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夢だ、と気付く夢で、早桜は、ひとりの少年に「出会う」。風を操る力をうまく扱えないで苛立っている少年、というファンタジィな設定の夢だと「思った」。夢は続き物の小説のように、登場人物や場面を追加しながら、広がっていく。早桜の「助言」をもとに、男の子は他を圧する超常の力を操るようになり、逞しい青年に成長した。
「これは夢なんだよ・・。」
早桜は夢の中でそう自分に言い聞かせている。
己を見つめる青年の瞳から、目をそらして。
空里は半分透けた、見たことがない奇妙な服装をした
少女に出会う彼女の姿は他の者も見れるが、言葉を交わせるのは己だけ。彼女こそ己の運命を導く「風織姫」と見定めた彼の前に、彼女はきまぐれに姿を現す。すっかり自分が大人になっても、彼女は出会った時のままの姿だ。神の姫を手に入れることはできないのか・・・。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者と、そのかけがえのない存在となる姫君の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 22:04:03
27649文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:pip-erekiban
エッセイ
完結済
N1110HW
その政治的功績を巡って早くも賛否が分かれる故安倍晋三氏の国葬儀が執行された。
事件が悲劇だったことは紛う方なき事実だが、本件を巡る悲劇性の本質は果たして那辺にあるのか。
悲劇の具体例を挙げつつ、それらとの共通項から安倍氏銃撃事件の悲劇性の本質に肉迫を試みた渾身のエッセイここに公開!
刮目せよ!
最終更新:2022-10-01 12:12:00
3869文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:pip-erekiban
エッセイ
短編
N9850HV
暴力の一方的被害者となり非業の死を遂げた安倍氏は、なぜこれほどまでにバッシングされなければならないのか。
「暴力は絶対悪であり許されない」という建前論を超えて、暴力回避のため万人が背負う根元的義務にアクセスを試みた渾身のエッセイ。
刮目せよ!
最終更新:2022-09-25 16:09:06
2352文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:40pt
安倍氏暗殺の真相は闇に包まれたまま幕引きされた。肩から入って心臓へ達したその弾丸も見つかっていない。犯人の動機はいいかげんなもので信憑性のかけらもない。暗殺現場に個人を超えた大きな力が働いていたと思うのが自然だ。
エネルギー問題が日本にも迫り、当時の萩生田経産大臣はサハリン2から絶対抜けないと宣言し、安倍氏や岸氏がウクライナ問題の根底にはNATOの拡大があるとちらほら発言し始めたそのとき、暗殺事件は起こった。
7月下旬にドイツの元首相シュレーダー氏がモスクワでプーチン氏
と会談している。日本からも特使をという話があってもおかしくない。
統一教会問題で萩生田氏はぶっ叩かれ、プーチンと親しい森喜朗氏も起訴されそうな状態に置かれている。五輪関係は安倍氏が蓋をしていて、その蓋が外れて一挙に噴出しているような、は。
妄想に基づく小話です。同じようなのツイッターに投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 03:26:07
1415文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
非常にショッキングな事件が起きた。
2022年7月8日、安倍元首相が奈良県において銃撃され亡くなった。
私は安倍氏自民党とは政治的立場を異にするものだが、毎年首相が変わっていたこの国において約7年間ものあいだ、長期政権を築いた彼のリーダーシップは非常に強いものだった。
特に、安定した政権だったため、外交上の信頼を勝ち取ることができ、日本の立場を大きく押し上げることに成功した実績は計り知れないものがある。
最期まで回復を願っていたが、凶弾に倒れてしまったことは非常に残念でな
らない。
安倍晋三元首相のご冥福をお祈りいたします。
1885年に内閣制度が創設されて、これまでに64人の総理大臣が誕生した。
殺害された総理大臣は安倍氏が初めてではなく、意外にも結構な数いる。
今回は、殺害された歴代の首相と、その原因について触れていきたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:59:09
5024文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:56pt
上は王という身分を有する者から、下は地方国司、土豪、運輸業者に至るまで、盗賊を働く者が多数あり、高級貴族は賄賂と収奪で栄華を謳歌し、下級貴族は搾取に明け暮れ、その財を高級貴族に貢いで出世を図ろうとする。
平安という名とは裏腹に、これほど人心が荒廃していた時代が他にあるだろうか。そこにはもはや、現在の目から見る善悪などは存在しなくなっていた。自ら自分の身を守らなければ、誰も助けてくれない。正に自力救済の世界である。
藤原秀郷の落とし種、六郎千方は、相模の山中で自家の荷
駄の列を襲おうと待ち構えていた15人の男達を逆に急襲し、皆殺しにしてしまう。
男達の正体は、武蔵権守・源満仲の弟・満季の郎党と手の者達だった。
源満仲は、都では、千方の長兄・千晴と勢力を2分する下級軍事貴族。共に源高明を私君と仰ぐ兵(つわもの)である。
話は一旦、千方らの少年時代に飛ぶ。兄千常に連れて行かれた下野の山郷。千方の父秀郷とは何者か? そして、この山郷の秘密が明らかになって行く。
平将門の乱での将門と秀郷、アテルイの血を引く蝦夷の郷長・祖真紀、その息子で、将門の最期に深く関わりを持つ古能代らのエピソードが錯綜しながら物語は進んで行く。
そして、古能代の義弟であり、後の奥州藤原氏に繋がる安倍氏の祖、安倍忠頼は何を目指しているのか?
伊賀の青山に伝わる、四鬼を操る伝説の悪の将軍とこの物語の主人公との関係は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 12:47:03
730448文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:53pt 評価ポイント:13pt
検索結果:6 件
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