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検索結果:6 件
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地上はモンスターで溢れていた。
魔王という異形の得体の知れない存在が人間たちを苦しめている。
我こそは勇者だと名乗る人達が莫大な賞金を目当てに日々モンスターと戦ってレベル上げをしている。
そして最終的な目標はもちろん魔王討伐。そして世界に平和が訪れる……らしい。
だがしかし私はそんなものと戦う気はない。なぜかって?それは怖いからに決まっている。
自分にそんな力は無いのは分かっている。だって考えても見ろ。魔王だぞ、魔王。
神ですら倒す事は容易ではないのだ。そんな存在にこんな自
分が果たしてまともに戦えるだろうか。
自分の事はよく分かっているつもりだ。つまりあれだ、要するに私は臆病なのだ。
そんな自分は小金を狙って小さな店を切り盛りする商人を目指すのが一番だと思っている。
その生き方が一番賢い選択だと言えるだろう。
神様には本当に申し訳ないと思っている……のだができないものはできない。
だからせめて冒険で得る事ができる商品を売り買いして小金持ちになり恵まれない子供たちに施しをする。これが一番正しい生き方だろう。
「ああ、神様。どうかこのような怠惰なしもべをお許しください。でもできないものはできないのです……。」
私はまず近場にある穴場のお店で冒険者に重宝されそうなアイテムをしこたま買った。
薬草や毒消し草と聖水やたいまつ。それに安物の武具を全て買い占めた。
少し危険なモンスターが出る場所などで傷ついた冒険者などに売ればそこそこ儲けが出る。
私はこの地方一体にある街や村を巡って全財産をこれらにつぎ込んだ。
そのあとで私が各商店から要注意人物に指定されたのは当然である。案の定どこの店からも出入り禁止となってしまった。
私はそれらの買い占めたアイテムを銀行の保管庫に預けて旅に出た。
「さあ、どこへ行こうか。」
しかし行く宛もなく私は近くの村にある一番安い宿に一年程泊まった。
その村の一番安い物を食べて生活していたのだがある時、資金が底を尽きてどうしようもなくなった時に隣の部屋からある情報が小耳に入った。
「隣の街の教会で薬草や聖水などが全く無くなってしまったらしい。」
それにどうもこの一年以内に戦争が近くで起きていたようで信徒たちが暴徒から身を守る為の防具なども必要なのだとか。
これはチャンスだとばかりに私は隣の街へと赴く事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 21:55:23
3397文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
和沙と椛は仲のいい親子だ。母子家庭・鬱病、環境の乱れから椛は児童養護施設へ。
やがて椛は和沙のもとへ戻り順調に成長していくが・・。
親子のすれ違う感情。やがて別れの時は訪れて・・・。
最終更新:2021-06-05 22:36:59
2200文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:紺屋亮太(晴ノブオ)
コメディー
連載
N0512GY
サンタさんは、実際に居たら、大変そう?
最終更新:2021-04-29 06:44:42
688文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
説明
本作はセーブ&ロードのできる宿屋さんコミックでロレッタ編が終了したので書いた記念短編です
小説版本編二章(十六歳のころのモリーンの話)既読の人に向けております。
あらすじ
モリーンが十九歳になるまでの三年間には色々なことがあって、その中でも特筆すべきは『魔族の地位向上のための広告塔になった』ことだろう。
もともと『行き場のない子供たちのための居場所を作りたい』というのを目的に宿屋経営者を目指していた彼女は、『行き場のない子供たち』を少しでも減らせるならば、と活動し、そ
してその活動は一定の成功を収めた。
少しでも恵まれない子供が減ったのは喜ばしいのだが、困ったこともある。
それは彼女を『聖女』とか呼ぶ者が出てきてしまったことだ。
これは聖女と呼ばれることに恐縮するモリーンと、『あこがれの人』であるモリーンをあがめたてまつる少女の、すれ違いの物語。
弱かった彼女は、少しだけ強くなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 11:00:00
42917文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:596pt 評価ポイント:358pt
両親が願いを叶えられない子供に元にはサンタクロースが現れる。そして今夜もそんな恵まれない子供の元に一人のサンタクロースが願いを叶える為にやってくる。
そしてサンタクロースにもらったものを胸に、一人の少女は新しい一歩を踏み出す。
最終更新:2013-12-27 19:31:45
3011文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
この世界には存在自体が世間に知れ渡っていない数多の秘密結社と呼ぶべきものが存在する
それらは、その存在を隠すことに失敗して、表向きに露呈してしまい、糾弾される場合も多い。
しかしながら努力を重ねてそれを『概念』にすることで、秘密結社の存在をある程度誤魔化すことに成功した機関もある
簡単に言えば、「当たり前にした」と言う事だ
都市伝説だったり、物語にしたと言う事
秘密結社、秘密機関
『サンタ』もそんな物の一つに数えられる
クリスマス。偉い子供たちの枕元、靴下の中やツリーの下
にプレゼントを置いていく赤い服のおじさん
……。
ここまでを踏まえてわかると思うが。出所の無い噂ではない。事実
実際に、恵まれない子供たちに一年に一回ほしい物を与える存在が居る
それこそが秘密組織『サンタ』
サンタは決して一人じゃない
それは組織的に、多くのエージェントを駆使して子供たちに夢を配る集団だ
そしてこれは、そんな秘密組織『サンタ』のエージェントたちの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 00:00:00
28514文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
検索結果:6 件
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