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検索結果:40 件
1
大魔法士の系譜である王族のみが魔力を持つ国「ヴァルグレイブ」。この国では魔力を持つ王家とその傍系にあたる五大公爵家が絶大な力を誇っていた。
侯爵令嬢ヒスカリア・バークレイは、事故で両親と自身の記憶を全てなくし、父の代わりに侯爵となった叔父に養女として引き取られる。
けれど、元々ヒスカリアの父への劣等感の塊だった上、自身の娘ミリアを溺愛していた叔父は、事故で顔に大きな傷を持つヒスカリアをどこに嫁ぐこともできない『穀潰し』と罵り虐げ、使用人のようにこき使った。
そんな親を見て育
ったミリアはヒスカリアを「お姉様」と呼びつつも、自分より下のものと認識し、虐げるのだった。
それから十年後。
ヒスカリアが十七歳になったある日、バークレイ侯爵家に、五大公爵家の一つ、ヴァルガス公爵家から縁談の話が来る。
五大公爵家の、それも有名な魔法公爵ジェイン・ヴァルガスとの話にミリアは大喜び。
ところが侯爵家を訪れたジェインから「お前に用はない。必要なのは長子の子だ」と言われ、ミリアと侯爵は憤慨する。
そしてさらにジェインは、ヒスカリアこそが求めていた婚約者だと宣言するが、それには侯爵家が代々隠し続けてきた秘密が関係していて……。
顔に傷を持つ虐げられた令嬢と膨大な魔力を持つ冷徹な魔法公爵の恋の物語。
不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 20:37:12
63343文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:862pt 評価ポイント:340pt
葛谷朗河(くずや ろうが)は一人でいるのが好きだった。
他人とは関わらず、家族とも距離を置いて生活している彼の人生の中には『時間を共有する相手』というものがいなかった。
ある日ひょんなことからとゲームセンターを訪れることになる朗河。
そんな彼の前に現れた、一人の女性が言う。
「一〇〇円。貸してくれない?」
些細なきっかけから関わっていく二人は、互いに『一人』で『独り』だった。
最終更新:2024-05-26 10:50:00
50168文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
フラク・レムナス――異形との戦いで命を落とし、女性の姿で蘇った元少年。
フラクは古代文明の地下遺跡に単独で潜り、伝説の『神剣』を発見。
【さぁ、ワタシを手に取って――】
神剣からショウジョの声が聞こえてきた。世界に九つしか確認されていない神剣。空中に浮かぶ剣と鞘。ソレは『10本目の神剣』であった。
しかしフラクは――
「悪いがお前に用はないんだ」
あろうことか神剣の鞘だけを持って遺跡から去ってしまい……
【はぁぁぁぁぁぁ~~~っっっ!?】
遺跡に神剣の絶叫が木霊した。
だが、置いて行ったはずの神剣は、ショウジョの姿になってフラクの下に現れ、
【ワタシの『服』返せ~!】
と、真っ裸な状態で意味不明なことを叫びながら、フラクを襲撃してくるのであった。
古代文明の遺跡とは……神剣とは……フラクの命を奪った、人類の宿敵である異形の正体とは……?
神剣のショウジョとの出会いから、カノジョは古代の文明に隠された秘密に触れれていくことになるのだった――
本作はTS要素アリ、百合っぽい展開アリ、微エロアリの作品になります。
※中身が男の主人公なので、純粋な百合をお求めの方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 20:11:12
101584文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:76pt
作:ねこまんまときみどりのことり
童話
短編
N5766IX
「ミラン、もうお前は用済みだ。城から出ていけ!」
ラフラン王子が私を指差して言う。
「どうして?」
私は聞いた。
「お前のような庶民で美しくもない女が、私の妃になれると思っていたのか? 浅ましい」
私は王子と結婚したい訳じゃないのに、罵られて嫌な気分になる。
「私の妃になるのは、このマーガレット・ミルクス侯爵令嬢だ。聖女になった彼女がいれば、お前など用はない」
「ごめんなさいね、ミランさん。私の方が後から聖女になったのに、ラフラン様に選ばれてしまったわ」
銀糸
の髪を手で巻き王子に隠れるように話す彼女は、私にしか見えないように微笑みを浮かべていた。
美しい紫紺の瞳が揺らめいて、とても綺麗な瞳からは涙が溢れた。
「ああ、マーガレット様はなんてお優しい。こんな庶民にまで慈悲を与えるとは」
「まるで女神だ」
「本当にお綺麗だわ」
そんな声があがり、私は諦めて城を後にした。
また駄目だったのかと、彼女は呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:36:35
3241文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:120pt
呼ばれる要素が幾つかあって、それ故に社を訪れた。
対応は相変わずぞんざいで、乱暴な、荒くれ者。
けれどもきっと心配していたのだと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
間合いを詰めるのが上手い壁ドンが見たかったはずでした。
三緒様の予定でした。
最終更新:2023-10-13 20:29:13
883文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学生の天条桐葉はその日、初めて魔法を見た。
日が沈み、闇に支配された通学路。
ちょっとだけ楽をしようと思って使った抜け道で、確かに見た。
彼は怪物に追われていた。
鼻先から尻尾まで黒紫に覆われ、赤い目を爛々と光らせる犬の化け物に追われていた。
押さえつけられ、今にも噛みちぎられそうになった桐葉を救ったのは眼鏡の男。
いとも簡単に桐葉からモンスターを引き剥がした男の手は赤く燃えていた。
九死に一生を得た桐葉を襲ったのは、魔法が実在するという驚愕の事実。
ならば自分も。
彼がそう思うのは当然の事だった。
「これ以上貴様に用はない。今日見たものは忘れてしまえ」
しかし、そんな桐葉に告げられたのはあまりに無情な一言だった。
※旧版URL https://ncode.syosetu.com/n0396ey/
(プロフ参照)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:30:26
1645539文字
会話率:37%
IN:9pt OUT:7pt
総合ポイント:662pt 評価ポイント:338pt
作:築地シナココ
ハイファンタジー
連載
N7509ID
「おおっ、これこそまさしく聖なる光より出でましし聖女様!」
「麗しの乙女、聖なる乙女!」
気がついたら、後期高齢者な神官風の人々に囲まれていた「わたし」。
いかにも緊迫した空気を制して立ち上がったのは金髪キラキラ王子様。
彼は言った。
「聖剣を出せない偽物聖女に用はない!」
たしかに、「わたし」の胸から出たのは聖剣ではなく、マヨネーズ、だよね、これ。
記憶にあるどこの国とも違う気がする謎の場所で、唐突にポイ捨てされた「わたし」の運命はどっちに向いているんだろう。
ユーザ
フレンドリーとは程遠い世界に翻弄されつつ生きていく「わたし」のお話です。
※毎日更新です。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 20:00:00
98648文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:20pt
魔術師のリヒトは冒険者パーティーの仲間をかばって魔術回路を損傷してしまう。そのせいで魔法を使えなくなってしまい、役立たずに用はないとばかりに追放されてしまった。
その直後に見目麗しいエルフのエルフィーに雇われる。彼女の手によって(意味深)リヒトは才能を開花した。
エルフィーに「なんでも言うことを聞かせられる権利」を行使するために、リヒトは今日もポーションを作り続ける!(嘘は言ってない)
最終更新:2023-04-03 08:12:58
7868文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:242pt 評価ポイント:196pt
「ラルド、あの剣を抜けなかった者に用はない。君にはすぐにパーティから立ち去ってもらう」
「その通りだとも! 雑魚は消えろ、あとは俺に任せるんだな! ヒャッハァ!」
伝説の剣と呼ばれるスキルが内包された剣が存在する世界。
ラルドは冒険者を志し、有名なパーティに見習いとして加入していた。
しかし、ラルドは伝説の剣を抜くことができず、
戦闘においてパーティの足手まといだと追放されてしまったのだった。
ラルドは最後の記念にと近くの遺跡を探索することにするのだが、
な
んと、偶然見つけた隠し部屋から、しゃべる剣ガネットと出会い、合成魔術を伝授される。
それは失われた時代の魔術で、伝説の剣を生み出すことができるというものだった。
しかも、有名パーティの訓練を真面目にこなしていたラルドは戦闘能力も一級品だったのだ。
そうして冒険者として活動をし始めた彼は、各地を旅しながら、
破格の威力を誇る自作の剣を生み出し、どんどん有名になっていく。
ついには人類未踏の遺跡に到達したラルドは最高の冒険者の座へと登り詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:01:09
146166文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:270pt 評価ポイント:154pt
小国メンデエル王国の第2王女リンスターは、病弱な第1王女の代わりに大国ルーマデュカ王国の王太子に嫁いできた。
政略結婚でしかも歴史だけはあるものの吹けば飛ぶような小国の王女などには見向きもせず、愛人と堂々と王宮で暮らしている王太子と王太子妃のようにふるまう愛人。
まあ、別にあなたには用はないんですよわたくし。
私は私で楽しく過ごすんで、あなたもお好きにどうぞ♡
恋愛ファンタジーです。
最終更新:2022-11-23 10:04:57
265730文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:5044pt 評価ポイント:3122pt
「偽物の聖女であるお前に用はない!」婚約者である王子は、隣に新しい聖女だという女を侍らせてリゼットを睨みつけた。呆然として何も言えず、着の身着のまま放り出されたリゼットは、その夜、謎の男に誘拐される。
自棄なって自ら誘拐犯の青年についていくことを決めたリゼットだったが。連れて行かれたのは、隣国の帝国だった。
しかもなぜか誘拐犯はやけに慕われていて、そのまま皇帝の元へ連れて行かれ━━?
「おかえりなさいませ、皇太子殿下」
「は? 皇太子? 誰が?」
「俺と婚約してほしいんだが」
「はい?」
なぜか皇太子に溺愛されることなったリゼットの運命は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 19:00:00
57882文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:664pt 評価ポイント:418pt
かつて魔法の神童と謳われた少年がいた。
しかし、とある事件で両親を殺され、彼は魔封じの首輪をつけられる。
何とか命からがら逃げだすが、彼は零落した。
魔法が使えない魔導師に用はないと。
これは、零落魔導士が紡ぐ新たな歴史の事始め。
最終更新:2022-10-01 00:00:00
30698文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異母妹に婚約者を奪われ、職場の上司に失恋し、そこでようやっと気がつきました。
私、生まれ変わる前は東京生まれ、東京育ち、東京の学校を出て東京の会社に就職したの。恋人はモデルにでもなれそうなほどのイケメンで、浮気の現場を目撃して、家を飛び出して、そこで車に轢かれて死んだのよ。
つまりあれだ、私、昨今流行りの異世界転生をしたみたい。
イケメンはもう懲り懲りと思った私は、もさっとした幼馴染にのめりこみかけたんだけど、この幼馴染にも女の影が。もっさりしてても王宮勤めはエリート枠で、女
にモテる王子様枠になってしまうのね。女に苦労しない王子様には用はない。私はとにかく、平凡でモブ枠の、私だけを愛してくれる男を探してやるの。
田舎に引っ込み、王宮に呼び出され、隣国との戦闘が始まり、前線に送り出されたアグニエスカが、本当の愛を見つけ出す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 20:00:00
167889文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:5976pt 評価ポイント:4664pt
友人でもありライバルでもある男・犬井(いぬい)啓(さとる)とともに異世界に召喚されたオレこと猫塚(ねこづか)悠希(ゆうき)。
周りの話を聞くに、それは勇者として召喚された犬井に巻き込まれたものであった。
魔力なしのへっぽこに用はないとばかりに送り帰されかけるが、「誰が帰すか」と犬井がぶちギレてしまう。そのお蔭でオレは、『犬井の式神』兼ネコミミしっぽ付きの『女の子』にされてしまった!
茫然とするオレに犬井(くそ野郎)は言う。その瞳を肉食獣に変えて――。
「ああ――可愛いな」
こ
れは魔王退治に行くことになったオレと犬井――犬猫コンビの珍道中である。たぶんな!
【 ご注意 】
!ファンタジー世界のハーレムもの(と見せかけて、大本命はひとりです)
!性転換もの
肉体的には男女ですが、精神的には男同士になります
性転換する前にも矢印でまくりな同性愛要素がありますので、ご注意を
!更新はまったり(不定期かつ21時に予約投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 21:50:18
105912文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:593pt 評価ポイント:151pt
しょうもない話ばかり。
最終更新:2022-01-26 15:00:47
4409文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
精霊と魔族と人が暮らす世界。
魔族の国と人の国の間には、大きな森がある。
その森の近くの小さな村で育ったティレーリアは、ある日森の中でヴィリディスという男の子と出会って、
そしていつしか結婚の約束を交わす。
ヴィリディスとの約束を胸に、ティレーリアが十七歳になった頃、
国中に魔王復活の報が回って、そして魔王討伐の為の王都を立った勇者一行が、ティレーリアの住む村を訪れた。
そんな勇者一行とティレーリアの前に、『魔王』が現れる。
「魔王…………か!?」
「そう呼
ばれているね。 でも悪いけど、今は君たちに用はないんだ」
「迎えに来たよ、ティーア」
「ヴィーが…………ヴィリディスが、魔王、なの……?」
※設定はわりと適当なので、軽い気持ちで読んでください。
※この作品はムーンライトノベルズ様にて完結済みの同タイトルを改稿したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:00:00
38846文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:306pt 評価ポイント:194pt
ネチネチばばあに用はない。
最終更新:2021-10-22 09:39:40
469文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
十四の時、憧れだった異世界召喚されました。
漫画の様に何もない空から落っこちた私を受け止めてくれたのは、淡い金髪にアイスブルーの瞳、そして抜けるように白い肌と色素薄目な、まるで王子様のような外見の見目麗しい騎士様でした。
どうやら、私を呼んだのは敬虔に神に祈りを捧げていた騎士様その人の様です。
騎士様が呼んだという事は、魔王を倒す旅にでも出るのかと思いきや、好条件が重なりうっかり呼んでしまっただけで特に指名などないとのこと。
用はないけど異世界人である私をおいそれと捨て置
くわけにもいかず、王様達は悩んだ末、責任を取らせる形で私の事をうっかり召喚してしまった若き騎士様自身に私の事を妻として押し付ける事に決めたようでした。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:33:15
13519文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:6724pt 評価ポイント:5806pt
俺の世界。矛盾と支離滅裂な奴に用はない。
最終更新:2021-09-20 06:16:06
261文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:からふるろく
異世界[恋愛]
完結済
N9644HB
男爵家長女のルーンは、婚約者であったトロング侯爵から「私を愛そうとしなかった」と言われ、婚約破棄されたばかりだった。
妹のランナは「私ならトロング侯爵を真に愛し、本当の夫婦になれます」と言う。実際に二人はお似合いで、ルーンは代わりに、妹の婚約者と婚約することになった。
妹の婚約者は、「死神公爵」と呼ばれている恐ろしい男で、今まで何人もの令嬢が婚約しては逃げ出しているという噂だった。
海辺の町で、ルーンは死神公爵、ラウドと出会う。彼は美形ではあるが、顔に大きな傷のある、恐ろ
しい見た目の男だった。加えて婚約者を歓迎する気も全く無く「婚約者など誰でもいい」と吐き捨てられた。
そして形だけの婚約を結ぶこととなった。
けれど、ルーンは超がつくほどのド真面目だった。
「ラウド様は私を試そうとしているんだわ! 自分の力で切り開けない女に用はないってことにちがいない!」
ルーンは、できることを探した。そして、浜辺のごみ拾いを始めることにした。
次第にラウドの心も、少しずつ揺れていくが……。
※ざまぁ要素は薄め。
※ヒーローがクズですが最後には改心させます。ご安心ください。
※完結まで執筆済み、毎日投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 13:23:19
51355文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:9190pt 評価ポイント:7254pt
作:ふつうのにーちゃん
異世界[恋愛]
完結済
N9431GV
「枯れた聖女にもう用はない。この金を持ってどこにでも消えるがいい」
王国の聖女ソニアは21歳を迎えた誕生会にて、第二王子シグムントより婚約破棄を言い渡された。
あまつさえ王子は新しい聖女モイラとの婚約を宣言し、ソニアを同棲先の離宮から追い出した。
後に残ったのは莫大な手切れ金と、年齢により力の大半を失った我が身一つだけ。
聖女としての人生しか知らなかった彼女は途方に暮れた。
ところが失意のソニアは森で一匹の狼と出会った。それは出奔したと思われていた、第一王子ジー
クが呪いを受けた姿だ。
似た境遇にあった二人は否応なく惹かれ合い、二人は新しい町でブックカフェを開く約束をした。
ちなみに――ソニアの中で枯れていたのは精神だけで、聖女の力は最初から失われてなどいなかった。
一方でソニアが力を取り戻してゆくにつれ、新聖女モイラの力が急激に衰えていったが、それは二人にはなんの関係もない話だ。
これは月のない夜だけ人間に戻れる元王子と、笑い方を忘れてしまった元聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 19:31:32
112535文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:5572pt 評価ポイント:3716pt
作:歯並び悪い人
ハイファンタジー
連載
N0452GT
転生した天才科学者、転生前も企業から入っては追い出されを続けてきたのに転生しても家から追い出されてしまった。もう我慢ならない、持っている科学で金を稼ぎまくる!世の中結局は世界の法則と金なのだ!!
直感も経験則も用はない異世界だろうと「仮説・実験・考察・反復」で科学的データが全てを決める。欲しいものはなんだ、飯か?恋人か?武器か?金さえ寄越せばくれてやる、科学で!
神?いるとするならそれの観測結果から証明する数式を持ってくるのだな。できないだろう?
そんな拝金主義者科学者の荒稼
ぎ物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 19:07:36
40685文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:34pt
勇者ではなく、戦士でも魔法使いでもなかった。俺の職業(ジョブ)は道具屋。何も分からぬまま、まずは『薬草』を売り始めた。小売経験のない俺ではあったが船出はまずまず、順調な滑り出しだった。取り扱うアイテムの中で最も基本的かつ最安値の商品だから儲けは少額だったが、確実に売れるというのは有難い。来客に困ることなく、買っていくものも分かる。冒険者のパーティーで言えばレベル1ということもあるが、何の苦もなく道具や生活に馴染むことができた。原価で商品を購入し、売価で商品を販売する。売価と
原価の差額が俺の利益となる。その仕組みを体験するというのが初めの店舗の目的であった。
俺の道具屋としてのレベルアップは別の村や町に新たな店を構えることだが、勇者御一行は回復魔法を覚えることで、薬草に頼る必要がなくなってくる。毒消し草も然り。解毒魔法をマスターしてしまえば用はない。道具を使うパーティーがどんどん減少していった。
対してこちらは店舗数を増やし、取り扱うアイテムの幅を広げることで対応する。道具に加え、防具や武器の販売を始めた。言うまでもなく薬草云々とは売価がまるで異なる。ゼロがひとつ、ふたつ、みっつ・・・このおかげで収入を大幅に増やすことができた。勇者と比較してしまうと地味ではあるが、道具屋なりのレベルアップだった。攻撃力が上がったり魔法を覚えるわけではないが、文句など言えようはずもない。経営が再び軌道に乗り、生活に余裕ができ、娯楽施設だって利用できてしまうのだから。ちょっと寄り道というか息抜きも必要で、一時カジノにハマってしまった。勝ったり負けたりを繰り返している内に、ひょんなことから結婚までしてしまうのだから、人生分からない。
大魔王の城に最も近い村。勇者達が最後に訪れる牙城、ベースキャンプ。ということは、道具屋の俺にとっても結びの店舗。ここで俺は、いわゆる尖ったアイテムを発注できるようになった。相応のリスク、条件を満たせば、あとは道具屋のアイデア次第、冒険者の要望次第。真実を確かめるべく、俺自身が旅立つことはできない。だから勇者へ依頼するのだ。こちらの武器はレアリティの高いアイテム。主導権を握ることができるのは俺。まさか俺が、勇者一向にイベントを与える側になるとは、な・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 00:16:33
227265文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:291pt 評価ポイント:135pt
世に出回る新薬。その薬の最大の売りは寿命がのびるというものだった。
その薬に副作用はないと言う。しかし疑問点がいくつも残った。
この薬の真実を突き止めるための組織が結成された。
「国家薬物対策課」ーー通称エル。
優秀な人材を集め結成した組織。そんな彼らは薬の謎を追うこととなった。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは関係ありません。
また、作者は化学・薬学などを専門的に学んではいないため、作中の内容は独学知識になります。
最終更新:2020-09-06 19:30:51
38394文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
メアリ=ペリドットは落ちこぼれの魔法使いと馬鹿にされる日々を送っていた。
魔法が上手く使えず、ギルド内でもお荷物扱いされ遂にギルドを追い出されてしまう。
しかしメアリの真の力は『光の魔法使い』と謳われ、仲間に魔力供給を行いその力を強化させるサポート系底なし魔力だった!?
メアリを追い出したギルドはみるみる力を失ってゆく。
「どうか戻ってきて欲しい!」
ギルドリーダーはメアリに泣きつくが、自分を今まで散々お荷物扱いしてきたギルドに用はない。
「どうぞお帰りください!
」
『落ちこぼれ魔法使いだと思ってたら実は底なし魔力のサポート系でした』、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 15:59:36
13878文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:14pt
作:金城sora
ハイファンタジー
完結済
N5751GI
「劣化版勇者にもう用はない」
故郷を一緒に旅立って、苦楽を共にした親友にそう彼は吐き捨てられた。
勇者の傍には想いを寄せていた幼馴染が頬を染めながら勇者に肩を抱かれていた。
勇者と魔法剣士。
全ての能力が勇者よりも劣るバレンはいくら努力しても勇者との差は開くばかりだった。
それでも、懸命に勇者の力になろうと頑張っていたが、どうにもならなかった。
バレンの心は砕け散った。
その心を繋ぎ合わせたのは“怨み”
彼は勇者に復讐するべく、血の滲む鍛錬の果てに力を手に入れ
た。
魔王を瞬殺するほどの力を。
彼は魔王の玉座に腰を降ろし、彼の者の到着を待っていた。
勇者の相手になるのは魔王では無く
自分だと・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 08:09:37
18214文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:954pt 評価ポイント:758pt
世界に蔓延するウイルス。
ついに、ある科学者が新薬を開発した。
まったく、副作用はないという。
彼は救世主なのか。
最終更新:2020-05-07 05:00:00
1247文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
【2018年11月1日】角川ビーンズ文庫様にて発売されます!
「帰れない……? 帰れないって、どういう事?」
私は、呆然と呟いた。
「嘘でしょう? だって浄化が終わったら、私が召喚されたあの日あの瞬間に戻してくれるって言ったじゃない……!」
聖女として異世界に召喚され、死ぬ思いでなんとか浄化の旅を終えたのに、私にもたらされた言葉は絶望しか生まなかった。
怒りのあまり『もう用はないでしょ!』とばかりに逃げ出した聖女と、なぜか行く先々まで追ってくる仲間達との
攻防戦のお話です。
◆1000字、不定期更新です。
◆怒りの感情から話が始まるので、割と図太い部分もある主人公です。やさぐれ系。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 23:06:24
132339文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:25108pt 評価ポイント:8820pt
名探偵のりおシリーズ第02弾 パンツと犬と裁縫と
探偵のりおは『赤の花嫁事件』を解決し、個人事務所を開設した。※第01弾参照
心機一転したのりおの元ににやってきた今回の依頼は『犬探し』……もとい、『パンツ探し』。
ノーパンの依頼者の巧みな脚さばきに翻弄され、依頼を受けてしまうのりお。
彼はパンツの行方を求め、西に東に奔走する。
なんとか、パンツの行方をその手に掴み取った彼を待っていたのは、
顔の皮を剥がれ無残な姿となった二つの躯だった……
□□□□□□□□□□□□□
□□□
「経験を積んでいないパンツに用はない!」
お前は何を言っている。
「待て、パンツに貴賤はない。たけき者もしづむ者も等しく扱われるべきだ」
お前も何を言っている。
「どこですかワン? ここですかワン?」
口(・)の隙間から見えるのは、見つめるだけで深淵にに引き込まれるかのような漆黒の瞳。
「あらあら、まあまあ」
「帰っていいですか?」
「盗まれたんです」
「そうですね、マドモアゼル。あなたは盗んでいきました。私の心を……」
「……ええと。盗まれたのは下着です」
パンツは……うむ。履いていない。
本人に間違えなさそうだ。
検 死 完 了 !
「女の子にカンタマはないんだよ」
「何言ってるんですか!」
「大事な事だからもう一度言うね。女の子にカンタマはないんだよ」
「二度も言った!」
次々と襲いかかる下ネタ!
はたして神戸はジャンルを推理と理解しているのか?
2018年。不定期公開――
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※この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。
※本作は名探偵のりおシリーズの第2作目に該当します。
※名探偵のりおシリーズの1作目は、なぜか第21弾になります。
※よって、名探偵のりおシリーズ第01弾は、この世のどこにも存在していません。
※推理避難所はまだ作ってませんが推理に関しての予想/感想はそちらにお願いします。
※感想にビュッは必要ありませんが、あると作者が喜びます。
※作中にパンツに対するこだわりが書かれていますが、筆者の趣味、思想とは関係がありません。
*********折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 11:03:03
8233文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
突然親しい友達から、イジメを受けるようになった阿部大地。それ以来人と関わるのが嫌になり、ぼっちを至高の状態と捉えるようになった。
だが、いつの間にか様々な人が周りにあつまるように。
「俺は1人で居たいんだよ!」
そんな気持ち抱えながら生活を送っていると、いつの間にか変化が・・・
最終更新:2017-07-27 11:33:55
10798文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
作:M(みゅー)
ローファンタジー
短編
N5279DT
主を失った私に、もう用はない。
最終更新:2017-01-21 22:23:09
540文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:5pt 評価ポイント:5pt
地球で不幸な死に方をした俺は、もう地球での用はない。そこで異世界の住人とし、特別な力をゲットした。その特別な力とは、異世界随一の運!?主人公は、運と仲間を引き連れ異世界のトップに君臨しようとする。
最終更新:2016-05-18 17:00:00
2410文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:マコ(黒豆大福)
異世界[恋愛]
短編
N3828DH
突然異世界に勇者として召喚された主人公が、よくわからないまま、ある理由から異世界を去る話。
最終更新:2016-05-11 00:06:11
1814文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:122pt
私立神集学園に通う平々凡々の高校生、長戸 優は学園きっての美少女、桜坂 美結に告白し、フラれ見事に粉砕する。
しかしその帰り美結を見つけた優が追いかけるとそこには知らない一人の少女が美結を殺していたのだった。
そして彼女から美結の真実を聞かされる。
何と美結は何と特殊な能力を持つ能力者だったのだ。
が、少女もまた普通ではなかった。
「私達は能力者共を殺す狩人。能力者じゃないお前に用はない。」
特殊な能力を持つ能力者と能力者を標的とし殲滅する国家の特殊部隊。
未だかつてない
殺し合いに優は踏み込んでしまう。
果たして優の運命はいかに!!
堂々のSFダークファンタジー、ここに開幕!!
運命の女神は誰に微笑むのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 02:50:07
13136文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:シュティルツキン
ノンジャンル
連載
N3999CD
ある出来事をきっかけに、ジョブやスキルのある異世界で俺は前世の記憶を思い出した。大国の第五王子でジョブや顔にも恵まれている人生勝ち組の俺。しかし、もう一つのこの異世界の特徴が俺を苦しめる。「美女に用はない。俺はブスな君が好きなんだ!」 今世の僕から前世の俺に変わった男が、異世界を満喫する物語。
最終更新:2014-07-15 12:23:58
47045文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:958pt 評価ポイント:340pt
2080年、僕の時は止まってしまった。5月3日午前3時僕は疲れ切っていた「・・・・・・イリアがいない世界にもう用はない。・・・・・・死のう」
・・・・・・机から鋏を取り出し、いざ首へ鋏を突こうとしたとき、あいつは現れた。
あいつとあった日から僕の人生は変わっていくことになった・・・
この話は、イリアを探すべく”禁忌の世界”と呼ばれるパラドクスを舞台に冒険していく物語である・・・
最終更新:2014-04-02 09:39:05
2051文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:転がるサイコロ
ノンジャンル
完結済
N7534BZ
自室でゲームをしていた有馬真一郎。突然、異世界へと召喚されたのだが、彼は一人ではなかった。偶然、部屋にいた幼なじみ(美少女)も召喚されていたのだ。だが、魔王がいるような世界に用はない。彼は、もちろん、魔王退治など引き受ける気はなかったが、「わかりました」と、隣の女が返事をした。「え? 俺も勇者のお仕事をするわけ?」なしくずし的に巻きこまれる、脇役、有馬。「え? ハーレムは?」幼なじみの蔑視の視線に、彼は口を閉じる。異世界を救う二人の旅が、今、始まる。「完全に無視されてる、俺
?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-15 19:00:00
46373文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:289pt 評価ポイント:149pt
表題通り、叔父の会社が今後のボクの人生に何ら関係してこないことを力説いたしました。毒舌エッセーですが、是非ご一読を!
最終更新:2013-12-26 11:42:27
1640文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ぼんやりと空を見つめた、どんどん空の色がこくなってゆく、下を見たら町が小さくなっている、そう、飛んでいるのだ。
順「うわぁぁ!」
皆僕のほうを見て、笑ってる奴もいるし、どうした?って顔で見る奴もいる
?「どうしたんだ?順」
この人は俺の親友、姐村 陣っていう名前だ
順「夢を見ていたみたいだ」
陣「なんのだ?怖いおばけでもでたのか?おい」
陣に鼻で笑われた
順「違うよ、空を飛んでいたみたいだ」
陣「いい夢じゃないか、さ、とっとと布団たたんで一緒に東の学食へいこうぜ、お腹ぺこぺこ
なんだよ」
この学園では学食が一階ずつ東西にふたつずつある、でも、二年生の東学食が、中一の人たちに乗っ取られてしまったのだ、入ろうとすると脅され、絡んできたり、なんで入ってきたんだとか言われけられたりもするらしい、僕が二年の頃はそんなことはなかった、一年前乗っ取られたんだ、僕たちは学食に向かい、食券売機で朝食メニューを選んでいたら、放送委員会の人が来て、手伝ってほしいと僕に指差された
順「えっ、なんで僕なの?」
?「いいから早く来てくれ」
僕は背高い上級生に放送室まで連れて行かれた
学武「俺の名前は石井 学武だ」
順「なんの用ですか?」
学武「今から五分おきにチャイムを鳴らす」
順「なぜですか?」
学武「鳴らない場所があり、それを探しているんだが、人手が足りなくてな、手伝ってほしいんだ」
順「朝食まだなんですけど・・・」
学武「いいから!君は音楽室と美化室だ、頼むぞ」
順「はーい」
僕はさっそく音楽室にむかった、放送が入った
放送「これより、テストチャイムを鳴らします」
音楽室にたどり着き、二分ほどまった「ピーンポーンパーンポーン」なった、続いて美化室だ一分ほど待ったら「ポーンポーンパーンポーン」鳴った、僕は急いで放送室に結果を報告した
学武「どうやら美化室と音楽室にはスピーカーに異常は無いようだな、もう用はない」
っと言って、僕は追い出された
順「やっと終わった」
僕は廊下を走り、すぐに学食に戻った折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-14 00:00:00
1402文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「特に用はないのだけど」というのが、彼が電話をしてきたときの口癖だった。
最終更新:2012-01-11 10:00:00
942文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
検索結果:40 件
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