルは兄を奪われまいと、ローゼに近衛兵として必死に仕えるが、虐め抜かれる日々。
そして、まったく身に覚えのない国家反逆罪で捕まる直前、シェリルを助けたのは獣人の将軍だった。
これは、没落令嬢が幸せをつかむ物語。
最終更新:2022-12-18 17:25:56
113985文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:7588pt 評価ポイント:2988pt
先祖返りで狼の姿をとる第一王子のイディム殿下。
そんな殿下の身の回りの世話をする、腰掛け騎士兼侍女のレオナ。
レオナは誰かに嫁ぐ気満々だったが、高身長のせいで誰にも求婚されないでいた。
そんな中、流行り病で二人の王子が他界してしまい、王位継承権が最下位だったイディム殿下にも妃探し&子作りの使命が陛下から下される。
イディムの妃候補が見つかれば、陛下の権限により結婚相手を身繕うと言われたレオナは奮闘するがー?
※ヒロインは兄の影響で口が悪いです。
※他サイトにも掲
載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 22:49:29
7846文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2332pt 評価ポイント:2060pt
レティシアはエグザード伯爵家の長女として生まれる。
既存なら皆が使える魔法を、レティシアは使えなかった。
そんなレティシアは伯爵家の恥とされ、不幸を呼ぶとされる紫色の瞳を持った次期公爵様に嫁ぐ事になり。
誰かの力になりたいという思いから、光の精霊に認められて真の力に目覚める。
これは、不幸を呼ぶ次期公爵と幸運を呼ぶ聖女の物語。
最終更新:2022-11-25 21:01:32
3014文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:1130pt 評価ポイント:994pt
ボージェ侯爵家令嬢アンヌは、アシャール侯爵家令嬢オレリアが大嫌いである。ほとんど「憎んでいる」と言っていい程に。
同家格の侯爵家に、たまたま同じ年、同じ性別で産まれたアンヌとオレリア。アンヌには5歳年上の兄がいてオレリアには1つ下の弟がいる、という点は少し違うが、ともに実家を継ぐ男兄弟がいて、自らは将来他家に嫁ぐ立場である、という事は同じだ。その為、幼い頃から何かにつけて、二人の令嬢は周囲から比較をされ続けて来た。
アンヌはうんざりしていた。
アンヌは可愛らしい容姿し
ている。だが、オレリアは幼い頃から「可愛い」では表現しきれぬ、特別な美しさに恵まれた令嬢だった。そして、成長するにつれ、ますますその美貌に磨きがかかっている。
そんな二人は今年13歳になり、ともに王立貴族学園に入学した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 21:00:00
30236文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:12116pt 評価ポイント:9860pt
かつて王太子の婚約者だった侯爵令嬢フェリシアは、今では陽炎姫と呼ばれる日陰の存在。
隣国に嫁ぐ途中で馬車が暴漢に襲われ、悪魔のような山羊の頭蓋骨の面を被った最恐魔王に救われて…。
至宝と称えられながらも婚約破棄され、表舞台から陽炎のように消えた侯爵令嬢と、その魔力の強さと特異な容姿により魔王と恐れられる公爵の物語。
最終更新:2022-11-24 20:00:00
110448文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:1032pt 評価ポイント:560pt
突然、パトリック王太子から婚約破棄を突きつけられたのは侯爵令嬢のシンシア。
でっち上げの冤罪に呆れながら無実を訴えるものの、パトリックは強引に婚約破棄を実行しようとする。
「精霊王の加護を受けた者が王家に嫁ぐのが、この国の習わしではございませんか」
呆れたシンシアの言葉が夜会の会場に静かに響く。
クールでドライ、でも心根は優しいシンシアと、シンシアを愛してやまない精霊王。
これは、シンシアが新たな一歩を踏み出すひと夜の物語
最終更新:2022-11-23 18:13:50
9821文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:5472pt 評価ポイント:4828pt
彼は結婚するときこう言った。
「わしはお前を愛することはないだろう」
八十を越えた彼が最期を迎える。四番目の妻としてその死を見届けたエレオノーラは十六歳。
元々、二人は契約結婚だった。
左目のまぶたが蜂に刺されたように腫れあがった彼女は左右対称的で、美しい右側と比較して「美醜令嬢」と侮蔑されていた。
聖女候補の優秀な双子の妹ジェシカと、常に比較されて虐げられてきた。
ある時、女神がその身に降臨したはイザベラは、さまざまな奇跡を起こせるようになる。
けれど、妹の成
功を願い、誰にもそのことを知らせないできた。
彼女の秘めた実力に気づいた北の辺境伯ヤニスは、経営が破綻した神殿の借金を肩代わりする条件として、イザベラを求め嫁ぐことに。
結界を巡る魔族との戦いや幾つもの試練をくぐり抜け、その身に宿した女神の力に導かれて、やがてイザベラは本当の自分を解放する。
その陰には、どんなことでも無言のうちに認めてくれる、老いた辺境伯の優しさに満ちた環境があった。
夫は、寡黙な人だったから多くを語らなかったのだ。
彼の愛は、沈黙の中に確かに存在した――。
イザベラは夫の遺体の前で、女神にとある願いを捧げる。
他の投稿サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 15:33:54
24829文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:644pt 評価ポイント:548pt
世界で唯一の魔女で、伯爵令嬢のメロリーは、魔女のくせに『役に立たない薬』しか作れないことで、家族から虐げられていた。
そんな中、ロイド・カインバーク──『変態辺境伯』と『冷酷辺境伯』との噂があるその人にから、『天使のメロリー嬢』と書かれた縁談の書状が届く。しかし、天使と呼ばれているのは妹のラリアだった。
(あら大変! 間違えていらっしゃる!)
──訂正することなく、メロリーはロイドの元へ嫁ぐことになるのだが、本人はそれほど悲観していなかった。
(ふふ、変態でも冷酷でも
勘違いでも何でも良いわ! 新しい素材が取れたら、どんな薬を調合しようかしら!)
これは『眠る時間が半分でも睡眠が確保できるけど、いっとき眉毛が薄く薬』や『顔色を悪くする薬』など、少し変わった魔女の秘薬を作るメロリーが、辺境伯──ロイドの溺愛される、序章の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 19:06:21
10136文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:3794pt 評価ポイント:3314pt
そっくりな双子の妹リサは、なんでも私と同じにするのが好き。同じ服、同じ髪型。ついには同じ結婚相手に嫁ぐとまで言い出して──。私の嫁ぎ先は、"血濡れ大公"と噂のある王弟、大公ライオネル・ハーリッド殿下。突然の打診に、大公家では受け入れてくれたけど、そこで思いもよらない展開が待っていた。
ちょっぴりダーク風味なファンタジー。作中、急展開あり。最後は安心のハピエンです、きっと。
最終更新:2022-11-18 18:01:19
6110文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:9140pt 評価ポイント:8366pt
生まれながらの許嫁であった王子を異世界からきた聖女に奪われ、大衆の前で婚約破棄を言い渡された公爵令嬢アシェラは、かつて諦めた恋があったことを思い出しつつ旅支度をしていた。するとそこに、王立学校時代の同級生で、まさに初恋の相手であった隣国の公爵令息ロッツが駆けつけ一世一代のプロポーズ。アシェラはロッツの手を取りそのまま隣国へ嫁ぐことになるが……実は彼女、密かにキレ散らかしていた。
最終更新:2022-11-17 12:12:27
32243文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:14676pt 評価ポイント:11218pt
妹プリシラに婚約者を奪われた挙句に「悪魔のような」と評され男に嫁ぐことになったナディア。子供のころから可愛らしい容姿のプリシラに対し、男の子のようだと継母に言われ育ち、実の父には男の子なら後継にできたのにと言われてきたナディアは、騎士となっていた。
トラウマを抱えたナディアが会ったのは「悪魔のような」と言われ育った黄色い目をした強面の男イーサンだった。それともう一人、酒場で出会ったのはジルと名乗る青い目の男。彼とイーサンの関係は?
女性としての自覚に乏しく、勇ましくナディ
アに振り回されながら、お互いの心の傷を癒していくお話。
度重なる暗殺の首謀者と、イーサンが悪魔と言われる理由が分かった時、二人の関係はどうなるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:13:40
119722文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:7794pt 評価ポイント:5698pt
貧しい村で生まれ育ったファミアは結婚した初夜の晩、夫となった男に逃げられた。実家に戻り生活を続けたが、貧しさゆえに身売りをするしかないと決意を固めた同時期に、竜守りの妻にならないかと話を持ちかけられる。娼婦になるよりはと再び嫁ぐ決意をし、向かったのは山をいくつも超えた遠く深い竜の住まう森。そこで夫となる男との生活が始まる。(2020.6.27、フェアリーキス様より書籍化いたしました)
最終更新:2022-11-15 11:22:40
245838文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:48164pt 評価ポイント:17868pt
ある日、男爵令嬢のミシェルが冷徹公爵と呼ばれるクーザ•ロバーツから婚約を受けることになる。
ミシェルの両親と姉から躾というなの虐待を物心つく前から受け感情のない少女となってしまっているため、「次の奉公先は公爵家ですか......」とただ思うのあった。
心を持たないある秘密を抱える少女と嫁ぎ先の公爵との物語。
この物語は心身ともに壊れてしまった少女と冷徹公爵と噂さらる男のラブストーリーである。
最終更新:2022-11-15 04:49:12
1912文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
元後宮姫のみなし子は、大人の事情で成り上がり盗賊団に嫁がなくちゃいけなくなった⁉︎
虎狼《ころう》の類と噂される、盗賊団《ヘルメスの鳥》との初顔合わせがやって来る!
クールな和風美男と見せかけて、戦バカで私服ダサ男な《零度の若獅子》!
音楽出来るイケメンだが、女より女がおごってくれた飯が大好き《紐職人》!
自分の命を何度も助けてくれた腰の得物を、早く売って金に換えたい《金の生者》!
そもそも自分がどこの誰で、何でこの組織にいるのか理解できてない《みんなのパ
シリ》!
個性的過ぎる団員に囲まれた新居で、新妻少女のあねさん生活が幕を上げる!
《共和政エルガ》の内乱終焉と共に、激突を始める二大超大国、そして動き出す歴史の歯車。
王国最強の武人にして、王国最高の指揮官を謳われる《武辺王女》
世界最強軍団の打倒を夢見る、練兵の天才《零度の若獅子》
異民族の英雄であり、民族自決の革命を成し遂げた《大統領》
そして『共和政エルガ』が生んだ最高、歴史の頂上《大英雄》
王国特務情報機関《ヘルメスの鳥》、《身食らう頭》は、波瀾する歴史の怒濤の中で、果たして一家を守り切ることが出来るのか。
「そんなことより今日の夕食の買い出しに行ってきて下さい!」
歴史の中で生きるより、一つ屋根の下で生きる方がよっぽど大切。
異世界結婚ラブコメディ
「後宮から追い出され、今度は成り上がりの盗賊団に嫁ぐことに」
彼らの歴史は何段目の棚に仕舞えば片が付く⁉︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 10:51:55
11034文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
『お人形令嬢』ことウルリカ・フォーゲルはクライン王国の伯爵令嬢である。とても美しい容姿を持った彼女の悩みは、表情筋が硬いこと。あまりに感情が表に出ないせいで「不気味な女は嫌だ」と最初の婚約者から言われる。その後公爵令息と婚約することになったが、ある日急に婚約破棄された。その理由はクライン王家の末姫と結ばれたいからだという。末姫にも婚約者がおり、その相手は『冷酷無残な若皇帝』と呼ばれるウーラヌス帝国の皇帝だった。『鉄仮面で二度捨てられた令嬢』というレッテルを貼られたウルリカは、
自信喪失のまま身代わりの婚約者としてウーラヌス帝国へと嫁ぐ。
一方『冷酷無残な若皇帝』ことアルトゥール・エアスト・カイザーリングはクライン王国からの急な婚約破棄かつ代わりの相手として伯爵家の娘を送られ、「いい加減な国だ」と憤慨する。とっとと追い返してクライン王国との縁を切ろうとしたが・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 00:00:00
77699文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:17742pt 評価ポイント:13080pt
稀なる宝玉と讃えられた水姫は父の意向により家の中に長らくしまい込まれていた。
東の領主に見初められ嫁ぐことが決まった日、初めて水姫は外へと出された。砂漠をゆく華美な花嫁行列は、父によってわかりやすくつくり上げられた決められた幸福の形だ。
心を物のように無機質にして輿に揺られていた水姫だったが、花嫁行列を強襲した盗賊によって東の領主のもとではなく盗賊の根城へとさらわれてしまう。
水姫をさらったのは少年とも青年ともつかない容姿をした男、盗賊たちに王と呼ばれる夜従だった。
夜従は水
姫の心を見透かすように言う。
「お前がそうしようと動くのなら、ここはお前の王国に変わる。虜囚ではなく自由ある民だ。ここにいれば自由にしていい。けれどそれも拒絶するならお前は僕の『物』でいる他ない。動かぬ置物に生活のしようなどないのだから。僕の物が嫌だというなら、もっと不特定多数の男の物になる。それも嫌なら自害の道も与えてやろう。これはお前だけが選択できる。さあ、どうしたい?」
夜従との出会いで水姫は自分の心に生まれた新しい感情と葛藤することになる。
短編集内で連載中だった物を単独連載に移行しました。
場面により流血・残酷描写、性的な場面を想起させる描写、現実に置いての良俗に反する描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 21:46:27
34990文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
子爵家に生まれた少女フルゥーレは、何不自由なく育ったつもりでいた。
しかし14歳の誕生日に、父より年上の男性の所へ嫁ぐことに……
※本作はカクヨム様にも同じ内容で掲載しています。
最終更新:2022-11-09 21:00:00
7972文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
婚約破棄された直後に、前世の記憶を思い出し自分は悪役令嬢であることに気が付いたレリア。
しかし、レリアが自分が悪役令嬢だと気が付いたのは婚約破棄された直後のことであり、その場を切り抜けられる能力などないレリアは、命じられるままに馬車に押し込められて魔物の国へ嫁ぐことになる。
浮気をされたことがショックであったレリアは、旦那様がたとえ魔物であろうと、今度は絶対に浮気などされるものかと意気込む!
最強のもふもふ様に溺愛される物語がいま始まる!
8万字程度で完結予定。
※
伸びないと分かっていつつも書いてしまう(●´ω`●)誰かに読んでもらえたらそれで幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 06:00:00
33263文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:11666pt 評価ポイント:8888pt
人と魔族の和平の証として、従姉妹の公爵令嬢の身代わりとなり、魔族の首領、ドン・サンチェスの元へ嫁ぐことになったアンドレア。
魔族の首領は獣人である。岩のように大きく、口が顎まで裂け、鋭い牙を持つ恐ろしい姿をしていると噂される。
しかし、森の中でアンドレアを出迎えたドン・サンチェスはどう見ても、
でっかい熊さんのぬいぐるみにしか見えない!
しかも、
ふさふさの長いしっぽまである!
「サンチェス様は、熊さんではなくて、猫ちゃんだったのですか?
」
「え。猫でも熊でもありません、獣人です。」
ドン・サンチェスはちょっぴり気を悪くして、しっぽをふりふり言った。
こうして、アンドレアは大好きなしっぽ付きの旦那様をひたすらもふもふしまくって幸せに暮らしました。おわり。
ただそれだけのお話です。
もふもふに癒やされたい全ての人へお届けします。
☆短めのお話になると思います。
☆ただでさえ平仮名多めの文章に、ふわふわ、もふもふ、ふさふさ、多用で少々読み辛いかもしれません。
☆性的な描写や残酷な描写が出てくる場面があります。そして、ほんのちょっぴりざまあ要素もあります。そこまで過激ではありませんが、不快に感じる事があるかも知れませんのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 00:26:06
123677文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:310pt 評価ポイント:156pt
百年以上前にシェーベルク王国は竜人国と親交条約を結ぶために、条件として『黒髪に黒目の女子』を花嫁として送ることを交わした歴史がある。だが、数十年もその『黒髪に黒目』を持つ令嬢は生まれることがなかったために言い伝えだと言われていた。
だが、今から18年前。竜人国に王子が生まれた。それと同じ日に、言い伝えの特徴が一致した『黒髪に黒目』の女の子が誕生する。それが、王国の公爵令嬢であるエレナだ。
エレナは、竜人国の花嫁になるべく王宮にある森の中の塔で育てられたがとても前向きで明る
い娘で……18になり、国王陛下から王命として竜人国へ嫁ぐよう命じられて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 14:44:12
3967文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
作:MIRICO
異世界[恋愛]
完結済
N5895HX
アルベルティーヌは辺境の雪国の領主、クロヴィスとの婚約のために城へやってきた。
領地も広く鉱山のある大金持ちで、妖精のような男だと噂に聞いていたが、初めて会ったクロヴィスは頬に傷のある、がたいの良い大男だった。
クロヴィスは婚約破棄が続いていたため、姉の婚約者であるフローラン王子に勧められて婚約をすることになったが、どうやらクロヴィスは気が進まない様子。
アルベルティーヌを何とか都に帰らせようとしているが、どうやら様子がおかしい。
クロヴィスが大男だろうが、寒くて住みにくい土
地だろうが、ドラゴンがいようが気にしないアルベルティーヌだったが、クロヴィスは秘密を持っていて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 22:33:09
28032文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:6514pt 評価ポイント:5378pt
作:田村 梨果子
異世界[恋愛]
完結済
N2660EQ
小さな国マッティアの王女セレンは、ぜひにと望まれて大国クラッセに嫁ぐことになった。
なぜ、お転婆で気が強くて口の悪い自分が選ばれたの?
疑問を抱いたまま入城するセレンの前に現れたのは、優しいけれど気弱な王、レグルス。
猫をかぶって妃らしくあろうとするセレンだが、後宮にはなぜかもう一人、女の人が住んでいて……。
最終更新:2022-11-02 18:03:07
106509文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:14311pt 評価ポイント:10197pt
父親の借金のせいでものすごく貧乏な伯爵令嬢、貴族学院3年のアンネリカ・フローレス。そんな彼女には密かに思いを寄せている男性がいる。それは、同級生の公爵令息のディラン・ファイザバードだ。
彼には最愛の恋人、公爵令嬢のカサンドラ・キャンベルがいる。でもカサンドラ、実は王太子との婚約が決まっており、貴族学院を卒業するとともに、王太子と結婚するとのこと。
そして最近、ディランとカサンドラが付き合っているのではないかという噂によって、王太子が警戒しているとの事。
「俺は学院を卒業
後、カサンドラと2人で隣国に駆け落ちをする。それまでの間、誰か俺の恋人役をやってくれる令嬢はいないだろうか?」
王太子の目を欺く為、嘘の恋人を募集しているらしいのだ。その話を聞いたアンネリカ。
「はい、私が恋人役やります!」
「それじゃあ、卒業するまでの1年間、恋人役よろしくね」
こうして無事恋人役に収まったアンネリカだったが、そんな彼女にもある秘密があった。
彼女は家の為、学院を卒業したら隣国のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていたのだ。それも相手はアンネリカより20歳も年上だ。
どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、1年くらい好きな人と過ごしたい。1年で一生分の思い出を作るんだから!!
そう思って始まった恋人役だったのだが、事態は思わぬ方向へと進んでいく事となる。
まっすぐで物凄くポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日にヤンデレ化していく実は危険な男ディランの、ちょっと歪んだ?恋のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 12:36:16
278374文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:16930pt 評価ポイント:9636pt
メンシス王国とヘリオス王国は長年敵対関係にあったが、近年になり漸く和睦が成立した。その際、メンシス王国の第二王女エリザベスが、ヘリオス王国国王二コラの許に嫁ぐことが決定する。
本人はこの政略結婚に消極的であったが、父王はかの王のことを『威厳と風格を兼ね備えた天性の治政者』と大絶賛する。父の評価を疑う訳ではないが、エリザベスには気掛かりなことが……。
そしてその予感は、見事に的中する。
長い旅路を経て漸く辿り着いた謁見の間で、初めて二コラと対峙するエリザベス。その二コラが開口一
番放った言葉は『ふん。まぁ、悪くはないな。美人と言えるほどでもないが』だった。唖然とするエリザベスを尻目に二コラは更に言い放つ。『余には既に愛する娘がいる。お前が余に懸想するのは勝手だが、余がお前を愛する日は、永遠に来ないと思え』と――。
元々政略結婚に夢も希望も抱いていないエリザベスは、二コラを早々に見限り、完全アウェイなこの土地で『快適な宮廷ライフを満喫する』ことを新たな目標に掲げる。
しかし、エリザベスの決心とは裏腹に、あれよあれよと面倒ごとに巻き込まれていき――……。
これは『俺様気質な国王』二コラと、『男気ならぬ、オンナ気溢れる正義感強めの王女』エリザベスが、いがみ合いながらも互いの距離を少しずつ縮めていき、立派なおしどり夫婦に成長するまでのお話です。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 10:32:07
26381文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
伯爵令嬢フラウは幼少期に母を亡くしてから、義母のゼファイム家に引き取られたが、義父母となった両親とその娘、妹のアニーから執拗な仕打ちを受けていた。
ある日、ゼファイム家の元へ醜悪公爵、アインズとの縁談が持ち上がる。多額の資金と交換にフラウは嫁ぐことになったが、噂とは全くの別人であるアインズに困惑しながら婚約することになった。「私は君の母に救われた。これは恩返しだから、君を愛するつもりはない」と言われたフラウは、困惑しながらも自由な生活を謳歌し始める。
自由になったフラ
ウは持ち前の明るさを活かし、怖がられていたアインズの印象をガラリと変えたり、長年の夢であった魔法の勉強などを始める。
すると次第に「愛することはないと言ったが、撤回させてもらえないだろうか」とアインズから言われるようになる。
誰にも愛されることがなく、虐げられてきたフラウが人生をやり直し、幸せになる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 18:07:43
10813文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:6062pt 評価ポイント:5526pt
作:たかたちひろ@『全属性魔法使い』【書籍化!】
異世界[恋愛]
完結済
N9857HS
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』『売れ残り』などと妹たちから罵られる。
働き先もなく、妹の嫁いだ屋敷で使用人として馬車馬のように働かされていた。
しかし、そんなある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女と判定された。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、ア
ンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子が、あんたみたいな穢れた血の売れ残り令嬢に興味あるわけないでしょ」
過去に王子へ好意を寄せていた妹にはこう馬鹿にされ、自分でも愛などありえない白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から妹じゃなくて、私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
※短編版の続きです。
ざまぁも間接的なものではなく最終的には直接的なものになります。
溺愛も強化版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:13:35
101268文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:112pt
総合ポイント:16854pt 評価ポイント:11660pt
「君がしたいことは全部俺が叶えてあげたいんだ」そう言ってくれる優しい婚約者、アイオルド。
遠くない未来に彼に嫁ぐ日がとても楽しみだった。
一年中真夏の日差しが降り注ぐ常夏の国。
生まれながら暑さに弱く、太陽から逃げるように王宮の北棟で暮らしているアクアオーラにとって優しい婚約者はとても大切な存在だった。
彼も私を大事にしてくれて、嫁ぐ日が待ち遠しいほど。
しかしある出来事をきっかけに婚約に暗雲が立ち込めて……。
彼が私を大切にしてくれる理由は罪悪感から?
違うわ。
私を見る瞳にはいつも慈しみ愛おしむような温かな愛情しかなかった。
彼を諦めることなんてできない。
わがままだとしても、絶対に。
◆幼い頃からの婚約者同士が突然関係の危機に見舞われ改めてお互いしか見えてないことを認識する感じのお話です。
本編22話。
※アルファポリスでも投稿しています。
※なろう版は視点を少し遠ざけて書いてみようと練習していたものなので文体が少し違います。
※なろう版の方が淡々とした感じなのとアルファポリス版の方が後に書いたため推敲の結果エピソードの分割箇所が違ったり文章量が増えたりしていますが大まかなストーリーは変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:59:31
44114文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:66pt
紀元前2世紀の中国。漢帝国の若き公主(皇女)は皇帝から、はるか西方――烏孫(うそん)の王のもとへ嫁ぐように命じられる。烏孫は騎馬を巧みに操る、草原の民。言葉も通じない異境の地で生きることとなった、公主の運命は――?
※公式企画「秋の歴史2022」参加作品です。
最終更新:2022-10-18 22:36:32
5584文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:512pt 評価ポイント:444pt
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